気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Dal★shabet ( タルシャベット ) - 1

2011-01-12 | Dance Group



달샤벳
Dal★shabet
タルシャベット
Happy Face Entertainment(해피페이스 엔터테인먼트)

〈 Member 〉
  세리 Se Rri セリ (박미연:パク・ミヨン) 1990年9月16日生れ
  아영 A Young アヨン (조자영:チョ・チャヨン) 1991年5月26日生れ
  지율 Ji Yul チユル (양정윤:ヤン・チョンユン) 1991年7月30日生れ
  우희 Woo Hee ウヒ (배우희:ペ・ウヒ) 1991年11月21日生れ  (1集「Bang Bang」から)
  가은 Ka Eun カウン (조가은:チョ・カウン) 1992年7月28日生れ
  수빈 Su Bin スビン (조수빈:チョ・スビン) 1994年2月12日生れ

  비키 Vi Ki ピキ (강은혜:カン・ウネ) 1988年3月28日生れ  (MiniAlbum「Hit U」まで)


  SuBin          AYoung      JiYul          SeRri       WooHee       KaEun


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel Official Dalshabet
       YouTube LOEN MUSIC Official Channel (by LOEN Enter.) (Dal★shabet)
       YouTube Channel CJ E&M MUSIC (Dal★shabet)
       YouTube Happy Face Entertainment (Dal★shabet)

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2015.04.06 Dal★shabetのカムバックアルバム、なんとスビンがプロデュース!
       2014.05.29 スビン、やはり手術はしたんだ
       2014.05.24 スビン(Dal★shabet)、乗っていた車が横転事故
       2014.01.16 チユル(Dal★shabet)、どうしちゃった(笑)
       2014.01.11 Dal★shabet、ショーケース映像
       2014.01.08 Dal★shabetのミニアルバム「B.B.B」、なかなか悪くない
       2013.12.29 アヨン(Dal★shabet)が足の指にケガ
       2013.06.20 Dal★shabetがミニアルバム「Be Ambitious」をリリース
       2013.05.01 Dal★shabet ウヒ
       2013.03.11 Dal★shabet、そしてピキは去って行った - そして、お天気お姉さんに
       2013.01.11 ドラマ初挑戦のアヨン(Dal★shabet)とソナ(Secret)が競演
       2013.01.08 Dal★shabet、インタビュー&プロフィール
       2012.12.17 Dal★shabet Special Photobook Limited Edition (デビュー2周年記念写真集)
       2012.11.14 Dal★shabetのカムバック、いろんな意味でなかなかいい!
       2012.06.07 Dal★Shabet、今日初カムバックステージ
       2012.05.24 Dal★shabetのピキ、ソロに転向!
       2012.01.27 Dal★shabet、ミニアルバム「Hit U」をリリース
       2012.01.26 Dal★shabetがステージの先行リリースをした
       2012.01.17 Dal★shabet、「Hit U」のジャケット写真公開
       2012.01.09 Dal★shabetがイメージチェンジ
       2011.08.22 Dal★shabet、ファンサイン会
       2011.08.21 これはひどいなぁ!(Dal★shabetスビンの事故映像)
       2011.08.17 スビン(Dal★shabet)がステージから転落  ※追記(08.18 & 08.19)
       2011.08.11 Dal★shabet、ミニアルバム「Bling Bling」をリリース
       2011.04.14 Dal★shabet、セカンドミニアルバムをリリース
       2011.03.02 Dal★shabet、ニュースいろいろ
       2011.01.08 Dal★shabet、活動開始!  ※1月9日追記
       2011.01.04 Dal★shabet、ミニアルバムリリース
       2010.12.30 Dal★shabetのメンバーが公開された
       2010.12.11 E-TRIBEの6人組ガールグループ「Dal★shabet」


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      Dance

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       DAL SHABET
       facebook
       twitter
       Fan Cafe

《 Fan Letter Address 》
      서울특별시 강남구 삼성동 37-5 해피페이스빌딩



《 Album 》
        MiniAlbum 「Joker Is Alive」 2015年4月
        MiniAlbum 「B.B.B」 2014年1月
        MiniAlbum 「Be Ambitious」 2013年6月
        MiniAlbum 「있기 없기:有るの無いの」 2012年11月
        1集 「Bang Bang」 2012年6月
        MiniAlbum 「Hit U」 2012年1月
        MiniAlbum 「Bling Bling」 2011年8月
        MiniAlbum 「Pink Rocket」 2011年4月
        MiniAlbum 「Supa Dupa Diva」 2011年1月

《 myCollection 》
      1集  
      Supa Dupa Diva / Pink Rocket / Bling Bling / Hit U / 있기 없기 / Be Ambitious / B.B.B /
      Joker Is Alive
      Dal★shabetデビュー2周年記念写真集




【 2015.04.26 / Joker Is Alive 】
久しぶり、1年3ヶ月ぶりのアルバムリリースである。
この間にシングルも、OSTの1曲のリリースも無く、本人たちも忘れ去られたのではと心配していたそうだ。

