ROOM 402

日々多くを思うものですがその思いはすぐにきえて忘れてしまうものです。忘れられない想いや日々の出来事を書き綴ります。

東京ミッドタウンと赤坂の家

2007年07月29日 | WEBLOG

東京ミッドタウンに行きました。六本木ヒルズ、表参道ヒルズと同じです。
どこもかしこもオシャレにできていて物価も高そうです。
レストラン、ブティツクも行きましたが私も家内も欲しいものがありませんでした。
ただ、以前の桧町公園を上手く景観に取り込んでいて緑や芝生が
多いのはとてもよいことだと思いました。
この東京ミッドタウンのすぐ裏手に赤坂の叔母さんが住んでらっしゃいます。
明石男爵(機密工作によりロシア革命を支援したり、後の台湾総督になった方です)の
自邸のあった場所に今でもお住まいになっていらっしゃいます。
以前は白亜の洋館で戦時中はGHQが接収したり、戦後もどこかの国が
大使館としても使用していました。
子供心にもこの洋館が素晴らしいものだというのは覚えています。
ひょつとして私のヨーロッパ趣味の原点になったのがこの赤坂の白亜の洋館
かもしれません。それほどその白亜の洋館は素晴らしいものでした。
今ならさしずめ江戸川乱歩の撮影に使えそうな感じの建物です。
現在ではもうその洋館はなく、十年ほど前に伯母様がマンションを建ててしまいました。
赤坂のおじさんはもう亡くなりましたが、かつてはスーパーエリートな方でした。
昭和初期に府立一中、一高、東大、英国のオックスフォードというバリバリの
コースを歩まれた方です。とても優しい方でいつもニコニコしていたのを覚えています。
子供の頃から通った乃木神社、桧町、赤坂裏は全然変わってしまいましたね。
時代が変われば街並みも変わるのでしょうが、東京の変わり方は激しすぎます。
六本木や麻布界隈は猥雑な感じがするものですが、この赤坂界隈は下町とは違った意味で
古き良き東京の香りがするのでお気に入りの場所でした。
団子屋も蕎麦屋もうなぎ屋も格別に美味しい店があるのです。
東京ミッドタウンに行って感じたことですが、
どんどん東京が資本に食いつぶされてる感じがします。
旧伯爵家の跡地は三菱地所が乗っ取り、旧大名家の跡地はメリルリンチが乗っ取り、
防衛庁の跡地は三井不動産と時代が変われば持ち主も変わるのですね。
以前のお屋敷町は誰の所有物か明確に解ったものですが、今では
その所有者も法人であったり外国の会社であったり不明確なのも不気味です。
これも時代の趨勢なのかもしれません。


SALE

2007年07月28日 | WEBLOG

今どき街にでるとデパートも専門店もSALE!SALE!とついつい気持ちが
盛り上がってしまうのですが、ドケチな私としましては意外と財布のヒモは固いのです。
しかし、世の中いつでもSALEやってるような感じするのは私だけでしょうか。
私がお気に入りのお店のOSHMANS(スポーツ衣料やアウトドアのお店です)
などは数ヶ月に何度もSALEの告知をしていますしその他の専門店も大型電気店も
行けばいつでもSALEをやっているような感じがします。
まぁ、お店側としてはSALEの告知で売上げを伸ばそうとしているのでしょうが
さすがに消費者も辟易しているのではないでしょうか。
私ももう最近ではだまされません。
それどころか少し偉そうですが、近頃ではSALEで安物をつかまされるよりも
欲しいものを定価で購入することのほうが多くなってきました。
もうこの年齢にもなると若い頃のように無尽蔵に欲しいものもなくなり
いい物を数少なく所有しようという考えにもなりました。

SALE!SALE!に舞い上がらずに財布を守るのは大変なことですが
財産が目減りするばかりの中年の親父としてもそろそろ
好き勝手な買い物も自重しようと考えております。淋しい!

