ROOM 402

日々多くを思うものですがその思いはすぐにきえて忘れてしまうものです。忘れられない想いや日々の出来事を書き綴ります。

夏の終わりといまどきの大人

2007年08月28日 | WEBLOG

長かった今年の猛暑もようやく本日の夜辺りから一段落しそうです。
昨日も今日も昼間は34℃ありますが明日からは違うようですよ。
本当に今年の夏は記録的に暑かったです。
さすがの私も思考停止が何度もありましたし、出掛けるのが大好きな家族の者も
クーラーの効いている部屋でゴソゴソ整理ばかりしてました。
今年の夏の大きな収穫といえばそれでも少しは家の整理ができたこと
くらいでしょうかねぇ。おかげで部屋が少し広くなりましたから。
こういう機会でもないとなかなか整理なんてしないですからね。

整理といえば最近の若者(20代の勤め人)は
お酒も飲まずタバコも吸わないというのが大半のようです。
車などにも興味がないようでこの年代の方の車の所有率も過去の調査に比べて
圧倒的に低く我々の頃とは大違いです。
休日の過ごし方もほとんど外出せずに部屋で本を読んだり部屋の整理したりと
インドア派が圧倒的のようです。意外にも地味ですよね。
でも私は今の20代の過ごし方はとても好意的にみています。
私の過ごしたバブル勃興期から終焉期がおかしいのであって
あの当時は世の人々全員が悪酔いしているような状況でしたからね。
あの当時のバブリーな価値観をいまだに持っている人は少ないでしょう。

ただ一度ハメ込まれた価値観からはなかなか抜けきれないもの。
今でも世の中のことをなんでもお金で解決できると考えているタイプが
同世代に多いのもまだバブル病から完治してないのでしょうかね。
個人的にはそれより厄介なのが夢破れてかどうかはわからないのですが
オレはオレでいいんだというヘンに自己充足型の40代の同世代の人々。
向上心も何もなく、ただ淡々と日々を生きている。
オレ流を突き進むがゆえに個人の自分だけの幸せと、
目の前の風景以外に興味がないという困った人たち。
世の中は自分だけで成り立っているのではなく他者との共生で成り立っているのが
いまだに理解できない人たちが多いのです。
だから日本はこんなになってしまったのかもしれないんですけどね。

ひとりよがりなエンジニアとか集団行動苦手でヘンに自分を孤高の
一匹狼と勘違いして生きている人に多いのですが・・・・。
いわゆるオタクとかアキバ系の人もこの範疇に入るのかな。
こういうタイプの人はあらゆる価値の上位に個人の価値を置いているのが典型。
個人の価値に重きを置くがあまり世間や社会とのズレに気づかない。
同じく個人の価値が最大の価値なので自分ばかりが損していると思い込む。
個人の自由を阻害する存在として手当たり次第、その場の嫌な人間を攻撃する。
電車内の少しヘッドフォンの音がする学生だったり、思うにまかせない世の中だったり。
この手合いは自己中心タイプですぐにカッとなりやすい、
思いどうりにならないとすぐにキレる。なぜかヒゲを生やしている。
朝の通勤時にもよくこういうタイプを目にするんだよなぁ。
それを考えると逆に今の若い子のほうが全然冷静だね。
バブル後の経済停滞期に生まれ育ち、就職氷河期を体験したからだろうか
お金の使い方も人との接し方も私の同世代よりもずいぶんと大人だ。
私の知り合いの若い子達も結婚も早いしちゃんと地に足をつけて
生活している。子供も早くに作って偉いもんだと思う。
このままうかうかしていると小馬鹿にしていた後輩たちに
どんどん先を越されてしまいそうですよ。
私の周囲にはまだまだいい年をして独りよがりなやつが多すぎるのです。
本来ならもう既に後輩の手本になるはずの大人なのに恥ずかしい限りであります。
ちゃんとした大人になるべきなのになぜか逃げ腰の同世代諸氏。
昔は40代ともなれば格好のいい大人の典型だったはずなのに・・・
一朝一夕にはいかないけれど、私は子供ががお年頃になる頃には
ちゃんとした大人として認められたいものです。