ジャケットは箱仕様で、上蓋を開けると中には冊子ではなく、折りたたんだ紙が7枚とカードが2枚入っていた。
カードはトランプのジョーカーを模したもので、私の処へはセリのカードが届いた。
(2枚のカードは色違いの(カラーとモノクロの)同じものだ)
折りたたんだ紙の6枚は、メンバーそれぞれの写真集となっており、四つ折りの6面に6枚の写真となっていて、なかなか悪くない写真である(衣装としては、けっこう攻めている)。
クレジットは三つ折りの紙に書かれていて、こちらの写真は集合写真となっている。

収録曲は全5曲の、リードトラックは3曲目の「Joker」、そして、話題になっていた通り、プロデュースはスビンで、Producerの項目に単独で書かれている。
ただ、Co-Producerとして이주원:イ・ジュウォンと백종욱:ペク・チョンウクの2人の名が書かれてはいる。
作詞、作曲、そして編曲もニュースで伝わって来た通り全5曲とも筆頭にスビンの名が書かれている。
ただしこれも、すべての曲が、심재훈:シム・ジェフンと이수민:イ・スミンとの共作とはなっている。
また、すべての曲のバックコーラスにスビンが登場してるのも興味深い。
さらに、2曲目の「홀려:惹かれて」の作詞には、チユルとカウンの名が書かれている。

심재훈:シム・ジェフンを調べてみると、おそらくは、A.D-One(에이디원)というグループのメンバーだった人だろうと思う。(A.D-Oneは2001年に1集「Soar In The Air」をリリースしてるが、これのみのようだ)
シム・ジェフンはこれ以外に、Dal★shabetの前作「B.B.B」で登場しているが、それ以外の作品は見あたらない。

이수민:イ・スミンについては、この「Joker Is Alive」以外のデータは見つけられなかった。

1曲目の「To.Darling」はイントロ的な位置付けのようで、1年3ヶ月の長い時間待ってくれたDal★shabetファンに伝えるメッセージな曲となっているようである。

今回のアルバム、リードトラックの「Joker」をはじめとして、全5曲ともにDal★shabetらしさを残した、まずまずの収録曲たちで、メンバーのスビンが、プロデュース、作詞・作曲・編曲をしたということで大変意味深い。
スビン、シム・ジェフンとイ・スミンらの比重が分からないが、実際的にスビンの比重が大きいとすれば、スビンがプロデューサーとしても十分やっていけるアルバム作品となったのではないだろうか。


Track List
  01. 「To.Darling」
     lyrics: 수빈 & 심재훈 & 이수민
     composed: 수빈 & 심재훈 & 이수민  arranged: 수빈 & 심재훈 & 이수민
  02. 「홀려:惹かれて」
     lyrics: 수빈 & 지율 & 가은
     composed: 수빈 & 심재훈 & 이수민  arranged: 수빈 & 심재훈 & 이수민
  03. 「Joker」
     lyrics: 수빈 & 심재훈 & 이수민
     composed: 수빈 & 심재훈 & 이수민  arranged: 수빈 & 심재훈 & 이수민
  04. 「I'm Not」
     lyrics: 수빈 & 심재훈 & 이수민
     composed: 수빈 & 심재훈 & 이수민  arranged: 수빈 & 심재훈 & 이수민
  05. 「OK Boy」
     lyrics: 수빈 & 심재훈  composed: 수빈 & 심재훈  arranged: 수빈 & 심재훈
  06. 「Joker」 Inst.

     NameList
       수빈:スビン / 심재훈:シム・ジェフン / 이수민:イ・スミン / 지율:チユル / 가은:カウン


【 2014.01.16 / B.B.B & Be Ambitious 】
7枚目のミニアルバム「B.B.B」を書く前に、前回端折ってしまった「Be Ambitious」について、トラックリストだけでも書いておきたい。

〈 Be Ambitious 〉
このアルバムからレコード会社がCJ E&MからLOEN Entertainmentに変わっている。

ジャケット仕様には大きな変化は見られない。

クレジット的には、이주원:イ・ジュウォンの名がExecutive ProducerのみとなりProducerの項目が消えている。
(ただ、もしかすると、単なる印刷ミスなのかも知れない)
Co-Producerは、いままでに見かけない2人の名が書かれている(いつもの윤민수:ユン・ミンスの名が無い)。

収録は実質5曲(1曲目がイントロ)の全6曲(7トラック)で、リードトラックは、2曲目の「내 다리를 봐:私の脚を見て(Be Ambitious)」となっている。

作詞、作曲では、メンバーが作詞に参加している。
中でも、6曲目の「어쩜:ひょっとして」はウヒの作詞・作曲となっている(悪くない)。

Track List
  01. 「Dalshabet Girls」
     lyrics: 이정원 & Denis seo  composed: 이정원  arranged: 이정원
  02. 「내 다리를 봐:私の脚を見て(Be Ambitious)」
     lyrics: 민설 & 17 HOLIC  composed: 남기상 & 임광욱  arranged: 임광욱 & 남기상
  03. 「Summer Break」
     lyrics: 17 HOLIC & 박상일 & 가은  composed: 박상일  arranged: 박상일
  04. 「Hey Mr. Chu~♥」
     lyrics: 디케이샤인(DKSHINE) & 지율 & 제니
     composed: 디케이샤인(DKSHINE)  arranged: 디케이샤인(DKSHINE)
  05. 「Let it Go」
     lyrics: 17 HOLIC & 세리  composed: 17 HOLIC & 박상일  arranged: 염동건 & 박상일
  06. 「어쩜:ひょっとして」 Narr. 안재현:アン・ジェヒョン
     lyrics: 우희  composed: 우희  arranged: BullSEyE
  07. 「내 다리를 봐:私の脚を見て(Be Ambitious)」 Inst.

