ROOM 402

日々多くを思うものですがその思いはすぐにきえて忘れてしまうものです。忘れられない想いや日々の出来事を書き綴ります。

しながわ水族館

2011年11月27日 | WEBLOG

久しぶりに子供としながわ水族館へ行きました。
本当は江ノ島か葛西の水族館に行こうと思ったのですが、あちらはいつも混雑なので
車で環七直進30分くらいのしながわ水族館にしたわけです。
開館直後の10時に到着したので館内はガラガラでしたが、1時間もしない間に気がつくと満員。
やはり週末はどこもかしこも混雑で本当は家でユックリしているのに限るのですね。
私は動物園よりもなぜか水族館の方が好きなんです。
水中で気持ちよさそうに泳いでいる魚を見ているとこちらまで自然と気持ちよくなってきます。
しかも魚類は種類が豊富で珍種も多く見ていて飽きません。
お決まりのイルカショー、アシカショー、ペンギンショーなどもしっかり見てきましたよ。
脳味噌の小さいペンギンなどでも訓練次第でここまでいろいろできるのかと驚きました。
我が子ももう少し頑張って勉強しないと希望校にいけないなぁなどと
関係あるようで関係ないことまで考えてしまいました。



こんな感じの南の国の海がいつまで見ていても飽きることありません。

水族館とは関係ないのですが、先週はテレビから溜め取りしていた海外ドラマを久し振りに一気見しました。
GLEEを4話、CSIのNY編6話、コールドケース13話、ライトゥーミー4話ですが、どれも面白い。
お笑い、サスペンス、刑事物どの分野でも日本のドラマとは桁外れで面白いのが海外ドラマ。
日本のドラマは見る気がしませんが、アメリカのドラマならどれでもみたいですよ、どれもハズレなし。
この秋もアメリカ本国では話題のドラマが目白押しだそうで早く日本でもリアルタイムでアメリカのドラマが見たいですね。
テレビ東京以外にもフジテレビでマッドメンや30ロックを放映してくれていますが
やはり吹き替えなしのリアルタイムで見たいのが本音ですね。
今一番見たいのがマーティン・スコセッシがテレビドラマの監督をやりというので話題の
ボードウォークエンパイアかなぁ、あー早くみたいです。

サイエンスアゴラ

2011年11月19日 | WEBLOG

本日、お台場の科学未来館で開催されたサイエンスアゴラ。
我が家ではこのサイエンスアゴラは年間のイヴェントのなかでも最上位に位置するものです。
3日間に渡って開催される未来の科学者達のイヴェント、本年も貴重な多数のブースに参加することができました。
家内も子供もこのサイエンスアゴラの会場に行くと夢遊病者のように
いろんなブースに突進してはサイエンスの最前線に嬉々として触れています。
私のサイエンス系に関しての目下の主軸は量子関連なのですが、
そんな量子関連だけでも数多くのブースが新研究の成果を優しく丁寧に解説してくれます、しかもタダ!
もともとは元素系のマニアだった私なのですが、いつ頃からか素粒子を超えて量子関連にハマッてからは
暇さえあれば量子関連の研究本を読みあさって現在に至ります。
驚くべきことに量子関連の研究というのは一切この現実世界での常識など通用しません。
また、まだまだ解明されていない謎が数多くあり、量子初心者は戸惑うことが多いと思います。
しかしながら一旦でもこの不思議な量子の世界に触れるともう大変です、
それこそ量子の世界というのは大好きなぶっ飛びフリージャズの世界と同じなんです。
もう、ギャグからナンセンスワールドまでなんでもありのフリーワールド。
いまだに本当の意味での量子論を理解するのは至難の業だと思っております。
ワイゼンベルグの不確定原理以降の量子論は本気で複雑ですが慣れれば面白いんです。
それこそ先日ノーベル賞を受賞した小林、益川両先生の世界など最先端の量子の世界ですね。
いやー、本気で取り組むべき課題ですよ、しかも本当に面白い。なんせウチの子供がハマッてます。
細かく話すと長くなりますが、原子と分子!素粒子!量子論!CP対称性の破れ!
これらを笑いながら勉強すれば明るい人生が開けるというものです。
宇宙の生成から人類の創世、超伝導・放射能から時空の超越・タイムトラベルまで、
それこそアリストテレスの世界からガリレオを経てアインシュタイン、小林・益川理論まで、
くだらない現世を気持ちよく快適に暮らせるヒントのすべてがこの量子論の中にあるのです。
私のマラソン、オーディオを超越する最強の趣味がサイエンスなんす。

