ROOM 402

日々多くを思うものですがその思いはすぐにきえて忘れてしまうものです。忘れられない想いや日々の出来事を書き綴ります。

31日

2007年12月31日 | WEBLOG

いよいよ本日は大晦日。

しかし今月の後半は飲み過ぎた。
基本的には時間さえあれば毎日更新しようと思っているこのブログも
今月後半はなかなか書けずじまいであった。すいません。
連日連夜の飲み会と二日酔いでもう毎日クラクラでした。
来年からはかなりスローペースで飲むことに決めました。
そうでもしないと身体が持ちません。

今年は大きな悪いこともなかったし、家族も皆元気で過ごせたし
比較的良い年だったと思う。
一年を健やかに、平穏無事に過ごすということがどれだけ素晴らしいということかが
少しだけわかってた感じがします。
来年も今年のようにあまり波風なく平穏無事に過ごせるといいのだがどうだろう。
石油の価格が上昇すると共に原材料の価格も急騰し、いろんな製品の価格が値上がりしている。
デフレ時代が終わりそろそろインフレーションの時代が到来するのだろう。
ドルがじわりじわりと価格を下げている。アメリカの威信が揺らいでいるのだろう。
有事のドル買いというが、ヘンなところで戦争など仕掛けないでほしいものだ。
天変地異や思わぬ災害は考えもつかなかったところから発生する。
来年一年も無事で平穏な年であってほしい。

反省

2007年12月25日 | WEBLOG

連日連夜の祝宴というか忘年会。
胃の調子も肝臓の調子も最悪な感じがする。
今年は本当にシャンパンをよく飲んだ。
景気が良いのか知らないが高価なシャンパンを連日がぶ飲みだ。
私が本当に好きな飲み方は美味しい焼酎をチビチビ飲むのが好み。
だけど、なぜか今月だけは豪快なシャンパンパーティばかりよばれてる。
毎晩クルッグ飲んでるけど本当にバチあたりだ。
昔はドンペリだったけど今はクルッグなんだね。
今年ラストのパーティは29日だから、それを過ぎたらゆっくり焼酎を飲もう。
それにしても完全に生活は乱れ、ペースも乱れ、なんとなく不快。

異能の思想家

2007年12月19日 | WEBLOG

佐藤優という人物の活躍ぶりには瞠目するしかない。
ムネオ疑惑で東京地検特捜部に逮捕はされたが
実のところ大した人物なのではないかと考えている。
ロシア関連のエキスパートであるのはモチロンだが
インテリジェンスのエキスパートでもあり、
キリスト教への造詣ぶりは半端ではない。
そんな彼がどのように形成されたのか。
それを本人が語った本が出たので早速読んでみた。

埼玉県立浦和高校時代にマルクス主義に出会う。
マルクス主義は無神論だ。
無神論の研究を極めようと考えた彼は
神学部への進学を考える。
「無神論を追求したい」といって神学部を目指すのもどうかと思うが
同志社大学神学部は、佐藤優の意図を知りながら受け入れてしまう。
どちらもたいしたものである。

佐藤の学生時代、同志社大学にはまだ学生運動が生き残っていた。
マルクス主義に傾倒していた佐藤は、当然のことながら
学生運動に関与するのだが、そこは神学部。
他の学生の運動とは一味違うのである。
赤旗を翻すヘルメット姿の学生の横で、神学部の活動家たちは
初期キリスト教のシンボルである魚を描いた黒旗をかざすのである。
無神論を学ぶはずの佐藤は、ここでキリスト教に引き込まれていく。

これはマルクス主義とキリスト教の相似に気付く若者の青春物語だ。
佐藤が東京地検特捜部に逮捕されたことで、日本は有能な外交官を
失ったがひょっとするとこのまま佐藤氏が多くの著作を書き続ければ
偉大なる評論家、批評家、思想化を生み出したことになるのかもしれない。
顔つきは昔仲良しのT塚さんに似ているし、かなりのアホ面だから
ルックス的には受けはかなり悪いとは思うが、書いてるものの内容はOK。
よくもまぁ、政府機関に抹殺されないもんだとひやひやしているが
さすがの佐藤氏なのでよくよく考えているのだろう。
個人的に、今もっとも注目すべき人物の内の1人かな。
佐藤氏のことを知らずに表層やイメージだけで嫌う人は多いが
それこそ食わず嫌いというものだ。勿体無い、実像は全然違うのに。
私も当初は鈴木宗男と一緒になって悪いことばかりやっていた
外務省のロシア担当だとばかり思っていたが中身はまったく違っていた。
人間というものは一度植え付けられたイメージをまっさらにすることが
どれほど大変かということを今回の件では強く感じた。
それにしても面白い人物だ。
世の中にはこんな人もいるということです。