昨日飲んだ相手に腹たって突然ヘンな話し書いてすみません。
まだ昨日の酒が残っているのかも・・・


可能性の魔

2007年08月27日 | WEBLOG

努力すればなんでもできる。頑張ればなんでもできる。
もはやそういう限界を見まいとする思考は危険だと思います。
私も子供のころからそのように言われて育ってきましたし
最近までそうかもしれないなぁと思ってましたが
今では考えを改めることにしました。
努力してもダメなものはダメなのですよ。

宝くじのCMで三億円が六本も当たる!と云われて
みんな自分に可能性があると思ってしまう。
しかし、その可能性は限りなく小さい。
「努力すればなんでもできる」という思考法も宝くじと同じ感覚で
オレも頑張れば望みがかなうと考えたりウチの子も努力すれば
希望の学校に行けると親が一方的に自分の希望を子供に押しつけてしまう。
テレビやマスコミでも成功した人とか何かの賞を受賞した人とか
お金をもうけた人とかの言葉に必要以上に光をあてすぎる。
そのため現実以上に努力の可能性がインプットされてしまう。
しかし、私はもっとみなさん現実的になるべきだと思う。
希望がないというのではないが、世の中の人の多くは
楽観的に生きるためにも可能性ばかり見すぎているのではないか。
それより自分はどのような限界を持っているのかを見極め
その上で可能性を見出していかなければきっと挫折する。
自身の限界をよくよく見極めること、
そこからプラスを見てみると案外プラスの多さに驚くかもしれない。
もしかすると北朝鮮にうまれていたかもしれないわけだし、
食べ物に不自由しないで生活できるだけでも幸運なことです。
大地震がいつ起こるかもしれないし、人間は万能ではありません。
それぞれがバラバラな限界と可能性を持って生きている。
ある時期プラスだったことが後年マイナスになったり、
現在マイナスなことが将来プラスになることもある。
もっときめ細かく現実的に生きることのほうが
難しくもあるのですが正しいのではないでしょうか。
しかし現実的に生きるというのがナカナカできないんですけどね。

ただ今までのようにやみくもに「努力すればなんでもできる。
頑張ればなんとかなる。」とはもう考えないことにしました。
この思考法は自分でわざと限界を見まいとする考え方です。
こうして自己催眠をかけて困難なものを突破する方法は
若いときならいいのですが今や余計に自分を不幸にするだけでしょう。
年齢とともに思考法もより柔軟により現実的に変えていかないと
いけないのですね。その思考法の変換のことを年をとると言うのでしょうかね。

太刀魚

2007年08月24日 | EAT

昨日は幾分涼しかったものの、またいつもの暑さに逆戻り。
予報では9月末までこの暑さが当分続くとのこと。
もういい加減毎日ウンザリとした気分です。
それでもどうやらピークは過ぎたのかな。

米国を震源とする世界同時株安も一服して
結局はいつもの「行って来い」状態でまもなく元に戻るのでしょう。
それにしても先週末にガンガンに買いを入れていた人たちは
この数日で1年分の稼ぎをしたことでしょう。ウラヤマシイ!
一方今年のボーナスを株や投信につぎ込んだ人はヒヤヒヤだったすね。

先日も吉祥寺の馴染みの焼き鳥屋に行ったのですが
こうも暑いとナカナカ大好きな焼き鳥も美味しく
いただけないのがよろしくありません。
しかも酔うと身体が暑くなってくるし不快です。
最近は外で飲むと帰るのが面倒になってついつい
車を呼んじゃったりとだんだんジジイ化も進んでおります。

家内から大好きなオージービーフのサーロインの
過剰摂取をいさめられしょんぼりしていたのですが、
ここ最近は新たな食材として太刀魚にハマっております。
小骨が多いのが難なのですが、面倒な小骨取りは
家内にやらせて、薄く薄力粉をまぶして焼くだけで最高に美味です。
焼くといっても網焼きやオーブンではなく
薄くオリーブオイルをひいたフライパンでカラっと焼くのが良いです。
元々おとなりの韓国では太刀魚は高級魚らしいのですが
日本ではそんなにポピュラーではありませんよね。
私は一度でも美味いと思ったら数日間は何度でも
同じものを食べるという悪癖があるのですが
この太刀魚は脂がノッてるわりにはサッパリしてて
毎日食べても飽きません。
この太刀魚ですが、個人的には冷酒がとてもお似合いです。
私は太るのを恐れて焼酎ばかり飲んでいますが
近々頂き物の日本酒で頂こうと思います。
本日は何をツマランことを書いているのだか・・・