     NameList
       이정원:イ・ジョンウォン / 민설:ミンソル / 남기상:ナム・ギサン / 임광욱:イム・グァンウク
       박상일:パク・サンイル / 가은:カウン / 지율:チユル / 제니:チェニ / 세리:セリ
       염동건:ヨム・ドンゴン / 우희:ウヒ


〈 B.B.B 〉
レコード会社がLOEN Entertainmentに変わって2枚目のリリースとなる。
クレジットで変わったのは、プロデュースに신사동호랭이:シンサドンホレンイの名が書かれていいることだ。
(正確には、シンサドンホレンイとイ・ジュウォンの名が書かれている)
また、Co-Producerにユン・ミンスの名が戻っている。

ところで、アルバム自身とは直接関係無いが、ファンレターの宛先(住所)が変わっている。
청담동:清潭洞の스페이스빌딩:スペースビルディングの4階から해피페이스빌딩:Happy Faceビルディングに変わった。どうやら、Happy Face Entertainmentは、自社ビルを持ったようである。

収録曲は全4曲の6トラックで、インストルメンタルのほかに、リードトラック「B.B.B」のリミックスがある。

Track List
  01. 「Rewind」
     lyrics: Benny Banana & Beatamin  composed: Beatamin  arranged: Beatamin
  02. 「B.B.B (Big Baby Baby)」
     lyrics: 신사동호랭이 & 범이낭이
     composed: 신사동호랭이 & 범이낭이  arranged: 신사동호랭이
  03. 「그냥 지나가:ただやり過ごして」 SuBin Solo feat. 일훈:イルン(BTOB)
     lyrics: 수빈 & 정일훈  composed: 수빈  arranged: 심재훈 & 김민섭
  04. 「너였나봐:あなただったみたい」
     lyrics: 범이낭이  composed: 범이낭이  arranged: 범이낭이
  05. 「B.B.B (Big Baby Baby)」 Remix
     lyrics: 신사동호랭이 & 범이낭이
     composed: 신사동호랭이 & 범이낭이  arranged: 신사동호랭이
  06. 「B.B.B (Big Baby Baby)」 Inst.

     NameList
       신사동호랭이:シンサドンホレンイ / 범이낭이:ポミナンイ / 수빈:スビン
       정일훈:チョン・イルン / 심재훈:シム・ジェフン / 김민섭:キム・ミンソプ

1曲目「Rewind」は、Dal★shabetの1集にも登場するBeataminと、今回初めて見るBenny Banana(作詞)の曲で、Dal★shabetとしては、少し暗く感じる曲だ。
録音の音が悪いように聞こえる。

リードトラックの「B.B.B (Big Baby Baby)」は、いままでのDal★shabetのリードトラックの中で一番いいかも知れない(音とは関係無いがステージパフォーマンスもいい)。
また、5曲目のリミックスも、リミックスとしてはめずらしく存在感を感じる面白い編曲となっている。
リミックスも신사동호랭이:シンサドンホレンイの作詞・作曲・編曲だ(作詞、作曲は共作)。

3曲目の「그냥 지나가:ただやり過ごして」はスビンのソロだが、この曲の作詞、作曲がスビンなのに驚いた。
そして、なかなかいい曲だ(詩の内容も、なんだかよさそうに思える(?))。
私としては、不意を突かれた感じで意外だ。

4曲目の「너였나봐:あなただったみたい」も、いい曲で、「B.B.B」の作詞、作曲でもある범이낭이:ポミナンイの作詞・作曲・編曲である。
この曲も、Dal★shabetらしくない曲だが、私としては、アルバム中で一番好きかも知れない。

今回のミニアルバム「B.B.B (Big Baby Baby)」は、いままでの単一的ではないDal★shabetの違った姿を見せ、なかなか意味あるアルバムではないだろうか。
私としては評価したい。いい曲たちだ。


【 2012.11.19 / 있기 없기:有るの無いの 】
Dal★shabet 5枚目のミニアルバム「있기 없기:有るの無いの」、ウヒが加わってからの2枚目となり、ステージでの彼女たちのグループとして一体感は(バックステージでも)、さらに感じられるようになった(いい感じだ)。

アルバムタイトルの訳は直訳すると「有ること、無いこと」となるわけだが、歌詞の内容がいまひとつよく解っていないので、どんな訳がベストなのかよく分からないが、きっと「その気が、有るの? 無いの?」ということなんだろうと思うので「有るの無いの」としてみた。(※2012.11.14「Entertainment」の記事からは変更した)