オーディオショー再考

2011年11月12日 | AUDIO

うーん、オーデイオショーから1週間ばかり経過したが「いい音」の余韻がまだまだ残っている。
我が家でもあれこれ工夫しているがやっぱり大きなスピーカーというのはいいものだ。
やはりいいオーディオ、高いオーディオというのは空間の再現能力が全然違うんだな、
音場の構成力というのか前面に出てくる音の迫力が全く違う。
いやー、我が家でも是非ともあの素晴らしいサウンドを再現してみたいなぁ。
というわけで前回紹介しきれなかった写真からこれはというモノを拾いだしてみたいと思う。



ラックスマンはPCオーデイオのモニターにはやはりELACのスピーカーを提案していた。
品番は目下小生お気に入りの310インディーズブラック。
多分、小型スピーカーの中ではELACが頭3つ分くらい抜き出ているのではないだろうか。
特に私は300ラインは凄いと思う、どうやってあの小さなボディから
あんなドでかいけれど優雅なサウンドが出てくるのか不思議でしょうがない。
真ん中の中央ラックの最上段にちょこんとPCを置いてシステム完成というわけである。
新しい形のオーディオスタイル。



アクシスのブースではおなじみのウィルソンを朗々と鳴らしていました。
私の可愛いスモールオーディオとは対局のスケールの大きい典雅な世界。
やはりこれはこれで素晴らしい世界だなぁと実感します、車でいえばロールスとかベントレー。
こういう世界を演出するにはもはや家造りからだなぁ、ワスはほど遠いなぁ、
完全にルームチューンされた部屋で聞いたら天界のサウンドを聞くことができそうです。
今回使用されているパワーは見出し画像にも使用しているダゴスティーノのパワアン。
クレルの創設者がクレルを離れ、機能・造形の頂点を目指しました。
今回のショーで一番欲しいマシンがこのダゴスティーノのアンプでした。
ウィルソンのSASHAは完璧。



新たにアクシスが輸入するドイツのBMCというメーカー。
あまり音を聞く機会がなかったが興味アリ、メーターの造形が独特。



ユキムのブースでは新しいELACのスピーカーとオルフェウスの製品群。
このスピーカーがいい音してたんだよなぁ、エラックはトールボーイも最高だ。
このスピーカーも超欲しいけど確かペアで200万円くらいと価格は非常識。
オルフェウスのサウンドもとろけるように流麗な最高の音色であった。
そんなオルフェウスの製品群も価格は非常識な数百万円クラス。
海外オーディオは価格をもう少し常識的になってもらいたいものだ、これもオーディオ離れの一因だぞ。



よくわからないけど、アナログはどんどん非現実的な再生マシンに向かっている。
ターンテーブルもどんどん大げさなもになってきてるし、カートリッジの価格も青天井である。
みんなアナログ好きなのはわかるけど、どのブースもやり過ぎな感じ。
これではレコード愛好者はどんどん一部のマニアだけになってしまうのではないだろうか。
デジタルの究極もアナログへの接近だけど、本家のアナログはどんどん私からは遠ざかっている。
私は安価で楽ちんで音のいいCDの方が好きだなぁ。



日本いや世界屈指のオーディオブランドであるアキュフューズなんだけど、モニターはやっぱりアヴァロンなんだよなぁ。
本当にいい音してました、会場の皆さんも聞き惚れてた感じです、
ふと思ったんだけどアキュとアヴァロン実は絶妙の組み合わせだったのではないでしょうか?
ということはアキュはウィルソンとも相性がいいのかもしれない。
あーこれは是非とも試したい、というよりぜーんぶ欲しいなぁ。



このALRジョーダンのチビスピーカーは本気でいい音をしていました、その威力にはびっくり!
最初、横のでかいトールボーイがやたら元気のいい音だことと思っていたら、
実は中央のチビスピーカーだったのでこれまたビックリ。
コイツの実力は侮れないぞと小一時間ほどいろいろな音源で再生させてもらいましたがオールマイティな実力派。
ペアで10万円くらいと価格もショーの中では常識的な価格なのも気に入った。
しかーし、ワスは先月にもスピーカー買っちまったんで当分小さいのは買えません。

といろいろ見てきたんですが、これ以外にもたーくさんあって満腹でした。
オーディオは見るのも聞くのも楽しいものです。
いつまでも長いことオーディオで楽しんでいきたいものですよ。
世間からはどんどん忘れ去られようとしているオーディオですが、
ワスはまだまだオーディオからはおさらばしませんからね。

