広島一敷居の低いインテリアコーディネーターのここ20年間の記録。

うっかり木工所に嫁いでから走り抜けた20年の記録。気づいたら、医療系から転身してインテリアのプロになってましたとさ。

センター試験で4割しかとれんかった思い出

2010-01-17 18:16:26 | 思ったこと

5年も前に書いた過去記事にえらくアクセスがあるなぁと思ってたら
昨日今日、センター試験なんですね。

大学受験なんてものからあまりに縁遠い生活で
すっかり忘れてました。


その5年前のエントリーは
センター試験の英語でこけて、200点満点の80点しか取れなったって話。
その過去記事を

「センター 4割」

で検索して見に来てる人がけっこうたくさんおられるんです。


きっと、
昨日の一日目でこけちゃった受験生かなぁ。

気の毒だなぁ。
私の15年前の絶望感が蘇りますわ。


私の場合、
担任に、
「絶対初日の答え合わせを2日目の朝にしてはダメ
とくぎを刺されたのにもかかわらず
普段から苦手で7割強しかとれなかった英語が
えらく手ごたえが悪かったので
7割なかったらやばいなぁ…と思い、
気になるままでは集中できないからと
ついつい2日目の試験に行く前に
新聞を見て自己採点してしまったんですよね。

そしたら
7割どころか、4割じゃん

第一志望の広島の大学を気持ちよく受けるには
全体で8割ぐらいは欲しいところ。

あの頃鳥取の山間部の超田舎者だった私は、とにかく都会に行きたくて。
でも、東京や大阪は都会すぎて恐いから(笑)
とにかく 【広島】 という街にあこがれてたんだっけ。

経済的理由で、親には
「私立の大学はよういかせん。国公立ならなんとかする。
 弟もいるし、浪人はあきらめてくれ」

って言われてた崖っぷち受験。

実際、滑り止め的私立の大学も一つも受けてなかったし。


かなり、いや、絶望的にやばい点数。

自己採点しながら手が震えたし。
もちろん朝ごはんものどを通らんし。

そんな状況なので
二日目受けに行くのやめようかとも思ったんだけど

その自己採点の様子を同じ炬燵に入りながら見ていたおじいちゃんが、
私の異変に気づいたからか
だまーって見るだけで何も声をかけて来ず。
その時の心配そうな表情っていったら。

・・・それを見たら

「家族に心配かけちゃいけんなぁ」

という思いが先に立ち

なんとか気を取り直して試験会場へ。

  (よく、気持ちが切り替えれたもんだ!)


会場の入り口で会った担任に
青ざめた顔で「英語4割だった」と告げた時

そろそろ定年かっていう白髪の目立つ初老の担任教師。

「あ、あれだけ採点するなと言ったのに~」

とすっとんきょうな声をあげて
その後

「で、で、だいじょうぶか?」

って気遣ってくれたのを思い出します。


大丈夫なわけ、ないじゃん・・・



そんな精神状況なのに
逆境に強いタイプなのか、運が良かったのか
結局二日目の科目が今までとったことのないびっくり点数。
どれもこれもほぼ満点。

火事場のくそ力ってやつ。


おかげで、

今、広島に根を張って生きているわけです。


あの時
気持ちを切り替えることができてなかったら

憧れの【広島】には来れてなかっただろうなぁ。


人生、あきらめたらだめってことを
身をもって体験した18歳の冬。

あの年も大雪で
家の裏庭、1メートル近く雪が積もってたっけ。



「センター4割」で 検索して見にきてくれた
受験生のみなさん。

 がんばれ。
   


   そんな苦手な英語なのに、センターの日から2次試験までの間に意地になって英語ばっかり勉強して、
   担任の先生の必死の反対を押し切って2次の科目が英語と数学のところを受けました。
   センター終わってからの短い時間で自分でもびっくりするほど英語の力が付きました。やればできるもんだ。

   人生、苦手なもんから、逃げたらいけんと思う。






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コメント (4)
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