ROOM 402

日々多くを思うものですがその思いはすぐにきえて忘れてしまうものです。忘れられない想いや日々の出来事を書き綴ります。

禁煙成功

2007年11月30日 | WEBLOG

年末になるにしたがって宴席が増えてくる。
家で晩酌をしている分には飲みすぎることはないのだが
外で飲むと、特に気の合う友人と飲んでいるときはたいてい飲みすぎてしまう。
翌朝、ジョギングしているときなどいつもゲーゲーいいながら走っている。
ゲーゲーいいながら走っているときは飲みすぎを後悔するのだが
いざ宴席ではまた飲みすぎてしまうので本当に懲りてはいないのだろう。

驚くべきことにタバコが多分やめられた。もうまったく吸っていない。
禁煙成功である。
別に何にも頼ることなくすんなりやめられたから嬉しい。
ガムをかんだりアメを舐めたりもしなかった。
最初の3日間が辛かっただけであとはすぐに慣れてしまった。
10月25日スタートだから、一ヶ月は過ぎた。
バーなどで飲んでいるときに無性に吸いたくなることがあるが
ほんの少し我慢すれば数分後には吸いたいという欲求が消えていく術を心得た。
止める前は長年吸い続けたタバコと縁を切ることに相当の苦労があるものと
覚悟をしていたが、今のところあまりにも簡単に止められたので拍子抜けしている。
でも、気をつけなくちゃいけないのが、ひょんなことからまた吸い始めてしまうことだ。
それさえなければ、多分完全に止められる。
よく何年も禁煙していたが、ひょんなことからまたタバコ吸いになってしまった人を何人も知っている。
どんな形で誘惑が魔の手を差し出してくるかわからないので気をつけなければ・・・。

おかげでジョギングのタイムがどんどん早くなっている。
きっと禁煙と関連性あるのだろう。
しかし、一方で体重が減らなくなってしまった。
減らないどころか少し増えてしまったのがショックだ。
毎日運動はモチロンしているし食事にも気をつけているのに
体重が増えるのは明らかに禁煙と関連性ありとみた。
まぁ、もう2ヶ月様子をみてそれでも体重が落ちなかったら
しばらく断食してみようかと思う。
断食していったん身体をリセットしてから運動と食事のバランスを考えてみることにしよう。
もうあと一ヶ月で今年も終わってしまうが禁煙が今年いちばん大きい出来事かもしれない。
それにしても私のように意志の弱いものがよく止められたものだ。
ただ、毎日のジョギングや食事に気をつける習慣がなければ止められなかったと思う。
今や駅のホームでもタクシーのなかでも寿司屋でも蕎麦屋でもレストランでも
タバコを吸うことができない。
外国ではハワイでもニューヨークでもロンドンでもミラノでも吸うことができない。
気がつけばいいときにタバコを止められたかもしれない。

落ちこぼれ

2007年11月25日 | WEBLOG
今ではかつてないほど健康と病気への関心が高まっている。
国も職場も学校も社員や生徒に健康への改善努力を強く求め
関連ビジネスも花盛りだ。少し狂気じみている。
そんなに太っていることが悪なのか。
大体、いつ頃からメタボリックとかいって
軽肥満を早期改善するよう促すようになったのか。
日本人は同調しやすい民族だからワザとそうしているのだろうか。
時代は変わったものである。
私が小・中学生の頃などのんびりしたものだった。
確かに肥満の子はクラスに数人はいたものの誰も気になどしていない。
少なくとも今のように周囲は必要以上に神経質ではなかった。
私も毎日、野原や広いグラウンドを走り回り、木に登ったり、
今ほどひどく農薬も使われていない野菜を食べていたものだ。
食事も今の子供のように、やれ無農薬とか気にもしていなかった。
当然、現在よりも平均寿命は短かったのだろうが、
イメージだけならば、かつてのほうが健康的な気がする。
太ってる人など今も昔も変わらずにいたのだろうが
現在のほうが太っている人は現代病の目の敵にされているようで可哀想だ。
やれメタボリックだの糖尿病だの高血圧だのいわれているが
中には体質的に太っている人もいるだろうに。
一昔前には健康がこれほどビジネスの最前線に出てくるとは、
国民的な関心事になるなど、ほとんどの人が考えていなかったと思う。

