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気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

WheeSung ( フィソン )

2010-10-24 | R&B



휘성
WheeSung
フィソン
최휘성:チェ・フィソン
1982年2月5日生れ
YMC Entertainment (JinAh:진아企画) ≪ Nominate ≪  POP/UP Entertainment


〈 Music Video 〉
   Bugs MusicVideo 全33映像(60秒)
   DaumMusic MusicVideo 全38映像


  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  


《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Daum Music
   Bugs
   Mnet

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   Whee Sung
   Daum Cafe




《 Album 》
    MiniAlbum 「놈들이 온다:やつらがくる」 2011年10月
    6集 「Vocolate」 2009年10月
    MiniAlbum 「With all my heart and soul」 2008年10月
    5集 「Eternal Essence Of Music」 2007年9月
    4集 「Love... Love...? Love...!」 2005年9月
    3集 「For The Moment 」  2004年10月
    2集 「It's Real 」 2003年8月
    1集 「Like A Movie」 2002年4月

《 myCollection 》
  6集
  With all my heart and soul / 놈들이 온다:やつらがくる
    Single 「가슴 시린 이야기:胸がしめつけられる話」 2011年3月




【 2011.11.07 / 놈들이 온다:やつらがくる 】
フィソン、デビューアルバム1集「Like A Movie」から10周年のミニアルバム「놈들이 온다:やつらがくる」である。
(正確には9年6ヶ月目のリリースだが、彼は今年入隊の予定でこれが10年目のアルバムとなる)

彼は入隊を前に、8月頃は肩、脊椎の激しい痛みで治療を受け、「놈들이 온다:やつらがくる」のリリース直後は、いろいろ無理がたたったのか胃腸炎となったようで入院治療を受け、事務所側の入隊前健康管理優先の考えで、そして11月5日の김태우:キム・テウとのコンサートのために大事をとって、「놈들이 온다:やつらがくる」の活動は10月23日の人気歌謡で早々に切り上げたようだ。
(※11月5日 登村洞(등촌동) KBS 88体育館 キム・テウ&フィソン 「2011 Two Men Show Encore Soul Twins」)
そして、11月7日今日が入隊のようで、しばらくはフィソンのリリースは無い。

今回のミニアルバム「놈들이 온다:やつらがくる」の収録は全5曲で、プロデュースはセルフプロデュースであり、作詞は全曲彼の作詞だ。作曲も共作だが全部で3曲している。

Track List
  01. 「Music」
     lyrics: 휘성  composed: 휘성 & Donnie J  arranged: Donnie J
  02. 「놈들이 온다:やつらがくる」
     lyrics: 휘성  composed: 김도훈  arranged: 김도훈
  03. 「UUU」
     lyrics: 휘성  composed: 이우민  arranged: 이우민
  04. 「OJ」
     lyrics: 휘성  composed: 휘성 & 문하  arranged: 문하 & 두리
  05. 「Oh Lonely」
     lyrics:휘성   composed: 휘성 & 문하  arranged: 문하 & 두리

     NameList
       휘성:フィソン / 김도훈:キム・ドフン / 이우민:イ・ウミン / 문하:ムナ / 두리:トゥリ

1曲目「Music」、いやぁ、いい。曲のタイトルがフィソン10年を物語る感じだ。彼の作曲である。
そして、女声が聞える。フィーチャリングではなくコーラスとなっているが、この女声もいい。名前は에일리:エイリとなっていて、調べると英文字がAileeで、フィソンが育てた歌手だ。当然所属事務所はYMC Entertainmentであり、11月5日の「2011 Two Men Show Encore Soul Twins」でもフィソンとともにステージに立っている。さらによく調べると、このAilee、知っていた(既に聴いている)。爆発的な歌唱力の持ち主で、今年の9月、MBC秋夕特集番組の「가수와 연습생:歌手と練習生」で話題となった人である。綺麗な人でもある。
(※この人に付いては、ここで長々書くのはは不適切なので、後日「Entertainment」の方で記事にしたい)
2曲目の「놈들이 온다:やつらがくる」も印象的なAileeの声色で始まる、キム・ドフン作曲のリードトラックだ。ヒップホップリズムに叙情的なメロディが素晴らしい、文句の無い曲だ。(Aileeはミュージックビデオにも登場する)
3曲目「UUU」もいい。ダンス曲なんだが(ユーロポップ)、象徴的にピアノが奏でた後、フィソンの声が叙情的に流れていく曲だ。
4曲目の「OJ」もAileeの声から入り、2人が会話するかのような、なんだか優しい曲だ。フィソンの作曲だ。
最後の曲「Oh Lonely」もフィソンの作曲で、カリプソ風リズムにアレンジされた、いままでのフィソンには似合わないような曲に仕上がっている。

フィソンのデビュー10周年の入隊前最後のアルバム「놈들이 온다:やつらがくる」、正規版でないのが残念だが、ミニアルバムとしてかなりハイレベルの、そしてフィソンの変化を実感出来るアルバムだ。とくに前半に収録された 3曲は最高と言っていいほど光輝く曲たちである。

フィソンは2013年8月に除隊する。


【 2011.04.11 / 가슴 시린 이야기:胸がしめつけられる話 】
例外のシングルコレクションだ。

まず、このシングルアルバムのタイトル名「가슴 시린 이야기」の訳が難しい。「시리다」は辞書によるとしびれを感じるほどの冷たさを言うようで、恋人がいない時の寂しさもこの「시리다」を使っているし、また歌詞の内容の雰囲気から考えて、「胸がしめつけられる話」にしようかと(?)。

収録曲は、その「가슴 시린 이야기:胸がしめつけられる話」と、「설마:まさか」、「아는 사람:知り合い」の3曲で、3曲ともフィソンによる作詞である。また「설마:まさか」と「아는 사람:知り合い」の2曲の作曲は、共作ではあるが彼によるものだ。そして、プロデュースも、もちろんセルフプロデュースとなっている。

話は逸れるが、彼は変わったようである。安らかな姿になったという(スポーツ朝鮮インタビュー記事)。何が彼をそうさせたのか。彼自身が言うには年を取ったからだと言う。(彼はデビューして、今年で10年目だ)
そして、結果か原因か分からないが、彼は所属事務所を今年初めジナ(진아)企画に移している。 R&Bのフィソンと演歌の태진아:テ・ジナとの出会いは意外に感じる。
しかし、テ・ジナとは、もともと繋がりが有ったようで、さらにいまは、父子のような関係のような印象を受ける。
また、彼は今年の下半期に軍への入隊を予定しているようだが、お金を払っても体験できないことを得てくるつもりだと考えているようだ。

2曲目の「설마:まさか」と、3曲目の「아는 사람:知り合い」もいい曲で、さすがのフィソンを感じさせてくれる曲たちだが、やはり、リードトラックである「가슴 시린 이야기:胸がしめつけられる話」がいい。
そして、5集以前(あるいは「With all my heart and sou」以前)のフィソンの曲を考えると、この切々と歌い上げる、「가슴 시린 이야기:胸がしめつけられる話」を聴くと、たしかに、フィソンは変わったと思う。
ただ、この曲のエンディング部分が残念だ、というか私の好みにはしっくりこない。作曲は김도훈:キムドフンと이상호:イ・サンホの共作で、編曲はイ・サンホとなっている。
なお、この曲ではBeastの용준형:ヨンジュンヒョンがラップフィーチャリングされている。


【 2010.10.24 / With all my heart and soul ・ 6集 】
いまさらの휘성:フィソンだ。
彼のことは、K-pop聴きはじめの2005年当時の私の教科書、古家正亨さんの「K GENERATION K-POPのすべて」の「DJ古家がセレクトする絶対お薦めのK-POP」に載せられていたので知っていたし、聴いてもいて、たしかに上手く、音楽的レベルも高いと思ったのだが、何かいま一つ心に迫って来るものを感じずにいたため、スルーしていたのだが、最近、私が変わったのか、彼が変わったのか、何か感じるものが出てきてコレクションに加えた。
で、今回、あまり過去に遡ることはやめて、2009年の6集「Vocolate」と2008年のミニアルバム「With all my heart and soul」の2枚にした。(もっとも、それ以前のリリースを繋げての入手が難しかったこともある)

〈 With all my heart and sou 〉
この時の事務所は、いまと違ってP&JENNYS EntertainmentGroupとなっている。
Co-producerとしてフィソンの名はあるが、プロデュースは박근태:パク・クンテとなっている。
8トラックの中、収録曲は7曲で、その内2曲がイントロと中間部にイントロ同様の短い曲を挿入しおり(なんと言うのだろう「中トロ」??(笑))、実質全5曲のアルバムとなっている。
その5曲の内最初の2曲と最後の曲の作曲がパク・クンテで(共作2曲含む)、真中の2曲がフィソンの作曲となっている。作詞は全曲がフィソンによるもので、つまり2曲のフィソン作曲の曲は作詞作曲ということになる。

3トラック目の「별이 지다..:星が沈む」と中トロ(?)の「Interude」 には이효리:イ・ヒョリが電話の相手、会話の相手として登場する。そして、5トラック目の「Choco Luv」にもコーラスとして参加している。

〈 6集 〉
この2009年10月の6集の時か、あるいは、その一つ前のリリース、2009年2月のデジタルシングルリリースの時に事務所をいまのPOP/UP Entertainmentに変わっている。収録曲で勝手に推測すると、おそらく6集からと思うが?

この6集のCDジャケットは少し変わった作りになっている。通常の紙の開きのジャケットだが、CDメディアと歌詞カードを上下に配置して、縦長のジャケットとなっている。そして、それを紙のカバーケースに引きだし状に収める仕様となっている。私としては初めて見る仕様だ。(もちろん、扱いは悪い(笑))

このアルバムのプロデュースはフィソンだ。
全12曲の収録曲の内、彼の作詞が10曲、作曲が4曲(内2曲が共作)となっている。つまり、このアルバムも2曲が純粋なフィソンの作詞作曲ということになる。

5集以前をCDで聴き込んでいない私には強くは言えないのだが、6集で曲の感じが変わったのではないかと思うのだが、どうだろう? 事務所を変わった事の先入観だろうか。なんか、いい。大衆化し聴き易くなった。
リズムを強調した曲が多いアルバムとなっていて、もしかすると、単にそれが私にはいいのかも知れない(笑)。
最近、彼に対し何か感じるものが出てきたと、上で書いたのだが、このことだったのだろうか。で、フィソンファンはどうなんだろうか?
しかし、スローな曲も、私が知っている(つもりの)フィソンとは違うように思えるが(これは気のせい?)。また、今年の8月にリリースしたシングル「Realslow Is Back」を聴いても、この6集の延長線上にあるように思える。

とにかく、このフィソンの6集「Vocolate」、全曲いい曲だ。コレクションに加えて正解だった(悦)。




G.NA ( チナ )

2010-07-31 | R&B



지나
G.NA
チナ
최지나:チェ・ジナ
1987年9月13日生れ
CUBE Entertainment


〈 Music Video 〉
       YouTube G.NA Official Channel 

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2013.03.14 G.NAがミニアルバム「Beautiful Kisses」をリリース
       2012.08.10 G.NA、 健康に赤信号! - ハングルひとり言(TheStar)
       2012.05.22 G.NA、ミニアルバム「Bloom」をリリース  ※5月23日追記
       2011.08.23 G.NAがミニアルバム「Top Girl」をリリース
       2011.03.10 G.NAのMnet Wide (NatePann)
       2011.01.18 G.NA、正規1集をリリース
       201.01.12 G.NA、1集のジャケット写真公開
       2011.01.07 G.NA、今月中旬正規アルバムリリース
       2010.09.11 誰か教えて、G.NAのヘアの謎! (笑)
       2010.08.30 G.NA、3日かけて大胆に変身!  ※ 9月11日追記
       2010.07.23 G.NA、インタビュー記事 & デビューステージ
       2010.06.18 五少女リーダーのチェ・ジナ、早ければ6月末にソロデビュー


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      R&B

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       Beautiful Kisses
       BLOOM G.NA
       twitter
       miniHP
       Daum Cafe




《 Album 》
        MiniAlbum 「Beautiful Kisses」 2013年3月
        MiniAlbum 「Bloom」 2012年5月
        MiniAlbum 「Top Girl」 2011年8月
        1集 「BLACK & WHITE」 2011年1月
        MiniAlbum 「Draw G's First Breath」 2010年7月

《 myCollection 》
      1集
      Draw G's First Breath / Top Girl / Bloom / Beautiful Kisses




【 2013.04.03 / Beautiful Kisses 】
G.NA4枚目のミニアルバム「Beautiful Kisses」、手紙のようなアルバムということだが、あまりよく解らない。

今回のジャケット仕様は、前回とは違いシンプルな一般的な仕様となった。
インナーの写真は、グラビアのようで、G.NAのいろいろな姿を見ることができる。

収録曲はイントロ無しの全5曲(6トラック)で、リードトラックは1曲目の「Oops!」となっている。
プロデュースはシンプルに홍승성:ホン・スンソンと書かれていて、今回も김도훈:キム・ドフンの曲は3曲収録されているが、クレジットのプロデューサーとしての彼の名前は無い。

Track List
  01. 「Oops!」 feat.정일훈:チョン・イルフン(BTOB)
     lyrics: 임상혁 & 손영진 & 정일훈  composed: 임상혁 & 손영진  arranged: 임상혁 & 손영진
  02. 「같은 생각:同じ気持ち」 feat.허각:ホ・ガク
     lyrics: 김도훈 & 산체스(팬텀:Phantom)  composed: 김도훈  arranged: 최용찬
  03. 「Oh, Good!」
     lyrics: 김이나  composed: 김도훈  arranged: 김도훈 & 서용배
  04. 「First Kiss」
     lyrics: 민연재  composed: 김도훈 & 이상호  arranged: 이상호
  05. 「밉다 싫다:憎い嫌い」
     lyrics: 강동하  composed: 강동하  arranged: 임상혁 & 손영진
  06. 「Oops!」 Inst.

     NameList
       임상혁:イム・サンヒョク / 손영진:ソン・ヨンジン / 정일훈:チョン・イルフン / 김도훈:キム・ドフン
       산체스:サンチェス / 최용찬:チェ・ヨンチャン / 김이나:キム・イナ / 서용배:ソ・ヨンベ
       민연재:ミン・ヨンジェ / 이상호:イ・サンホ / 강동하:カン・ドンハ

リードトラック「Oops!」の作曲者は、G.NAの前回リリース「Bloom」をはじめ、4minute、현아:ヒョナ、2YOONなど
CUBE Entertainment絡みの曲でよく登場する임상혁:イム・サンヒョクによる作詞・作曲・編曲の曲だ(共作)。
歌詞の内容どおり、年下の정일훈:チョン・イルフン(BTOB)がフィーチャリングされている。

今回のアルバムでは、김도훈:キム・ドフンの名がプロデューサーとしては書かれていなかったが、今回も前回と同様に3曲ほど曲を提供している。
その中の1曲「Oh, Good!」は、김이나:キム・イナとの作品で、G.NAの曲らしい、イメージに合った曲だ。

今回のミニアルバム「Beautiful Kisses」は、リードトラックである「Oops!」が、年下の男の子に対するお姉さんなイメージが前面に出た印象だが、アルバム全体からは、(いままでのG.NAから特別際立った違いではないが)G.NAの可愛らしさ、そしてアルバムタイトルどおり美しさを感じるアルバムとなっているのではないだろうか。




【 2012.05.27 / Bloom 】
G.NAの3枚目のミニアルバム「Bloom」。

今回のミニアルバム、ジャケットが一見すると、やたら複雑に見える仕様となっている。
まずジャケットを開くと、CDメディアが、とびだす絵本のごとく裸で立ちあがってくる。これにはちょっと驚いた。
初めて見る仕様だ。
歌詞カード冊子の方は特にめずらしくはなく、G.NAの写真が30ページに渡って載せられている。
驚いたのが表紙だ。こんな仕様に誰が考えたのだろうか(仕掛けそのものは何かで見たことはあるが)。
文字には書き表し難いが、「3 BLOOM G.NA」と書かれた表紙の部分に差し込まれた5枚の束の紙を引き抜くと、その「3 BLOOM G.NA」と書かれた紙が上へ引き抜かれ、G.NAが現れる仕掛けになっている。
お遊びの範疇だが面白い(私が知れないだけで、もしかして昔からあるのかも(?))。

話は逸れるが、その写真に限らないのだが(ステージでの彼女見てもそう思う)、今回なんだか痩せたような、というかやつれたように見える。頬が痩けたと思うが。
ニュース記事によると、筋肉運動をして5kgほど太らせたということのようなのだが、私には痩せた様に見える。
(まあ、そのニュース記事でも体調は良さそうなのではあるが)。

今回のミニアルバム、今回もいままで通り全5曲のリリースだ。トラックは6トラックだが、最後の曲は1集でリリース済みの英語バージョンである。その英語での作詞はG.NAである。共作でフィソンの名が書かれているが、これは原曲の関係であろうと思う。
また共作ではあるがもう1曲、作詞とともに作曲にも名が載せられていて、作曲に参加したのは今回が初めだ。
プロデューサーは、いつもどうりに홍승성:ホン・スンソンとなっているのだが、ミュージックプロデューサーとして김도훈:キム・ドフンの名が書かれている。

Track List
  01. 「Green Light」 feat.박재범:パク・チェボム
     lyrics: 김도훈 & 서재우 & G.NA & 박재범  composed: 김도훈 & 서재우 & G.NA
     arranged: 서재우
  02. 「2Hot」
     lyrics: 최갑원  composed: 김도훈 & 이현승  arranged: 김도훈 & 서용배
  03. 「여름 별:夏の星」
     lyrics: 민연재  composed: 임상혁 & 전다운  arranged: 임상혁 & 전다운 & 조성준
  04. 「오빠, 동생:オッパ、妹」 feat.성추:サンチュ
     lyrics: 상추  composed: A.T  arranged: A.T
  05. 「때려 쳐:やめてしまおう」
     lyrics: 전군  composed: 전군  arranged: 전군
  06. 「꺼져 줄게 잘 살아:消えてあげるから好きにして」(English Ver.) feat.용준형:ヨン・ジュンヒョン
     lyrics: G.NA & 휘성  composed: 김도훈  arranged: 김도훈

