ROOM 402

日々多くを思うものですがその思いはすぐにきえて忘れてしまうものです。忘れられない想いや日々の出来事を書き綴ります。

煎餅

2008年06月30日 | WEBLOG

過日、とても美味しい煎餅を頂く。
たかがせんべいだと思っていたが、ひとしきり食べ終えると
煎餅の魅力にとりつかれて他にも美味しいのがあるんじゃないかと
卑しくもデパ地下とかスーパーで幾つか購入してバリバリ食べまくる。
1日に数枚ならそんなに太らないからいいのだろうが、
気がつくと10枚くらい食べているから怖ろしい。
少しずつ少しずつ体重も増えてきている。
食べるときのバリッという食感もいいんだろうな。
何枚でも食べてしまうことができる。
お茶うけに最適な煎餅だが、お酒にも合うんだな、それがイカン。
毎日、無意識に新聞読みながらテレビ見ながらバリバリ食べている。
スナック菓子とかの怖さはそこにあるのかもしれない。
気がついたら毎日のように食べているというか
それがないと何か落ち着かない。
今や完全にクセというかパターン化されているのはとても危険。
いったん止めてはみたものの身体と心が煎餅を欲している。
ピ-センなどの油で揚げてある揚げ餅煎餅は特に美味しいが
これこそダイエットには大敵だ。カロリーあり過ぎる。
キリがいいから今日でゼッタイに煎餅中毒は止めることにする。

パトリス・ルコントの「列車に乗った男」を観たがスゴークいい映画だった。
ジョニー・アリディの陰のある男の演技が最高にシブかったな。
ルコントの映画は幾つか観たけど「橋の下の娘」仕立て屋の恋」「理髪師の女房」
どれも名作だけど「列車に乗った男」が私にはもしかしてベストかも。
ジャン・ロシュフォールの味のある演技も素敵だ。
久しぶりにフランス語を真面目に勉強したくなったよ。

早くも本日で今年半分を終える。
もう、イヤというほど月日の経過が早い。
何もしていないのに無為に時間だけが経過する。
ヘンな焦燥感はあせりなのだろうか。
何にあせっているのかワカらないけど
このまま50歳近づいていくのはイヤだなぁ。
50歳までには派手に稼いでリタイアしたいもんだ。

不幸な国

2008年06月27日 | WEBLOG

さんざん沖縄に住んでいる人や米軍基地のそばに暮らしている人に苦労を強いて、
思いやり予算などといって我々の税金から途方もない金額を上納しているのに
アメリカにはとてつもなく尽くしてきたのに結局は裏切られちゃったね。
あっさりとアメリカは北朝鮮をテロ指定国家から、今後は我ら同様
あるいはそれ以上の普通の国家として認めていくらしい。
世界平和のために、なーんと素晴らしいことでしょう。ビバ、アメリカ!
今まで日本は金だけ出してきたけど、最近ではその金もなくなってきたから
北朝鮮と南朝鮮を合併させてそこにビジネスチャンスを目論むアメリカ。
ハッキリいって日本はそろそろ用済みだね。
日本は金だけ出して口は一切ださないだろうから、相当にバカにされている。
日本の国民性が羊なのも知り抜いている親日国家アメリカだからこそできる
恐るべきアンフェアなプレイ。さすが最悪国家アメリカだ。
これほどまでにバカにされても何も言うことができない国が我らが日本国。
モチロン政治家と官僚が一番悪いんだけど(霞ヶ関と永田町に爆弾落として欲しい)、
ここまでくると我々バカ国民にも責任があるよ。
なんで暴動起きないんだろう?不思議でしょうがないよ。
これがヨーロッパやアメリカなら確実に暴動やデモだな。
中南米やアフリカなら大統領や首相、政治家は殺されてるよ。
でも、暴動やデモは起きない、この国の国民は去勢されてるから。

世界最強の核武装で身を固め、世界最強の自国軍隊を保有して
平気な顔をして同盟国をアッサリ裏切るのがアメリカの本質だ。
そんなアメリカの本質を今回イヤというほど見せつけられているのに
日本という国家は怒ることも立ち上がることもしやしない。
ある意味、すごい国だよ、のぼうの城だな。
どれほどバカな国なんだろう。
オレは呆れや怒りを超越して瞑想の世界に行っちまったよ。