エコロジー

2007年08月22日 | WEBLOG

こうも毎日暑いと真剣に地球温暖化が心配になってきます。
北極の氷が溶けてなくなりつつあるとか、
南極やオーストラリアのオゾンホールがもうダメとか、
年々アメリカの台風や竜巻の規模が大きくなっているとか、
キリマンジャロの雪はもうなくなっちゃったとか、
今年の夏がこれだけ暑いのも地球温暖化のせいだと
思っている人はけっこう多いと思う。
しかし、だからといって人間は勝手なものだから
それぞれの人に節水しなさい、節電しなさいといって
ホイホイやるかと思えばほとんどの人がやらないのがこの世の常。
口では節電、節水と言いながら自分だけは冷水シャワー浴びて
クーラーをガンガンにかけているのがほとんどの人のようです。

結局のところ本当に節電・節水している人と言うのは、
経済的に困窮していて能動的に節電・節水している人か
私のようにドケチな人、後は本当にエコな人くらいじゃないのでしょうか。
それを考えると現在の政府や東京電力が行っているような
ただ単に「節電しましょー!」というPRだと
誰も節電なんてしないのが現実なのです。

本当に地球温暖化が心配な私としては是非とも施策として
電気料金、水道料金、ガス料金、ガソリン代を
それぞれ10倍にしてみたらいいと思います。
街からは車が激減し二酸化酸素や排気ガスが減少します。
電気・水道・ガスも皆さん大切に使うと思います。
モチロンお金持ちの方は今までどうりガンガン使ってください。
お金あるのですから使いまくっていいのですが
みんなから白い目で見られる覚悟も必要です。
その際、是非とも税金の比率は上げないようにすべきです。
国の税収が増えるとまた役人が自分たちのために
使うことしか考えないので税金は今までどうりか
モット下げてもいいんです。
そうすることにより少しは今までよりは
暮らしやすい世の中になるかもしれません。
夜の無駄なネオンも減るでしょうし24時間営業のコンビニも
本当に必要な店舗しか存続できなくなるでしょう。
一見ムチャクチャな施策ですが今の世の中みんな自分のことばかりです。
時にはこれくらいアホな施策でもやらないと
本当に地球は滅亡すると思います。
隣の中国が資本主義政策を導入したばかりに
ここ数年の公害、大気汚染、マナーの悪さといったらありません。
是非とも次の国会あたりで審議してくれないでしょうか。
エコロジーなんて口ばかりで誰もやらないのが
現実なのですから是非とも法制化しないとダメなんです。
笑い話ですが先日も海のゴミをなくすという大きなコンサートで
今まで以上に会場がゴミであふれかえって大変だったようです。
主催者側が早めにゴミ箱やタバコの吸殻入れを撤去してしまったのが
原因のようですが、人間のモラルの根源を見たような気がしました。

ですから今年から是非ともエコなことをたくさん法制化しましょう。
私たちはみなダメ人間ですから法制化しないかぎり
どんなに良心に訴えても誰も行動しないんです。
そうでもしないと地球滅亡は意外と早いかもしれません。

一戸建て

2007年08月20日 | WEBLOG

仲良しのいとこに呼ばれて自慢の一戸建てに行ってきました。
吉祥寺から徒歩8分、商業圏なのに静かで閑静な住宅街の一角に
その家はありました。なんといっても人気の吉祥寺。
とにかくウラヤマシイ!の一言であります。
広い!快適!最新設備!しかも数分も歩けば伊勢丹、東急百貨店に
買い物いけます。普段の買い物にはまず困りません。
パルコも駅ビルも本屋もCD屋もすぐそばです。
ふらっと散歩するときなども楽しいことでしょう。
家内などはいとこの奥さんのキッチンの広さと美しさを見て
ウラヤマシイ、ウラヤマシイと何度となく叫んでおりました。
1階、2階あわせるとかなりの広さです。
これがまた手狭な我が家と比較してもウラヤマシイ。
まだ子供さんがいないので余っている部屋も2部屋ほどありました。