     NameList
       김도훈:キム・ドフン / 서재우:ソ・ジェウ / 박재범:パク・チェボム / 최갑원:チェ・ガブォン
       이현승:イ・ヒョンスン / 서용배:ソ・ヨンベ / 민연재:ミン・ヨンジェ / 임상혁:イム・サンヒョク
       전다운:チョン・ダウン / 조성준:チョ・ソンジュン / 상추:サンチュ / 전군:チョグン / 휘성:フィソン

1曲目「Green Light」、練習生時期から仲が良かったらしい박재범:パク・チェボムがラップフィーチャリングされた、お互いに好感を持ち始めた男女を、2人がおもしろく表現したHipHopな曲のようだ。
共作だがG.NAが作詞、そして作曲にも参加している。

2曲目「2Hot」、최갑원:チェ・ガブォン作詞、김도훈:キム・ドフンと이현승:イ・ヒョンスン作曲のリードトラックだ。
昔風なリズムに乗ってG.NAが上手く歌い上げる。
彼女は高い完成度のために何度も再録音をしたということだ。

3曲目「여름 별:夏の星」、G.NAの成長を感じさせるバラード曲だ。
ただ、編曲としてエンディングの最後の1音に何かしらもの足りなさを感じる(もう1音有った方が)。

4曲目「오빠, 동생:オッパ、妹」、兄妹のような親しい仲から、恋人に発展したい少女の可愛い気持ちを歌った、
G.NAとしてはめずらしい曲のようだ。
ラップフィーチャリングおよび作詞は、Mighty Mouth(마이티 마우스)の상추:サンチュだ。

5曲目「때려 쳐:やめてしまおう」、전군:チョグンの作詞・作曲・編曲のようで、このチョグンを調べてみたのだが、あまりよく分からない。かなり広く偏らずに、いろんな曲に関わっている。
G.NAに似合う感じのR&Bな曲で、私としては好きな曲だ。ただ、歌詞の内容がいまひとつ難しく想像し難いのだが、タイトルの訳は雰囲気的に「やめてしまおう」とした。

最後6曲目「꺼져 줄게 잘 살아:消えてあげるから好きにして」、1集「Black & White」からの曲というより、1枚目のミニアルバム「Draw G's First Breath」の初1位の曲の、G.NA作詞による英語バージョンだ。
ラップは前の音をそのまま被せたようだ。
詩の内容は(私にはいまひとつ解らないのだが)単に原曲の訳詞ということではないようで、創作のようである。
しかし、何故この曲を英語で歌いたかったのだろう。

3枚目のミニアルバム「Bloom」、今回収録された曲より(比較の問題だが)、前回の「Top Girl」での収録曲の方が面白く興味深い曲が多かったように思う。(今回の収録曲は、いまひとつに感じる曲が多い)
しかし、G.NA自身の表現力は今回の方が明らかに勝っているのではないだろうか。
また、私としては「2Hot」もいいが、(少し平凡だが)R&Bな「때려 쳐:やめてしまおう」がいい。好きだ。


【 2011.09.02 / Top Girl 】
G.NAの2枚目のミニアルバム「Top Girl」、ジャケットの大きさは前回のミニアルバムおよび1集とまったく同じだが、今回は3枚開きで厚さも分厚く、しっかりした作りになっている。
インナーの写真集は40ページに渡っての大人のG.NAが写し出されている。カメラは毎回変わって、今回のカメラは홍장현:ホン・チャンヒョンとなっている。(私の趣味とはちょっと違うようだ)

今回リリースされたジャケットの表紙の「Top Girl」の文字は、どうやら(記事の訳が間違っていなければ)G.NAが書いたものであるらしい。
そして、目を奪われたのが、G.NA本人が自筆で、何度も書き直したという、英語混じりの2ページに渡りびっしりと書かれた「THANK YOU」(THANKS)である。(残念ながら読解はできないが)
また、リリースされたCDの中の500枚には、G.NAがCD製作工場へ行って書いたサイン入りのCDがあるようだが、もちろん私の元に届いたCDはそれではなかった。
さらには、今回のジャケットの中にはハガキが同封されて入れていて、このハガキにG.NA宛てのメッセージを書いて送ると、抽選でG.NAとともに過ごすティータイムイベントに招待されるか、G.NAとの特別な出会いを持つことができるようだ。


  


プロデューサーとミュージック・プロデューサーは、前回と同様、홍승성:ホン・スンソンと、김도훈:キム・ドフンで、ほかのスタッフ及びスタジオ関係も概ね同じ名前となっている。

収録曲は全5曲で、リードトラックは1曲目の「Top Girl」で휘성:フィソンの作詞となっている。
2曲目「Banana」の作詞の共作にはG.NAの名もある。
キム・ドフン作曲の曲は(共作を含めて)3曲となっている。

Track List
  01. 「Top Girl」
     lyrics: 휘성  composed: 김도훈 & 이상호  arranged: 이상호
  02. 「Banana」
     lyrics: 김진태 & G.NA & Swings  composed: 김도훈  arranged: 서용배
  03. 「싫어:嫌い」
     lyrics: 서재우 & 서용배  composed: 서용배  arranged: 서용배
  04. 「Without You」
     lyrics: 최갑원  composed: 김도훈 & 이현승  arranged: 이현승 & 이기
  05. 「Icon」 (original title: 「Problem Child」)
     korean lyrics: 라이머 & 허인창

     휘성:フィソン / 김도훈:キム・ドフン / 이상호:イ・サンホ / 김진태:キム・ジンテ / 서용배:ソ・ヨンベ
     서재우:ソ・ジェウ / 최갑원:チェ・カブォン / 이현승:イ・ヒョンスン / 이기:イ・ギ / 라이머:ライマ
     허인창:ホ・インチャ

リードトラックの「Top Girl」と「Banana」は既に放送のステージで何度も観ているが(聴いているが)、歌詞の内容はいまひとつよく解らないが、音楽的にはいい曲だと思う。私としては、ちょっとIvyを思い起こす感じもする。G.NAの自作となっている「Banana」は、いままでない面白い曲で編曲もいい。
3曲目「싫어:嫌い」が、なんかいい曲で好きだ。ちょっと聞くと平凡な印象もあるのだが、G.NAにも合っている。
4曲目の「Without You」の歌詞がちゃんと解読できないのでなんとも言えないがバラードだろうか、このアルバムの中では趣が異なる曲で聴き込むほどにG.NAの声色がいい。
最後の曲は外国の曲なんだろうか、オリジナルのタイトルが「Problem Child」と書かれていて、ちょっと調べたが、よく分からない。何度も聴いてはみたのだが、悪くはないが、いまひとつな感じだ。

G.NAのセカンドミニアルバムの「Top Girl」、ちょっと、最後の曲「Icon」が気にいらないのだが、なかなか悪くない。G.NAの新し歩みも見えるし、いいミニアルバムに仕上がっているのではないかと思う。


【 2011.02.13 / 1集 】
本題に入る前に、CDの内容とは直接関係ない話だが、今回、初めて注文したCDが搬送途中で紛失するという経験をした。このCDは1月18日にNaviの1集「Hello」といっしょに注文したのだが、21日に発送されて以降、行方不明となって未だに着かない。現在手元に有るものは、2回目に注文したCDである。こちらは、7日発送の12日着でいつも通り5日で届いた。最初に注文した荷物はどこか遠くの国にでも行ってしまったのだろうか(笑/悲)。

それはさておき、G.NA 1集「Black & White」だが、ジャケット仕様は前回の「Draw G's First Breath」とまったく同じ仕様、同じ大きさである。ちょっと違うとことは、歌詞カードとクレジットのページの紙の大きさを、ほかの写真などのページに比べて2/3ほどの大きさにしている点で、これだけで意外とちょっと新しさを感じる。
インナーのG.NAの写真は、ネットで見かけるものから想像できる範疇のものだが、なかなかいい写真集な感じで載っている。当然ながら、前回の「Draw G's First Breath」に比べるとずいぶん明るく仕上げている。

プロデュースも「Draw G's First Breath」に同じく、今回もプロデューサーに홍승성:ホン・スンソン、ミュージック・プロデューサーに김도훈:キム・ドフンの名が書かれていている。そして、ほかのスタッフの名も、まったくと言っていいほど同じとなっている。
収録曲はジャスト10曲となっているが、トラックの後半の6曲目から10曲目までのちょうど半分の5曲が、そのまま「Draw G's First Breath」の収録順で全5曲をもってきているので、正規版1集の扱いとはなっているが、実質は5曲のミニアルバムである。さらに、先月1月11日にリリースしたデジタルシングル「처음 뵙겠습니다:はじめまして」も収録されているため(これは当然だが)、新曲としては4曲ということになる。
前半5曲についての作曲は、前半3曲がキム・ドフンの曲となっていて(共作2曲)、先月リリースした3曲目の「처음 뵙겠습니다:はじめまして」はフィソン:휘성の作詞である。

1曲目「Black & White」は、リードトラックの、もう既に耳に馴染んだ曲になったが、初めて聴いた時は、最初の出だしにチョッとびっくりした曲だ。キム・ドフンと이상호:イ・サンホの曲である。
2曲目「이제 그만 화 풀어요:もうそろそろ機嫌を直します」は、3人フィーチャリングされているが、ちょっと調べたところでは、今回のG.NAのアルバムへの参加が公式には初めてのようで、それ以外のデータが無い。作曲はキム・ドフンで、最初の頭のところでフォークギターを使い一瞬おやっと思わす編曲だ(編曲は최용찬:チェ・ヨンチャン)。
3曲目「처음 뵙겠습니다:はじめまして」は、既に先月1月11日にリリースされたフィソンとのデュオ曲で、キム・ドフンとイ・サンホの作曲で、フィソンの作詞の曲だ。フィソンとG.NAが対話する形の曲になっていて、一般の人が男女で歌うのに良さそうなラブソングのようだ。
4曲目「벌써 보고 싶어:もう逢いたい」は、G.NA自身のバックコーラスとのハーモニーがいい。G.NAの実力が覗えるR&Bな曲で、G.NAらしい声色、G.NAらしい曲と言えるかも知れない。作曲は2曲目「이제 그만 화 풀어요:もうそろそろ機嫌を直します」の編曲をしたチェ・ヨンチャンとなっている(当然だが編曲も彼だ)。
5曲目「첫눈에 한눈에:初めて見てひと目で」は、Verbal Jint(버벌진트(김진태:キムジンテ) )がラップでフィーチャリングされている(よく知らないが)。軽快でソフトなタッチの曲で運命的な愛を歌っているようだ。悪くない。
6曲目から10曲目については下に書いたミニアルバム「Draw G's First Breath」と同じになる。

今回の1集「Black & White」の前半5曲の中で、歌の巧さでは4曲目の「벌써 보고 싶어:もう逢いたい」が光るが、やはりリードトラックの「Black & White」が新鮮さも有り、いい。
そして、今回のアルバムでG.NAのイメージを明るく可愛くしたのもなかなかいいと思う。




【 2010.07.31 / Draw G's First Breath 】
ずいぶん遅くなったが、今日初めてG.NAのミニアルバム「Draw G's First Breath」をCDで聴いた。
(この「Draw G's First Breath」、Daum Musicはシングルとしているが、これは間違いでミニアルバムだと思う)

ジャケット写真は22歳とは思えない、大人の女性の美しさを現した、なかなかの写真となっている。
プロデュースはプロデューサーに홍승성:ホン・スンソン、ミュージック・プロデューサーに김도훈:キム・ドフンの名が書かれていて紛らわしいが、おそらく言葉通りキム・ドフンのプロデュースということでいいのだろうと思う。
収録曲は全部で5曲で、内、そのキム・ドフンの曲が4曲となっている(共作2曲を含む)。このミニアルバムには、話題となったRainとのデュオ曲「애인이 생기면 하고 싶은 일:恋人ができればしたいこと」が収録されているが、この曲の作曲もキム・ドフンだ。

1曲目「꺼져 줄게 잘 살아:消えてあげるから好きにして」のフィーチャリングは、Beastの용준형:ヨン・ジュンヒョンだ。そして、この曲がリードトラックで、既にミュージックビデオ、テレビステージなどで何度も聴いているが、CDでじっくり聴くとG.NAの歌の巧さがよく分る。
2曲目がRainとのデュオ曲「애인이 생기면 하고 싶은 일:恋人ができればしたいこと」で、デュオ曲と書いたが、実際に録音時にデュオったかは不明だ。しかし、この曲でもG.NAの歌の巧さがよく分かる。
さらに、彼女の歌の技量の確かさは次の曲「Supa Solo」で確定的に感じる。やはり、物理的にも精神的にも月日を重ねた結果だろうか、新人とは思えない音の確かさを感じる。声色もいい。
4曲目「Loving You」で、曲の趣が変わる。作曲が(編曲とも)、정지찬:チョン・ジチャンと김태성:キム・テソンの共作で、作詞もキム・テソンの曲で、ちょっと変わった編曲の曲だ。
最後の曲「소문났어요:噂になりました」も、前半3曲とはちょっと違う印象の曲でメロディックな曲だ。
私としては、5曲の中では3曲目の「Supa Solo」がいい。

G.NA、初アルバムは、R&Bな感じでまとめたなかなかいいアルバムのリリースだと思う。そして、これで彼女の歌の巧さは分ったが、さらにまだまだ可能性を秘めたアーティストように思える。
セカンドリリースが楽しみとなる。




Boni ( ポニ )

2010-04-05 | R&B



보니
Boni
ポニ  (※ 英語名ならボニかも?)
신보경:シン・ボギョン
1986年9月14日生れ
Inplanet

〈 Bugs MV 〉
   Boni MusicVideo 全1映像(60秒)

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
   2010.12.19 Boni、ミニアルバム「1990」をリリース
   2010.09.30 Boniも男の資格合唱団にいた!
   2010.03.27 Boni、突然デビュー!?


  
  
  
  
  
  
  
  


《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   DaumMusic
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs
   아티스트:アーティスト 앨범:アルバム 곡:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 한마디:ひと言
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   BONI 1990
   Inplanet
   twitter
   Official Fanpage




《 Album 》
    MiniAlbum 「1190」 2010年12月
    MiniAlbum 「Nu One」 2010年3月

《 myCollection 》
  Nu One / 1990




【 2010.12.29 / 1990 】
まず、今年の3月にリリースされた「Nu One」は正規版でなく、ミニアルバム扱いのようだ。
したがって、今回リリースの「1990」はセカンドミニということになる。

インナーのジャケット写真は、前回の「Nu One」とは、髪型も変えて、イメージをずいぶんやわらかい感じに変えた。

このアルバムタイトル「1990」は全世界的にR&Bの黄金期であった1990年代に対する尊敬と愛を入れると同時に、Boniの音楽に最も影響を及ぼしたミュージシャンと音楽が出てきた時期を意味して付けられたタイトル名のようで、それだけに90年代のR&Bなアルバムとなっているようだ。

プロデュースは、前回同様、윤재경:ユン・チェギョンで、また、今回もボーカルアレンジには、ユン・チェギョンとともにBoniの名も書かれている。

収録曲は、前回同様、全7曲で、1曲目のアルバムタイトル名と同じ「1990」がイントロな曲で、最後7曲目は、3曲目の「어제도 오늘도 내일도:昨日も今日も明日も」のラジオエディションとなっているので、これも前回と同じく、実質5曲の収録ということになる。

作詞作曲も前回と同で、6曲全曲がユン・チェギョンの作品となっていて(ただし、作詞1曲、作曲が2曲共作)、編曲も4曲がユン・チェギョンによるものである。

1曲目「1990」は、イントロの位置付けと思うが、2分19秒(プレーヤー表示)と、ちょっと長めで、これからR&Bの世界に入っていくことを感じさせる、いかにもイントロないい曲だ。
2曲目「무엇이라도:何でも」、スローなビートを効かせた甘美なR&Bで、Boniの声色がいい。そして、このアルバムが全曲セルフバックコーラスとなっているが、この曲もバックのサウンドがいい。
3曲目の「어제도 오늘도 내일도:昨日も今日も明日も」も、スローにビートを効かせた曲で、Boniの声がバックコーラスの彼女の声とクロスして、なんともいい。
4曲目「연인:恋人」で、少しテンポを上げるが、これもバスドラムを強調したバックにBoniの声色が明るく冴える。
5曲目の「너뿐이야:あなただけ (Day & Night)」は、ハイテンポに少しラテンなパーカッションを加えたバックに、これも彼女が、なかなかなものを聴かせてくれる。
6曲目「기다릴게:待つことが」が、リードトラックで、切なさを感じさせるメロディアスな曲で、Boniの声色がいい。
最後の曲は3曲目「어제도 오늘도 내일도:昨日も今日も明日も」のラジオエディションということで、ラジオ用に編曲されていいるのだろうか、長さをくらべると1分以上短くなっている。

いやぁ、Boniのミニアルバム「1990」、いかにもR&Bを感じさせるアルバムに仕上がっていて、なかなかいい。


【 2010.04.05 / Nu One 】
Boni、いやぁ、いい。久々のR&B系新人との遭遇だ(嬉)。

私が彼女を知ったのは、3月22日のSBSE!TV 「Live Sesseion」の記事で、私としては突然な感じだったのだが、彼女、ソロデビューは今年(2010年)の3月だが、フィーチャリングでは2006年8月にデビューしている。この時、既にかなりの実力の持ち主である。まだ19歳である。

彼女は、慶煕大学ポストモダン音楽科出身のようで(もう、卒業したと思うが?)、この「Nu One」のリリース前に、今年(2010年)の1月にデジタルでリリースされたSoulmanのシングル「Let's Get Started」にフィーチャリングされている。この「Let's Get Started」は多くのソウルミュージシャンのプロデュースをした最高の黒人プロデューサー、エムブリカ(?)のプロデュースによるものらしく、そこにBoniが起用されている。(フィーチャリングはBoni以外にラップでYoungNが参加している)。

   「Let's Get Started」


また、本名の신보경:シン・ボギョンの名で、2009年6月G-Ideaリリース「Summer Crush Dance」 、そして、2006年8月リリースの015Bの7集「Lucky 7」の4曲目「잠시 길을 잃다」にもフィーチャリングされている。
この曲「잠시 길을 잃다」は015Bの曲というよりもBoniの曲な感じである(なかなかいい曲だ)。

   「Summer Crush Dance」
     「Summer Crush Dance」 (full)  ※ 静止画
   015B 7集「Lucky 7」  ※ 4曲目
     「잠시 길을 잃다:しばらく道に迷う」 (full)  ※ 静止画