なにが対話による平和だよ!
もっと歴史を勉強するべきだ。歴史は必ず繰り返す。
歴史上、大国に脅かされていた数多くの小国が対話によって
国難を乗り越えようとしてきたけれど、結局は大国の理不尽な横暴によって
圧倒的な軍力で押し潰され国を滅ぼしてきたのは明白な事実なんだよ。
まだ、この国のバカどもはわかんないのかなぁ。
過去に対話で国家を安泰に保てた国家などないんだよ。
対話による平和なんて机上の空論だし妄想に過ぎない。
力を持たない国家は最終的に他国の理不尽に屈しなければならない。
今までも多くの理不尽に屈してきたけれど今回のもスゴイな。

自国の国民が理不尽にさらわれて酷いめにあっているのに
この国の役人や政治家もは何もせずにただ遠くから大声で叫んでいるだけだ。
この国の役人や政治家は私腹を肥やすことしか頭にないんだよ。
やつらの頭の中にあるのは金と出世だけなんだ。
そして最後お決まりのパターンの泣き寝入り。
国民も怒りはするものの、いつものことなので数日後には忘れてる。
もはやこの国の再生は無理だろう。
他国に征服されるかして、久しぶりに目を覚ますかもしれないが
そのときは既に遅しだな。この国はもう終わっている。
戦わずして負けるのだから本当に不幸な国だ。

不幸な男

2008年06月24日 | WEBLOG

幸福か不幸かは、まったくの個人的な問題だと思う。
自分自身がまぁ幸福だと思っている人は幸福なのだし、
反対に不幸だと思っている人は不幸なのだから。

私の場合はとりあえず何とか幸福な人生をおくらせてもらっている。
根が楽天的なせいもあるし、イヤなことは先送りする性格もあるし
意識的にあまり不幸について考えないようにしてることもあるだろう。

よく、不幸せな女は100メートル先からでもわかると人は言う。
女性というものは心のなかにある事柄が、幸福であろうと不幸であろうと、
なぜか身体全体からかもしだす雰囲気となってあらわれてしまうのだそうだ。
この話は実際にそうかも知れない。
馴染みの飲み屋などで人間観察しているとよくわかる。
どんなに素敵な身なりをしていようが、上辺だけでも明るく振舞っていようが
少しばかり洞察力のある人間の前では心の中の在りようはすぐにバレてしまうものだ。
では、男の場合はどうだろうか?
男の場合は正直むずかしいんだな。
男は女のように正直ではないから、できるヤツは半分くらいは隠せるものなのだ。
でも、残りの半分はさすがに隠せない。
特に40歳を過ぎるとなおさら隠すことはできない。

なぜ、40歳を過ぎると隠せないかというと男の場合は、
40歳を過ぎると「顔」にほとんどすべてが刻み込まれてしまうからなんだな。
いろいろな「顔」があるもんです。キョロキョロ落ち着きのない目つきの人や
夜の海のように落ち着いて静かに相手を見つめる人、
だらしなく半開きの口元の人や口元をいつもピシッと固く閉じてる人、
大食いなのか福福しい頬をしてる人やゲッソリこけた頬をしてる人、
これらの例は、別にどちらがイイというわけではないけれど、
その人が語らずとも顔はすべてを語ってくれるわけです。
その人が過去にどんな生活をしてきたのか、威張るのか、卑屈なのか、
フラットな精神の持ち主か、何を食べてきたのか、どんな性格の持ち主か、
それまでの人生でその人が味わった苦労や喜び、悲しみなど
潜在的なものがフッと顔にはどうしようもなく出てしまうようになるんだな。
自分の顔にはそろそろ責任を持ったほうがイイということです。
モチロン顔の美醜の話ではありませんから。
昔はヨーロッパで言うところの顔相術なんてこれっぽっちも信じてなかったけど、
近頃は変わってきた。やっぱり顔相ってありますよ。
今でもヨーロッパでは顔つきを見ただけで出身からなにからわかるそうですね。
「顔」がかなりのことを語ってくれる時だってあるもんです。

さて、結局は幸福も不幸も気の持ちようだよ、
などというまっとうな見解はこの際ナシとしましょう。
それでは、不幸な男は何が原因で不幸なのであろうか。
まず、不運であったということが挙げられると思う。
確かに、運に恵まれたか恵まれないかは、男の一生において差は大きい。
しかし、運のせいばかりにもできない。
とくに、40を越した男の場合の不運には、
なにかその人の性格に起因しているように思う。
性格の中に不運を呼び込む要素があるということだ。
反対に考えれば幸運もその人の性格が起因していることになる。
つまり、性格を改善すれば幸運を招くことも可能ということである。
個人的にも4年ほど前から実験を繰り返していますが確実に効果はありますね。
是非とも自分が不幸だとお考えの人がいたら
少しばかりの性格改善を試してみてください。
なにかが少しずつ変わっていきますよ。