ジャケットのインナー写真がずいぶんきれいだ。
Dal★shabetのジャケット写真はデビュー以来いつもきれいだが、今回は衣装(ファッション)がなんだかよくて、ファッション雑誌を見るようだ(因みに、このファッションが好きだ)。
そのスタイリストはデビュー以来から変わらない최인라:チェ・インラである。
カメラは前回の1集「Bang Bang」からの이재윤:イ・ジェユンだ。
また、今回もジャケットにはカードが入っていたが、私の手元へはちょっと変な顔のセリが届いた。

収録曲は全5曲(6トラック)だが、1曲がリードトラックのリミックスなので実質4曲のリリースとなる。
プロデュースは、今回も(というか当然と思うが)Executive Producerでもある이주원:イ・ジュウォンである。
作詞、作曲は、全曲1曲ごとに異なっているが、リードトラックの「있기 없기:有るの無いの」は、今回初めての登場となる김도훈:キム・ドフンである。

Track List
  01. 「샤르르:シャルル (For Darling)」
     lyrics: Marco & 전다운  composed: Marco & 전다운  arranged: Marco & 전다운
  02. 「있기 없기:有るの無いの」
     lyrics: 김도훈 & 서재우 & 민연재  composed: 김도훈 & 서재우  arranged: 서재우
  03. 「유리인형:ガラスの人形 (Don't Touch)」
     lyrics: DK$HINE & 민연재  composed: DK$HINE  arranged: DK$HINE
  04. 「Falling In Love」
     lyrics: 미(MIIII)  composed: 미(MIIII)  arranged: 김병석
  05. 「있기 없기:有るの無いの」 Eelectro Swing Remix
     lyrics: 김도훈 & 서재우 & 민연재  composed: 김도훈 & 서재우
     arranged: 김도훈 & 서재우
  06. 「있기 없기:有るの無いの」 Inst.

     NameList
       전다운:チョン・ダウン / 김도훈:キム・ドフン / 서재우:ソ・ジェウ / 민연재:ミン・ヨンジェ
       DK$HINE:디케이샤인(DK Shine) / 미:ミ

1曲目「샤르르:シャルル (For Darling)」
この曲は、来年1月でデビューして2年となるDal★shabetが、ファンに対する感謝の気持ちを伝えた曲のようで、副タイトルの「For Darling」のDarlingはファンクラブの名前のようだ(上記のDaum Cafeを参照)。
作詞、作曲、編曲のMarcoと전다운:チョン・ダウンはSPICAやSecretにも曲を提供している。

2曲目「있기 없기:有るの無いの」
김도훈:キム・ドフン作詞・作曲によるリードトラックで、共作の서재우:ソ・ジェウはCUBE Entertainment所属なのだろうか、そのほとんどの曲がCUBE所属の歌手の曲のようである。
軽快なリズムとメロディーの復古調ディスコな曲となっていて、大衆的に親しみやすいいい曲だ。
歌詞の内容は、一目惚れしてしまった男に、その気が「有るの無いの」と歌っているのだろうと思う(たぶん)。

3曲目「유리인형:ガラスの人形 (Don't Touch)」
最近流行っているというElectronic Houseというスタイルの曲のようで、面白く仕上がった曲だ。
強烈なリズムに乗ったDal★shabetの電気加工の声色が可愛く、悪くない。
作詞・作曲・編曲のDK$HINE(DK Shine)は1集の「Bang Bang」から、また作詞で共作の민연재:ミン・ヨンジェは「Hit U」から登場し、2人ともGavyNJの曲なども書いている。

4曲目「Falling In Love」
作詞、作曲のMIIII(미:ミ)はHappy Face Entertainment所属の歌手でもあり(つまりシンガーソングライター)、今回Dal★shabetのために曲を提供したようだ。今年9月に曲「별이 운다:星が泣く」をリリースしている。
メンバーの片思いを(誰?)素材に、愛にどっぷり浸かった女性の気持ちを表現した曲らしい。

最後5曲目「있기 없기:有るの無いの」 Eelectro Swing Remix
よく思うことではあるが、このリミックスも、あまり存在意味を感じない編曲のように感じる。

Dal★shabetの今回のミニアルバム「있기 없기:有るの無いの」の収録曲は、1曲目のファンへのメッセージ曲「샤르르:シャルル (For Darling)」を除いて、実質3曲のリリースと言えなくもないのだが、その3曲がDal★shabet特有の可愛くて溌刺とした姿をさらにアップグレードさせ、いままで見せなかった彼女たちの新たな姿を見せ、新しいサウンドをリリースできているのではないだろうか。
なかなかいい3曲(アルバム)だと思う。


【 2012.06.12 / 1集 】
ピキが抜け、新しいメンバーのウヒが加わっての正規版1集「Bang Bang」、まずジャケット仕様は上下見開き式の箱タイプで、なぜかローラースケートを履いた彼女たち6人の写真が表と裏となっている。
箱の中には58ページに渡り、白色の衣装をメインにした彼女たちが写されている。
この衣装、少しウエディングなコンセプトで作られているのだろうか、白色を上手く使って、いままでになくずいぶん彼女たちが綺麗に撮られている。(中でも、本人とは思えないセリの1カットがいい)
また、これもいままでになく表情豊かで、楽しく、可愛い表情をとらえていて、グループとしての一体感も感じられ、私としては大変満足する写真集に仕上がっている。
これはメンバーが変わったことによるものか、あるいはやはりカメラが変わったからであろうか。
カメラはデビューからの홍장현:ホン・ジャンヒョンから、今回は이재윤:イ・ジェユンに変わっている。
(スタイリスト、ヘア、メーキャップは変わっていない。)
なお、今回ジャケットに入っていたカードはアヨンであった。

