ROOM 402

日々多くを思うものですがその思いはすぐにきえて忘れてしまうものです。忘れられない想いや日々の出来事を書き綴ります。

正しい日本の夏

2007年08月06日 | EAT

日々猛暑でようやく夏が本格化してきました。
子供の頃とは違い素直にこの暑さが喜べないのですが、
セミも盛大に鳴き始め夏らしいといえば本当に夏らしいですね。
昔は家の縁側で毎日のように冷たいスイカを食べて
タネを庭に吐き出していたのを思い出しました。
今年も数年ぶりに毎日大量にスイカを食べていますが
こんなにも甘くて美味しいものだったのかと驚いています。
毎朝のマラソンも数日前からバテ気味でキレ味良く走れないのが不満なのですが、
炎天下でのスポーツは良くないということなのかもしれません。自重します。

話は変わりますが先日ロンドン帰りの友人から聞いた話なのですが
ロンドンでは地下鉄の初乗りが¥1000だそうです。
東京では私がよく利用する地下鉄銀座線が¥160ですからざっと6倍ですね。
更にロンドンではよくあるパブ(パブリックバー、居酒屋ですな)で
お馴染みのビールとフィッシュ&チップスを軽くつまんで¥5000だそうです。
私がロンドンにいた頃は確か地下鉄が¥300くらいでパブでも¥2000
くらいが相場だったでしょうか。随分と高くなったなぁと友人に話しました。
しかし、ロンドンの人たちは別に先の価格を高いと感じてないのですから
オドロキです。つまり、私がロンドンにいた15年近く前からイギリスでは
所得も物価もスロースライドで上昇しているのに対して東京ではこの10年から
20年近く物価も賃金も上昇していないのが原因なのですね。
最近都心にできているリッツ・カールトンやペニンシュラなどの最新ホテルは
どれも1泊5万円からと高額に感じるのですが欧米のビジネスマンたちにとっては
むしろ普通の価格らしいのですから不思議な感じがします。
ですから、今ヨーロッパ製品を購入するのは控えたほうがいいでしょう。
モチロンヨーロッパ方面への旅行も同様です。
そうはいっても街では皆さんヴィトンやグッチやエルメスを頑張って
買っていますが、冷静に考えると今は買い控えたほうが得なようです。
気がつかない間にいろいろな形で格差が生まれていますが
こういう形で日本が出遅れているとは気がつきませんでした。
確かにやみくもにインフレや公務員の給与がベースアップするのは
いいとは思いませんが、世界基準という目盛りも考慮に入れておかないと
気がついたら後進国の仲間入りをしていないとも限りません。
それにしても冷静に考えると日本は物価安いですよ。
牛丼¥300、キャベツ¥150、地下鉄¥160、コーヒー¥200
他にも挙げたらキリがありませんが実は相当安いと思います。
個人的には数年後には緩やかなインフレーションが起こると
予想しますが(もう一部では起きている)
本当は新聞やマスコミが言うほどには暮らしにくくないのでは
ないでしょうか。



二日酔いをプラス思考にする

2007年08月04日 | WEBLOG

昨日は激しい二日酔いのためマラソンも中止、
昼の用事もキャンセルとなりました。情けない。
それほど激しく飲んだつもりはなかったのですが、
夕方まで嘔吐と頭痛が続いたのですからかなり飲んでしまったのでしょう。
毎度二日酔いをするたびに「二度とお酒など飲むものか!」と思うものですが、
翌日にはケロリとした顔をして飲んでいるのですから懲りないんですねぇ。
昨日の二日酔いは意識的な二日酔いと申しましょうか、激しい頭痛を
抱えながらもこの際なのでいろいろ考えるということも同時にやりました。
結果、二日酔いはとても大事だということがわかりました。

二日酔いを経験された方ならばお解りでしょうが
あれは本当にツラいものですよねぇ。
胃や胸のムカつきやら嘔吐の繰り返し、
嘔吐はしないまでも永遠に続くかのようなズキズキ痛む頭痛など。
基本的にこれらの症状は風邪やその他の多くの病気の
様々な症状のオンパレードのようですよね。
それらを数時間に渡り身体にも記憶にも刻み込んでくれる二日酔いとは
なんとも有難いものだということがわかりました。
しかも数時間後にはあら不思議!まるで何事もなかったかのように
スッキリと完治しているのですから。
通常の私ですと食事にも睡眠にも運動にも人一倍気を遣っているので
この数年は病気という病気を知りません。
モチロン風邪の諸症状や微熱による不快感、胃や腸の異常なども
この数年は二日酔いで体験する以外はないのです。
ですからこうして二日酔いをすることにより、
風邪の諸症状や胃の病気、偏頭痛を疑似体験できるわけですから、
これは貴重な機会といえるのではないでしょうか。
当日は思いっきりお酒による酔いをとくと楽しみ、
翌日は二日酔いで普段なら味わえない病人気分をイヤというほど体験する。
少なからず反省と自重する気持ちにもなれて一挙両得というわけです。
ですから昨日の私は朦朧とした意識の中で、これは二日酔いなのだが
本当の病気はもっとツライんだぞ。と思いながら水を飲んでいたものです。
二日酔いを二日酔いと思わず、今後迫りくる病魔の予行演習と
考えれば翌日から更に健康にも気を遣っていいのではないかと思うのです。
家内からは酒飲みのアホな言い訳にしか聞こえないようですが。