文句

2007年07月27日 | WEBLOG

やたら文句ばかりいってる人がいる。
ブログでも文句ばかり書いてる人がいる。
誰が何をしようとこの世は自由だから構わないのだけど、
文句ばかり聞くのはいやだなぁ。
そういう私の口からでるのも文句の類が多いのだけれども
できれば文句はあまり口にしないほうがいい。
気がついていない人が多いようだが、
文句は人の気持ちを悪くさせる。
普通の会話が文句の類になっている人は悲劇的だ。
ついつい文句が口からでてしまう。
世の中をマイナスでしか見ることができない。
何事もプラスで見ることができない。
他人の良いところを見ることができない。
他人のあら捜ししかすることができない。
最近では文句ばかりいう人は顔つきでもわかるようになってきた。
目つきイヤらしく、口の周辺がシニカルだ。
少しばかし頭良さそうな顔つきなのだが本当は大マヌケだ。
そういう人は生きかた自体も損している。
人もどんどん離れていってしまう。

けっしてそんな人間にだけはなりたくないと
心から願う文句オヤジであった。
これからは文句いうことなく他者のいいところばかり見て生きていこう。

ノートパソコン

2007年07月24日 | WEBLOG

これからパソコンを購入される方には断然ノートパソコンをオススメします。
まずは場所をとりません。持ち運びも容易です。電力の消費量も全然違います(省エネ)。
以前はノートパソコンだと信頼性に欠けるとか拡張性がないとか言ってましたが
もはやそんな時代ではありません。
それどころか最新のノートパソコンともなると通常のデスクトップモデルよりも
素晴らしいマシンが数多くあるのが現在のようです。
私はパソコンを無線LANで家のあらゆるところ(リビングルーム、ベッドルーム、書斎、
トイレなど)で使用するのでノートブックでないといけないのです。
私の場合、ノートパソコンと無線LANにしてからというもの
パソコンがとても利用しやすくなりました。
デスクトップだとわざわざ書斎までパソコンを利用しに行くという感じでしたが、
ノート&無線LANだと家の中の好きなところでできるので快適です。
食事中にもパソコンやってることもあるくらいです。
やはり、パソコンも車も楽器もカメラも洋服も何でも見かけや中身が立派なものよりも
気軽に利用出来るもののほうが長くよく使うんだなぁと感じました。

夏休みになったせいか、子供連れの母親の姿が通勤時間帯にも目につくようになりました。
普通ならバス亭でバスを待つ間にカードや小銭を手に持ち、
バスにすぐに乗れるように用意しておくのがマナー。
しかし、母子連れの多くはバスに乗ってから財布の中身をのぞきます。
そのせいでバスは遅れても、負い目はまったく感じていないのか、バスの中でも平気な顔。
他人の迷惑に鈍感になれる感性、こんな人がとても増えてきている感じがします。
電車の切符を購入する時でも事前に小銭を用意していない人や
目的地までの運賃を把握していないノロい人に困惑します。
いちいちそんなことにイライラする私も相当に視野の狭い人間ですが
それ以上に周囲に対して無神経、鈍感な人間が増加していることにイラ立ちを感じます。
これ以上「鈍感力」なんて困りますよね。

魚料理

2007年07月23日 | EAT

ここ最近、魚料理ばかり食べている。
マグロの刺身、さわらの塩焼き、あじの干物、イカの刺身、
西京焼き、子持ちししゃも、さばの塩焼きなどなど。
旬の魚をシンプルな料理法で食べるのが一番いいみたいだ。
子供の頃は魚嫌いだったのに大きな変わりように自分でも驚く。
近頃の私は肉料理を食べるとは胃にもたれるし、顔や身体からヘンな油が出てくるしナントいってもスグに太るので敬遠気味なのである。
一方の魚料理は素材も料理法もシンプルでよろしい。
身体にも良さそうでおかげで毎日調子がいい。
渋谷の東急東横店の地下にある2軒の魚屋で買うことが多いのだが
ここの魚屋はさすがに評判がいいだけありいつも新鮮で安い。
さすが魚力は東証に上場しているだけの事はある。
毎日、仕事帰りに良さそうな魚を選んで帰宅するのが小さな楽しみの魚親父であった。