収録曲は全13曲(14トラック)で、内リリース済のミニアルバムからは4曲、また1曲目はイントロ曲で新曲としては8曲のリリースとなっている(ただ1曲目と2曲目は、2曲で1曲ともみれる)。
プロデュースは、いつもExecutive Producerとして書かれていた(今回もであるが)이주원:イ・ジュウォンを筆頭にE-TRIBEの2人となっている。
リードトラックは3曲目の「Mr. BangBang」だ。

Track List
  01. 「Enter Dal★Shabet」 Intro
     lyrics: Beatamin  composed: Beatamin  arranged: Beatamin
  02. 「다가와 봐:近づいてみて」
     lyrics: Beatamin  composed: Beatamin  arranged: Beatamin
  03. 「Mr. BangBang」
     lyrics: E-Tribe & 민연재  composed: E-Tribe  arranged: E-Tribe
  04. 「Girl Girl Girls」
     lyrics: 디케이샤인(DK$HINE) & 민연재  composed & arranged: 디케이샤인(DK$HINE)
  05. 「Disco Time」
     lyrics: 남기상 & 강전명 & 권선익 & 최도관  composed: 남기상 & 권선익 & 최도관
     arranged: 권선익 & 최도관
  06. 「Love Shake」
     lyrics: 민연재 & 남기상  composed: 남기상 & 권선익 & 최도관  arranged: 권선익 & 최도관
  07. 「니가 없이 난...:あなた無しで私は・・・」
     lyrics: 황종하 & DJ R2 & Blacc Hole  composed: Blacc Hole  arranged: Blacc Hole
  08. 「Hit U」
     lyrics: E-Tribe & 민연재  composed: E-Tribe  arranged: E-Tribe & 장준호
  09. 「Supa Dupa Diva」
     lyrics: E-Tribe  composed: E-Tribe  arranged: E-Tribe & 장준호
  10. 「핑크 로켓:Pink Rocket」
     lyrics: E-Tribe  composed: E-Tribe  arranged: E-Tribe
  11. 「Many Boys」
     lyrics: 손창일 & 장현철  composed: Blacc Hole & 장현철  arranged: Blacc Hole
  12. 「블링블링:Bling Bling」
     lyrics: E-TRIBE  composed: E-TRIBE & 장준호  arranged: E-TRIBE & 장준호 & 공현식
  13. 「Mirror」
     lyrics: Gentleman  composed: Gentleman  arranged: Gentleman
  14. 「Mr. BangBang」 Inst.

     NameList
       민연재:ミン・ヨンジェ / 디케이샤인:DKシャイン / 남기상:ナム・ギサン
       강전명:カン・ジョンミョン / 권선익:クォン・ソニク / 최도관:チェ・ドグァン
       황종하:ファン・ジョンハ / 장준호:チャン・ジュノ(ジュンホ) / 손창일:ソン・ジャンイル
       장현철:チャン・ヒョンジョル / 공현식:コン・ヒョンシク

1曲目「Enter Dal★Shabet」、いままでのヒット曲をアレンジした、1集のイントロに相応しい1分16秒の曲だ。
2曲目「다가와 봐:近づいてみて」、トラックが分かれているので、1曲目と2曲目を切り離して、1曲目だけを聴くとエンディングがものたりなく感じるのだが(違和感があるのだが)、1曲目と2曲目を続けて聴くと何の違和感も無く、カムバック用に2曲に分けたのではないかと想像する、2トラック合わせて1曲に聞こえる曲だ。
1曲目だけがイントロ曲と言うより、2曲を合わせてイントロ曲な印象で、いい曲だ。

3曲目「Mr. BangBang」、リードトラックだ。
さすがにE-TRIBEサウンドというべきかDal★Shabetらしい曲というべきか、謳い文句通りクールなポップダンスな、なかなかいい曲である。
歌詞の内容は、自信の無い男性に女性の方から迫っていくというような内容のようだが(?)、メロディーに、あるいはDal★Shabetの歌に何か物悲しい哀愁を感じ、好きだ。
また、放送ではバックコーラスとなってしまっていて、よく聞えないのだが、CDで聴く時の、曲の中盤と最後に聞える2回の最低音のソロの部分がいい。(この声は彼女たち以外の可能性もあるが、声色からたぶんアヨンだと思う)
そして、音とは関係無いのだが、ステージでのダンスで後ろ向きのステップがいい。

4曲目「Girl Girl Girls」、Dal★Shabetとしては変わった曲で、初めて登場するDK$HINEの曲だ。
面白くていいが、私としてはいまひとつだ。

5曲目「Disco Time」、バックのリズムはたしかにディスコな感じだが、あまりディスコな印象を受けない曲だ。
この曲もあまりピンとこない。作曲がナム・ギサン、クォン・ソニク、チェ・ドグァンで、ナム・ギサンはGirl's Dayのアルバムで何度か登場している。