普通に大学を卒業して、会社で順調に出世してもそう簡単には
都内の一等地に一戸建てなど建てられるものではありません。
やはり、多少なりとも親御さんの援助があってこそ皆さん
豪邸を建てられるというものです。
元々都内に土地を持っている人はただそれだけで、
田舎から出てきた人よりも有利です。
不公平かとは思うものの、自分がどういう星の元に
生まれてきたのかを考えて、たとえ都内に土地がなくても
親が財産持っていなくても頑張って自力で豪邸建てたいものですね。
私も今はまだまだですが俄然、将来に向けてファイトがわいてきました。

今のマンション暮らしでは毎日のように部屋でピョンピョン飛び跳ねる娘に
「静かにしろ!」と怒鳴りつけてますが一戸建てだとそんなこと言わなくても
すみますよね。娘のためにも頑張らねばと思います。
家内は日頃からデカいオーブン買って家で「パン焼きてー」とか
ほざいてますがそれもOKですよね。
そんな家族の悲しいリクエストに応えるためにも
頑張って大金稼いで豪邸建てたいと思っております。
日頃、書店で住宅関連やインテリア関連の雑誌を
よく見るものの出てくるのはため息ばかり。
物欲まみれのこの私もさすがに家やマンションばかりは
カメラや食材のようにホイホイと買うことはできません。
なんといっても金額のケタが違います。1億はかかりますからね。
それでも何とかここ10年で頑張ってすんごい豪邸建てたいものです。
思いは必ず通じるものと考え、今日からでも日々念じようかと思っております。
念ずるばかりでは無理でしょうから、少しでも実行に移すべく仕事頑張ります
それにしてもウラヤマシイ限りでした。

2007年08月18日 | WEBLOG

まるで秋のような本日の天気。
マラソンも最高に気持ちよくタイムも絶好調。
久し振りに10キロちょいを1時間切りました。
温度が低いと走って気持ちいいばかりか
タイムまでよくなるものなのですね。

昨日も暑い中、仕事で外出していたのですが
六本木ヒルズで子供の靴が落ちていました。
おんぶしている時に落ちてしまったのか、
ベビーカーで移動中に落ちてしまったのか、
とにかく可愛いながらも存在感あるので
思わず写真に撮りました。

仕事柄、有名な方と会う機会が多いのですが
皆さんちゃんと自身のセルフケアされてるようで
身体のコンディションもですが肌がとてもきれいです。
先日などは、ただのお笑い芸人の人なのに
実のところ食事も身体も肌も気をつかっていることを知り
肌などまったく気遣いのなかった自分にがく然としました。
確かにテレビに映る人は全身商売道具ですからいつも
ベストコンディションにしていないといけないのでしょうね。
そう思って明石やさんまとかみると確かに年齢にしては
肌も綺麗そうです。きっといい食事、いいお酒、いいお水、
いいフルーツ食べているんでしょうね。
これほど情報が氾濫しているのですから
芸能人ほど身体にいい情報はたくさん持っていると思いますよ。
まぁ、モデルさんがきれいなのは当たり前ですが、
女優さんも皆さん小顔でキレイな方多いですね。
よく行くレストランでもみなさんちゃんとそれなりに
食事制限しているみたいで大変そうですが契約なのでしょうか。
でも、努力の甲斐あってかみなさんキレイな方多いです。
人間、食べるものが違えば顔つきまで変わってくるようです。
ヘンな話ですが街を歩いていても
顔つきや肌の美しさで大体どういう人間かがわかります。
生まれ育ちとはよく言ったもので
一朝一夕によき人格が育たないのと同様、
すぐにはキレイな身体と顔は手に入らないようです。
これこそ究極のないものねだりかもしれませんね。
お金だけではキレイな身体と肌は手に入りませんからね。
生活環境や精神的余裕がないとダメなのだと思います。
家内から常日頃口ウルサク言われていることが
想いだされてきます。