今回の「Nu One」は、ミニアルバムにしては7曲収録で収録曲としては多いが、6曲目の「Prelude To Go Around」は1分35秒(プレイヤー表示)の短い曲でアウトロのような曲になっている。そして、最後7曲目「Go Around」は、ボーナストラックとなっていて、オリジナルでないようだ。なので、「Nu One」としては5曲ということになる。
いずれにしても、全曲なかなかのもので、いい。そして、好きだ。

ジャケットの写真も、なかなかいい。もともと、顔立ち、スタイルとも悪くないのでビジュアル的にもいけそうだ。

プロデュースは윤재경:ユン・チェギョンで(Boniもボーカルアレンジには係わっている)、全7曲ともユン・チェギョンの作詞作曲編曲となっている。つまり、「Nu One」は完全なユン・チェギョンの作品ということだ。
また、1曲目「Nu One」、2曲目「너를 보내도:あなたを送っても」の作詞はBoniとの共作となっている。

いやぁ、Boni、いい。2今後のリリースが楽しみだ。期待する。




Jungin ( チョンイン )

2010-03-18 | R&B



정인
Jungin
チョンイン
최정인:チェ・ジョンイン
1980年12月7日生れ
Leessang Company ← Jungle Entertainment


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel 정인 Jung In

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2013.10.18 チョンインの「秋女」
       2013.03.12 チョンインがミニアルバムをリリース
       2010.12.02 チョンインのラジオ映像 (2010.10) - 朝のNatePann


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      R&B

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
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       twitter
       정인 3rd 그니




《 Album 》
        MiniAlbum 「가을여자:秋女」 2013年10月
        MiniAlbum 「그니:その女」 2013年3月
        MiniAlbum 「Melody Remedy」 2011年4月
        MiniAlbum 「정인 From Andromeda」 2010年3月

《 myCollection 》
      정인 From Andromeda / Melody Remedy / 가을여자:秋女




【 2013.12.03 / 가을여자:秋女 】
チョンインのJungle Entertainment(정글엔터테인먼트)での最後のアルバムとなった「가을여자:秋女」。
彼女はJungleとの契約満了に伴い、리쌍:リッサンが設立したLeessang Company(리쌍컴퍼니)へ移籍した。

今回もジャケット内の文字はすべて手書きで、また、私には解読できない(Daum Musicが頼りだ)。

収録された5曲のすべての曲が彼女によるもので、4曲が作詞・作曲、1曲が作詞(共作)のみとなっている。
プロデュースも、今回もチョンイン自身によるものである。

Track List
  01. 「똑똑이:トクトギ」
     lyrics: 정인  composed: 정인  arranged: 정인
  02. 「ㅂㅅ」
     lyrics: 정인 & 곽은정  composed: 하림  arranged: 하림
  03. 「가을남자:秋男」
     lyrics: 정인  composed: 정인  arranged: 프라이머리
  04. 「사랑열차:愛の列車」 feat. 버벌진트:Verbal Jint
     lyrics: 정인 & 버벌진트  composed: 정인  arranged: 정인
  05. 「짜잔:チャジャン」
     lyrics: 정인  composed: 정인  arranged: Geol

     NameList
       정인:チョンイン / 곽은정:クァク・ウンジョン / 하림:ハリム / 프라이머리:Primary
       버벌진트:Verbal Jint

1曲目のタイトル名「똑똑이」は、「똑똑히」であれば「はっきりと」と訳せるのだが。
(もしかすると、一般的にこういう書き方をするのかも知れない(?))
チョンイン自身の実体験をもとにインスピレーションで書いた曲のようだ。

2曲目のタイトル名「ㅂㅅ」は、ニュース記事もチェックしたが、まったく何を意味しているのか理解できない。
(これは、ニュース記事を読むと、本国の一般の人にも不可解のようである)

リードトラックは3曲目「가을남자:秋男」で、この曲のチョンインのラップはLeessangの개리:ケリの指導の下で完成させたものらしい。

4曲目「사랑열차:愛の列車」は、Verbal Jintがフィーチャリングされ、列車の擬音を入れたチョンインの編曲がちょっと面白い。

最後の曲のタイトル名「짜잔」も、どう訳していいのやらよく解らないのだが、応援歌(?)のような曲のようだ(?)。
編曲のGeol(궐)は、チョンインの古巣と言うべきG.Fla(지플라)のメンバー、이궐:イグォル(ピアノ)である。
(Geolは2009年11月に1集、2011年11月にミニアルバム「Seoulite」をリリースしている)

チョンインの「가을여자:秋女」、リードトラックでの彼女のラップなど新しい一面も見られ、またプロデューサーとしてもチョンインらしい(チョンイン節の)アルバムに仕上がっていると言えそうだ。


【 2013.04.23 / 그니:その女 】
チョンイン3枚目のミニアルバム「그니:その女」、タイトルの「그니:クニ」は純粋な意味での朝鮮民族の言葉のようで「그 여인:その女」を意味し、アルバムコンセプトは現代の女性たちの愛の物語を歌っているようだ。

全5曲の収録曲は、女性の目線で見た極めて平凡だが現実的な愛に対する5つの話が収録されているそうだ。
リードトラックは2曲目「그 뻔한 말」なのだが、この「뻔하다」にはいろんな意味があるようで、訳には迷ったが、ここでは「ありふれた」と訳してみた。

プロデュースはチョンイン自身によるもので、そのほかアルバムに関するすべてに彼女の考えが加わっているようで、ジャケットの文字も、すべてが手書きなのだが、この文字も彼女が書いたものらしい。
おかげで、私には解読するのに時間を要する(というか、ほとんど読めない)。
(なお、クレジットのプロデュースには、彼女の横に길:キル(Leessang)の名前も書かれている)

Track List
  01. 「치,:チ」
     lyrics: 정인  composed: 정인 & 조정치  arranged: 정인 & 홍소진
  02. 「그 뻔한 말:そのありふれた言葉」
     lyrics: 개리  composed: 윤건  arranged: bk! (a.k.a Astro Bits)
  03. 「그런 말 마요:そんなこと言わないで」
     lyrics: 정인  composed: 정인  arranged: 정인 & 이나일 & 곽은정
  04. 「좀 걷자:少し歩こう」 feat. 개리:ケリ(Leessang)
     lyrics: 개코 & 개리  composed: 개코 & 장재원  arranged: 장재원
  05. 「OK?」
     lyrics: 정인 & 곽은정  composed: 정인  arranged: 정인

     NameList
       정인:チョンイン / 조정치:チョ・ジョンチ / 홍소진:ホン・ソジン / 개리:ケリ / 윤건:ユンゴン
       이나일:イナイル / 곽은정:クァク・ウンジョン / 개코:ケコ / 장재원:チャン・ジェウォン

1曲目のタイトル「치,」の意味が(訳が)、歌詞の内容を見ても、まったく意味不明だ。
「,」が付いているので、やはり「Chi,」ということなのだろうか(?)。
この曲の作曲には、長年の恋人であるギターリストの조정치:チョ・ジョンチが共作となっている。

「그 뻔한 말:そのありふれた言葉」は、作詞がLeessang:리쌍の개리:ケリ、作曲がBrown Eyes:브라운아이즈の윤건:ユンゴンの作品だ。
編曲のbk!は、別名Astro Bits(아스트로 비츠)というらしく(さらに、本名が김범수:キム・ボムスと紛らわしく)、なんとS#arpのアルバムにも名が載っている(Daum Music)。

今回のアルバムではチョンインの曲が3曲で、そのいずれもが彼女の作詞、作曲、編曲となっているが(共作)、最後の曲「OK?」が愛をいま始めようとする内容の歌詞のようで、明るい感じの曲でいい。

4曲目「좀 걷자:少し歩こう」は、フィーチャリングと作詞がケリで、作詞と作曲はDynamic Duo(다이나믹 듀오)の개코:ケコ、作曲と編曲は장재원:チャン・ジェウォンで、なんだか面白い組み合わせとなっている。
(なお、チャン・ジェウォンは別名がPhiltre:필터だそうだ)

チョンインのミニアルバム「그니:その女」、女性の愛の物語というコンセプトに沿った統一感ある(あるであろう)5曲が収録されたアルバムに仕上がっているようなのだが、歌詞の内容が直接理解できないと曲の良さが解らないようで、如何せん残念ではある。
で、チョンインのアルバムとして音だけを聴く時、前2作のソウルでパワフルな曲たちとくらべ、今回はバラードのように愛の物語りをより淡々とソフトに語るようなアルバムとなっているように思う。
それだけに、私としては前2作とくらべて少しもの足りなくも感じる。


【 2011.04.17 / Melody Remedy 】
今回のチョンイン2枚目のミニアルバム「Melody Remedy」は、世間的になかなかの好評のようである。
リードトラックである「장마:梅雨」は、4月5日にオンラインに公開された後、cyworld BGMチャートで1位、Bugsのリアルタイムチャートでは2位に上がったようで、そのほかのアルバム収録曲すべての曲も各オンラインサイトで上位圏にランクされ、とくにcyworld BGMチャートでは20位圏に入ったようだ。

今回のジャケットは、けっこういい。絵画のようなチョンインのスナップ写真が10数枚載せられ、これが悪くない。
ただ、前回に同じく、歌詞カード、クレジットの書き込みは、走り書きな手書きで、判読に苦労する(汗)。
その読みにくい文字を解読してみると、プロデュースは今回も、리쌍:リッサンの길:キルであり、Co-Producedとしてチョンインの名も書かれている。

収録曲全5曲の中で、3曲が作詞・作曲にチョンインが絡んでいるようで、最後の曲では作詞・作曲、そして編曲もチョンイン単独となっている。
また、長年の恋人であるギターリストの조정치:チョ・ジョンチも、1曲だが参加している(下から2枚目の写真だ)。

1曲目「Because...」、ひょっとして別れた恋人に会うことができるかと思い、思い出の場所に訪れる、といった内容の詩のようで(たぶん(汗))、チョンインがしっとりと歌いあげる。노영심:ノ・ヨンシムの作詞・作曲だ。
2曲目「장마:梅雨」、このアルバムのリードトラックで、雨音と雷の音から入る。恋人と別れた後、涙を止めることができないことを梅雨に比喩した叙情的な歌詞のようだ。甘いメロディーに、まさにチョンインだと思わす声色がなんともいい。作曲・編曲はBrowneyed Soulの고영준:コ・ヨンジュン(編曲とも共作)、作詞はDynamic Duoの최자:チェジャ(최재호:チェ・ジェホ)による。
3曲目「KISS ME」、作曲はPEEJAY(박정철:パク・チョンチョル)とチョンイン(編曲はPEEJAY)、作詞がリッサンの개리:ケリで、カリプソ風アレンジ(?)のノリのいい曲になっている。この曲のギターがチョ・ジョンチだ。
4曲目「철수와 미미:チョルスとミミ」、この曲もゴキゲンな感じで、ノリのいいミディアムテンポの曲に作られ、キルとSupreme Teamがフィーチャリングされている。作曲がPEEJAY、キル、チョンインで、作詞に4人もの名が有り、その中にSupreme TeamのSimon Dとチョンインも有る。チョンインのハスキーな声色がいい。
ラスト「연말특수:年末特殊」、訳がよく解らないが、そういう意味だ。作詞・作曲、そして編曲も単独でチョンインの曲で、バックコーラスも彼女で、1人4役でやっている。とくに可もなし不可もなしって感じの曲だ(笑)。

チョンイン2枚目のミニアルバム「Melody Remedy」、1枚目「정인 From Andromeda」にくらべ、かなりいい。前回よりも大衆側にシフトして、曲も、彼女の歌もレベルアップしたいいアルバムに仕上がっていると思う。


【 2010.03.18 / 정인 From Andromeda 】
정인:チョンイン、彼女のデビューは리쌍(Leessang):リッサン2002年1集「Rush」でのフィーチャリングである。
そして、解散していないはずだが、彼女のバンドといっていい、G-FLAのボーカルである。

歌手になって8年後のソロリリースだ。独特の声色を持つ。今回のリリースは、彼女を知る多くの人が期待して待っていた。その「정인 From Andromeda」、本人は80%の満足のようで、残りの20%は近い将来出す予定のアルバムに残すと言っている。

ところで、彼女、じつは歌手として大きなハンディキャップを背負っている。先天的に左耳の聴力をほぼ失っているらしい。しかし、彼女はこれには動ぜず、残り耳の聴力が正常だから歌を歌うことには問題が無いと言う。

プロデュースはリッサンの길:キルなのだが、今回のリリース、資金的に苦しかったようで、3月13日放送のSBS「キムジョンウンのチョコレート」でのチョインのコーナーで応援にステージに登場した際、アルバムリリースにまつわる話をしようとした途端、その時のことを思い出したのか、突然涙で話が途切れてしまった。これには、そばにいたチョインもリッサンの개리:ケリーもビックリした様子で、チョインが肩をたたき、抱きしめる(軽く)ほどであった。よほど資金繰りに苦労しのか、また子弟の彼女への想いが強いのであろう。

その資金繰りの結果だろうか、ジャケットは大変質素な感じだ。1枚の、あまり上質とは言えない厚紙を三つ折りにした中にCDメディアと冊子になった歌詞カードが挟まった感じで収まっていた。

それはいいのだが、文字が手書きで外国人には大変読みにくい(読めない)。で、なんとか読める範囲では、プロデュースはもちろんリッサンで、1曲目「Show!」、2曲目「살아가는 동안에:生きていく間に」はキルの作曲のようだ。この「Show!」の作詞、バックコーラスにはTablo、そして同じくバックコーラスにAlexの文字が読める。
また、PEEJAYの項目にチョインの文字が読めるのだが、このPEEJAYの意味が分からない(汗/恥)。
ラスト5曲目の「고마워:ありがとう」の作詞作曲はチョインで、この曲はギター奏者である彼女のボーイフレンドへの感謝を歌にしたもののようだ。

この彼氏、上で書いた「キムジョンウンのチョコレート」にビックリ登場し(彼女はもちろん、この番組のスタッフも知らなかったようだ)、彼のギター伴奏で、この「고마워:ありがとう」を彼女は歌っている。彼、CDへの収録にも参加しているようで、曲名には「고마워 (Feat.남자친구:男友達)」と書かれている。(で、この彼の名が残念ながら手書きのため読めない)

「정인 From Andromeda」、収録曲は5曲だが、さすがチョイン、なかなか聴かせてくれる。いい。
世間の人気の方も、リリース2日後の13日、cyworld BGMチャートで、そうそうたる音源たちを抜いて1位に上がったそうである。
そして、彼女の言によれば、満足度残りの20%を満たすリリースが近い将来とのこと、楽しみである。




Park JinYoung ( パク・チニョン )

2009-12-13 | R&B

                                                       http://jyp.jype.com


박진영
Park JinYoung
パク・チニョン
1972年1月13日生れ
YG Entertainment


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel J.Y.Park

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2013.09.17 パク・チニョン、結婚!
       2011.10.17 パク・チニョン、マンハッタンに最高級韓国式正統レストランをオープン


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      R&B

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Naver
       Daum

《 Official / Private Site 》
       J.Y. PARK THE 10TH
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       Daum Cafe




《 Album 》
        MiniAlbum J.Y.Park 10th 「Halftime」 2013年9月
      
      MiniAlbum 「Spring 새로운 사랑에게 보내는 다섯 곡의 노래:新たな愛に送る5曲の歌」 2012年4月
        MiniAlbum 「Sad Freedom」 2009年12月
        7集 「Back to Stage」 2007年11月
        6集 「Game」  2001年6月
        5集 「Kiss Me」 1999年1月
        4集 「십년이 지나도...:10年が過ぎても・・・」 1998年2月
        3集 「썸머 징글벨:サマージングルベル」  1996年9月
        2集 「딴따라:考えによって」 1995年9月
        1集 「Blue City」 1994年9月 (22歳)

《 myCollection 》
      5集 / 6集 / 7集
      Sad Freedom / Spring 새로운 사랑에게 보내는 다섯 곡의 노래:新たな愛に送る5曲の歌




【 2013.10.10 / Halftime 】
このアルバムタイトルの頭には「J.Y.Park 10th」と書かれ、これが10枚目のアルバムであることを示している。
(カウントの仕方は正規版とミニアルバムアルバムを合わせてということのようだ)

パク・チニョンは、10という区切りの、このアルバムで人生のハーフタイムを表現したかったようだ。
(いま、中間地点にあるパク・チニョンの過去と未来を音楽で表してたということのようだ)
音楽家として、また、1人の人間としての苦悩を表しているそうで、それはジャケット写真からも見てとれる。
なんだか、芝居がかった演出の写真の中には、子供も登場させ、将来の自分も描いているようである。
(その中の、ボロを着た姿は、彼の不安を表しているのだろうか(?))
なお、このジャケットインナー写真のすべては、彼のホームページで、順番もそのままに見ることができる。
このジャケット、芝居がかってはいるが、そこが彼らしく、大判の本の写真集は、なかなか悪くない。

収録は6曲が収録され、リードトラックは3曲目の「놀만큼 놀아봤어:遊ぶだけ遊んでみた」で、すべての曲にはタイトルに英語のサブタイトルが付けられている。

曲の作り方は前回に同じで、編曲で登場する人も変わりがなく、新たな編曲者は登場しない。

Track List
  01. 「Halftime」
     lyrics: J.Y. Park  composed: J.Y. Park  arranged: J.Y. Park & 홍지상
  02. 「사랑이 제일 낫더라:愛が一番良かった(Greatest of These)」
     with 남궁송옥:ナムグンソンオク & 개코:ケコ(Dynamic Duo)
     lyrics: J.Y. Park  composed: J.Y. Park  arranged: J.Y. Park & 홍지상
     rap making: 개코(Dynamic Duo)
  03. 「놀만큼 놀아봤어:遊ぶだけ遊んでみた(Had Enough Parties)」
     lyrics: J.Y. Park  composed: J.Y. Park  arranged: J.Y. Park & 홍지상
  04. 「그녀는 몰라요:彼女は知らない(She Doesn't Know)」
     lyrics: J.Y. Park  composed: J.Y. Park  arranged: J.Y. Park & 이우민
  05. 「뒹굴뒹굴:ゴロゴロ(Mingle Mingle)」
     lyrics: J.Y. Park  composed: J.Y. Park  arranged: J.Y. Park & 홍지상
  06. 「너뿐이야:お前だけだ(Youre The One)」 (Happy Ending Ver.)
     lyrics: J.Y. Park  composed: J.Y. Park  arranged: J.Y. Park & Wasabii Sound