変化

2007年12月17日 | WEBLOG

前回書いた記事を読んでいて気がついたが
やはり私はこの数年ですっかり変わったようだ。
何が変わったかをいちいち書くのは面倒なので書かないが
身体も精神も趣味も考え方も大事なものもとにかく変わった。
まぁ、人間というものはもともと常に変化し続けるものであるし
身体の中の細胞も分裂してどんどん変化を起こしつづけるのだから
数ヶ月前の私と数ヵ月後の私はまったくの別人でもおかしくないのだ。
髪の毛でも爪でも伸びた部分を切ってもまた新しく生えてくる。
新しく生えた髪の毛や爪は一見、以前と同じ髪の毛や爪と思うだろうが
厳密に言うと違う髪の毛であり爪なのだ。
すごーく似てるかもしれないし、同じ人物から作られたものだから
同じものと考えるのは一見正しいようだが厳密に言うと間違いだ。
食事や体調などによっても左右され厳密には同じ髪の毛は作れないものだ。
身体の筋肉や皮膚の組織でも同様のことが言える。
その上、自ら能動的に身体や精神の改造をしているわけだから
そりゃぁガンガンに変わるわけだわな。

この数年はたぶん変わりたくて変わったのだろう。
過去と決別したくて変わったように思う。
以前の私はは音楽が本当に大好きで、音楽がなければ夜も昼もなかったのであるが、
時代が変わり会社も変わってからは、私も変わってしまった。
この世で生きていくためにどうしなければいけないかを切実に味わった。
プライドもなくしたし、学歴もドブに捨てた。
なんとか家族と私が生きていかなければということで
頑張って生きてきたのだが、気がついたら私はとことん変わっていたというわけだ。
多分、これからも変わると思う。
でも、いつも、いつまでも良い方向に変わっていきたいなぁ。

全能感

2007年12月14日 | WEBLOG

連日の過食が原因で太り始めてきたので、毎日のジョギングの距離を
13キロから20キロに伸ばしている。
20キロといえばほとんどハーフマラソンだが、週に1回か2週に1回は
必ず20キロは走るようにしているから慣れたものである。
それでも、さすがに20キロも走ると疲労度はハンパではないのだが、
普段どうりに仕事をする。最初は辛いのだがじきになれてしまう。
2年以上もほぼ毎日走っているとランナー仕様の身体になってきたのか
ちょっとくらい無理しても全然平気だからうれしい。
走り始めた3年前なんて10分も走れなかったんだからスゴイ進歩だ。

何事もあせらずにゆっくりやれば気がついたときには格段に進歩しているものである。
あせらず、ゆっくりというのが私には難しいのかもしれない。
せっかちな性格だからすぐに結果を求めようとするのが私の悪い癖だ。
ダイエットでも語学でも楽器でも時間をかけて執念深く頑張っていると
いつの間にか石の壁をすり抜けていることがある。
ゼッタイに無理だと思っていたことが、いともたやすくできてしまうことである。
「アレッ、できちゃったよ!」という感じである。
子供の頃、補助付の自転車から補助なしの自転車にノレた感覚とでもいうのであろうか。
私の場合、古くは英語がそうだった。
最近ではマラソンの20キロ走やダイエットがそれかもしれない。
ウクレレの技術習得もそうかもしれない。
ゼッタイに無理ということが、気がついたらできていたということ。
このコツをつかめば将来いつまでも勝ち戦を続けられる感じがする。
そんな簡単なセオリーに気がつくまで40年以上もかかってしまった。
コンスタントに意思を継続させ続ける。
気がつけば不可能が可能になる。
気がついたらゼッタイに無理だと思っていたタバコまで止めることができました。
この不思議な感覚をもっと有効活用したいなと思う欲深いオレ。
成功感覚というのかな全能感というのかな。
来年以降は更にこの能力を飛躍させて経済的な繁栄をもたらしたい。