まぁ、健康ブームというのは別に悪いことではないが
それだけこの国自体が豊かになって疲弊・飽和してきたのだろう。
昔などは食うことに精一杯でやれオシャレだの流行のデザインだのに
考えが及ぶことなどありえなかっただろう。
「衣食足りて礼節を知る」というのはまさしく至言だが
衣食足りた我々が、はたして礼節を知ったのかというと大いに疑問が残る。
30年前や40年前と比べると今ではベースとなるインフラや社会整備基盤は圧倒的に進化した。
必然的にそれぞれの生活レベルもそれなりに上昇したので
個々の生活ぶり自体は昔のように貧乏臭くはなくなった。
だからといってみんなが快適で心の底から素敵な暮らしをしているかというとそうではない。
古いタイプの風呂釜が新式ユニットバスに変わったくらいの変化でしかないようだ。
単純に清潔で便利になっただけ。
私自身、40年近く前に小学校3年生で引っ越してきた杉並区だが
その頃はまだ舗装されてる道路が少なかったものだ。
舗装路がないというのは今ではある意味凄いことだ。
だから通学路も雨だと泥道になるので長靴は必ず必要だった。
最近はどこも道が綺麗だから嵐のとき意外は長靴なんて要らない。
でも、そんなことがたったの20年前、30年前のことだったんだなぁ。
ずいぶん昔に感じるなぁ。年を取ったんだ。
それとも、この5,6年のスピードが速すぎるのかなぁ。
個人的には、この5,6年は10,20年くらいの長さに感じるくらい重みがあった。
なにせ時代が以前と以後では明らかに変わった感じがするくらいだ。
パラダイムシフトという言葉があるがまさにそんな感じ。
今では車を運転するのにキーなんていらないし、(革命的)
音楽聴くのも昔はレコードやCDだったが、今ではデータになってしまった。(考えられない)
電車に乗るのに切符がなくなりつつあるし、(いまだに信じられない)
みんな携帯電話持ってるので公衆電話もなくなってしまった。
それよりなにより携帯電話の進化こそがパラダイムシフトの代表的なものかもしれないなぁ。
最初は通話機能だけだったのが、今ではカメラ、ビデオ、テレビ、GPS、海外通話、
定期の機能、お財布ケータイともはや電話ではなくドラエモンみたいなマシンだからな。
本当にスゴイ時代になったものだ。
携帯のようなこんなスゴイ機械が生きているあいだに実用化されるなど思ってもいなかったし、
現実にそれを使っている自分自身も想像できなかったからなぁ。
ところが、いまや私の周囲では以前では想像すらできなかった
様々なデジタルガジェットに囲まれて暮らしているのが現実だ。
中にはデジタルなモノにも囲まれていないし旧態依然とした暮らしをしているように
思っている人もいるかもしれないが、実はそんなことはない。
その人を取り巻く環境自体もテレビ、電話、電気、ネット、経済、様々なもの果ては
ライフラインに至るまでほとんどがデジタル的な情報、モノで包囲されつつあるのが現状だからね。
当人の意思などとは関係なくデジタルの進化、人類の進化は永遠に続く。
昔は大好きな音楽でもオーデイオでも進化のスピードや情報化がノロかったので
いくらでも多種多様なものに追随していくことができたものだけど今ではもう全然ダメ。
とてもついていけない。先ずテクノロジーの進化が早すぎて追いついていけないのである。
オーディオも音楽も携帯もそれ以外のデジタルものもリアルタイムでは何がなんだかわからない。
後からゆっくりゆっくり勉強していってやっと納得する感じ。もうろくジジイだな。
娘を見ていると最新のPCや映像の技術を嬉々として自身の脳の中に自然に取り込むのに比べて
私はいちいち疑問に思ったり、考えこんだり、反論したりしているがそれではどうも駄目みたいだ。
新しい技術や機器は感覚的に自然に脳の中に取り込んでいかなければ脳がストップしてしまうみたいだ。
いったん脳がストップしてしまうと、その後には混乱や停滞が起こり、結果ワケ解らんとなってしまうみたい。