セミの声

2007年07月20日 | WEBLOG

今朝、今年初めてのセミの声を聞いた。
明日から夏休みと考えると絶好のタイミングでセミたちも鳴き始めたわけだ。
このところは天気が曇りと雨で憂鬱であったが、今朝だけはかるい日差しとセミの鳴き声が束の間の気持ちのいい夏にしてくれた。

なぜか私的にはセミの鳴き声とウクレレの音色は合う。
両方とも季節モノの音色だが風情があっていいものだと思う。
考えてみればハワイではセミの鳴き声聞いたかな?覚えていない。

そろそろ携帯電話も買い替えかもしれない。
携帯電話の料金だけで毎月1万円してるのだがソフトバンクならモット安くなるようだ。
ソフトバンク信用していいのかなぁ。一説にはauが一番安いという人もいるがお店に行ってもよくわからんのが現実。
ナンバーポータビリティ制度も実は解約金が取られるなど結構いいかげんのようだ。しかし、1円でも通信費を安くしたいので後で、ソフトバンクでも行ってこよう。

OUT OF ORDER

2007年07月16日 | WEBLOG

タイトルは英語で”故障中”の意味。ちなみに反対語はin order。
というわけで常用しているノートパソコンが2日前からout of order。
いろいろ試行錯誤してみたがダメなものはしょうがないということで昨日新しく買いました。
デルコンピュータの最新ノートブック、CPUもCore2DuoのT7300にしてメモリーも2ギガ、しかしながら到着は2週間後。
他社と比べて10万円はお得な買い物なのだが2週間も待たされるのはつらい。

我が家のパソコンはデスクトップ、ノート各1台ずつなのだが、今回はどちらかが壊れた時のために予備で持っといてよかった次第。
新しく購入したノートのOSはVISTAなのだが、時代はいまやVISTAみたい。
悔しくもまんまとマイクロソフト社の商売に貢献しているわけだが、流行だけには逆らってもしょうがないとの教えに従い、いずれもう1台のパソコンもビスタ搭載のノートパソコンに買い替えようと考えている。これからリリースされるソフトもビスタ対応のものばかりだろうし住居も車もパソコンも最新のモノがいいに決まっている。
ビスタで新たに何ができるのかはよくワカラナイのですが、パソコンに弱い小生としてはこれも勉強あれも勉強ということで2週間後からは久し振りにパソコンの勉強でもしてみます。

基本的には私のパソコン生活なんてインターネットとメールさえできれば事足りるのですが、今後は動画編集や写真の加工なんかもやってみようかななどと考えておりまする。
本当はパソコンを利用しようと考えれば無尽蔵になんでもできそうなのですが、かなり遅れてパソコン生活に入った身なのでゆっくり勉強していこうと考えている次第。

書店の誘惑

2007年07月11日 | BOOKS
「狂い」のすすめというタイトルの本が15万部を突破したらしい。
近頃の出版界からするとかなりのヒット作であろう。

・人生に意味なんてありません
・「生き甲斐」なんてペテンです
・生まれてきたついでにノンビリ自由に生きる
・流行に楯突いてはいけません
・孤独に生きるのではなく、孤独を生きる
・世間の物差しではなく、自分の物差しを持つ
・「狂者の自覚」を持てば、まともな人間になれる
・人間は互いに迷惑をかけ合って生きる存在です
・老・病・死と仲良くする
・「希望」という名の欲張りになっていないか
・「強者」は会社の肩書きにたよらない