そんなわけで、私が考えるには不幸の原因はズバリ「性格」だな。
具体的にいうと完璧主義者、細かいところばかりに神経がいくタイプ、
何事も原則に忠実なタイプ、これらのタイプは完全にアウトだね。
以前の仕事では多くの人を使ってきたけどそう思うよ。
自分もこれらの呪縛から解き放たれようと長いこと努力してきましたよ。
少なからず、これらの要素は以前の私の中にはありましたからね。
でも、完璧主義や原則に忠実であろうとすること自体は別に悪いことではないです。
ただ、すべてのこと、特に人間関係がそれで通用すると思ったら大間違いなんだな。
そこが、そもそも不幸の出発点になってしまうと思うんですよ。
特に完璧主義者の人は自分に対してそれを要求するだけじゃあなくて
他人にも強く要求するものなんだ。
でも、完璧の基準なんて人それぞれだから永遠にお互い満足できないし、
「完璧」そのものが客観的基準をもたないから混乱するだけになる。
本来、人それぞれであり多種多様である人間性を無視したことを望む者は、
人間社会で生きる身である以上、どうしても不幸にならずにはすまないんだな。
まぁ、不幸の原因は性格による自業自得というわけ。
このジメジメとしてイヤーな梅雨なので、こんなことツラツラ考えておりました。

ブラジリアンミュージック

2008年06月20日 | MUSIC

今更ながらブラジルミュージックにハマッている。
ざっと見渡したところCDで枚数にして500枚くらいあるだろうか。

アントニオ・カルロス・ジョビン、
ジョアン・ジルベルト、
アストラッド・ジルベルト、
ジルベルト・ジル、
マイーザ、
ジャヴァン、
セルジオ・メンデス、
イヴァン・リンス、
バーデン・パウエル、
マイーザ、
ミルトン・ナシメント、
エリス・レジーナ、
ジョイス、
マリア・ベターニア、
ジョアン・ボスコ、
ガル・コスタ、
カエターノ・ヴェローソ、
小野リサ、
ナラ・レオン、
ルイス・ボンファ、
エドゥ・ロボ、
バンダ・ブラック・リオ、
ファファ・ディ・ベレン、
トッキーニョ、
トニーニョ・ホルタ、
ジョルジ・ベン、
マルコス・ヴァーリ、
シコ・ブアルキ、
エジ・モッタ、
マリア・クレウーザ
オス・カリオカス
トリオ・エスペランサ
ヴェロニカ・サビーノ
マリア・リッズ
マリーナ・リマ
ヴァニア・ヴァストス
カルロス・リラ
レイラ・ピネイロ
ジンボ・トリオ
タンバ・トリオ
ジェラルド・ヴァンドレ
セザーリア・エヴォラ
ガル・コスタ
ナラ・レオン
ジジ・ポッシ
セレーナ
クララ・モレーノ
シモーネ
アメリア・ラヴェーロ
フローラ・プリム
ジョアン・ボスコ
シルヴィア・テリス
ルイス・ボンファ
エリーナ・エリス
デオダート
アイアート・モレイラ
タニア・マリア

まだまだ、たくさんいるけど皆さんどのくらい知ってる?

梅雨のさなか

2008年06月18日 | WEBLOG

毎年イヤだなぁこの時期、
ジメジメしていて気候も気分もダウン気味。
去年や一昨年はこの時期でも晴れ晴れとした日々が続いていたから
そんなに気にならなかったけど、今年はさすがに本格的な梅雨っぽい毎日。
時折晴れ間があるけれどカラッとしてるわけじゃないから
やっぱり不快な気分は治らない。
でも実はランニングしてるときは、この曇りの天気のほうが
気分よく走れるからヘンなもんだ。
逆に快晴でお日様がギンギラのほうが暑くてすぐにバテてしまうのです。

このところカツオの刺身がタイヘン美味しい。
価格も安いしカロリーもそんなに無さそうだし結構なことです。
今後、燃料高騰や漁獲量の制限などでマグロやイカの価格が上昇するならば、
無理に価格の高いものを食べないでもよろしい。
旬のもので普通の価格のものを美味しく食べればいいだけのことだ。