今日は時代に取り残されたオジサンの意味不明のつぶやきになってしまった。
というか時代の流れについていけない落ちこぼれオジサンの嘆きか・・・。

ブレラン

2007年11月24日 | CINEMA

映画「ブレードランナー」のことを私とその友人たちは「ブレラン」と短縮して呼んでいます。
私にとって、この1982年公開のこの映画に関しては語りつくせないほど多くの思いがあって
現在までに至ります。数年前から私以外にも実は多くのファンが存在したのだということも知りました。
ネットで多くのブレランファンの記事を見る度に、皆さんの深い洞察力や研究に恐れ入る次第です。
日本人の一つのことに懸ける集中力・執念は凄まじいものがあると思います。
オタク文化といいますが、オタクの中にも脈々と受け継がれる集中力・執念の凄さは表彰ものです。
アメリカやそれ以外の国の専門バカ・研究者もスゴイのいますが日本も捨てたもんじゃありませんね。
それにしてもカルト的な人気を誇るこの映画ですが、日本での公開当初はコケたらしいですね。
そのブレランですが公開25周年を記念して豪華DVD2種類が発売されます。
いずれブルーレイになることが解っているのにDVD画質で買うというのはアホなのか悩んでいます。

本日はヨドバシでアイポッドタッチを触ってみました。
すごく面白くて欲しくなってしまったのですが、
手持ちのお金が足りなかったのでまた後日ということになりました。
ヨドバシではキャッシュで買わないとポイント損なんですよね。
今までアイポッドなどまったく興味なかったんですけど、
どこでその人の感性のアンテナが引っかかるのか不思議です、
今回ばかりは操作性やグラフィックにグッときてしまい
無性にアイポッドタッチ欲しくなってしまいました。
音楽以外にも写真が2万枚以上、ビデオも収録できるのが魅力です。
しかし技術の進歩は本当にすごいです。
先のブレードランナーが25年前ですが、
現実の進化速度はブレラン以上かもしれませんね。

アメリカではブレランはブルーレイでの発売らしいです。
アマゾン経由で輸入で購入したほうが利口なのかなぁ。

SERENDIPITY

2007年11月21日 | WEBLOG

「セレンディピティ」とは英語です。
掘り出し物上手とか思わぬ発見をする特異な才能とかいう意味なのですが、
私はこの言葉が以前からとても好きなのでした。
当初、聞きなれないこの言葉を自分のものとして理解するのに時間がかかりましたが、
いったん自分の中で認識した後からとても好きな英語の言葉の一つとなった訳です。
不遜にも数年前まではこの不思議な言葉は世界でも私くらいしか知らないかもなどと
アホなことを勝手に思っていたのですが、数年前に「セレンディピティ」というまんまのタイトルで
ジョン・キューザックとケート・ベッキンゼールで映画化されてしまいました。
内容はニューヨークを舞台にした他愛のないラブコメディなのですが
驚くことに私が以前暮らしていたアパートが出てきたときは不思議な縁を感じたものです。
そして今日、日本橋を歩いていたらその名も「セレンデイピティ」というお店を見つけたので
モチロン入りました。近頃の日本橋界隈の変貌ぶりは凄まじいものがあります。
その店自体は趣味のいいセレクトショップで、世界中から素敵な雑貨を集めたようなお店です。
これも何かの縁かもしれないので、友人へのクリスマスプレゼントなど
ここで買うのもいいかもしれないと思った次第です。贔屓にしてあげようかな。

急激に寒くなったので毎朝のランニングがとても厳しいです。
犬の散歩の人たちも毎朝頑張って休んでないので私も頑張って続けています。
去年は12月でもそんなに寒くありませんでしたね。
今年の冬のランニングは防寒対策を考えねばなりません。
早くもタイツを2枚重ねて走っています。