ヴァージョン違い

2011年11月08日 | MUSIC

外に出掛けるたびにCDを購入してしまう。
今では購入するほとんどがクラシックのCDだ、特に吉祥寺のディスクユニオンのクラシックは
新宿店とくらべても格段に安く掘り出し物が多いのでかなりお得。
週に3日は所用で吉祥寺に行くので毎度吉祥寺のユニオンで散在してしまう。
一度に買う枚数は2~3枚なのだがそれでも気がつくとすぐに大変な枚数になっている。
私は古典派から近代まで現代音楽以外なら何でも聞く。
器楽曲もピアノからフルート、クラリネットどれを聞いても楽しいので何でも買ってしまう。
近頃ではすでに持っている同じCDを繰り返し買ってしまうこともあって
とうとうボケが始まったかなと思うこともしばしば。
定価で買うと1枚が2000円ぐらいなので痛いのですが、
なんせ1枚200円とか500円なんですからいくらでも試し買いができるのは嬉しい限り。

クラシックという音楽では同じ曲のオーケストラ違い、演奏者違いを楽しんでいる人が多いが
そのおかげでCDがどんどん増えてしまうのである、しかも今となってはとても面倒くさい。
私の好きなシェヘラザードなんて一体何枚CDあるんだろう?
もうベートーヴェンなんてどれだけヴァージョン違いがあるのかクラクラしてきますよ。
ショパンでもショスタコでも目当ての曲がある場合、どの演奏者を選ぼうかどのオケを選ぼうか
最初の頃は楽しかったけど今では単に面倒なだけ。
私はいずれにせよ最高の演奏を聞きたいのだが、人によって好みの基準が変わるのだから選択するのが面倒。
何をもって最高なのか?
ウィーンフィルなのか?ベルリンフィルなのか?
カラヤンなのか?バーンスタインなのか?
アルゲリッチなのか?ポリーニなのか?
答えなどどこにもありませーん。
もう最近ではいちいち面倒なので聞きたい曲がある場合、最初に手にしたものを購入することにしました。
だって結局ヴァージョン違いをいくつも買ってしまうからです、好きな曲の場合平均で5~6枚は持ってますね。
本当はこういうCDの買い方はあまり良くありません。
どなたの演奏でもいいですから、本来ならば基本の演奏をビシッとしっかり頭に刻み込まなくてはいけないのでしょうが
私は次から次へといろんな他の人の演奏や解釈が聞きたくなってしまうんですよね。
おかげで多くの演奏者やオケの癖はなんとなく理解できたのかな。
いやー、まだまだ当分はクラシックの知の世界への探求はやみそうにありませんね。

オーディオショー

2011年11月06日 | AUDIO

今年もオーディオショーに行ってきた。
数あるオーディオショーの中でもこの有楽町の国際フォーラムでやるヤツが
規模・展示ブースの面で圧倒的に抜きんでている。
それでも本年は来場者数は少なかったとのこと、オーディオ界の停滞は深刻なのである。
来場者数の減少は私にはどこもかしこも結構ガラガラで試聴する側からすると最高なのであった。
いやー、もっとたくさん写真撮っとけば良かったです、とにかく楽しかったなぁ。

今年は目立った新製品はなかったが、それでも私は各ブースで音楽を聴いているだけで楽しかった。
とても買えないようなペアで数百万円もするようなスピーカーや
(ソナスファベールのザ・ソナスはペア2100万円!アホである)
超弩級のシステムから放たれる余裕のサウンドは天上の響きに近いモノが数々ありました。
あの広い国際フォーラムの4階から7階までのたくさんある部屋のすべてから
今まで聞いたこともないような「いい音」が目白押し。
いやー、金曜と土曜の2日間昼から夕方まで最新のサウンドを堪能しましたよ。
あんまり楽しいんで家に帰りたくなかったなぁ。


いつかは欲しいオーディオマシナからは、開発者のカール・シューマン氏の講演を聞くことができた。
ユニットの形はどんどんヘンな宇宙人みたいになっていくんだけど、本当にいい音なんだよなぁ。
どうしてあんなにいい音が出てくるのか本当に不思議、聞いているウチに元気が出てくる感じ。
このスピーカーはマジで欲しいなぁ、でもシステムで組むアンプはどうしよう。
というよりも高すぎてホイホイとは買えません、VIOLAが相性いいのかなぁ。
多分、今回のショーの中でベスト3のウチの一つ。それにしても通訳はなんとかしなさい間違えすぎです。