訳あって久しぶりにフランツ・ファノン、エリック・ホッファーを読み返す。
エリック・ホッファーは本当に尊敬すべき心の師匠である。
あなたのような人に出会えて本当に良かったと思う数少ない人物。
知らない人は知る必要はまったくないが、私にとってはとても大切な人。
仲良しからサイードを読めといわれるが、なぜか躊躇している。
さっきもブックオフにあったサイードの本を買おうかなと考えたが
一度は手に取ったもののすごく読みにくそうなので棚に戻してしまった。
ところで私がニューヨークにいたとき、多分サイードもコロンビアにいたのだろう。
生のサイードを見たかった。講義も聴いてみたかったな。

サンタクロース

2007年12月11日 | WEBLOG

部屋も机の上も散らかっていることにいらつく。
基本的に机の上には何もなく、部屋も整然としていないと落ち着かない。
日ごろからこまめに掃除しているので大げさな大掃除をするつもりはないが、
それでもなにかと掃除と整理に追われてしまう。
定期購読しているインテリア雑誌のようなところで暮らしたいが
実際に生活するとどうなのだろうか。
テレビで渡辺篤志の「建物探訪」お住まい拝見番組をたまに見るけど
どの家も個性的で素敵な家ばかりでうらやましい。
暇な時間をみつけて将来暮らす家の設計や間取りを考えているのだが
現実は資金的なことも含めてとても難しい。
それでも、空想の中で遊ぶのはタダなのでいろいろ考えている。
具体的なイメージにして、いつも脳の中で念じていれば
いつの日か夢は具現化するのだろうか。

サンタが本当にいるのなら黙って私に10億円くれないかなぁ。

ヴァージョン・アップ

2007年12月10日 | WEBLOG

このところパソコンを修理したりして、つい4,5年前との違いに愕然とする。
CPUの変化と共にマザーボードからその付帯するものすべてが規格ごと変更になり、
以前は使用可能だったものが、もう使えなくなっていたり、今ではシリアルが当然なので
IDE様式のものは受け付けてくれないなどザラにある話だ。
SATAからIDE変換基盤なるもので、なんとか急場をしのぐが
電源ソケットが現行のものは24pin、私の所有しているのが20pinとどうにもこうにも
パソコン改造も時代の波に乗っていないとこうも苦しむものなのか。
つくづく時代の進化の速さを感じます。
先日は、家内からせがまれて新しくアイロンを購入したときもビックリした。
たかが、アイロンごときで誰が使うのかほとんど不必要な高機能に目が点になった。
コードレスは当たり前だが、もはやクリーニング屋さんもいらないくらいの機能満載。
今、流行の大画面テレビなんて、時々カタログ見てるけど解らないことだらけだ。
素晴らしい機能がたくさんあるが、数年前の薄型テレビでさえ使いこなせていないオレ。
ちょっと遠ざかっているだけで浦島太郎状態になってしまう家電業界、パソコン業界。
現役復帰するのには多少のパソコン雑誌を熟読したり、
こまめにヨドバシに通わなくてはいけなかったりと大変である。
なにかと面倒な時代になったものであるなぁ。

古くなると使い物にならなくなるのが
パソコンであり家電なのだが人間はどうなのか?
部品の交換はできないから、たえず自分自身でヴァージョンアップしていかないと
時代性というものに置いてきぼりにされてしまう。
時代に置き去りにされた人間たちが、過去の知識や体験、経験則だけにすがって
昔のオレは~なんてことを言っているけど、そういう人間ほどたちの悪いものはない。
古いパソコンのように使うにしても手間がかかるし、しかもそれほど役にはたたない。
歳をとったとき、子供にそういう風に思われたくないと感じて頑張っている。

AVALON SUTRA

2007年12月06日 | WEBLOG

気がつけば12月。12月といえば忘年会ということで連日飲んでます。
昨年までは連日飲もうが食おうが全然まったく平気だったのが
今年あたりから飲み会が続くと体力的にキツくなってきました。
二日酔いの治りもノロノロだし、毎回すぐに酔っ払います。
早くも口の周りにオデキができているので油っぽいものを過剰摂取しているのでしょう。
それにしても今年は飲み会が多いです。やっぱり世間は景気がいいんですね。
私は実感がわかないのですが街はウカレ気分の人でいっぱいです。
今年お世話になった多くの人たちと一年の労をねぎらうのが、本来の意味での忘年会ですが、
そういう意味では今年はマジで忘年会しています。
昔は単なる大箱の飲み屋でのどんちゃんバカ騒ぎでしたが、今ではゆったりとした
居酒屋でしっとりと静かに飲んでます。単純にオヤジになっただけなんすけどね。