シャイニング

2007年11月19日 | CINEMA

スタンリー・キューブリックがもともと写真家を志していたのは有名な話。
昔、キューブリックが写真を撮っていた頃の作品を見たことあるが、とても良かった。
なかでも街のスナップが肩の力が抜けてて意外に素敵だったなぁ。
昔のロンドンてこんな感じだったのかとか、街のスナップを通して
キューブリックの視点がどう彷徨っているのか理解できて面白かった。
でも、キューブリックが本領を発揮するのは、やはりシネマの世界だろう。
語られすぎの「2001年宇宙の旅」は横において、昨日は関係ないがバイオハザードの1と2を観たので
本日は久しぶりに「シャイニング」をとくと観賞した。
ところで私は「シャイニング」をもう何回観たんだろう?
ニコルソン大好きというのもあるけど、この映画に限らずキューブリックの映画というものは
何度観ても、何度でも多くの新しい発見があるからスゴイと思う。
マーティン・スコセッシも「キューブリックの映画だけは1本で他の映画10本分の価値がある」
と言っていたがワカル人にはワカル台詞だよね。
最初とその次に持っていた「シャイニング」のDVD画面はスタンダードだったが
今回のDVDはワイド・スクリーン。リマスターされた画面は驚くほどキレイ。
音響のほうは99年発売がスタンダード&モノラル、次がスタンダード&サラウンド、
最新版がワイドスクリーン&サラウンドなのだが、もっと早く進化しろよ。一体、何枚DVD買わせるんだよ!
笑えるのが99年発売のスタンダード画面では、冒頭のヘリコプターシーンで
「A STANLEY KUBRICK FILM」とタイトルが出る直前に
撮影のヘリの影が映っていたのにワイド・スクリーンでは消えていた。
あと、ホテルの全景シーンでも画面の上のほうにプロペラが映っていたのが
なぜか目立たなくなっている。ということは、おいっ!もしかしてスタンダード画面の上下を
マスキングとかしてんじゃないだろうな!と思うのだがどうでしょうか。
しかし、こんなことキューブリックが生きていたら許されないことだろうな。
それにしても今回のデジタルサラウンド効果のほどだが、
ステディカム撮影の、三輪車でダニーがホテル内をぐるぐる廻るシーン。
板の間のうるさい音と、絨毯を踏んだ時の無音が、おっ、おーっ!
たったこれだけでこんなに効果を上げるものなのかと思った次第。
これは体感しないとワカランと思う。とにかく感心する。
内容に関しては知ってる人は知ってると思うので割愛。
私がこの映画をはじめて観たのは公開年の1980年だろうから、もう27年も前なんだな。
あの時は前評判とは真逆に全然怖くなかったのでガッカリした記憶がある。
実は、私がこの映画を本当に怖いと思い始めたのはこの3,4年のことである。
この映画が他のホラーと一線を画すところ、それは普通の人間が精神を病み、凶暴になった挙句、
愛する家族にまでその牙を向けるところとその過程である。
ここで豹変するのはドラキュラでもゾンビでもなく、それまでは普通のお父さんというのがポイントなのだ。
これは現在ではどこの家庭でも起こりうることだと思う。
事実、先日には物静かな地方の名士が息子を刀で切ったりしていたしなぁ。
キューブリックは静かに的確に未来の病巣を予測していたのだ。

父親(自分自身)が選んだ仕事。その責任感と重圧。
そして自分のプライドとは裏腹に女房子供を食わせるために納得できない仕事を
こなさなければならないという無力感、さらに社会に認められていないと感じる疎外感、
そんな男の持つどうしようもないドロドロとした思いが爆発する様がどれほど恐ろしいことか。
私は女房子供を食わせている今だからこそ明確にこの映画の意図することが理解できる。
この映画は当時二十歳前後の若造などには到底理解できない作品だったのだ。
本もそうだが、年をとって初めて理解できる映画があってもいい。
この作品でのジャック・二コルソンはどうしようもなく素晴らしいが、
やはりこれを制作したキューブリックは天晴れだ。
キューブリックは深い。
シャイニングの原作はたしかスティーブン・キング。
キューブリック自身もこんな経験したのだろうか?経験したんだろうなぁ。
顔見てもスゴイ短気っぽいしなぁ。すぐキレそうだしなぁ。
カーク・ダグラスから金でスパルタカス作らされてる頃から、シャイニングのアイデアがあったりして。

All Work And No Play Makes Jack A Dull Boy.