オージービーフ

2007年08月15日 | EAT

本日墓参りに行ってきましたが昼前の多磨霊園は異常に暑かったです。

こうも暑いと大好きな晩酌まで控えるようになります。
理由は単純で、お酒を飲む→酔う→身体がポカポカ暑くなる
というのがイヤなのでお酒も控えめになりました。

太るのがイヤなので相変わらずランニングは欠かしていませんが
夏風邪で体調を崩して以降なぜかしっくりこないんです。
大体15キロから20キロは平気で走れていたのに
今や10キロ走るのがやっとです。
平均体重は先月が63キロだったのが現在では61キロと
2キロ減でうれしいのですが、これは夏なので暑さで落ちたのでしょう。
夏バテかとも考えたのですが、先日その理由がわかりました。
スタミナがないのです。スタミナ切れで走れなくなるようです。

ここ最近は肉の摂取量をおさえめにしていたのですが
余りに安いのとスタミナを供給しようとオージービーフの
サーロインステーキを買ってみたのです。
肉を焼く前に常温に戻し、塩・胡椒をして軽めの焼き具合で
食べてみたのですがこれがなんとも絶品でした。
オージービーフとはこんなに安くて美味しいものだったんですね。
しかもアメリカ牛に比べて格段に安全です。
調子に乗って毎日食べたいくらいなのですが
カロリーオーバーを心配して、1日おきくらいに食べてます。
そうしたらなんとランニングの調子もよくなってきたし、
毎日ダルくてやる気が起きなかった猛暑な毎日ですが
俄然やる気と元気も出てきました。
やはり食事は大切ですね。あらためて実感した次第です。
肉一辺倒に偏るのは危険なことですが、野菜、魚などと
バランスよく食事することは必要です。
このオージービーフ作戦で今年の暑い夏をのりきれそうです。
私は肉を焼くことに関しては相当にウルサイほうなのですが
そんなに神経質にならずとも美味しく食べれると思います。
きっと元気でますから是非とも夏バテの方はお試し下さい。

税とサービス

2007年08月13日 | WEBLOG

毎日ほんとうに暑いです。
昨日は子供を連れて近所のプールに行ってきましたが人も多くなく快適でした。
家から歩いて3分もしないところにオアシスがあったなんて灯台下暗しでした。
以前はプールはなぜかジメジメして不衛生な感じがしましたが
最近では違うんですね。
昨年、改装したせいなのでしょうかとても衛生的でキレイでした。
これなら毎日きても平気だなと思ったものです。

最近、こうした公的施設におけるサービスが
少なからず向上してきているように感じます。
以前は区民プールといえば汚く、公立の図書館といえばボロく、
区役所といえば待たされ、といった感じでしたが
近頃ではどうも違うようです。
以前に比べ待つ時間も少なくなりましたし
施設自体も改築や改装によってキレイになりました。
それにともないサービス自体も民間企業に追いつけ追い越せとばかりに
ヘンに丁寧なサービスとかされます。
まぁサービスが良くなるのはいいことなのですが
サービスはあくまでサービスなのですから
これ以上我々の貴重な税金をアホなサービスで
無駄に使わないでねと問題が起きる前に
釘を刺したくなります。