     NameList
       홍지상:ホン・ジサン / 개코:ケコ / 이우민:イ・ウミン

4曲目の「그녀는 몰라요:彼女は知らない」は、正統派のソウル感を出すために、最高のミュージシャンを集めてのライブ演奏で、アメリカで録音したということだ。

最後の曲の「너뿐이야:お前だけだ」 Happy Ending Ver.は、前回リリースの「Spring」で収録の曲と同じである。
この曲は本来はメジャーコードで作曲されたものらしいのだが、ダンスパフォーマンスのためにマイナーコードに変えたようだ。
今回のアルバムで、当初意図したとおりのメジャーコーで明るい感じの曲作り直されている。

今回のアルバム、本来歌詞の内容をじっくりと聞きながら聴くべきなんだろうが、残念ながら私にはできない。
しかし、解らないながらも、その音から、なんとなく彼の想いが伝わってくるようなアルバムではある。


【 2012.05.15 / Spring 새로운 사랑에게 보내는 다섯 곡의 노래:新たな愛に送る5曲の歌 】
「Sad Freedom」からは2年4ヶ月ぶりの歌手パク・チニョンのカムバックである。

ジャケット仕様は、今回初めて、最近では一般的な(標準的な)紙仕様となった。
インナーの写真は前回の「Sad Freedom」と同様に、女だらけの写真だが、前回に比べると、かなり大人しい写真となっている。
カメラは前回と同じ조선희:チョ・ソニに、もう1人윤명섭:ユン・ミョンソプが加わった。
世間の評価は分からないが、前回の方が写真の構図としては面白味があった。今回は平凡な印象を受ける。

2年余り前の「Sad Freedom」は愛の冬を表現したようなのだが、今回のアルバムでは「Spring」と題して、愛する人に向けた率直な心情を込めた愛の春を、その5曲で表現しているということのようだ。

前回の「Sad Freedom」の全5曲で、彼がアレンジに関わったのは1曲だけだったが(共作)、今回のアルバムでは4曲の編曲に彼の名が書かれている(いずれも共作)。
今回は想い入れが強いと考えていいのだろうか。それとも、単に時間的な関係かも知れないが。
また、前回5曲の内、1曲はイントロ曲となっている。

Track List
  01. 「Feel So Good」
     lyrics: J.Y. Park  composed: J.Y. Park   arranged: J.Y. Park & 홍지상
  02. 「다른 사람 품에 안겨서:違う人の胸に抱かれて (Someone Else)」 Duet with 가인:カイン
     lyrics: J.Y. Park  composed: J.Y. Park   arranged: J.Y. Park & 홍지상 & 심은지
  03. 「너뿐이야:お前だけだ (You're The One)」
     lyrics: J.Y. Park  composed: J.Y. Park   arranged: J.Y. Park & 홍지상
  04. 「마지막 사랑:最後の愛 (Last Love)」
     lyrics: J.Y. Park  composed: J.Y. Park   arranged: 권태은
  05. 「Please」
     lyrics: J.Y. Park  composed: J.Y. Park   arranged: J.Y. Park & 이우민 & 심은지

     NameList
       홍지상:ホン・ジサン / 심은지:シム・ウンジ / 권태은:クォン・テウン / 이우민:イ・ウミン

1曲目「Feel So Good」、彼女に初めて出会った時からの自分の胸の内を告白する愛の歌のようだ(たぶん)。
誰かを見ての実体験をもとにして書いたと思うが、(いつ書いたかは分からないが)さすがの40歳だ。

2曲目「다른 사람 품에 안겨서:違う人の胸に抱かれて (Someone Else)」、Brown Eyed Girlsの가인:カインとのデュオだ。
そのカインとの、この曲の内容を物語るかのようなミュージックビデオが興味深い(これって不倫の曲!?)。

3曲目「너뿐이야:お前だけだ (You're The One)」、このアルバムのリードトラックだ。
なんだか実話(実体験)のような歌詞の内容で、派手な生活に見える男性芸能人と平凡な生活を送る一般女性が会って愛が芽生える時の恐れと、ときめきを表現した(R&Bな)曲のようで、派手な芸能人の人生の中で遮られた恋人に対する率直な感情を歌ったものらしい。

4曲目「마지막 사랑:最後の愛 (Last Love)」、いまひとつ歌詞の内容が(私には)想像がつきにくいが、(なので)なんだか失恋の歌のようにも感じられる曲だ。しかし、きれいな愛のバラードの曲であることは間違いないのだが。

5曲目「Please」、この曲も失恋の歌のよう聞こえる曲だが、いい曲だ。

パク・チニョンの「Spring 새로운 사랑에게 보내는 다섯 곡의 노래:新たな愛に送る5曲の歌」、パク・チニョンが時の流れとともに変化する愛に対する率直な感性を描いたということのようで、全5曲が新しい愛が始まる時の感情を歌ったとなっているのだが、しかし(歌詞のよく解らない私には)失恋の曲にも聞える。
少なくとも、(私には)「Spring」と題したイメージからは、ちょっと違うような。
しかし、それはともかくとすれば、その5曲ともいい曲ではある。


【 2010.12.03 / 5集 】
いまさらのパク・チニョン5集である。まったく、いまさらだ(笑)。
KStarMallさんに、ジャケット不良ということで、値を下げて掲載されていたので、コレクションとしては5集、6集、7集と続くので、ちょうどいいと思い、いまさらだがコレクションに加えてみた。(どっか眠っていた物のだろうか)

もう、12年も前のリリース内容なので、いまさら細かな話をしても仕方がないので、アルバム全体の印象を簡単に書けば、まず、インナーのジャケット写真は、芸術的というか、なんだかよく分からないというか、彼らしいものだ。

収録曲は全10曲で、プロデュースはもちろんセルフプロデュース、作詞作曲も9曲が彼によるもので、編曲も9曲が彼によるもだ(共作を含む)。
ジャンル的にはR&BというよりはDanceで、正直、いま聴いて新たな感動を得るような曲は少ないが、悪くはないアルバムだ。


【 2009.12.27 / 6集(+ Best) 】
6集にはディスク2枚目にベストが17曲ほど付いてくる。で、いまさらのパク・チニョンのコレクションとしては好都合で、この6集付録のベストで全集コレクションした気になろうかと(笑)。
ところで、パク・チニョンのジャンルは「Sad Freedom 」を考えてR&Bとしたが、6集以前を聴くとダンスとすべきかも知れない。が、今後の方向性を勝手に想像して、また事務所的にもそのままR&Bとする。

〈 6集 〉
2001年リリースで8年前の声色で、若い(もっとも、この人はハイトーンでもともと年より若く聞こえるが(笑))。
いきなり1曲目「Swing Baby」が、スイングジャズでいい(スイングジャズ風アレンジと言うよりスイングジャズと言っていいだろう)。作詞作曲、そして編曲もパク・チニョンだ。「Sing Sing Sing」からイメージしてると思う。
2曲目「방문에서 침대까지:訪れてからベットまで」、3曲目「난 여자가 있는데:出会った女がいて」もいい曲だと思う。好きだ。
6曲目「창살없는 감옥:窓格子の無い監獄」のフィーチャリンはイム・ジョンヒで(嬉)、ベースラインを強調したミキシングで、なかなかいい曲だ。

全12曲の内、6曲目「창살없는 감옥」を除いたすべてが彼の作詞作曲で(作曲の共作が2曲ある)、編曲も共作だが3曲ほどやっている。プロデュースはもちろん彼だ。
どの曲もいい曲で、CDでの彼の声色もいい(笑)。やはり、踊りながらこの声色を維持するのは難しいかも。にしても、彼のこの声色は(笑)。ちょっと、박지윤:パク・チユンを思い出す。

ジャケット写真に関しては、彼の危ない世界を感じる(笑)。とくに、ジャケットの表と裏には彼ならではの空間を作り出してる(笑)。

〈 Best 〉
ベストはどのように考えて選曲したか分からないが、全17曲を収録してくれている。この17曲に関しても基本的にパク・チニョンの作詞、作曲そして何曲かの編曲も彼である。そして、作詞作曲編曲が彼である曲が7曲収録されている(内、編曲が共作である曲が1曲ある)。また、面白いことに1曲、編曲だけした曲がある。

音の方は、さすが5集以前、つまり1999年以前ということで時代は感じる。私のコレクションとしては、やはり、このベストで全集ということで良さそうである。そういう意味で、この6集の付録はありがたい。


【 2009.12.13 / Sad Freedom ・ 7集 】
パク・チニョン、歌手としてカムバックした。まさにカムバックだ。
今月(12月)23~26日にソウル・オリンピック公園オリンピックホールで「2009パク・チニョンコンサート~悪いパーティー」と題してライブをするようだし、それ以外にも全国ツアーも計画しているようだ(大邱、一山、仁川など)。
ところで彼は、当初、「1か月ほど歌手として活動できる今がとても幸せ」だと語り、来年1月からはまたプロデューサーに戻る予定だったはずだが、昨日(12月12日)のニュースによると、来年7月から歌手だけの活動をしたい意向のようだ。ステージに返り咲いて、それが忘れられないのか、「プロデューサーやCEOではなく、皆が私を歌手として扱ってくれるのでとても幸せだ。来年は歌手だけをしたい」と語っているようで、「来年7月までJYP所属の歌手の海外進出を軌道にのせて、その後はダンスを練習して歌だけ歌いたい」「一生音楽だけ作って暮らしたい。私は歌手のときが一番幸せだ」と語っている(ビックリだ)。

で、私のアーティスト、パク・チニョンついてだが、彼の歌は2、3年前からステージでのものは聴いていたが、あまり好みでもなく、既に6集であったので、コレクションの対象外としてきた。また、はっきり言ってあまり上手いとも思えない。そもそも、あまり声が出てないし、また、その声色も好きではない(CDではOKなのだが(笑))。さらに、この人の趣味は私としては、どうもいただけない。だが、曲がいい(笑)。

しかし、今回のシングル「Sad Freedom」を試聴してみて、なんかいいように感じ、コレクションに加えることにした。

〈 Sad Freedom 〉
この「Sad Freedom」、シングルと称してリリースしているが実質4曲の5トラック収録され、内容からもミニアルバムととらえてコレクションした。
ジャケット写真は女性たちの中にパク・チニョンって感じだ。プロデュースは、もちろん彼自身である(笑)。
なかなかいいアルバムである。とくに、リードトラックの「No Love No More」はいい(私としては、めずらしく、このリードトラックの曲がいい)。いまどきの曲、編曲で、2PMを思い出させる曲だ(もともと2PM用に作った曲ではないかと思うほどだ)。
作詞作曲は、全曲基本的にすべてパク・チニョンで(一部共作)、そして編曲もよく、いいサウンドを作り出している。2トラック目の「No Love No More」は、共作だが編曲も彼がしている。
ところでパク・チニョン、名前をJ.Y.Park''TheAsiansoul''としている(これは7集も同じだった)。また、クレジットにはJYP USAとJYP CHINAの名がみられる。

〈 7集 〉
コレクションする以上1枚だけではと思い、とりあえず7集はコレクションに加えた。
この人、裸になるのが好きなのか、ジャケット写真はインナーにも表紙と同じ上半身裸の写真がある。
プロデュースは、もちろんJ.Y.Park''TheAsiansoul''で作詞作曲も12曲すべて彼によりものだ(一部作曲に共作がみられる)。編曲の多くも共作だが彼によるものだ。
「Sad Freedom」はフィーチャリングが無かったが、この7集は4曲フィーチャリングされている。5曲目「Single」にBobby Kim、9曲目「이런 여자가 좋아:こういう女が良くて」にDynamic Duo、11曲目「엇갈렸어:交錯した」に、なんとt(윤미래:ユン・ミレ)、そしてラスト12曲目「대낮에 한 이별:真昼のある離別」にWonderGirlsの선예:ソネである。
この7集もなかなかいい曲ばかりだ。CDなので、彼の声もよく出て聴こえるし(笑)。
あと6集もコレクションする予定にはしている。この6集、6集にベストが17曲付いた2CDで、これでパク・チニョンを全部コレクションした気になれる(笑)。




2PM ( ツーピーエム )

2009-11-20 | R&B



투피엠
2PM
ツーピーエム
JYP Entertainment

〈 Member 〉
  준수 JunSu チュンス (김준수:キム・ジュンス) 1988年1月15日生れ
  닉쿤 NichKhun ニックン (Nichkhun Buck Horvejkul) 1988年6月24日生れ
  택연 TaecYeon テギョン (옥택연:オク・テギョン) 1988年12月27日生れ
  우영 WooYoung ウヨン (장우영:チャン・ウヨン) 1989年4月30日生れ
  준호 JunHo ジュノ (이준호:イ・ジュノ) 1990年1月25日生れ
  찬성 ChanSung チャンソン (황찬성:ファン・チャンソン) 1990年2月11日生れ


   JunHo      TaecYeon     ChanSung     JunSu      NichKhun    WooYoung


〈 Music Video 〉
   Bugs MusicVideo 全15映像(60秒)
   DaumMusic MusicVideo 全21映像

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
   2010.12.10 テギョン、アメリカの永住権放棄
   2010.10.14 2PM、今日「I'll be back」のカムバックステージ
   2009.11.17 2PMの象徴的ステージ
   2009.09.19 2PM、チェボム!


  
  
  
  
  
  
  
  


《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Daum Music
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs
   아티스트:アーティスト 앨범:アルバム 곡:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 한마디:ひと言
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   2PM HANDS UP
   Daum Cafe




《 Album 》
    2集 「Hands Up」 2011年6月
    MiniAlbum 「Still 2:00pm」 2010年10月
    1集 「01:59PM」 2009年11月

《 myCollection 》
  1集「01:59PM」 / 2集「Hands Up」 / 3集「Grown」
  Still 2:00pm
  Don't Stop Can't Stop (2010年4月19日)




【 2011.07.06 / 2集 】
2PM正規2集「Hands Up」、まずジャケットがいい。
大きさは「Don't Stop Can't Stop」と同じで、まったくの正方形の、ほとんど、本のような作りになっていて、最後のページに裸のCDメディアが収められている。
その本のような歌詞カードは、52ページの写真集となっていて、その写真集がいい。
男の私が言うのもなんだが、その写真1枚1枚に、ほどよいナチュラルさ、ほどよい男臭さが写し出されている。
カメラは1集からずっと変わらない이전호:イ・チョノだが、いままでになく明るい2PMを作り出していて、私は今回の写真が一番好きだ。

プロデュースは、いつもどおり박진영:パク・チニョンだが、アシスタント・プロデューサーも含め全体的にスタッフの人数が増え、なんだかよく分からない項目も増えた。
収録曲は全13曲で、オフラインのシングルリリースから4曲、デジタルシングルリリースから1曲、そして今回新曲のRemixが2曲で、今回の新曲リリースは6曲となっている。

Track List
  01. 「Hands Up」
     composed & lyrics: J.Y.Parrk   arranged: J.Y.Parrk & 홍지상:ホン・ジソン
  02. 「Electricity」
     composed & lyrics: J.Y.Parrk   arranged: J.Y.Parrk & Tommy Parrk
  03. 「Give It To Me」
     composed:준호:チュノ & 홍지상:ホン・ジソン  lyrics:준호  arranged: 홍지상
  04. 「映画のように(영화처럼)」
     composed & lyrics & arranged: Chance of Oneway
  05. 「分からないから(모르니)」
     composed & lyrics & arranged: 홍지상:ホン・ジソン
  06. 「Hot」
     composed & lyrics: Jun.K  arranged: Chance of Oneway
  07. 「Without U」 - 2010.04 Off-Line Release 「Don’t Stop Can’t Stop」
     composed & lyrics: J.Y.Parrk   arranged: J.Y.Parrk & Tommy Parrk
  08. 「I'll Be Back」 - 2010.10 Off-Line Release 「Still 2:00pm」
     composed & lyrics: J.Y.Parrk   arranged: J.Y.Parrk & Fame-J & 심은지:シム・ウンジ
  09. 「I Can't」 - 2010.10 Off-Line Release 「Still 2:00pm」
     composed & lyrics & arranged:Ra.D
  10. 「Hands Up (East4A mix)」
     composed & lyrics: J.Y.Parrk   arranged: East4A
  11. 「Electricity (220v mix)」
     composed & lyrics: J.Y.Parrk   arranged: 홍지상:ホン・ジソン
  12. 「Thank You」 - 2010.08 Digital Single Release 「Thank You」
     composed & lyrics: J.Y.Parrk   arranged: Tommy Parrk
  13. 「Don't Stop Can't Stop」 - 2010.04 Off-Line Release 「Don’t Stop Can’t Stop」
     composed & lyrics: J.Y.Parrk   arranged: J.Y.Parrk & Tommy Parrk

1曲目の「Hands Up」がリードトラックで、歌詞「put your hands up」の繰り返しが耳に残る。その中、一瞬女声が聞える。誰、と思って調べるとAdvised byで소희:ソヒだ。なんと、この一声にソヒ(Wonder Girls)を使うとは。
2曲目「Electricity」、スローの曲でちょっと面白い曲となっている。また、この曲はドラマ「Dream High」で장우영:チャン・ウヨンのダンスパフォーマンスに使われたようなのだが記憶に無い。(後日機会があれば再チェック(汗))
3曲目「Give It To Me」の作詞・作曲は이준호:イ・ジュノである(作曲は共作)。初めての作詞・作曲。悪くない。
4曲目「映画のように(영화처럼)」は、曲のタイトル通り、ある日ふと別れた恋人との思い出が込められた映画を見てその時を追憶する男の話だそうだ。バラード曲だ。
5曲目「分からないから(모르니)」のラップメイキングは택연:テギョンで、1人の女性を愛する男の切実で純粋な心と、その心を分かってくれない女性に対する残念な心を甘く歌った曲なそうな。
6曲目の「Hot」もちょと変わった作りの曲で、2009年に김준수:キム・ジュンス(Jun.K)が作った曲のようだ(?)。今回、それに新しい歌詞を付け、Chance of Onewayの編曲で出来上がった曲ということだ。
10曲目「Hands Up」のダンスアレンジ(disco)East4A mixは、以外と面白くてオリジナルより楽しめる感じだ。
11曲目の220v mixの「Electricity」も、大衆的アレンジで聴きやすく、こちらもいいかも。