DVDレコーダー

2007年11月16日 | WEBLOG

ニューヨークから帰国中のY氏と来年制作・出版予定の私の写真集の打ち合わせ。
ニューヨークは更なる空前のバブルだそうで家賃もレストランの値段も上がる一方らしい。
いったい誰があんな家賃の高いところに住むことができるのか、
いったい誰が300ドルも500ドルもするディナーを毎晩食べてられるのか、
それでも世界の中心地であるニューヨークへは日々世界中から人が流れ込んでくるから不思議だ。
今年はもう年末進行なので無理だから来年こそは是非ともニューヨークに行くことを約束する。
それにしても、先進国における空前の好景気は少し異常だ。
ロンドン、パリ、ニューヨーク、東京、マドリッド、ミラノ、モスクワ、どこも浮かれている。
アジアではシンガポールも香港もソウルも台北も浮かれている。モチロン中国も。
雑誌を見ても各国の状況はきらびやかでいいことしか書かれていないけど本当なのだろうか。
映画を観てもテレビでも上記の各国が経済的に繁栄しているのはよくわかった。
でも、本当にこれら各国の皆さんは毎日ニコニコ顔で暮らしているのだろうか。
日本は世界に冠たる経済大国だが、本当に納得できる暮らしをしている人たちはごく一部のはず。
都心に持ち家があり、年収は一千万以上、貯蓄も数億以上ある人はどのくらいいるのだろう。
このくらいであれば、まぁ死ぬまで食うにも困らず、納得できる生活も可能だろう。
でも、大多数の人たちは日々の生活にも困窮し暮らしにくい世の中だと思っているはずである。
しかし、そんな大多数の人たちもテレビを見ているあいだだけは、
そんな暮らしにくい日々の生活を忘れることができるから不思議だ。
テレビを見ていればこの世の辛さも苦しさも忘れさせてくれる。
なんかみんなテレビで魔法をかけられたかのように静かで従順になっている。
テレビで人民統制しているかぎりこの国の人たちは永久に搾取され続けるのかな。
なんかハードSFみたいだ。それで結局テレビ局を爆破する傑作SF映画もあったな。
なんだっけ、あの映画、ちょい昔まで何度もテレビでやってたからついつい見ちゃったんだけど。
思い出したぞ!「ゼイリブ」だ!あれはジョン・カーペンターの名作だな。
あんなサングラスがオレも欲しいぞ。ついでのSF映画で「ヒドゥン」も私は好きだ。

しかし、テレビはとても面白いけどやっぱり怖いな。
私はニュースと天気予報と料理番組とドキュメンタリーだけでいいや。
と、そう思っていてもついつい他の番組を見てしまうのがよくあるケース。
ところがどれもこれもロクな番組がないのでスイッチを消すのが常。
しかし、DVDレコーダーで好きな番組だけ録画して見る機会が増えてから
テレビとの付き合い方が大きく変わった。私だけでなくそういう人、実は多いと思う。
テレビと少し距離がおけたのは大きいことだ。
DVDレコーダーなしでの生活などありえないほどDVDレコーダーが今では便利だ。
私にはビデオよりDVDレコーダーとの出会いのほうがはるかに衝撃があった。
あまりに多機能すぎて、いまだに使い方もよく把握していないのに
時代は早くも次なるブルーレイへと移りつつあるみたい。
私はDVDもコレクションしているのだが、次はブルーレイでもそろえなければいけないということなのか。
たしかに、画像の違いは明らかだ。ブルーレイはとてもきれい。
テレビはどうでもいいけど、映画好きの私としては大問題。
果たしてそもそもブルーレイは今、買い時なのか?
またまた調べることがたくさんで面倒な禁煙3週間目。

無駄金

2007年11月15日 | WEBLOG

政府の税制税制調査会が08年度の税制改正答申の大枠を決めた。
どうやら配偶者控除を見直すということらしい。
女性の就労意欲を妨げる一因になっているとして、
所得税にかかる配偶者控除を、廃止を含め見直すよう提言する。
共働き世帯が増加していることから、
政府税調は制度の役目が終わったと判断した。

本当にどうやって国民から税金を搾り取ろうか、
そればかり考えている集団はまったく恐ろしい。
働きたくても子育て中で働けない、介護中で家を出られないなど、
お金が一番必要な時に働けない人も多いのに、どうしろというんだ?
逆にこういった家庭こそ、少しの増税でも打撃は大きいだろうに。
ますます弱者に冷たい国になるな。
こんなことでは子供を安心して育てられないし、
満足な介護だってできやしない。
育児休暇制度等の福祉部分が完備されていて、
それを利用できるのは一部の大企業だけなんだ。
多くの人が務める中小企業にあっては、名目上はそういう制度があっても
実際に使うのはとてもじゃないけど無理なんだよ。
世間の実情や一般民衆の心がやれ大学教授だの大企業のお偉方だのに
理解できるはずはない。