またまた大量にCD,書籍を売却しまくっている。
CDも書籍も思い入れのあるものが多すぎて売却するには忍びないのだが
如何せん部屋のスペースが確保できない。
かといってトランクルームなんて借りる気はさらさらないので売却するしかない。
売却しても二束三文にしかならないのは悲しいがしょうがないのかなぁ。

全米オープンに優勝したタイガー・ウッズだが、今季は残りの試合は一切出場せず
もう一度左ひざの手術をして治療に専念するらしい。
早々とどこかのスポーツ新聞では「引退」とか失礼な見出しを掲げていたが
一番つらいのはタイガー本人だろう。
手術が成功して早くグリーン上に勇姿を見せてもらいたいものだ。

タイガー・ウッズ

2008年06月17日 | WEBLOG

昨夜は久しぶりに徹夜だよ。
理由は全米オープンのタイガーとメディエートの死闘を見てたから。

昨夜の1時15分から朝の5時半までビッチリ見ましたよ。
全然眠くならなかったな。
本当に面白い試合だった。
今年の全米オープンは後世まで語り継がれる名勝負だと思う。
実のところタイガー・ウッズは本調子ではなかった。
左足の手術から回復してもいないのに今大会に決意の出場だ。
タイガーはどうしてもトリプル・グランド・スラムが欲しいんだ。
全米、全英、マスターズ、全米プロ、これら一つだけでも勝利しても
永遠にプロゴルファーとしてその名前は語り継がれるのに
タイガーは全米2回優勝、全英3回優勝、マスターズ4回優勝、
全米プロ4回優勝、そして今回の全米で3回目の優勝を果たしたから
トリプル・グランド・スラムを制覇したんだ。
こんな凄いヤツはもうゼッタイ出てこないよ。
正しく不世出の天才だ。
卓越した技術、人並みはずれた精神力、運さえも自分の味方につける
勝負強さ、礼儀正しく常に謙虚。こんなヤツいるか?
とにかく奇跡のプレイを昨夜は存分に堪能したというわけだ。

大会中の4日間だけでもウッズは奇跡のプレイを連発している。
もはや神の領域の人物だ。
本当に彼は32歳なのか?
もうタイガーに年齢なんて関係ないのかもしれない。
同じ人類として彼は凄すぎる。
試合中に何度かブチ切れてくれたから
彼もオレと同じ人間なんだと思って安心したけど
人間としての格が違いすぎるよ。
それにしてもため息の出るような一夜だったな。

逆上がり

2008年06月16日 | WEBLOG

昨日は久しぶりにゆっくりと昼過ぎから晩まで近所の公園で遊んだ。
以前にも書いたことあるのですが、近所の公園といっても実は広大です。
私のマラソンコースでもあるのですが、
川の両サイドのいたるところに緑の公園があるのです。
自然のままのものもあれば、遊具が設置してあるところなどもあります。
娘はこの公園すべてが大好きなので一度外に連れ出すと
なかなか帰りたがらないので困ります。
近頃は私も娘を連れてこの公園で遊ぶときは
新聞や雑誌などを持って出掛けるようにしています。
遊具のある公園で久しぶりに逆上がりをやりましたが、なんとかできました。
いやー、うれしいものですね。
何年振りでしょうか?
多分30年振りくらいの逆上がりだと思います。
調子に乗って何回かやってみたのですが
腕よりも腹に当たる鉄棒が痛くて止めました。
コツをつかめばすぐにできるのでしょうが
娘はまだコツがつかめていないようです。
もう少しでできると思います。

子供の頃は余裕でできたことが
歳をとるとできなくなってしまうことってありますよね。
逆上がりやマットでのでんぐり返しも
そのうちできなくなってしまうのでしょうか。
バカみたいだと思いながらも毎日の10キロマラソンや
日頃の筋トレなどの訓練が思わぬところで役に立つこともあるようです。
健康だけは自己責任ですから無理せず続けていこうかなと思いました。

ご無沙汰

2008年06月15日 | WEBLOG

先週、今週と公私ともに忙しかった。
ブログに書きこめないほどではなかったけれど
それ以外の優先事項がありすぎて書けませんでした。
毎日ちゃんとブログの更新してる人ってスゴイなぁ。
マラソンは毎日するのにブログはサボってすいません。
とは言ってもあまり読んでる人がいないから
多少サボっても気が楽なんだけどね。