このところHAROLD BUDDばかり聞いてます。
新作の「AVALON SUTRA」は最高でした。
ジャケットの写真は藤原新也だけど、ことらも素敵。今の私の気分にピッタリ。
藤原新也のこの写真をジャケ写にするなんて、感性が触れ合いました。
「THE WHITE ARCADES」も聞いてます。こちらも秀作。
心が落ち着く禅の世界。今の季節にぴったり。

パソコン落下

2007年12月05日 | WEBLOG

書斎からリビングルームへの移動中に私の不注意からノートパソコンを落下させる。
「うひゃぁー」という私の声にテレビを観ていた娘が振り返ったときには
すでに「ガツゥン」という音とともに緑色のノートパソコンは床に転がっていた。
パソコンと一緒に持ってきた電源コードがリビングルームのドアノブに引っかかって
落っこちてしまったのだ。明らかに私の不注意である。まだ新品なのに泣きたくなってしまう。
それよりなにより、CD,DVDの挿入口であるオプティカルドライブ部分が完全に壊れている、
なんか変な部品も飛び出ているし落ち込む。他の部分は平気なのだろうか心配だ。
とにかくショックで顔が凍りついているようだ。怖い顔をしていたのかもしれない。
テレビを見ていた娘が必死で慰めてくれるのがありがたくいじらしい。
娘が言うには「今からパパの大好きな吉祥寺のヨドバシに行って買ってくればいいじゃん!」
「簡単なことじゃん!落ち込まないで!」というわけだが、「中に入っている膨大なデータのムーブとか考えると
ことはそう簡単にはいかないのだよ」と説明するのも面倒なので、取り敢えず「そうだね」といっておく。
おそるおそる電源を入れてオプティカルドライブを操作するがまったく反応がない。
やはりこの部分は壊れてしまったようだ。
ディスプレイはちゃんと映るし問題なさそうだ。ネットもつながるし、問題ないようだ。
中のデータはすべてではないが一見こちらも問題ないようである。
ということは私が使う環境においてはオプティカルドライブだけが壊れているみたいだな。
取り敢えずは今のところ一安心である。でも、内心は落ち着かない。
その後、お茶を飲んで一服してからデルコンピュータのサポートに電話する。
正直に私の過失でコンピュータを落下させてしまったこと、マルチドライブ部分が壊れたことを話す。
そしてサポートに電話をしてみて驚いた。
先ずは即日に出張サービスが来てくれて修理・交換・総点検をしてくれるとのこと。
しかも私の場合、デルのコンプリートケアという保険に入っているのですべて無料であるというのだ。
コンピュータを落下させてしまい、先ほどまでどん底まで落ち込んでいた私だが
「タダ、無料」という言葉を聞いただけで小躍りしてしまうのだからいい気なものである。
しかもサービスが迅速なのは気に入ったしとても良いことである。
とにかく今回のデルの対応はすべて気に入った。合格である。
やはり人気の会社は困ったときの対応も大人であった。
取り敢えず一安心したので仕事に出掛けることにしたのであった。

アマゾン

2007年12月04日 | WEBLOG

暇さえあればアマゾン・ドットコムで本かCDかDVDを捜している。
私のようなものにとってアマゾンは本当に罪作りなネットショップだ。
どれほど罪作りかというと、アマゾンで商品買いすぎて破産しそうなのだから
マジでアホである。
それほどこの世には観てみたい、聞いてみたい、読んでみたい作品が
山とあるということなのだろう。
ゆっくり観る、聞く、読む時間もないくせに、いつの日か必ず観るんだと
言い聞かせガンガンにDVDを購入するものの、買うスピードと観る、聞く、読む
スピードが追いつかず、観てない、聞いてない、読んでないものの山が出来上がっている。
アマゾンは買った人のコメントを見ているだけでも勉強になる。
世の中にはスゴイ人がいるもんだと何度アマゾンを見てて思ったことだろう。
考えてみればアマゾンというネーミングも秀逸である。
確か社長のジェフ・ベゾスはスタンフォード出だったんじゃないかな。
会社創設当時は資金の借り入れが多すぎてギャーギャー言われていたようだけど
今となっては天下を取ったようなものだからスゴイやつだよなぁ。
考えてみればアマゾンの株が捨て値だったときに大量買いしときゃ良かったよ。
興味あるのがアマゾン開発のデジタル書籍だ。
先日、日経の朝刊読んでたときにトピックになってたけど
こいつはブレークするだろうな。
当分、アマゾンの天下が続くのかな。
少なくとも私は上顧客なんだけど・・・。
それにしても私は少し距離を置かないといけないな。