2PMの正規2集の「Hands Up」、ジャケット写真の印象と同様に、いままでの少し暗い雰囲気から抜け出した明るいサウンドを感じる。また、正規2集というのにふさわしい豪華さをも感じる内容のアルバムとなっている。


【 2010.10.27 / Still 2:00pm 】
2PMの「Still 2:00pm」、ミニアルバムとしては初めてのリリースになる。
ジャケットのインナーの写真は、表紙の世界(衣装)で統一された、なかなかいい写真集に仕上がっている。きっと女性ファンであれば嬉しい1枚であるはずだ。

「Still 2:00pm」、トラック数は全7トラックとなっていて、1曲目のイントロ、最後のリミックスを除くと、実質全5曲の収録となっている。
プロデュースは、もちろん박진영:パク・チニョンだが、アシスタント・プロデューサーが今回も6人いる。
作詞作曲は全曲で異なり、1曲の作詞作曲、そして編曲もすべての曲で同じ人となっている。つまり、パク・チニョンも、「Don't Stop Can't Stop」で登場した슈퍼 창따이:スーパー・チャンタイ(김창대:キム・チャンテ)も1曲づつだ。

1曲目「Still」は1分ほどのイントロの位置付けの曲だが、2曲目のリードトラック「I'll be back」へつながるいい曲だ。
そして、そのリードトラック「I'll be back」がパク・チニョンの作詞作曲編曲の曲である。
3曲目「니가 나를 떠나도:お前が私を離れても」は、スーパー・チャンタイの曲で、軽いタッチで、リズムを強調した編曲に仕上げた曲だ。
4曲目の「I Can't」は、2PMのイメージとは、ちょっと違うような、軽快でソフトな曲で、なかなかいい。私としては好きな感じの曲だ。
5曲目は「I Can't」で、このアルバムの中では、ちょっと物足りなさを感じるかも。
6曲目「Dance2Night」も、ちょっと2PMのイメージとは違うような、面白い曲で、ベースラインに耳が傾くいい曲だ。
最後は「I'll be back」のClub mixで、上でリミックスと書いたが、もしかしたら収録し直しているかも(?)。私としては、こちらのClub mixの方がいいかも。

今回のミニアルバム「Still 2:00pm」、いままでの2PMと比較して、全体的に軽快で優しくソフトな印象を受ける。


【 2010.06.16 / Don't Stop Can't Stop 】
ちょっとコレクションが遅くなってしまったシングル「Don't Stop Can't Stop」だ。
というか、シングルという言葉でチェックをミスっていたようだ。よくよく見ると、曲数的には、これ、ミニアルバムである。なぜ、このアルバムがシングルと称しているのかよく分からない。(後で、分かるような気もしてきたのだが)
コレクションしていないことに気付いたのが、ドリームコンサートのSBS放送を観た時だ。15番目に登場の2PMの「Without U」と「Don't stop Can't stop」聴いて、いい曲だがなぜ自分は持ってないのだろうと思ったわけだ(笑)。

2ヶ月ほど前の4月19日のリリースだ。
ジャケットは、けっこうたいそうな仕様となっていて(ただし、CDメディアは裸で挟む仕様だ)、ちゃんとした歌詞カードの他に44ページほどの写真集が付いている。私にとっては、彼らの姿形を眺めても、そんなに嬉しい気持ちにはならないが(笑)、なかなか、いい写真集となっている。

プロデュースはパク・チニョンと書かれているが、アシスタント・プロデューサーが今回は6人もいる。1集の時は4人で、収録曲数を考えると、3倍ほど増えたような計算になる。
収録曲は6曲、というか6トラックで、実質曲数は4曲(なので、シングルなのか?)、前半の2曲をパク・チニョンが作詞作曲編曲し、後半2曲が슈퍼 창따이:スーパー・チャンタイ(김창대:キム・チャンテ)の作詞作曲編曲だ。
5トラック、6トラックはそれぞれ1曲づつリミックスとなっている。

1曲目の「Don't Stop Can't Stop」は何度か聴いているが、CDで映像の無い音だけに集中して聴くと、また感じが違って聞こえる。いい曲だと思う。
2曲目「Without U」も、さらに数多くTVなどで聴いているが、なんか、映像がない方がいいような。ステージでのあの仕草に気が取られない方がいいような(笑)。
で、TV的には「Without U」の方がいいのかも知れないが、CD的には「Don't Stop Can't Stop」の方が好きだ。
3曲目「마자:マジャ」、4曲目「목숨을 건다:命をかける」は、やはり作者が違って世界が変わる感じだ。私は、やはり、どちらかと言えばだが、パク・チニョンの方が好きだ。
「목숨을 건다:命をかける」は14日にミュージックビデオがリリースされ話題になっている。最近「人気歌謡」など観ていないのだが(汗)、この曲が次の活動曲になるのだろうか(あるいは、もうなっている?)。
そしてCDの5曲目(5トラック目)は「Without U」のExplorer Mixということだが、タイトル名は意味不明。編曲はパク・チニョンでなく、홍지성:ホン・チソンとなている。私としては、いまいちなリミックスだ。
続いて6曲目(6トラック目)が「Space 마자」で、こちらも意味不明。そもそも「마자」の意味が分からないので、分かっても意味が無いのだが(笑)。こちらは悪くはないが、とくに必要ないような。編曲はスーパー・チャンタイだ。

「Don't Stop Can't Stop」、聴き終わった全体の印象が、不思議なことに、曲数は4曲とそこそこなのだが、なんかシングルな感じを受ける。なので、シングルなのであろうか? それとも、単に思い込み(笑)。


【 2009.11.20 / 1集 】
デビュー当時から正規1集のリリースを待っていたのであるが、その2PM1集は、結局、6人でのリリースとなってしまった。残念である。2集は7人であることを期待する。

さて、1集のジャケットだが、なかなか衝撃的、印象的である。そして、アルバムタイトルの「01:59PM」は、いまだ2PMになっていないと理解したい。

インナーの写真は黒を基調に(正確には黒に近い茶色だが)シンプルな構成でつくられていて、なかなかいい。写真は이전호:イ・ジョノ、ジャケットデザインが공민선:コン・ミンソンとクレジットには書かれている。
プロデジュースはJ.Y.Park 'The Asiansoul'となっていて、これで人の名前なんだろう。「Again & Again」の作詞作曲者である。そして、いままでのシングル曲「10점 만점에 10점」、「Only you」の作詞作曲者であり、今回1集の「Heartbeat」の作詞作曲でもある。
また、スタッフとしてJYPのアメリカと中国のスタッフもクレジットに名が挙がっている。アメリカのスタッフには、レコーディングエンジニアの名も書かれている。(1部アメリカでレコーディングをしたのだろうか)

2PM1集13曲、予想して以上にいい。彼らのステージは何度も観ているわけで、彼らの歌唱力は分かっているつもりだったが、こうしてCDだけで聴くと彼らの歌のうまさがよく分かる。テレビでは見ることに注意がそそがれ、やはり耳が疎かになるのだろう、CDで聴くとよく分かる。(もっとも、CDの場合は実力以上の場合もあるが)
ジャンルも、CDで聴くまではダンスだと思っていたが、この1集を聴くとR&Bのグループだ。で、J.Y.Park 'The Asiansoul'の曲はもちろんいいのだが、それ以外のよりR&B系に近い曲たちがいい。このアルバム、いい曲ばかりだ。少しスローの曲もなかなかいい。アルバムとしての完成度も高い(ほんとうは、いまは、そう言いたくはないのだが)。

いやぁ、彼ら、最高、と言っていいのでは。(しかし、それだけに残念な気持ちも増すのだが)




Lady Collection ( レディー・コレクション )

2009-11-14 | R&B



레이디 컬렉션
Lady Collection
レディー・コレクション
Lion Media

〈 Member 〉
  지은 JC ジェイ・シー (김지은:キム・ジウン) 1981年8月8日生れ
  세이 Sei セイ (이수영:イ・スヨン) 1985年8月15日生れ
  앨리 Ally アリー (김수정:キム・スジョン) 1984年7月20日生れ


  Sei                     Ally                    JC

〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   훔쳐보기-슬픈말 (Lady Collection)
   훔쳐보기-슬픈말 [MV] (Lady Collection)

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
   Lady Collection、いいかも!





            


《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Naver

《 Official / Private Site 》
   Lady♧Collection
   지은
   JC DaumCafe
   Sei DaumCafe
   JC miniHP




《 Album 》
   MiniAlbum 「Lady Collection」 2009年10月

《 myCollection 》
  Lady Collection




【 2009.11.14 / Lady Collection 】
このグループ、すごいグループであることが今頃になって分った。
気まぐれ五線紙 Entertainmentで、「Lady Collection、いいかも!」なんてタイトルしてる場合ではなかったし、このグループのことを、あまりよく知らない新人グループだなんて書いたのは、とんでもない話だった(汗)。

デビューの時、メンバーの一人がSeiであることに気づいたまでは良かったが、Seiが可愛くなったことばかりに目がいってしまい(汗/笑)、他のメンバーが誰であるか気がつかなかった。今回この記事を書くために調べていてやっと分かった次第だ(汗)。
   Sei ( セイ )

なんとなんと、JCは지은:チウンであった。いやぁ、なんか、少し怖そうなお姉さんだなぁ、と思っていたJC、よくよく調べてみると、私の大好きなチウンではないか。もともと、チウンは声色に特徴があり、フィーチャリングでもすぐ分かっていたのだが、「훔쳐보기-슬픈말」ではまったく分からなかった。知った上で聴くと、たしかにチウンだ。顔の方は、もともとそんなに写真も無く、よく分かってはいなかった(もっとも、よく分かっていたとしても、なかなか難しいが(笑))。
   JiEun ( チウン )

そしてAlly、なんと、Ayn(애인)であった(2007年12月にシングル「한마디:ひと言」でデビュー)。この気まぐれ五線紙には、CDをコレクションしていないので掲載はしてないが、バラード系でなかなかの音を聴かせている人だ。
   애인(Ayn) [Mnet]
彼女が、今年3月にミニアルバムを出していたのも知らなかったし、それよりなにより、ファーストシングルでのジャケット写真は彼女ではなかった(第2のWax)。つまり、デビュー当初、顔の無い歌手で活動していたのだ。で、去年(2008年)の3月に顔を出したようである。これで、Ayn(애인)の名に対するイメージは、まるで変わった。

で、Lady Collection、つまり、新人ではないのだ。そりゃ、この3人ならうまい訳だ。

で、やっと本題のCDの話ができるのだが、まず、CDの中を開いてみると、既にネット上に書かれている内容と異なる。実質は変わらないのだが、曲数と曲順が違う。曲数の違いは、Instrumentalの収録を止めたようだ。そして曲順はまったく変えている(HPでの曲順も他のサイトと同じで実際のCDとは異なる)。この曲順の変更の意図は何だろう。ちょっと気になる。

インナーのジャケット写真はみんな綺麗に写っている。というか、3人とも実際、きれいなで、スタイルよく、このことも話題にもなっているようでもある。
彼女たちの音楽の方向性は、おそらくR&B系であろうと思う。チウンは間違いなくそうであろうし、Lady Collectionの1曲目(CDで)「Ladysh」、3曲目(CDで)「Poker Face」にもそれは現れている。また、ラッパーを置かず、歌の歌唱力だけで勝負するようで、これも期待できる。
リードトラックはネット上では4曲目(CDで)「아는 오빠」となっているが、もう既にTVなどで活動してる2曲目(CDで)「훔쳐보기-슬픈 말」ということであろう。

Lady Collection、3人の相性はいいようなことがネット上の記事に書かれていた。このまま1集、2集とリリースされることを期待する。好きだ。




HwanHee ( ファニ )

2009-10-30 | R&B



환희
HwanHee
ファニ
황윤석:ファン・ユンソク
1982年1月17日生れ
H2 Media ← H entercom / KeyEast


〈 Music Video 〉
   Bugs MusicVideo 全15映像(60秒)
   DaumMusic MusicVideo 全32映像


  
  
  
  
  
  
  
  


《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Daum Music
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   아티스트:アーティスト 앨범:アルバム 곡:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 한마디:ひと言
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《 Album 》
    1集 「HWANHEE」 2011年7月
    MiniAlbum 「H-HOUR」 2010年8月
    MiniAlbum 「H SOUL」 2009年10月

《 myCollection 》
  1集
  H SOUL / H-HOUR




【 2011.08.27 / 1集 】
ファニ、ソロで初めての正規版のリリース、1集「HWANHEE」である。

今回の1集で、ファニは顔のイメージを変えた。すこし昔に戻したという印象だ。これはジャケットでの写真も同様で「H SOUL」はともかく、「H-HOUR」からはずいぶんなイメージチェンジである。私としては昔のファニの方がよかったので、今回のイメチェンは歓迎だ。38ページに渡る、(ほぼ)モノクロの写真集は悪くない。

収録曲は全10曲で、今回もセルフプロデュースである。Co Producerは前回の「H-HOUR」の時と同様に양광호:ヤン・クヮンホだが、各スタジオ、各スタッフの名前は、カメラもそうだが、「H-HOUR」の時とはかなり変わっている。中でヤン・クヮンホが、今回ミキシングだけでなくマスタリングも行っているのと、Japan Promotion Directorという項目がちょっと目に付いた。

収録曲10曲の内、2009年12月にSecretの송지은:ソン・ジウンでリリースした「어젠:昨日は」と、去年(2010年)の12月にデジタルリリースした「남남:他人同士」がリリース済みの曲として含まれる。
リードトラックは、3曲目の「죽을 것만 같아:死にそうだ」である。

Track List
  01. 「Temptation」 (Intro)
     lyrics:환희  composed:환희  arranged:멜로딘 준영
  02. 「하루 종일:一日中 (ALL DAY)」
     lyrics:이치우  composed:이치우  arranged:이치우
  03. 「죽을 것만 같아:死にそうだ」
     lyrics:멜로딘 준영  composed:멜로딘 준영  arranged:김진환
  04. 「모르게:知らずに」
     lyrics:이상인  composed:이상인  arranged:이상인
  05. 「어젠:昨日は」 (Original Hwanhee Ver.)
     lyrics:환희  composed:멜로딘 준영  arranged:멜로딘 준영
  06. 「악몽:悪夢」
     lyrics:구자경 & 이호승  composed:구자경 & 이호승  arranged:구자경 & 이호승
  07. 「남남:他人同士」 Feat.메이다니:Maydoni
     lyrics:조은희  composed:강화성  arranged:강화성
  08. 「T By Tears」
     lyrics:배진렬(JR Groove) composed:배진렬(JR Groove) & 황혜경 arranged:배진렬(JR Groove)
  09. 「사랑해 사랑해:愛してる愛してる」 Feat.세용:セヨン
     lyrics:멜로딘 준영  composed:멜로딘 준영  arranged:멜로딘 준영
  10. 「그대가 가르쳐준 이별:あなたが教えてくれた別れ」
     lyrics:라형윤  composed:멜로딘 준영 & 라형윤  arranged:멜로딘 준영

      환희:ファニ / 멜로딘 준영:メロディンジュニョン / 이치우:イ・チウ / 김진환:キム・ジヌァン /
      이상인:イ・サンイン / 구자경:ク・ジャギョン / 이호승:イホスン / 조은희:チョ・ウニ /
      강화성:カン・ファソン / 배진렬:ペ・ジルリョル / 라형윤:ラ・ヒョンユン

リードトラックの「죽을 것만 같아:死にそうだ」は、既に放送ステージで何度も聴いているが、ファニらしいいい曲で、その作詞・作曲の멜로딘 준영:メロディンジュニョン(?)については、ちょっと調べてみたが、ニュース記事には上がってきているようだが、いまひとつ、はっきりとした、本名などのプロフィールは不明である。(本名は조준영:チョ・ジュニョンかも知れないのだが(?))
5曲目の「어젠:昨日は」は、2009年12月にSecretの송지은:ソン・ジウンが、デュオとソロをリリースしているが、原曲であるファニのソロでは、編曲で若干、細かい部分を変えただけのようなのだが、デュオも含めて、この3つのバージョン、かなり印象の異なる曲に聞える。
6曲目「악몽:悪夢」もなかなかいい曲で、別れた後の後悔する感情を表現したものらしいが、ラップとの絡みも面白く、R&Bなメロディでけっこう好きな曲だ。ラッパーは歌詞カードには書かれていなのだが、ネットのデータによるとJ.Slowということだ。
7曲目「남남:他人同士」はフィーチャリングが、私がデビュー前から注目してきたMaydoniで、さすが最高のデュオを聴かせてくれる。この曲は去年2010年12月にデジタルシングルリリースされている。
9曲目「사랑해 사랑해:愛してる愛してる」もファニの歌の上手さを感じさせるいい曲で、最後の方でラップで登場する세용:セヨンは、ファニが見つけ出し、3年間のトレーニングの後に、今年9月に男5人組のグループでデビューする予定であるらしい。

ファニの1集「HWANHEE」、正規版としてファニらしい10曲が収められたアルバムとなっている。
願わくば、もう少しR&B臭い曲集であると、もっと嬉しかったかも(私としてはだが)。


【 2010.08.21 / H-HOUR 】
本題に入る前に、ファニ、事務所はKeyEastにも所属している。2009年12月のニュースで、演技活動のためにBOFと専属契約、という記事があったが、BOFはいまのKeyEastである。つまり、ファニのドラマ・映画・広告などの活動はKeyEastがやり、アルバム活動についてはH entercomということのようだ。
しかし、KeyEast(BOF)、いまあらためてホームページを開いてみると、ずいぶん人が集まったものだ。時折り、断片的にはニュースで知らされるが、こうして見ると大きな事務所になった感がある。(最近では、김현중:キム・ヒョンジュンの移籍には驚いた)

で、10ヶ月ぶりにリリースされた、ファニ2枚目のミニアルバム「H-HOUR」だが、ジャケットはとくに変わった仕様ではなく、ただ、ジャケットの表の写真が、見る角度によって見える写真が異なるようになっている(ホモグラフィーっていう名前だったと思うが)。