アヴァンギャルドは私には扱えません、凄すぎる。
サウンドも大味であんまし好きじゃない、でもこのスピーカーを聞いてはじめてホーンの素晴らしさを実感したよ。
大体大きすぎるんだよね、でも不思議なスピーカーなんだよなぁ。
ヘンなところでサウンドにキレがある、重くて長いんだけど切れ味の鋭い日本刀を感じたね。
これは誰かに買ってもらってたまに好きなCDかけさせてもらうのがいいな、所有するには気分が重たい。


ナグラはいつもながら最高、永遠にあこがれる素敵なデザイン。
いつかはナグラだな、ちなみにナグラはポーランド語。


いまはこんな感じのシンプルなシステムが私の好み。
もう大きなスピーカーでがんがん鳴らす時代じゃあないんだよね。
定位がビシッときまって解像度があるスピーカーが私の好みなの、だからエラックは完全に私のツボ。
中でも私が評価できるのは310ラインだけ。この310の特別仕様はいいね。

いろいろ素晴らしかったけど、ベストは見出し写真にあるジェフとアヴァロンの組み合わせ。
やはりアヴァロンは最高のスピーカーでした、私が本当に欲しいのもやはりアヴァロン。
もう部屋に入ったときから雰囲気が全然違う、オーディオでここまで空間構成ができるのかという感じ。
これらをドライブするジェフの625も素晴らしかった、プリはコーラスと新製品のDAC。
もう音の存在感そのものが違いました、この感じが味わえるのはいまだにアヴァロンかウィルソンだけだなぁ。
そんな証拠として今年もアキュフェーズもラックスマンもモニタースピーカーはアヴァロンを使用していました。
担当の人にも話を聞いたけど、やはりアヴァロンクラスでないとダメだとのこと。
それだけアヴァロンのスピーカーとしての能力は抜きんでているようです。
他にはアキュフェーズでは先ほどのELAC310IBをモニターで使用していましたね。
まぁ、そういうことでしょう。それほどELAC310の能力も高い。
いやー、それ以外にもリンジャパン、エソテリックなど楽しかったなぁ。
いろいろ勉強にもなったこの2日間、これを機にさらに自分のオーディオをいい音にしようっと。



BOXもの

2011年11月02日 | MUSIC

クラシックのCDを購入する際には断然BOXものがお得である。
今までチマチマ1枚ものを大切に買い続けてきて損した気分だよ。
ベートーヴェンもヘンデルもモーツアルトもショパンも
バロックだろうがなんだろうがドカンとBOXもの買っちゃったほうが結果的には格安だったのである。
しかも最近の箱物は以前に比べて格段に安い、そんなわけで実物を見にいざ新宿へ。

そんなわけで売り場を歩き回ること小一時間、やーっとカラヤンとクレンペラーのBOXをなんとかゲット。
カラヤンは当たり前だがベルリンフィルとの共演でベートーヴェン全集13枚組・80年代のフルデジタル録音。
カラヤン好きの私としては本当は60年代か70年代モノの方が好みだが、音質面から80年代モノをチョイス。
ピアノ協奏曲はエッシェンバッハとワイゼンベルグとの共演で鉄壁、
ヴァイオリン協奏曲や弦楽奏では愛しのムターやヨ-・ヨー・マと完璧。
どれほど素晴らしい音なのか早く聴くのが楽しみ、やはりアナログ録音との差はあるのだろうか。
これら13枚で¥3200円はうれし涙プライス、1枚当たり¥250円は普通あり得ません。

そしてクレンペラーはEMI時代のマーラーBOX、全6枚組で破格の¥2000。
交響曲は2番、4番、7番、9番と大地の歌。まだ聴いていませんがオススメは多分9番だろうなぁ。
カリガリ博士のような、或いは孤高の科学者のようなクレンペラー。
私にはドイツ・レクイエムでおなじみだがクレンペラーもベートーヴェンからなにから片っ端から聞いてみたい。
チェリビダッケ、ジュリーニ、パーヴォ・ヤルヴィと共に私にはとても興味のある人物。
それにしてもクラシックの箱物というのは特別安いなぁ、ロック・ポップスの箱物が特別高く感じるよ。
この間リリースされたピンク・フロイドの箱物なんて3万円以上してたもんなぁ。
すごく欲しいけど主要なアルバムは全部持ってるしいいや、そんなにリマスター音いいのかなぁ。
多分、ロック・ポップスはここぞとばかりにぼったくってる感じさえしてしますなぁ。
これからは1枚モノをチマチマ購入するよりも箱物をドカンと買うのが得策と見た。
ハルモニア・ムンディのバロックの20枚組の箱物が確か3000円くらいででてたけどあれも欲しいなぁ。
週末のオーディオショーの帰りにでも買っちゃおう!売れてなければいいんだけど。