ヨーロッパ中世と日本の夏

2007年08月12日 | WEBLOG

今年の夏は戦争関連の本とヨーロッパ中世の本を多く読んでいる。
戦争の本といってもアレキサンダーの東征、大東亜戦争、ベトナム戦争、
百年戦争、日清戦争、日露戦争、南北戦争、フランス革命、スペイン戦争、
阿片戦争、関が原の戦い、源平の戦いと何の脈絡もなくタダひたすら人類の戦いの
歴史を勉強しているのだがこれが面白くて止められない。
もう一方のヨーロッパ中世の世界の話だが、これまたブッ飛んでいて
現代人の私からすると口があんぐりする話ばかりでこれもまた面白くて止まらない。
天使や魔女が「実在」していたヨーロッパ中世やルネッサンス時代には、
信じがたい事件や奇妙な学問が乱舞していたそうだ。
美少年の天使が歩行不能の人の足を治したり、豚が殺人罪で絞首刑になったりする。
しかし、事件そのものも奇妙なものだが、それを説明する当時の学者たちの考えは
さらに奇妙であることがわかる。
それらの奇妙さを、中世のバカバカしい迷信として笑うことは簡単だ。
だが、中世の奇想を知りつつもすっかり近代化したはずの私たちが
実は中世からの奇想から自由ではないことを知り愕然とした。
天使も悪魔も魔女も中世の人々にとっては奇想ではなく現実だった。
奇想とか現実は、時代の枠組みによって決められる。
だから、今の人々が中性を眺めるように、別な時代から今を見れば、
私たちが現実とか真理とか思っているものも奇想かもしれないのである。
中世の学者は、針の上で天使が何人踊れるかについてまじめに論議していた。
もしかしたら、今日の学者や評論家が論議している経済学も脳科学も
インターネットも今風の魔術であり錬金術というだけのことかもしれない。

ギャグのようだが中世では動物でも裁判にかけていたそうだ。
例えば、犬にかまれた時、その犬を裁判にかけて罪を問えるだろうか。
モチロン、今だったらあり得ない。
しかし、そこで「裁判」とはなにかをあらためて考えさせられてしまう。
豚の裁判を、犬の裁判を現代の人は本当に笑ってみていられることが
できるのだろうか。
私たちはすっかりと近代化し中世などはるかな過去のものと考えている。
だが、本当にそうなのだろうか。
現代でも「魔女狩り」はおこなわれているのではないだろうか。
テレビのワイドショーでおこなわれている一連の出来事は「魔女狩り」
以外の何物でもないとおもうのだが。
更に言えば人間自体が過去から「魔女狩り」を好む性質の生き物なのでは
あるまいか。
中世の本を読んでいると中世での迷信や奇想は、実は現代に暮らす
我々の鏡になっていることがわかる。

それにしても今年の夏は暑い。
去年の日記を見返してみても今年ほどは暑くなかったようだ。
まだまだ今年の暑さは続くようなので涼しいところで
読書三昧が避暑には最適かと考える。

夏風邪

2007年08月10日 | WEBLOG

前々回に二日酔いにおけるちょっとした病気気分は楽しい。などと
不謹慎なことを書いたからなのか一昨日前から夏風邪をもらってしまった。
これが思いのほかツラくてやっぱり病気はイヤだなぁと肝に銘じた次第。

最初は数日前に娘が38度を越える熱をだして頭が痛いという。
こりゃ大変だというわけでその日はとりあえず安静にさせていた。
すると子供特有の驚異的回復能力でわずか1日にして完全回復。
ところが次は家内が発熱と悪寒と吐き気があるという。
これは娘の風邪がうつったなと思ったが案の定、大人は回復能力が
子供に比べ遅く2日はダウンしていた。
今は平気のようだが家内も久し振りの病気である。
そして最後に私に順番が回ってきたのである。

二日酔いの場合、どんだけ苦しかろうが数時間後には
何事もなかったかのように平常時に戻るのが嬉しい。
しかし、本物の病気ともなるといつ終わるとも知れない偏頭痛、
全身の倦怠感、関節や節々の筋肉痛が延々と無間地獄のように
続くのが実にツラい。
本日あたりから筋肉痛もなくなり、チリチリと細かい頭痛が時折
感じられる程度なのでそろそろ終わりだと思うのだがこの2日間は長かった。
仕事もまったく手につかず、しかも頭が痛くて寝ることが出来ない。
頭痛がこれほど人を苦しめるものだと再確認した。
全身からやる気の気がまったく抜けてなくなり
うつ病患者のようになったのもスゴイ体験であった。
やはり病気によって気持ちの中枢が襲われると
人間まったく機能しなくなるんだなぁと考えました。

風邪をひいたというか病気になったのは2年以上も前のこと。
実に久し振りに病気になりました。
やはり、どんなに本人が健康でもウィルスは怖いです。
知らない間に健康体に侵入して内部から
破壊していくのですからね。
余りに毎日が健康ライフだったので過信もあったのでしょう。
これを機会に更に免疫力の高い身体作りに挑戦します。