プロデュースは、「H SOUL」と同じくセルフプロデュースとなっている。そして今回、最後の曲、1曲だけだが作詞をしている。そのファニが作曲した最後の曲は、先月(7月)にデジタルシングルでリリースされた「내가 더 아플게:私がもっと痛く」である。で、収録曲はその曲を含め5曲だ。

1曲目「Something Special」、スローの曲で、ファニらしいR&Bといった感じの曲だ。
次がリードトラックの「..하다가」で、訳は「~しかけて・~しながら」か「~してから」か例によってよく分らない。明るい感じに歌うのだが悲しいメロディラインな曲で、ちょっと変な感じのいい曲だ。別れた愛の痛みを歌った曲らしい。
3曲目の「난:私は」は、いかにもバラードな曲といった壮大な感じの曲だ。
4曲目「떠나지마:行くな(離れるな)」はダンス曲で、私としては好みの曲だが、ちょっと物足りない感じがする。
最後の「내가 더 아플게:私がもっと痛く」は、ファニが主人公で出演したミュージックドラマ(短編映画)で話題となった曲だ。この映画はYouTubeで全編観たが、よかった。もちろん、ファニの演技もよかった。映画はよかったが、例によって、私としては、この種の曲はバックグラウンドミュージックなわけで、音楽としては本筋から外れる、と頑に思っている(笑)。

で、「H-HOUR」、悪くない。悪くはないが、ファニでなければコレクションしないジャンルではある(笑)。また、私の好みからすると、アルバムとしては「H SOUL」の方が好きだ。


【 2009.10.30 / H SOUL 】
ファニ、英字の名前を変えた。Fly To The Skyの時は「Hwany」だったが、ソロになって「HwanHee」としたようだ。まあ、この方がハングル的には一般的なんだが。

ミニアルバム「H SOUL」、なぜかジャケットは一般的なDVDケースを使っている。そして、その中に収められている歌詞カードの写真のコンセプトが、いまいち統一感が無い。最初開くと彼の上半身ヌードで、ネットで既に見かけている写真の延長線上に有るものだが、この肉体美の線で貫くのかと思っていると、後半、彼は荒廃した街中にコートを着てさ迷う。そして、荒れ果てたビルの一室にしゃがみ込み、銀ピカのマイクロフォンを見つけ、最後にそれを手にして笑みを浮かべる。
砂漠の中を服を脱いだ姿で街を目指し、その荒廃した都市にたどり着き、その街中の一室で、輝くマイクロフォンを手にし、そして笑みを浮かべる、であれば、なかなか深い意味も読み取れ、いいのだが。最初の数ページで、あまりに、鍛えた体を見せつけるだけの写真があるのは、ちょっと違和感を感じる。もう少し、このフィクションの中で、その鍛え上げた体をうまく見せつけられなかったのか、と思ってしまう。そして、街中のシーンではコート姿でなかった方が良かったのでは、と思うのだが。ちょっと残念(惜しいと思う)。このアルバム、プロデュースがファニ自身なだけになおさらそう思ってしまう。
ところで、プロデュースは彼なのだが、作詞、作曲には彼の名は無かった。

音の方は期待通りだ。1曲目の「심장을 놓쳤어:心臓を失くして」がリードトラックだが、私としては珍しく、このリードトラックの「심장을 놓쳤어:心臓を失くして」がいい。
4曲目の「Getting down」が今時な曲(編曲)だが、これもいい。
スローなところでは、5曲目の「내 이별의 시간은 거꾸로 간다:私の離別の時間は反対に行く」(意味不明だが(笑))がいい。
因みに、このミニアルバムは全6曲だが、作詞、作曲はすべて異なる。で、ファニのプロデュースの意味も大きい。

ファニ、ファースト・ソロ「H SOUL」、聴き込むほどにいいアルバムだ。




ALi ( アリ )

2009-10-22 | R&B



알리
ALi
アリ
조용진:チョ・ヨンジン
1984年11月20日生れ
Yedang Entertainment


〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
   2010.12.02 Aliのラジオ映像 (2010.10) - 朝のNatePann


  
  
  
  
  
  
  
  


《 Genre 》
  R&B

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《 Album 》
    Remake Album 「불후의 명곡:不朽の名曲」 2012年1月
    1集 「SOUL RI」 2011年12月
    MiniAlbum 「After The Love Has Gone」 2009年10月

《 myCollection 》
  1集「SOUL RI」
  After The Love Has Gone
  불후의 명곡:不朽の名曲




【 2012.02.14 / 불후의 명곡:不朽の名曲 】
ALiがKBS番組「불후의 명곡2(不朽の名曲2):전설을 노래하다(伝説を歌う)」での曲をリメークアルバムとしてリリースした。(Aliはこの番組で総4回優勝しているようだ)
このアルバム、注目されたようで、予約注文だけで1万枚を超え(その1枚が私だが)、リメークアルバムということでは予想外の反応のようだ。

大衆音楽評論家の성시권:ソン・シグォンは、「一般的にリメークアルバムは、名曲であるほどオリジナルの完成度を凌駕するのが難しいとされてきたのだが、ALiの今回のアルバムは、そういう前例を覆すリメークアルバムの快挙だ。」と評したようだ。
また、放送作家兼大衆音楽評論家の이헌석:イ・ホンソクも、「言葉が必要ない。ALiという歌手の価値がどれくらい優れているを知るはずだ。」と絶賛したようである。
(ほかにも書かれていたのだが、訳がちょっと難しいので省略する)

収録曲は全10曲で、編曲はすべてAli(とiki)によるもので、タンゴ、ジャズ、ヒップホップ、R&B、ボサノバなどの様々な様式で再解釈されている。
一曲一曲、元歌についてのエピソードなどを拾えたらと思ったが、外国人の私には、ちょっと難し過ぎた。
とにかく伝説的な珠玉の名曲であろうとしか言えない。
なお、原曲者たちはAliがリメークするということだけで快く承諾したということだ。

Track List
  01. 「나나나:ナナナ」
     lyrics: 이승호  composed: 김형석  arranged: 알리 & iki
  02. 「킬리만자로의 표범:キリマンジャロの豹」
     lyrics:양인자   composed: 김희갑  arranged: 알리 & iki
  03. 「세상모르고 살았노라:世の中を知らずに育った」
     lyrics: 이응수  composed: 나원주  arranged: 알리 & iki
  04. 「골목길:路地」
     lyrics: 엄인호  composed: 엄인호  arranged: 알리 & iki
  05. 「얄미운 사람:憎らしい人」
     lyrics: 전영록  composed: 전영록  arranged: 알리 & iki
  06. 「새벽비:真夜中の雨」
     lyrics: 길옥윤  composed: 길옥윤  arranged: 알리 & iki
  07. 「바람이 불어오는 곳:風が吹いてくる場所」
     lyrics: 김광석  composed: 김광석  arranged: 알리 & iki
  08. 「내 마음 갈 곳을 잃어:私の心行く処を失くして」
     lyrics: 최백호  composed: 최백호  arranged: 알리 & iki
  09. 「가까이하기엔 너무 먼 당신:近づくにはとても遠いあなた」
     lyrics: 이광조  composed: 이태열  arranged: 알리 & iki
  10. 「안녕:アンニョン(さよなら)」
     lyrics: 이경애  composed: 김이환  arranged: 알리 & iki

     NameList
       이승호:イ・スンホ / 김형석:キム・ヒョンソク / 알리:ALi / 양인자:ヤン・インジャ /
       김희갑:キム・ヒガプ / 이응수:イ・ウンス / 나원주:ナ・ウォンジュ / 엄인호:オム・インホ /
       전영록:ジョン・ヨンロク / 길옥윤:キル・オギュン / 김광석:キム・グァンソク /
       최백호:チェ・ベクホ / 이광조:イ・グァンジョ / 이태열:イ・テヨル / 이경애:イ・ギョンエ /
       김이환:キム・イファン

私には、この10曲の1曲ごとの解説は残念ながら出来ないが、ALiの歌唱力の凄さ素晴らしさと、それぞれの曲が伝説的な名曲であろうことは想像するに難くない。
それは、聴けば聴くほどに実感してくる。


【 2011.12.26 / 1集 】
ALiの1集「SOUL RI」、じつは私がコレクションしたALiの1集「SOUL RI」は稀少(貴重)な1枚かも知れない。

つまり、私が持っているALiの1集「SOUL RI」は収録曲数11曲で、8曲目には問題となった「나영이:ナ・ヨンイ」が収録されているからだ。
この曲「나영이:ナ・ヨンイ」が収録されたALiの1集「SOUL RI」が世の中に流通したのは、ほんの一瞬だった。
(私のCDは、滑り込みセーフといった感じの1枚である)
ALiの1集「SOUL RI」は13日にリリースされたが、その時の8曲目Aliの作詞・作曲「나영이:ナ・ヨンイ」は世間から大変な非難を浴びた。
少なくとも15日には既にオンラインからはこの曲は消えていたし、オフラインでもすべて回収破棄となっていた。
Aliの作詞・作曲した「나영이:ナ・ヨンイ」は、性暴行被害者を商業的に利用したという非難(誤解)を受けた。

ナ・ヨンイ(仮名)事件とは、2008年に起こった当時8歳だった少女に対する性暴行事件のようだ。間違ったことを書いてはいけないので詳しいことは書けないが、この事件の捜査、裁判における検察のやり方ににも問題が有ったようで、今年の10月26日には、被害者及び家族に対し国の賠償判決が出ていたところであったようだ。

韓国語を理解する力の無い私には、ALiが書いた詞の内容について何とも言えないのだが、これは悪意ではなく、彼女の拙さが世間、あるいは被害者ご家族の誤解を招いたようであった。
(たしかに、彼女の表現の仕方に、害者の傷を扇情的に表現した部分が有ることは否めないようだ)
しかし、じつは、彼女にも過去に同様の経験をしたことが有り、16日、これを父親とともに世間に公開、また謝罪、いまは被害者及び家族とも和解し、大衆もこの事実を知り、心を大きく動かして、今日現在、まだ批判を鎮めていないネチズンもいるようではあるが、大勢は激励、応援に変わってきて、その数を増しているようである。
また(私の考えだが)ALi側の対応、そして彼女本人の真摯な決意が、じつに早かったことも良かったのだと思う。
(Aliの気持は、このような性暴行被害者としてのナ・ヨンイを慰めてあげたかったのである)

で、ALiの正規1集「SOUL RI」であるが、意外にも(失礼)ジャケット写真は5つの衣装で20ページに渡って載せられており、悪くない(それだけに、今回の痛手は大きいかも)。
アルバムタイトルの「SOUL RI」は、おそらく「ソール 리」で、「魂の村」という意味だろうと思う。

プロデュースは前回に同じく최준영:チェ・ジュニョンだが、今回は作詞、作曲だけでなく、Co-producerの項目にも彼女の名前が書かれている。
全11曲の収録曲の内、彼女の作詞・作曲は4曲(1曲共作で編曲)、作詞は1曲で、チェ・ジュニョンの作詞・作曲が3曲、作詞が3曲となっている。
ただ、2009年10月にリリースのミニアルバム「After The Love Has Gone」のリリース済み曲が5曲が含まれ、また9月にデジタルシングルでリリースされた曲も含まれており、新曲リリースは「나영이:ナ・ヨンイ」を含めても5曲となるわけで、ちょっと寂しいと感じる。(デジタルシングルの収録自体はOKだが)

Track List
  01. 「핑핑글:グルグル文字」
     lyrics: Ali  composed: Ali  piano: Ali
  02. 「첫 인사:初めての挨拶」
     lyrics: Ali  composed:Ali   arranged: 김승현
  03. 「촌스럽게 굴지마:ダサいまねはするな」 Feat. 용준형:ヨン・ジュンホン of Beast
     lyrics: 최준영  composed: 최준영  arranged: 유타 & iki
  04. 「Crazy Night」
     lyrics: 최준영  composed: PJ &이종훈  arranged: 이종훈
  05. 「365일:365日」
     lyrics: 최준영  composed: 임기훈  arranged: 김승현
  06. 「뭐 이런 게 다 있어:何でこうなの」
     lyrics: 최준영  composed: 최준영  arranged: 유타 & iki
  07. 「뱀파이어:バンパイア」
     lyrics: 최준영  composed: 최준영  arranged: 유타 & iki
  08. 「나영이:ナ・ヨンイ」  ・・・ ※ 現在このトラックは削除されている
     lyrics: Ali  composed: Ali  arranged: 유타 & iki
  09. 「너로 인해:あなたのせいで」
     lyrics: Ali  composed: Ali  arranged: Ali & 최PD & PJ
  10. 「오아시스:オアシス」
     lyrics: 최준영  composed: 임기훈  arranged: 김승현
  11. 「울컥:カッと」
     lyrics: Ali  composed: 임기훈  arranged: 김승현

     NameList
       김승현:キム・スンヒョン / 최준영:チェ・ジュニョン / 유타:ユタ / 이종훈:イ・ジョンフン
       임기훈:イム・ギフン / 최PD:チョPD

1曲目「핑핑글:グルグル文字」(訳は定かでない)は、いかにもAliらしいと感じる、ソウルフルとも言うべき曲だ。
2曲目「첫 인사:初めての挨拶」も、1曲目に続いて彼女の作詞・作曲の曲で、R&Bな、彼女の歌のうまさを感じさせるいい曲である。編曲もいい。好きな曲だ。ただし、2009年10月にリリース済み曲だ。
3曲目「촌스럽게 굴지마:ダサいまねはするな」、チェ・ジュニョンの作詞作曲でBeastの용준형:ヨン・ジュンホンがラップフィーチャリングされている。
4曲目「Crazy Night」も2009年10月にリリース済みだが、この曲もR&Bな、いい曲で、好きだ。
続く5曲目「365일:365日」も既にリリース済みの曲で、その「After The Love Has Gone」でのリードトラックであり、いまさら言うまでもない曲だ。
6曲目「뭐 이런 게 다 있어:何でこうなの」も9月29日にデジタルシングルリリースされた曲である。
7曲目「뱀파이어:バンパイア」も、2009年10月のリリース済み曲で、チェ・ジュニョンの作詞作曲のちょっと面白い曲だ。この曲もいい曲だと思う。好きだ。
8曲目「나영이:ナ・ヨンイ」、問題の曲だ。歌詞は完全解読できないのでなんとも言えないが、作曲はいいと思う。
9曲目「너로 인해:あなたのせいで」、これもAliの作詞・作曲となる曲で、編曲にも彼女の名前が頭に書かれている。また、チョPDがこの曲の編曲だけに顔を見せ、どういうことなんだろうと思ってしまう。
10曲目の「오아시스:オアシス」が、私としては、今回の新曲の中で一番目を引く(耳を引く)曲だ。いい曲だ。
11曲目「울컥:カッと」も、2009年10月のリリース済み曲である。Aliの作詞で、いい曲だ。

ALiの1集「SOUL RI」、ちょっと問題を起こしてしまい、頭でつまずいてしまったが、災いを転じて福となすとなりそうで、チャート的にも大丈夫そうである。
私としては、「After The Love Has Gone」とくらべ、今回の新曲5曲はいまひとつな印象で、というか、R&B色がかなり薄くなったようで、Aliに求める部分で、もの足りなく感じ、「After The Love Has Gone」の方がいい。


【 2009.10.22 / After The Love Has Gone 】
ALi、宣伝文句どおりの超大型新人だ。最高だ。

彼女は2005年10月リリースの리쌍:リサン3集「Library Of Soul」の「내가 웃는게 아니야:私が笑うのではない」でフィーチャリングされている。そして、2007年5月の4集「Black Sun」の「Ballerino」でもフィーチャリンされ、それを聴けばいまの彼女を予見することができる。

彼女の声色は独特なものがあり、幼い頃習ったパンソリ(판소리)の影響を受けているらしい。
   2009年9月30日 「태연의 친한친구:テヨンの親しい友だち」
高校時代は管弦楽団を仕切っていたようである。大学は檀国大学の生活音楽科で、1学年の時からのアルバイトで既に第一線に飛び込んだようで、 ビッグママ、フィソン、コミなどのコーラスでずっと活動していたようである。2学年(2004年)にはジャズのCDにブルース曲を収録してジャズ歌手としても活動することになったようである。そして、有数の有名なジャズクラブで歌っていたジャズ歌手조용진:チョ・ヨンジンが、いまのALiのようだ。(詳細は確認できていないが)

彼女の出現は、「アイドルグループ主流の現在の歌謡界に大きなセンセーションを呼びおこし、実力派女性ソロ歌手飢謹現象に恵みの雨を下ろす」と期待を集めているようである(「飢謹現象に恵みの雨」という表現は的を得てるかも知れない)。

「ALi」の名は英語系からきているのかと思ったが、どうやら韓国語の「알리다 (アリダ):知らせる・告げる」から名付けているようである。で、名付け親はリサンの二人であるよだ。
(強烈なパンチ力、という意味で、ボクサーの「アリ」という話も)

人気の方は、cyworldの3位をはじめ、Bugs、MelOn、soribadaなど各種オンライン音源サイトの上位にランクされるなど既に熱い反応を受けている。

所属事務所は、なんと、イエダンのようである(以前、ジョンヒョンちゃんが所属していた事務所で、訪問したこともある)。この事務所は音楽関係は、あまり力入れていないはずと思っていたので意外。(また、人も減ったような)

ミニアルバム「After The Love Has Gone」、ファンキーなソウルな曲であったり、一瞬インド音楽を思い起こしたり、ジャズっぽい編曲であったりと、新しい可能性が感じられるユニークなミニアルバムになっている。
リードトラックの「365일:365日」のミュージックビデオはインドで10日間かけて撮ったものらしい。
このリードトラックの「365일」もバラードな曲でいい曲なのだが、これ以外の4曲も最高にいい。中でも3曲目の「뱀파이어:ヴァンパイア(?)」は面白い曲だ。
新人だが、最後の2曲は彼女の作品だ。4曲目「울컥:カッと」の作詞と、5曲目「첫인사:最初の挨拶」の作詞作曲である。この「첫인사」がなかなかいい。

ALi、これからTVの音楽番組にも姿を見せてくれると思うが、いやぁ、将来も楽しみなアーティストの出現である。




Bigmama ( ビッグママ )

2009-01-06 | R&B



빅마마
Bigmama
ビッグママ
2002年9月以前(?)結成
TAILLRUN'S Media (태일런스)