6曲目「Love Shake」、ずいぶん可愛らしく仕上げた曲だ。
ナム・ギサンということだろうか、まるでGirl's Dayの曲で、この曲もいまひとつに感じる。

7曲目「니가 없이 난...:あなた無しで私は・・・」、この曲もDal★Shabetとしては異色な感じだ。
Blacc Holeは、Rainbow Pixie(레인보우 픽시)の「Hoi Hoi (호이호이)」の作曲・編曲者のようだが(ただし共作)、「Hoi Hoi」とはずいぶん曲想が異なる曲だ。Dal★Shabetとしても初めてな感じの曲だ。

8曲目「Hit U」、前回の今年1月にリリースしたミニアルバム「Hit U」からの曲だ。

9曲目「Supa Dupa Diva」、2011年1月のデビューアルバム「Supa Dupa Diva」からの曲だ。

10曲目「핑크 로켓:Pink Rocket」、2011年4月リリースのミニアルバム「Pink Rocket」からの曲だ。

11曲目「Many Boys」、この曲もBlacc Holeの曲で(ただし共作)、軽快なリズムの軽いタッチの曲だ。
浮気者の彼氏に対する警告の歌だそうだ。

12曲目「블링블링:Bling Bling」、2011年8月リリースのミニアルバム「Bling Bling」からの曲だ。

13曲目「Mirror」、別れて心を整理した後にやってきた元彼に対する歌だそうだ。
Gentlemanはバークレー出身のプロデューサーチームのようで、そう思って聴くからか、ちょっといいような。

Dal★Shabet初の正規版「Bang Bang」、オープニング曲とリードトラックである「Mr. BangBang」はなかなかよく、私としても好きなのだが、以降の新曲にあまり見るべき(聴くべき)ものが無く(私には)、新しい試み(方向性)は感じるのだが、初の正規版としてはいまひとつで、残念ながらもの足りなさも感じる。
また、アルバムとしての統一感といったものも、(私としては)あまり感じない。


【 2012.02.11 / Hit U 】
Dal★shabet4枚目のミニアルバム「Hit U」、ジャケット仕様は大きさなどはまったく同じだが、2つ折りから3つ折りになっている。
今回もカードが入っていたが、私のカードは前回に同じくチユルであった。

インナーの写真はじつにきれいだ(前回「Bling Bling」にくらべて紙質もいい)。
ただ、これらの写真の被写体の表情が陰気で暗い。今回のイメージチェンジした新しいコンセプトの関係だとは思うが、大体においてDal★shabetの写真は笑っていてもなんだか暗い印象がある。
それら写真の印象から来るのかも知れないが、彼女たちデビューしてちょうど1年が過ぎたが、いまだグループの仲がいいようには見えない(私には)。

「Hit U」の収録曲は全5曲(6トラック)で、プロデュースは今回もE-TRIBEで、ほかのスタッフもカメラを含めほぼ同じ名前となっている。
リードトラックは2曲目のアルバムタイトル名と同じ「Hit U」で、もちろんE-TRIBの作詞・作曲・編曲となっている。
今回の新曲は1トラックから3トラックまでの3曲である。

Track List
  01. 「Fire It Up」
     lyrics: E-TRIBE  original writer: Kelli-Leigh Henry-Davita & Issac Butcher
  02. 「Hit U」 feat. Bigtone
     lyrics: E-TRIBE & 민연재  composed: E-TRIBE  arranged: E-TRIBE & 장준호
  03. 「Chu Ma Boy」
     lyrics: 김동휘 & 이세호  composed: 김동휘 & 이세호  arranged: 김동휘 & 이세호
  04. 「Dream In U (Remix)」
     lyrics: E-TRIBE & 이치우  composed: E-TRIBE & 이치우  arranged: E-TRIBE & 장준호
  05. 「Hit U (Remix)」 feat. Bigtone
     lyrics: E-TRIBE & 민연재  composed: E-TRIBE  arranged: 케이솔
  06. 「Hit U」 inst.

     NameList
       민연재:ミン・ヨンジェ / 장준호:チャン・ジュノ / 김동휘:キム・ドンフィ / 이세호:イ・セホ
       이치우:イ・チウ / 케이솔:ケ・イソル

1曲目の「Fire It Up」を聴いただけで、今回のアルバムが(といっても新曲は3曲だけだが)いままでのDal★shabetと異なることが聴き取ることが出来る。歌詞はE-TRIBEによる作詞のようだが、原曲は外国の曲のようで、強烈な太鼓をアレンジした、なかなかのいい曲で、彼女たちの声色もいままでとは変えて収録されている(電気加工?)。彼女たちの今後の可能性を感じさせるヒップホップでロックな曲だ。
2曲目が今回のリードトラック「Hit U」で、活動曲としてはいままでのDal★shabetとは、まったく異なるコンセプトに出来あがった曲で、2年目となったDal★shabetの新しい姿をリリースしている。ただ、いい曲だと思うがステージでの振り付けも含め、ほかのグループを思い起こしてしまうのは残念ではある。
3曲目「Chu Ma Boy」は、ミディアムテンポの、これもいままでのDal★shabetの可愛らしさとは、少し違う愛らしいと言うべき感じの曲に仕上げられている。
4曲目は去年の8月にリリースされた「Dream in U」のリミックス、5曲目は「Hit U」のリミックスとなっている。