等など魅力的なキャツチコピーの数々が読んでみたいなという気にさせる本である。時には肩のこらないこんな感じの本もいい。
著者はひろさちやという人。先日亡くなられた池田晶子さんみたいな感じかな。
集英社新書で¥714なので気軽に買える本だ。
今日でも吉祥寺に行ったついでに買ってくるかな。
本といえば私の敬愛する研究家、鶴岡真弓さんの新刊が出たらしいがそちらのほうは早急に読まないといけないと思っている。鶴岡先生にはケルト関連の時に随分お世話になった。確かエンヤが大流行したときだったかな。
今回の著作もかなりディープな内容のようで興味深々である。
福田和也の「戦争論」も気になっている。いろいろと批判のある人だが
私はこの人の文章が好き。読んでみたいなぁ。
そんなこんなで書店をウロウロしているとどんどん欲しい本がたくさんでてきて困ってしまう。今日は目的の3,4冊と夜の酒のつまみでも買ってサッサと帰ろう。

日本とドイツ

2007年07月09日 | WEBLOG

どうやら日本とドイツでは同じ先進国でも政治に対する中身は大分違うようだ。こちら日本は「豊かで腹いっぱいな怠惰な政治社会」。一方のドイツは「社会に不満があれば、自らが動いて変えていく」ということで16歳から選挙権が認められているそうだから羨ましい。16歳から選挙権か。この日本でも16歳から25歳くらいまでの汚れを知らない若い有権者が意識を持ってまともな政党に投票したら日本も少しはマシになるのだろうがまだまだ先のことだろうな。いや永遠に無理かも。日本の若者(大学生)たちの間でまず政治の話は話題にのぼらない。大人の世界だってそうだ。中学、高校、大学にまで各正統の関係者が数多く足を運び、「大人と子供の政治論議」が日々展開されているドイツとは大違いだ。だからドイツやヨーロッパではかなり政治的なロック歌手が多いのかと妙に納得した次第。私はまだドイツのほうが政治に対する可能性が残されていると思う。私にとって政治とは別段難しいものではなく、ただ単により良い暮らしをするための手段であって、昔のようにイデオロギーがどうのこうのというものではないのである。是非とも今回の参議院選ではよくよく考えるべきことだ。

話は変わるが昨日、娘を連れて吉祥寺に行った。旧三越・大塚家具の跡地にヨドバシカメラがオープンして大混雑であった。最近、立川や東村山の巨大モールなどに客を取られて苦戦続きの吉祥寺であったが昨日はどこからこんなに人が湧いて出てくるのかというくらいの大盛況であった。上層階のユニクロもレストラン街も大混雑、ヨドバシカメラ吉祥寺店は大成功のようである。昨今はデパートは閑散としているのに家電量販店はいつも大盛況という時代になってしまったんだなぁと時代の移り変わりを感じ入っていたが、何のことはない家電量販店が現在のデパートメントストアなのかもしれない。

馴染みのバー

2007年07月07日 | EAT

大抵、金曜の夜は馴染みのバーで出身・経歴はそれぞれ違えど私を含めてなぜか同い年の3人で語り合うことが多い。仕事も趣味もまったく共通項のない3人なので語り合うと話が尽きない。私の全く知らない世界の話を聞きながら感心したり、自分の生き方の参考になったり。時には私も皆さんにとっておきの話をしたりと楽しい酒飲み相手たちだ。同年齢というだけでそれ以外の接点がまったくない人たちとの語らいは頭の体操にもなるし未知への扉を開いてくれたりもして楽しいものだ。バーという場所柄、食べ物がほとんど無いのもいい。太る心配が少ないからである。基本的には酒と簡単なつまみだけ。とかくアルコールは食欲を増進させるので注意が必要。本当は少なからず食べながら飲んだほうが胃にも肝臓にもいいらしいのだが、バーに行く時は軽く食べてから飲みにいくので酔いが行き渡るのも遅いが悪酔いもしないので丁度いい具合なのだ。一人で飲むときにも使う馴染みのバーだが、開店時間が遅いのが玉にキズである。近いうちに早めに開店してくれる安くて雰囲気のいい居酒屋を探したい。

ジェフリー・ディーヴァーの「クリスマス・プレゼント」を読了。去年のクリスマス頃に購入した本だ。期待しないで読み始めたのが良かったのか思いのほか楽しめた。かといってリンカーン・ライムシリーズを読むかというと決めかねる。