〈 Member 〉
  신연아 ShinYeonA シン・ヨナ 1973年8月12日生れ
  이지영 LeeJiYoung イ・ジヨン 1979年7月25日生れ
  이영현 LeeYoungHyun イ・ヨンヒョン 1981年12月25日生れ
  박민혜 ParkMinNye パク・ミネ 1982年9月18日生れ


           신연아           박민혜             이지영       이영현


〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   기다리다 미쳐 [静止画] (4集)
   배반 (4集)
   배반 (4集)
   Never Mind [MV] (3集)
   여자 [MV] (2集)
   여자 (2集)
   Break Away [MV] (1集)  ※ 「カンナさん大成功です!」状態(笑)
   내 안의 너 (1集)
   Je Ne Veux Pas (1集)
   Sadness (1集)












《 Genre 》
  R&B(Soul)

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver
   KBS World
   innolife

《 Official / Private Site 》
   DaumCafe
   miniHP イ・ヨンヒョン




《 Album 》
   5集 「5」 2010年3月
   4集 「blossom」 2007年10月
   3集 「FOR THE PEOPLE」 2006年10月
   2集 「it's unique」 2005年5月
   1集 「like the bible」 2003年2月 (シン・ヨナ29歳)

《 myCollection 》
  1集 / 3集 / 4集 / 5集




【 2010.04.02 / 5集 】
Bigmama、2年5ヶ月ぶりの正規版5集のリリースだ。アルバムタイトルがなんとも「5」である。
例によって彼女たちの写真はジャケットには無い。
収録曲はいつものように多い。今回、2集に同じく最大曲数15曲だ。これくらい収録してくれると、アルバムって感じがして、聴きごたえがある。

プロデュースは例によってセルフプロデュース、Bigmamaによるものだ。
作詞、作曲は、Bigmamaの作詞が1曲、シン・ヨナの作詞が5曲、シン・ヨナの作詞作曲が1曲(7曲目「좁은 하늘:狭い空」)、イ・ジヨンの作詞作曲が1曲(8曲目「오직 사랑:ただ愛」)、イ・ヨンヒョンの作詞作曲が1曲(12曲目「그날의 우린:その日の私たちは」)、パク・ミネの作詞作曲が1曲(13曲目「The way」)となっていて、仲良く一人1曲づつ作詞作曲に、シン・ヨナの作詞がそれを除いた11曲の内半分近くといった感じになっている。

4人の曲(作詞作曲)を歌っているのは自身で(ソロで)、その4曲を聴きくらべてみた。私としてはパク・ミネの「The way」が好きかも。声色はイ・ヨンヒョンの「그날의 우린:その日の私たちは」がいい。
それ以外の曲では、やはり、リードトラックの3曲目「기다리다 미쳐:狂うように待つ」はいい。私としてはR&Bな1曲目の「Fire」が好きだ。こういう曲が大半の収録だと嬉しい。4曲目の「태우다:焦がす(?)」のコーラスの声色とハーモニーもいい。
そして、以外の曲も、さすがBigmamaって感じの5集「5」で、予想どおりのアルバムに仕上がっている。


【 2009.01.06 / 1集・2集・3集・4集 】
いまさら掲載のBigmama。
彼女たちの歌のうまさは言うまでもないことだったのだが、なんか、いわゆるK-popとは違うような気もして、そのままコレクションをしていなかった。が、やはり今回コレクションして掲載することにした。
思い直したきっかけは、김정화:キム・ジョンファの絡みのKBSドラマ「風の国」で、이영현:イ・ヨンヒョンの声を聴いてであった。
いまさらではあったが、1集、3集、4集をいつものKstarMallさんで入手することができた。なんと、まだ1集も残っていた。(2集も他のショップではまだ残っている)

〈 1集 〉
まず、ジャケットには彼女たちの写真はいっさい無い。これは、3集、4集も同じだ。おそらく、2集もそうであろう。
彼女たちのR&BはR&BというよりSoul(Gospel)に近い。
この1集の彼女たちの歌のうまさについて、私が、ここで、いまさら言う必要もないとは思う(これは、1集だけのことではないが)。
1集の収録曲の中で異質なのが、6曲目「Je Ne Veux Pas」で、この曲は신연아:シン・ヨナ(シニョナ)のソロだがフランス語だ(で、作詞もシン・ヨナ)。この曲はシャンソンとは言わないと思うが、彼女、シン・ヨナは自身でフランス語の詞を書いて本格的シャンソンも歌うそうだ。
そのシン・ヨナはこのアルバムで3曲を作詞している。また、이영현:イ・ヨンヒョンが作詞作曲を1曲と作詞を1曲、이지영:イ・ジヨンが作詞作曲を1曲している。
1集は彼女たちBigmamaの原点のアルバムな気がする。いい。

〈 3集 〉
3集、プロデュースも彼女ら自身だ。作詞、作曲は、シン・ヨナ(シニョナ)が作詞作曲を1曲と作詞を3曲、イ・ジヨンが作詞作曲を1曲、イ・ヨンヒョンが作詞作曲を1曲、パク・ミネも作詞作曲を1曲、そして最後の「Thanks to...」の作詞作曲は皆でしている。
このアルバムも迫力、サウンドの素晴らしさに変わりは無いが(とくにハーモニーはすばらしい)、曲はより大衆的にPopに近いものに仕上げているものが多い。もちろんPopと言ってもベースに有るものが違うので、いわゆるPopな感じとは違っているが。
そして、6曲目「모두 용서한다:みんな許してあげる」がなかなか面白い。Jazz風アレンジで、なぜか最後にフランス語が入る。つまり、作詞作曲はシン・ヨナだ。

〈 4集 〉
4集のプロデュースも彼女ら自身だが、おもしろいのは、クレジットにプランニングとマーケッティングがイ・ジヨンとなっている(もう一人안미란:アン・ミランという名前の記載が有るが)。しかし、プランニングとマーケッティングとは?
作詞、作曲は、イ・ジヨンが作詞作曲を1曲、パク・ミネも作詞作曲を1曲(作詞は共作)、イ・ヨンヒョンが作詞作曲を2曲、シン・ヨナ(シニョナ)が作詞作曲を1曲と作詞が1曲である。
4集も彼女らの歌のうまさには変わりは無く、さらにより洗練され、収録曲はミディアムテンポの、Soul(Gospel)からはかなり離れた大衆的バラードな曲も多い。
アルバムが進むにつれてのこういった大衆化傾向は、他のアーティストたちも同じだが、私としては1集での、すこし尖がった印象を受ける彼女たちも好きなのだが。
ところで、今回1集、3集、4集をコレクションすることになったきっかけの曲は、この4集のイ・ヨンヒョンがソロを歌う10曲目の사랑해서...:愛して…」だ。




V.O.S ( ブイオーエス )

2008-12-10 | R&B


過去に彼らの名前を見てはいたが、しかし、しっかりとは認識し試聴していなかったかも知れない。今年5月にリリースされた3集もあまり記憶に無い。
今更だが、聴き逃していたことに反省。1集はともかく2集時点でコレクションすべきだった。
今回、彼らを改めて認識し、試聴してみようかと思ったのは、韓国語ジャーナル第26号のパク・トンハがDJを務める「Voice of KJ」の「アッサー!韓国歌謡」で登場し、そのパク・トンハの紹介の一節に3人の美しいハーモニーが魅力的と書かれていたからだ。
で、さっそく試聴してみて、これはと思い遅ればせながらコレクションに加えた。
グループ名の意味は「Voice of soul」ということのようで、このグループ名が付いた時のいきさつについても、この韓国語ジャーナル第26号に書かれている。

<2集 >
R&Bのアルバムとしてかなりいい。韓国R&Bから、黒っぽい曲まで収められている。彼らはブラックミュージックを追求するということでスタートしているようで、その色合いもうかがえるアルバムだと言える。
そして、たしかに、ハーモニーの良さ、声色の良さはバツグンだ。
5曲目の「여전히:いまも変わらず」と、7曲目「Sweet Girl」は최현준:チェ・ヒョンジュンの作詞作曲である(「Sweet Girl」の作詞は共作)。「Sweet Girl」はチェ・ヒョンジュンのソロで、黒っぽくて、ハーモニーも曲もよくて、かなりいい。
また、10曲目「오늘도 눈물나게 기억속을 걷고있죠.:今日も涙を流して記憶の中を歩いています。」(長い)の作詞作曲は박지헌:パク・チホンで、この曲は彼のソロでもある。
そして、11曲目「난:俺は(I AM..)」が김경록:キム・ギョンロクの作詞作曲となっている。
なるほど、といった感じだ。

<3集 >
まず、このジャケット写真がよく分らない。彼らは、各自持っている楽器と何か関連があるのだろうか。なんか違和感を感じる。
まあそれはどうでもいい話だが、曲の方はR&Bからは離れ、かなりポップな作品になっているが、より大衆的でいい曲が多いアルバムになっている。
作詞作曲の方は、5曲目の「오늘따라 신나는Party Time:今日はやけにのってるParty Time」の作詞がパク・チホン、6曲目の「웃다가 울겠죠..:笑ったら泣くでしょう..」の作詞作曲がチェ・ヒョンジュン(作詞は共作)、7曲目「그대여서 고마워요..:あなたでありがとう..」の作詞作曲がキム・ギョンロク(作曲は共作)、8曲目「Candy Girl」の作詞がパク・チホン(ラップはチェ・ヒョンジュン)で、そして、リードトラックの2曲目「Beautiful Life」の作詞がM Risingの이민우:イ・ミヌだ。
「Candy Girl」は単純なベースラインとリズムが面白い。作曲はSoulzeanと권선익:クウォン・ソンイクという人の共作になっている。
因みにフィーチャリングはJewelryの하주연:ハ・ジュヨンだ。

2集と3集をくらべてみると、やはり、私としては黒っぽい2集の方がいい。1集が分からないのが残念。
V.O.S、いいサウンドを聴かせてくれるグループだ。気付くのに遅すぎた感有りだが。




브이오에스
V.O.S(Voice of soul)
2003年結成

■ Member
박지헌 JiHeon パク・チホン 1978年7月28日生れ (リーダー)
최현준 HyunJun チェ・ヒョンジュン 1981年3月7日生れ
김경록 KyungRock キム・ギョンロク 1983年12月4日生れ

■ Genre
R&B

■ Profile
KBS World Radio
innolife(1)
innolife(2)
empas
Naver

■ Album
1集(The Real) 2004年5月 (パク・チホン25歳)
2集(Blue Castle) 2005年11月
3集(WONDERFUL THINGS) 2008年5月

■ myCollection
2集・3集

■ cdComment
1集が欲しいが

■ Audition
Bugs
Mnet

■ Video
cyworld

■ ReleasedCD
Sound Space
innolife

■ Official/PrivateSite
Starempire
Daum Cafe
nimiHP(박지헌)
nimiHP(최현준)
nimiHP(김경록)




◆ 1集 ◆



01. 모르겠어:分りません
02. 기다릴게:待ちます
03. 그게 되나요:そうなりますか
04. Nothing To Change
05. 소중한 사람을 위해:大事な人のために
06. 눈을 보고 말해요:目を見て話して
07. Shining Star
08. 사랑했던 기억으로:愛した記憶で
09. You're So Beautiful
10. Everything
11. 소중한 사람을 위해:大事な人のために [Instrumental]
12. 그게 되나요:そうなりますか [Instrumental


◆ 2集 ◆



01. 시한부:時限付き
02. 감추려:隠そうと
03. 헤어지는 이유:別れる理由
04. Look'in my eyes
05. 여전히:いまも変わらず
06. Chase [feat: J.ho]
07. Sweet Girl [solo: 현준]
08. 아름다운 널:美しいおまえを
09. Unforgiven [feat: IMS]
10. 오늘도 눈물나게 기억속을 걷고있죠.:今日も涙を流して記憶の中を歩いています。 [solo: 지현]
11. 난:俺は(I AM..)
12. The First Time [feat: 김희선(キム・ヒソン)]
13. 기억해요.:憶えてください。


◆ 3集 ◆



01. 아무리 널:いくらあなたを
02. Beautiful Life
03. 남자라면서:男なら
04. 반쪽:半分
05. 오늘따라 신나는:今日はやけにのってる(Party Time)
06. 웃다가 울겠죠..:笑ったら泣くでしょう..
07. 그대여서 고마워요..:あなたでありがとう..
08. Candy Girl
09. 두사랑:ふたり
10. Victory
11. Beautiful Life [Concert Ver.]


ZioN ( シオン )

2008-10-08 | R&B



시온
ZioN
シオン
임성윤:イム・ソンユン
1979年10月29日生れ


〈 Music Video 〉
   Bugs MusicVideo 全3映像(60秒)
   DaumMusic MusicVideo 全2映像


  
  
  
  
  
  
  
  


《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Daum Music
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs
   아티스트:アーティスト 앨범:アルバム 곡:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 한마디:ひと言
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   Zion First Story
   miniHP




《 Album 》
    SingleAlbum 「Beautiful Life」 2011年8月
    1集 「The First Story」 2008年8月

《 myCollection 》
  1集「The First Story」
  SingleAlbum「Beautiful Life」




【 2011.09.04 / Beautiful Life 】
2008年8月に1集をリリースして、OSTやフィーチャリングなどでは姿を見せていたのだが、ちょうどきっちり3年ぶりにシングルをりりースした。(今回2011年の8月19日のリリースで、1集も8月19日である)

ジャケットのインナー写真がいまいちだ。というかガッカリである。はっきり言って、特別美人さんではないZioNだが(失礼)、もう少しうまく撮れるだろうと思ってしまう出来だ。
ジャケット自体のデザインも、クレジットの記載位置がCDメディア収納下になっていて大変読み辛い。

プロデュースは、連名(이택승:イ・テクスン)となってはいるがセルフプロデュースで、ボーカルアレンジも彼女自身となっている。
収録曲は全7トラックの全5曲で、ちょっと見るとミニアルバムにも見えるが、3曲目から5曲目は1集からの収録で、つまりシングルアルバムとなる。ネット上音源サイトの掲載曲も新曲2曲(と、そのインスタルメンタル)だけが掲載されていて(Mnetは薄字で書かれているが)、もしかすると1集からの3曲は急遽追加したのかも知れない。
1集からの時間がかなり経っていることもあって、これは正解ではないだろうかと思う。(リメイクという形もあるが、それはちょっと違うと思う)

Track List
  01. 「Superman」
     lyrics: 이택승 & 정대우 & 이다인  composed: 이택승  arranged: 이택승
  02. 「태양을 사랑한 달:太陽を愛した月 (태.사.달)」
     lyrics: ZioN  composed: ZioN  arranged: 이택승
  03. 「미워할 수 없는 너:憎むことができないあなた」
     lyrics: 최갑원  composed: 전승우  arranged: 전승우
  04. 「BF (Best_friend)」 feat.BigMama 이지영:イ・ジヨン
     lyrics: 전승우  composed: 이현정  arranged: 이현정
  05. 「Gloomy Luv」
     lyrics: ZioN  composed: ZioN  arranged: 이택승
  06. 「Superman」 Inst.
  07. 「태양을 사랑한 달:太陽を愛した月 (태.사.달)」 Inst.

      이택승:イ・テクスン / 정대우:ジョン・テウ / 이다인:イ・ダイン / 최갑원:チェ・ガブォン
      전승우:チョン・スンウ / 이현정:イ・ヒョンジョン

1曲目の「Superman」がリードトラックで、曲のタイトル「Superman」は、あの映画・ドラマの「スーパーマン」ということでメッセージソングのようである。彼女が本物の歌を聴かせてくれる。
また音とは関係無いのだが、この曲のミュージックビデオには유진:ユジンが主演している。
(ユジンは2008年8月19日に弘大(홍대)で行われたZioNのショーケースで司会をしている)
2曲目の「태양을 사랑한 달:太陽を愛した月 (태.사.달)」は、ZioNの作詞・作曲で、編曲が이택승:イ・テクスンのバラード曲で、ZioNの感性と歌のうまさが光る。
3曲目~5曲目までは、1集「The First Story」から、なるほどの「미워할 수 없는 너:憎むことができないあなた」、BigMamaの이지영:イ・ジヨンとのデュオがいい「BF (Best_friend)」、そして彼女の作詞・作曲の「Gloomy Luv」のバラード系3曲が収められている。

3年ぶりにリリースされたZioNのアルバム「Beautiful Life」、忘れかけていた彼女の歌のうまさを思い起こしてくれる1枚である。


【 2008.10.08 / 1集 】
このZion1集「the first story」は、ソウル江南のCOEX MALL地下にあるEvan Recordsで何枚か買って帰ったCDの中の1枚である。

Zionのデビュー曲はデジタルシングルで2006年4月に「Time Breaker」がリリースされているが、今回の1集には、その曲「Time Breaker」は収められていない(残念)。この曲はダンス系の曲で、今回の1集とは別人であるかのようだ。この「Time Breaker」もYouTubeなどで聴く限りなかなかのものだ。
この1集「the first story」を聴いていると、この人のベースはR&B系かとも思うのだが、因みにnimiHPの昔の姿を見るとHipHop系だ。

彼女は、なんか70年代の有名な男性デュオの末娘ということらしい。
そして、2000年조성모:チョ・ソンモ3集「Let Me Love - 아시나요:ご存じですか」のデュエット選抜オーディションで、3000人の中から選ばれたようだ。
調べてみると、たしかにラスト13曲目の「영혼:魂(Ghost)」で、임성윤:イム・ソンユン(本名)の名でフィーチャリンされている。
大学は同徳女大学の実用音楽科だが、2年間歌手이은미:イ・ウンミの個人弟子でトレーニング受けたようである。(で、なるほどと思う)
作曲とピアノの実力もあるようで、いままでにほかの歌手たちのフィーチャリングや、2001年、2003年の何らかのアルバムに参加しているようなのだが(2003年はアメリカのようだ)、いろんな事情で1集リリースまでには10年の歳月がかったようである。

Zionの名は聖書に出てくる聖地のようで、彼女は敬虔なクリスチャンのようである。
(良くは知らないが、調べるとZionはダビデが宮殿をたてたエルサレムに有る聖丘のようだ)

彼女のプロフィールの詳細は以下のべージに有る
임용재 막내딸 시온 준비된 신인가수 “이은미 무대뿐아니라 가르칠 때도 맨발”