今回のミニアルバム「Hit U」の新曲は3曲とも悪くない、いい曲だと思うし好きだ。
Dal★shabetの新たな1ページを作ることが出来たのではないだろうか。
ただ、次期アルバムのコンセプトを、どう舵をとるのか、期待とともになんだか見えにくい不安も感じる。


【 2011.08.21 / Bling Bling 】
前回の「Pink Rocket」について書いた時はカウンのケガであったが、今回はスビンである。今回のスビンの場合は放送ステージの方は1日休んだだけで済んで(済ませて)、なんとか頑張ってはいるようではあるが。

で、今回3枚目のミニアルバム「Bling Bling」だが、ジャケットの仕様は、いままでの2枚のDal★shabet仕様から、一般的な仕様に変えた。サイズも正方形から横長となった。
インナーの写真の方は、いままで通りというか、さらに派手さを増した色彩の感じで、38ページのほとんどが一人ひとりの写真で出来上がっている。カメラは今回も同じ홍장현:ホン・ジャンヒョンによるものだ。
今回もカードが入っていたが、私のカードはチユルであった。

プロデュースは、もちろん今回もE-TRIBEで、ほかの音関係以外のスタイリストやメーキャップなどのスタッフもほぼ同じ名前となっている。

収録曲は全4曲(5トラック)で、1曲目は55秒のイントロとなっていて、実質3曲のリリースとなっている。

Track List
  01. 「Beep」
     lyrics: E-TRIBE  composed: E-TRIBE & 장준호  arranged: E-TRIBE & 장준호 & 공현식
  02. 「블링블링 (Bling Bling)」
     lyrics: E-TRIBE  composed: E-TRIBE & 장준호  arranged: E-TRIBE & 장준호 & 공현식
  03. 「Dream in U」
     lyrics: E-TRIBE & 이치우  composed: E-TRIBE & 이치우  arranged: E-TRIBE & 이치우
  04. 「Moonlight」
     lyrics: 장준호 & 공현식  composed: 장준호 & 공현식  arranged: 장준호 & 공현식
  05. 「블링블링 (Bling Bling)」 inst.

      ※ 장준호:チャン・ジュノ / 공현식:コン・ヨンシク / 이치우:イ・チウ

イントロ曲「Beep」と、リードトラックの「Bling Bling」の作詞・作曲・編曲のメンバーは同じで、2つの曲の曲想に同じものを感じる。音とは関係ないが、「Bling Bling」のステージパフォーマンスは好きだ。
3曲目の「Dream in U」は、Dal★shabetらしいというか、T-TRIBEの曲な感じで、可愛くていいのだが、いまひとつ新鮮さを感じない。共作者の이치우:イ・チウについては調べてみたがデータは見つからなかったが、4MEN、환희:ファニーなどの曲に名前が見られた。
私としては最後の曲「Moonlight」が面白いというか、今回リリースされた曲の中で一番好きだ。Dal★shabetとしても、らしくていい。後続曲としてお願いしたい。そして、장준호:チャン・ジュノと공현식:コン・ヨンシクについても調べたが、こちらもデータらしいデータは無いのだが、前2回のDal★shabetをはじめ、かなりの曲に関わっているようだ。

3枚目のミニアルバム「Bling Bling」、私としては、ちょっとT-TRIBEのマンネリ化を感じる。といってこの路線を外すとDal★shabetでなくなってしまう可能性も有りで、果たして次回リリースはどうなるのか、早くもいまから、どちらであっても楽しみなような、心配なような想いである。

Dal☆shabet ( タルシャベット ) - 2 へ続く
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Dal★shabet ( タルシャベット ) - 2

2011-01-12 | Dance Group
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【 2011.04.26 / Pink Rocket 】
Dal★shabet、デビュー100日目にミニアルバム「Pink Rocket」でカムバックだ。(100日目は偶然のようだが)
ケガをしていたカウンの左膝はずいぶん良くなったようだ。(ということは、まだ完治ではないということだが)
また、スビンも数日前、ステージで、過労のため突然失神したりしたが、いまは大丈夫のようではある。

ところで、前回(01.13)書きもらしていた彼女たちの過去のプロフィールを、いまさらだがいくつか書く。
ピキは、もとスター帝国(스타제국)で、なんと5年余りもの練習生の期間を送っていて、その間の4年ほどはバックダンサーとして活動し、また、先輩歌手の放送ステージでのフィーチャリング経験も有るようだ。
アヨンは、2008年のミュージカルでデビューしたようで、その関係で踊りと歌を自然に習うことになったそうだ。
スビンは、幼い時から歌手が夢だったようだが、全羅道(전라도)に住んでいたはめ、オーディションを受ける機会に恵まれず、そこで、背の高さを生かして、まずモデルでデビューして歌手を目指したそうだ。また、学生時代は全校でトップの秀才であったようである。
カウンも、モデルとしてデビューしたようで、CeCiなどのモデルとして活動した経験があるようだ。
セリは、小学6年の時から色々なジャンルの踊りを踊っていたようで、中学に入ってからはダンスサークルを作り、歌手への誘いも多かったようだ。そして、その頃から歌手を考えていて、大学に入ってからDal★shabetのオーディションを受けたということである。
チユルは、イギリスで育ったようで、その当時ミュージカル「キャッツ」観て刺激を受け、その後韓国に来て、舞踊、ダンス、ミュージカルを勉強したようだ。