今まで、どれほどの税金の無駄遣いや役人が盗んだりしたために
国庫が苦しいのだからやるべきことはただ一つ。
国家公務員の全員分の給料を2割下げたらいいんだ。
民間企業では赤字の場合は社員の給与カットは当たり前なんだ。
国がこれほどの赤字なら役人の給料をカットするのは当たり前じゃないか。
自分たちで赤字削減の努力など何もしないくせに
いつでも税金を上げること、くすねることしか考えない。
税制見直しより先に自分たちの給料を一刻も早く下げろ!
さらに道路特定財源とか特別会計とかは即刻廃止して
税金を一括して必要なところに必要な分だけだす仕組みづくりをすべきだ。
利権目当ての族議員とそいつらにくっついている役人どもが握って離さない
すべての闇の記録を一般の人々の前にさらけだしてみろ!
守谷以上に悪い役人などうようよいるはずだから。
全員公開処刑でもいいんじゃないか。
消費税が上げられないものだから、なんとかかんとか理由をつけて
税金を取ろうと、いろんな屁理屈をつけては増税策を出す。
しかし、結局はダメな役人と政治家のおかげで
また数千億円を無駄遣いしやがる。
本当にきっこのブログはためになるけど、血圧も上がるよ。

サブプライム

2007年11月13日 | WEBLOG

今回のサブプライムに端を発する連日の株価急落も意図的なものだ。
あんな詐欺的ローンなど最初っから破綻するのは誰でもわかる。
ポイントは誰が引き金を引いて、誰を狙ったものなのかということである。
この1年ばかりずっと素人を儲けさせてきたからね。
ユーロ高もそろそろ安定させないといけないしね。
バーナキン氏がどこまで絡んでいるのかは不明だが
すべて米国主導のマッチポンプ以外のなにものでもないだろう。
相場は上がれば下がる、下がれば必ず上がるもの。
そろそろ、みんなが顔面蒼白になっている今こそが買い時。
こういうときに本腰入れて勝負できるかが本当の相場師なんだろうな。
本当の相場師でない小生はしっかりと時局を見ながらの打診買い。
もうすでに当面の利益は確保したので、後はゆっくりと成り行きを見守るだけ。

サンパウ

2007年11月12日 | EAT

行ってきましたよ、SANT PAU(サンパウ)。
ミシュランで三ツ星獲得の超高級スペイン料理店。
日本にできることを知ってから、いつか行きたいと思っていたのですが
偶然にも好機が巡ってきて昨日行ってきました。

不覚にもすごい空腹で行ってしまったために、
最初のシャンパン(正確にはスパークリングワイン)で軽く酔い、
次から次へと注がれる美味しい白ワインでギンギンに酔い、
止めの赤ワインではフラフラに酔ってしまいました。
そんなわけで、料理のあれこれを正しく評すなどできないのですが、
単純にとても美味しかったです。
とりわけ多種多様なデザートはとても美味しかった。
でも、金額と釣り合いが取れているかというと疑問だな。
コース料理が最低でも2万円からで、仮にワインをガンガン抜いちゃったら
1回の食事で平気で5万円はいってしまうでしょう。
まぁ、私のような呑み助はちょっとダメだな。
でも、1回は行ってみたかったレストランなので取り敢えず満足。

継続

2007年11月08日 | WEBLOG

当初、思い描いていた計画よりも禁煙が長続きするのに驚く。
先月の25日からなので本日で2週間は過ぎた。
今までに何度もトライしてきた禁煙だが今回はいけるかも。

大好きなタバコだが早死にはしたくないので、
どっちを取るのかというときに酒を残した次第。
以前はタバコより酒のほうが止められると思っていたが
今では酒のほうが大事なのだから人の好みって変わるものだ。

肉体的苦痛ならば、はるかに日々のジョギングの方が断然にキツい。
この2年間でジョグの辛さは身にしみた。
夏の暑い日もキツいが、1月から3月にかけての冬の寒い日のほうが
ぜんぜんキツいということも冬のランを2回ほど経験してよくわかった。
なんといっても、村上春樹ではないが毎日走るというのは大変なことだ。

皆が言われるように、禁煙の本当の苦痛は最初の3日だな。
後はだんだん慣れてくる。
最初の3日が過ぎても飲み会や自宅での晩酌時に時折無性にタバコが欲しくなるが、
ほかの事を考えたり(すり替え)して難を逃れている。
これで、本当に止められたとしたら嬉しい。

ただ、ここでは言いあらわすことのできない、
さまざまな葛藤も多々あったのは事実である。
そっちのほうが重要なことなのだが、
そこでのファウストな私の狼狽ぶりは
恥ずかしい限りだった。
でも、今回こそ本当に止めることができそうだ。