目下、仕事も趣味も子育ても飲み会も順調そのもの。
多少、飲み過ぎかなとは思うけど毎日走ってるから良しとしよう。
不思議なもので忙しいときほど、普段連絡のない友人からいきなり飲みに誘われたり、
今読まなくてもいい本を一生懸命読んでしまったり、
普段だと滅多に深酒はしないのに夜中の2時とか3時までバーにいたりと
ヘンな日々を過ごしてきました。
ようやく今週あたりから、いつもののんびりペースに戻れるので嬉しいです。
とはいってもノンビリできるのも今月末までで来月からまた
取材やら仕事やら何やらで忙しくなるのは必至。
この2週間ばかりのバケーションは何もしないで
のんびり過ごすことに決めている。

梅雨

2008年06月04日 | WEBLOG

関東地方が梅雨入りだそうだ。
昨年に比べて天気の悪い日が多すぎる。
おかげでマラソンできない日も多いし、
去年の6月は1度も雨降らなかったぞ。

こうも天気のよくない日が続くと私だけでなく周囲の人も
なんとなくハッピー、ラッキーな人が少ない感じがする。
どことなく街行く人の顔が曇り気味。
仕事で会う人との話も湿っている。
天候と人の気持ちはリンクしてるんだな。

吉祥寺の「いせや」本店が本日リニューアルオープンだ。
私はヨドバシ裏の旧店舗のほうが落ち着けるからそっちばっかり。
とはいっても1時間くらいしかいないんだけどね。

自転車であちこち行けないのも不満。
午前中は天気良いのに、夕方から雨とかで徒歩になってしまう。
歩きだと全然痩せないよ。
チャリで1日に20キロ、30キロ走らないとダメだね。
ハワイみたいに毎日スーパー天気で脳天気になりたいよ。

小難しい本ばかり読んでいるので柔らかそうな本を数冊購入。
もう、英語本は当分いいや。
やっぱり日本語訳のほうが楽チンだな。
福田和也って面白そうだ。
カズオ・イシグロってのも面白そうだ。

明日も小雨まじりだそうでイヤな毎日。

ホッファー

2008年06月02日 | BOOKS

なにやら最近、巷では「蟹工船」が売れまくっているらしい。
プロレタリア文学自体が死語と思っていただけに意外な気がする。
ところが、現在のこの日本のワーキングプアな状況がみょうに
当時描かれた状況とオーバーラップするようで受けているらしい。
でも、実際のところ作者の小林多喜二が北海道拓殖銀行の
エリート行員だったというのはちょっとしらけちゃったけどね。

そんなこんなで最近は雨ばかりなのでマラソンできないので
朝のマラソンの時間は読書にあてている。
先日は尊敬するエリック・ホッファーの自伝を読了。
やっぱ、この人凄いわ。
こんなカッコイイ哲人もう現れないだろうな。
多くの人は多分「波止場日記」を通じて知ってるんだろうけど、
ざっと略歴を紹介すると、

1902年ニューヨークで貧しいドイツ系移民の子として生まれる。
5歳のとき、母親に抱かれたまま、階段から転落。
母親は2年後に死亡、彼は視力をまったく失う。
15歳のとき突然視力が回復するものの、その3年後に父親が死去。
誰一人身内がいなくなったホッファーは放浪の旅に出る。
その後、10年間ロスアンゼルスで放浪しながら図書館に通い続けて独学。
しかし、28歳のときに、とある感覚に襲われて自殺を図る。
幸か不幸か自殺は未遂に終わり「曲りくねった終わりのない道としての人生」
を送ることを決意。
その後、10年間、浮浪者としてカリフォルニアを「徘徊する」ことになる。
1941年からサンフランシスコで沖仲仕として65歳になるまで25年間働く。
その間、知り合いなどに助けられ、数冊の本を出版。
なかでも独創的な研究書「確信者」がバートランド・ラッセルや
アイゼンハワー大統領などから絶賛されホッファーブームになる。
1983年に80歳で生涯を閉じるまでいくつかの名著を残す。

とまぁ、ざっとこんな感じの人なんですけど私はファンなんです。
なんというか「放浪者」なんだよね。
ジャック・ケルアックとかスタインベックとか好きな人なら
理解してもらえるんじゃないでしょうか。
思考の内容だって、今、読み返してみてもまったく古びてないし
怖ろしいくらいに人間の核心を突いているものばかり。
別に理解などしてもらわなくてもいいのですが、とにかくカッコイイんですよ。
こんな世界的な社会哲学者をアイドルっぽく論じていいものか
とも思うのですがカッコイイものはしょうがないじゃないですか。
先日のポール・ポッツ君がとてもカッコ良かったので
エリック・ホッファー先生のことを思い出してしまいました。
興味ない人にはまったく無用な話でした。