話を戻して、2枚目のミニアルバム「Pink Rocket」だが、ジャケットの仕様は、前回の「Supa Dupa Diva」と同様に、ちょっと変わった作りになっている(文字で書くには文章能力が無い)。また、今回も上質な仕様だ。
ジャケットには、カードが2枚入っていて、1枚が全員の、もう1枚がメンバーのカードだが、私のはピキだった。正直言ってピキ以外の、できればセリのカードが欲しかったが(笑)。
写真は、前回と同様な感じで悪くない。そして、その写真に映しだされている彼女たち6人の姿から受ける印象は、たった3ヶ月で、落ち着き(ゆとり)と磨きがかかった(きれいになった)と感じる。
カメラもジャケットデザインも、「Supa Dupa Diva」と同じで、カメラが홍장현:ホン・ジャンヒョン、デザインが공민선:コン・ミンソンとなっている(Jacket Set & Prop Designが최훈화:チェ・フンファ)。

プロデュースは、もちろん「Supa Dupa Diva」に同じくE-TRIBEで、ほかのスタッフもほぼ同じ陣容となっている。
収録曲は全4曲で、内2曲がE-TRIBEの作詞、作曲、編曲で、その2曲の内の「Shakalaka」は共作だが、今回リードトラックの「핑크 로켓(Pink Rocket)」は、E-TRIBEの完全単独作品である。
(前回の「Supa Dupa Diva」では、「매력덩어리:魅力のグループ」がE-TRIBEの完全単独作品だ)

1曲目「Shakalaka」、共作でのE-TRIBEの作詞・作曲・編曲の曲で、既に出来上がったDal★shabetのイメージからはちょっと違う、なんだか可愛いHipHopとでも言うべき曲だ。
2曲目「핑크 로켓(Pink Rocket)」、リードトラック(活動曲)で、完全なE-TRIBEの作品である。なんだか、ピンクのロケットに乗って飛行するというコンセプトらしい。バックのシンセサイザーと思われる音を使った編曲が面白い。
3曲目「そのまま止まれ(그대로 멈춰라)」、作詞がKOONTA、作曲・編曲が구자경:ク・ジャギョンと이호승:イ・ホスンの曲で(編曲にE-TRIBEが共作)、歌詞の内容は自動翻訳しただけではまったく想像ができないが(笑)、ただただ、スウィンギーな曲な感じではある。
ラスト4曲目 「Rollin Fallin」、장준호:チャン・ジュノの作詞・作曲・編曲の曲で(作曲・編曲は공현식:コン・ヒョンシンが共作)、リズミカルに明るく作られ、歌詞の内容は解らないが楽しくなる曲だ。

Dal★shabetの2枚目のミニアルバム「Pink Rocket」、私には「Supa Dupa Diva」同様、いまいちな感じなんだが、世間の人気の方は上々のようである。歌の実力の方は問題無いようで、私も彼女たち自身には魅力を感じる。


【 2011.01.13 / Supa Dupa Diva 】
E-TRIBEプロデュースのDal★shabet、ということで注目したが、いまのところ特別ほかのガールズと際立っての違いは感じない。もっとも、彼女たち自身に関しては、私としては好印象である。

ジャケット写真は、よくある感じのガールズの写真だが悪くはない。というか、ガールズアイドルのデビューアルバムジャケット写真としては、これ以上の作り込みは難しいように思う。全面、カラフルな写真がいっぱいで、一人ひとりを丁寧に紹介できていると思う。

収録曲は、5トラックだが、1トラックがInstrumentalで、1曲目はイントロな曲で、実質的には3曲ということになり、ミニアルバムと言うには少し寂しい曲数の感じだ。
プロデュースは書くまでもないがE-TRIBEで、イントロも含めた4曲の内3曲が作詞作曲、そして編曲もE-TRIBEによる(ただし作詞、編曲のそれぞれ1曲づつ共作を含む)。

イントロな1曲目が「Dal★shabet」だが、いまいちピンとこない。
2曲目は既に耳馴染みのリードトラックの「Supa Dupa Diva」で、これ、悪くはないのだが、耳新しさに欠ける。
3曲目「매력덩어리:魅力のグループ」は、変わった曲で面白いが、何か心に迫るものが無い。
4曲目の「Oh !!WoW!!」はE-TRIBEの作詞作曲ではないが、これもいまひとつ何か感じるものがない。

こうして書いてみるとこのアルバム、音を聴く限り、悪くはないが、いまひとつなアルバムということになりそうだ。
E-TRIBEプロデュースということで期待を大きくしていたが、Dal★shabetとしては、ちょっと心配なデビューな感じに(私としては)思えてくる。はたして世間の人気の方はどうなんだろう。



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