ジャケットのインナー写真を開いてみると、予想していなかったのだが29歳のセクシーさも漂わせた、なかなかうまく撮れた写真が7カットほど載せられている。むかしのminiHPの写真などと見くらべるとずいぶんなイメチェンではある。ちょうど、シングル「Time Breaker」と今回の1集「the first story」との違いに合致する。

アルバムとしてはバラードと言っていいのかも知れないが、ベースにはR&Bな感じを受ける。そのことはアルバムの後半の何曲かでとくに感じさせる。
それを強く感じさせるのが8曲目の「Best Friends」で、フィーチャリングはビッグママの이지영:イ・チヨンなんだが、この2人のデュオがなかなかいい。
10曲目「사랑하면서:愛しながら」がなんだか歌謡曲ぽくて、少し異質な印象を受けるが、これはこれで大衆的でなかなかいい。
ラスト12曲目「Gloomy Luv」が彼女の作詞作曲によるものだが、悪くない。
彼女のバラードは、少しねばった感じもするが、けっこう迫ってくるものがあり、声色も張りの有るいい声色で、訴えかけてくる。
Zion、どうやら本物のようで、ベースがしっかりできている感じで、聴き込むほどに実力を感じることができる。好み的にも私の好みの色だ。2集が期待できるのではないろうか。なかなかいい。




Brown Eyes ( ブラウンアイズ )

2008-08-06 | R&B


彼らが作り出す作品の音楽性、そして彼らの実力はいまさら言うまでもないことなのだが、私がK-popを聴き始めた頃は既に解散していたこともあって、彼らのCDはあえてコレクションとしなかった。
しかし、5年7ヶ月ぶりに、また意気投合し、再結成となり、3集のリリースとなった。
で今回、彼らをコレクションに加えることにしたのだが、1集、2集はベストに替えた。このベスト、厳密にはベスト盤ではないのだが。

いまさらだが、彼らの歩みをKBS WORLD Radioさんのデータをベースに簡単にまとめると。
윤건:ユンゴンは、高校時代から自分のピアノ伴奏のデモテープを作っては音楽事務所を巡り回りしていたようで、延世大学の音楽科(?)入学後も専攻の勉強には興味を示さず、作曲と歌にのみ熱心だったようだ。
一方、나얼:ナオルは、大学での専攻は西洋画だったようだが、ブラックミュージックが好きで、描く絵も黒人だけを描いていたようだ。
そんな彼ら二人が、出会う前、それぞれ別のユニットに属していたようだ。ただし、一瞬だったようだ。つまり、1999年、ユンゴンはHipHopユニット「Team」で、ナオルはR&Bユニット「Anthem」でデビューしている。
その後、二人はBrown Eyesを結成し、2年間にわたる準備期間を経た2001年6月に、1集ををリリースしている。このアルバムはユンゴンが作詞、作曲、編曲、プロデュースなど音楽に関する分野を担当し、ナオルはアルバムジャケットのデザイン、衣装デザインなどアルバムコンセプトに関する分野を担当したようだ。このアルバムに入っているイラストもすべてナオルが直接描いたものだ。
Brown Eyesのグループ名の由来は、茶色の目の韓国人が演奏する黒人音楽という意味だそうである。
彼ら、この1集のリリース時には「神秘主義マーケティング」を展開し、テレビには一切出演しなかったが80万(60万?)枚の売り上げがあったようである。
その後、韓・日ワールドカップのために神主義を脱ぎ捨て、新しい夢のために一つになろうとする内容の軽快なR&B曲「Let's Get Together Now」を歌っている。この曲はワールドカップを記念してパク・チョンヒョン、chemistry、スウェルなど韓・日両国を代表する歌手達も一緒に歌っている。
そして、2002年11月に2ndアルバム「Reason 4 breathing ?」をリリース。このアルバムは、「韓国的R&B」というより「伝統的R&B」の域に達する完成度の高い仕上がり、ということだったのだが、2003年4月、ユンゴンが音楽的見解の違い、そして所属事務所の問題でBrown Eyesを脱退し、Brown Eyesは解散している。
その後、9月にナオルは男性4人組ユニット「Brown Eyed Soul」のメンバーとして活動をスタートし、11月にユンゴンはソロ活動を始めている。
そして今回、5年7ヶ月ぶりに再結成して、3集「Two Things Needed For The Same Purpose And 5 Object」のリリースとなった。アルバム作成には、最初の曲の録音を始めた日からは2年の歳月が経ったようである。
そして、ナオルは昨年12月に入隊し、現在公益勤務要員として服務している。この関係も有って現在、彼らのテレビ出演などの活動は無い。
なお、所属事務所(カプエンタテインメント?)によると、今回の3集アルバムで得た、収益金の全てを寄付するとのことだ。「もともと、お金のためにアルバム作成したのではない」とのことで、収益金は「国内飢餓追放」と「エチオピア難民助け合い」等に使われる予定だそうである。

私が彼らの曲(作品)をCDでじっくり聴いたのは、ベストとこの3集でしかないということになるのだが、そこにある音楽性、実力のほどは試聴、あるいは一部の曲を聴いての期待を裏切らない、想像の範疇なのだが、今回意外に感じたのは、知らなかったことは、彼らの音楽から伝わってくる、非常な透明感とやさしさである。いままで頭の中でFly To The Skyと同じジャンルで考えていたのだが、伝わってくる美しさは、異質なものであった。おそらくこの透明感、やさしさは彼らだけのものだろうと思う。
この3集、1集・2集もおそらく同じだろうと思うが、作品のほとんどの作曲、アレンジはユンゴンによるもので、作詞は彼ら二人の他は리쌍:リサンの개리:ケリの名も有る。
ユンゴンの作詞作曲が4曲(1曲目と共作を含めて)、ナオルの作詞作曲は2曲である。
また、ピアノはもちろんユンゴンで、ジャケットのインナーの絵はナオルのはずである。
ところで、ナオルが軍役を終えた時は二人による、さならる4集を期待したい。




브라운 아이즈
Brown Eyes
ブラウン アイス゛
2000年結成

■ Member
윤건 ユンゴン(本名:양창익 ヤン・チャンイク) 1977年1月1日生れ
나얼 ナオル(本名:유나얼 ユ・ナオル) 1978年9月23日生れ

■ Genre
R&B

■ Profile
KBS World Radio
innolife.net(1)
innolife.net(2)
empas
Naver

■ Album
1集(first album...) 2001年6月 (ユンゴン23歳)
2集(Reason 4 breathing ?) 2002年11月
3集(Two Things Needed For The Same Purpose And 5 Object) 2008年6月

■ myCollection
3集・The very best of BROWN EYES

■ cdComment
3集ジャケットの絵は透明のプラスチックカバーに描かれていた

■ Audition
Bugs
Mnet

■ Video
cyworld

■ ReleasedCD
Sound Space
innolife

■ Official/PrivateSite
Daum Cafe
miniHP ナオル



◆ 1集 ◆



01. Intro
02. 벌써 일년:もう一年
03. Love Is Over
04. 너에게 들려주고 싶은 두번째 이야기:君に聞かせたい2つめの話 [feat. 허니패밀리]
05. 그녀가 나를 보네... : 彼女が僕を見る
06. With Coffee...
07. Piano Nocturn (벌써 일년:もう一年 )
08. 희망:希望
09. Blues Guitar
10. 하얀나비:白い蝶
11. 언제나 그랬죠:いつでもそうでした
12. Brown City
13. Noday But Today [feat. Tommy Kim]
14. Song Of The Rain [feat. Bobby Kim]
15. 벌써 1년:もう一年 [inst]
16. 그녀가 나를 보네:彼女が僕を見る [inst]




◆ 2集 ◆



01. Intro
02. 점점:徐々に
03. 비오는 압구정:雨が降る狎鴎亭
04. 떠나지마:行かないで
05. Brown City
06. 사랑:愛 (I Wanna Fall In Love With You)
07. Piano Cavatina (점점:徐々に)
08. True Luv
09. For You (돌아가줘:帰ってきて)
10. 환상:幻想
11. 그래도 되겠니:それでもいいの
12. Interlude
13. Miss You
14. ...오후:...午後
15. 이별송:別れの歌
16. 점점:徐々に [inst]
17. For You [inst]




◆ 3集 ◆



01. Your Eyes
02. 가지마 가지마:行かないで行かないで
03. Like a flame
04. 이순간 이대로:この瞬間 このまま
05. 너 때문에:君のため
06. Let's get down
07. Summer passion
08. Piano nocturn
09. Don't you worry
10. 사랑을 말해요:愛を語ります
11. Let it go
12. 한걸음:一歩
13. 루아흐:ルアフ
14. 가지마 가지마:行かないで行かないで [inst]


Yuri ( ユリ )

2008-04-30 | R&B

 Single 「Doh Doh」


유리
Yuri
ユリ
本名: 정유리(チョン・ユリ)
1984年12月6日生れ
GF Music

〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   가슴아 제발 (2集)
   가슴아 제발 (2集)
   작지만 커다란 사랑 (1集)
   슬픈 영혼 (1集)
   슬픈 영혼 (1集)
   슬픈 영혼 [MV] (1集)







《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs(New)
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum

《 Official / Private Site 》
   miniHP
   DaumCafe




《 Album 》
   2集 「The Ring Of Diamond」 2008年4月
   1集 「Just Like R&B」 2001年9月 (16歳)

《 myCollection 》
  2集




【 2008.04.30 / 2集 】
1集に関しては天才少女と言われ、本格派R&B系のアルバムでデビューしているようで、ヒットはしなかったようだが、試聴する限り、なかなかの音を聴かせてくれる。また、詳細を調べてはいないが、ネット上の記事によると、高校生でありながらアルバムに収録された曲すべての作詞作曲を自らが手がけ話題になったようだ。最後の曲の「작지만 커다란 사랑:小さいけど大きな愛」は自らピアノを弾いているそうだ。
日本のメディアにも登場したことがあるらしい。
デビュー後は、自身の進学問題やマネージャーとの葛藤などもあり、一時音楽界から姿を消す結果となってしまったようである。

今回の2集は6年半ぶりの、文字通りのカンバックということになる。

Yuri 2集、なかなか個性的なアルバムだ。どう表現していいのか、文字にうまく書けないのだが、面白い、いいアルバムになっている。意図的な曲の配置だろうと思うが、アルバムの真ん中6曲目「Gift of God」で世界を分けているように思う。
ちょっと声色が硬めなのが、私の好みとしては気になるが、たしかに天才的にうまい。
前半も後半も、じつにいい。前半は聴けば聴くほど良くなり、後半はテンポの有るリズミックな、実験的、挑戦的な曲が多く、好きだ。
クレジットを見てみるとExecutive ProducerはRising Creative(所属事務所)となっているが、ProduceはYuriの事務所のようである。作詞作曲は自身も含め、名立たる人が参加しているようである。

リードトラックは1曲目の「가슴아 제발:胸よどうか」で、前半部を代表するいい曲である。
1曲目から5曲目はソウル&バラードな曲でまとめており、編曲にアコースティックピアノが耳につく(目立つ)。私の好みを言えば、少し大衆的だが4曲目の「행복한 여자:幸せな女」が好きだ。
彼女の作曲作品は、2曲目の「난 이제 어쩌죠:私これからどうしよう」で、作詞作曲の一つ目が6曲目「Gift of God」で、作曲はNew Trackという人(?)との共作となっている。(編曲もNewTrack)。New Trackという人は8曲目でコーラスも入れている。
この「Gift of God」でこのアルバムの前半部と後半部を分けているように思う。
7曲目の「휴대폰 왜 잠궈나:携帯をなぜ秘密モードにするの」からバラードな世界からリズムを強調した世界へ一変する。おそらく彼女の中では、どちらの世界も同等な比重があるのではないか。また、なんか実験的な臭いもする。(な~んて、想像したりするのだが)いずれにしても、アルバム作品として好感が持てる。
そして、彼女のもう一つの作詞作曲が、리치:リチという人との共作の(作詞作曲とも)、その「휴대폰 왜 잠궈나:携帯をなぜ秘密モードにするの」だ。このリチという人は編曲と、フィーチャリングもされている。この曲は個性的で、おもしろい曲だ。
おもしろいと言えば、10曲目の「젖은나비:濡れた蝶」もおもしろい曲だ。わるくない。
あと、彼女の作詞が9曲目「내꺼:私のもの」と、13曲目の「날아올라:飛んでおいで」なんだが、この「날아올라:飛んでおいで」の作曲と編曲はOsamuKubota(久保田修:間違いないと思う)という人だ。
11曲め「Foxy」、これまた分かりやすいロックで、いい曲だ。単純明快、素直にのれる。
最後の2曲「반대말:反対言葉」と「날아올라:飛んでおいで」で、このアルバムを静かに歌い上げて終えているが、この2曲に関しては、少しもの足りないというか、不満を感じる。ちょっと選曲が違うような ・・・ 。
そして、最後のトラック(14曲目)「가슴아 제발:胸よどうか」のInstrumentalは要らないように思う。(だいたい、基本的にどのアルバムにもInstrumentalは要らない(笑))

Yuri、聴けば聴くほど、まだまだ上昇中、って感じで、現在かなり最高、って感じだ。さすが、その昔天才少女と言われたことだけのことはある。




張力尹 ( チャン・リイン )

2008-04-02 | R&B


中国のアーティストということで、ここでの掲載はしないことにしていたのだが、しかしやはり、ちょっと気になるアーティストではあるので、掲載することにした。

張力尹:장리인:チャン・リインのファーストアルバムは期待して待っていた。彼女のシングル「Timeless」を聴いて、正規1集がリリースされればコレクションに加えるつもりでいた。しかし、今回のリリースは、韓国アーティストとしてでなく、現地(中国)のアーティストとしてのファーストアルバムであった。

彼女のプロフィールを、KBS World Radioさんの掲載内容をもとに概要で書くと以下になる。
チャン・リインは13歳の時(2003年の春)に中国四川省のより韓国にやってきている。SMエンターテインメントが中国市場をにらんでのプロジェクトに参加、と言うか、担ってということのようである。
彼女の両親はともにバイオリニストらしく、彼女もバイオリンを10年間習っている。歌は子供の頃から好きで、うまく、のど自慢大会では入賞していたようだ。
そこに、才能ある中国人の歌手志望者を探していたSMエンターテインメントがスカウトした、ということのようだ。そして、すでに韓流の波を感じていたチャン・リインと、なんとご両親も、ためらわず韓国行きを決めたそうだ。これは、ご両親も韓国へいっしょに来たということだろうか。ということであれば納得できるが、もし、13歳の娘一人を異国の地にやったというのであれば驚きである。

SMエンターテインメントの戦略としては、韓国のコンテンツを輸出する第1次韓流がHOTとBoAで、外国と合作する第2次韓流がカンタ&ヴァネス、スーパージュニアで、今回の韓国の文化技術で現地化されたコンテンツを制作する第3次韓流がチャン・リインということのようである。つまり、チャン・リインは、SMエンターテインメントが計画する「韓流の新しいモデル」ということのようだ。なので、このファーストアルバム「星願 I Will」が中国語、中国のコンテンツで出来ているということなのだろう。

チャン・リインは、外国人であることをほとんど感じさせない韓国語の発音ができるようで、これは、歌で気持ちをきちんと伝えるためには言葉が重要だというSMエンターテインメント代表、イ・スマンの指導方針に従って、韓国語の習得にかなり力を入れてきたことによるもののようである。なもので、韓国語での正規1集のリリースになるのかと思っていたのだが ・・・ 。
シングルデビュー曲「Timeless」は、東方神起の시아준수:シア・ジュンス(Xiah)をフィーチャリングし(じつにうまいフィーチャリングの仕方だ)、チャン・リインはこの曲でデビューわずか16日にして地上波テレビの歌謡チャート番組で1位を獲得する快挙を成し遂げ、サイワールドミニホームページのバックミュージックとしても最も高い売上を上げた新人歌手としても記録された。また、Melonのストリーミングチャートとダウンロードチャートでも2週連続1位の人気であった。そして、この「Timeless」は韓国、中国、台湾、タイ、香港で無料ダウンロードサービスを実施し、87万件のダウンロード数を記録しているようだ。
SMエンターテインメントの今後戦略としては、韓国、中国はもちろん、アジア全域での活動を考えており、また海外からの注目度も高い。

CDジャケットの写真だが、最近こういうのが流行なのであろうか、表が彼女のイスに座った後ろ姿で、裏がその彼女が、そのまま振り返ったものとなっている。
じつは、中国のCDというのは(中国製という意味ではない)、今回が初めての入手で、初めて聴いたことになる。中国映画のDVDの中で、ジャンルの異なるものは何度かは聴いているのだが。もっともこれも、制作が韓国で、歌手も韓国で育てられたわけで、純粋の中国産のアルバムではないのだが。
中国語のR&B(のようだが)、言語が異なると、やはりちょっと違うようだ。英語と韓国語との違いはあまり感じなかったのだが、中国語はかなり違って聴こえてくる(初めてなのでよく分らないが)。
ところで、このリリースにも韓国語の歌詞カードが付いてきている。これは非常にいい(私は日本人だが)。もっとも、リリースがSMエンターテインメントなわけだから当然ではあろうが。

作詞は13曲目「성원:星願 I will」と14曲目「연인이여:恋人よ Lovers」の韓国版以外はすべて中国語の歌詞である。作曲は、実質11曲中、2曲目の「初戀 First Love」と5曲目の「幸福的左岸 Lovers」だけが中国の丁豆豆という人の作曲で後は英文字の人と韓国の人が半々だ。編曲は11曲目の「Y (Why...)」が英文字の人で、12曲目の「Timeless」は日本人の名前のようだが(クレジットの記載が「KENZIE」となっている)、それ以外は韓国の人によるものだ。そして、12曲目にもってきた「Timeless 」は中国語だ。シングルは持っていないので聴きくらべは出来ないが、試聴した感じでは、もしかするとこのアルバムの方がいいかも知れない。この曲、たしかに、人気があるだけのことはある。じつにいい曲だ。
6曲目「后(후:後) After」もなんかいい。中国語の関係か発声がなんか違うような。
11曲目の「Y (Why...)」もいい。チャン・リインの声色がいい。
いやぁ、チャン・リイン、いいですね。

ところで、ジャンル的にはR&Bでいいとは思うのだが、そうすると、中国語のR&Bらしきものを今回初めて聴いたことになるが、韓国語の初めての時と違って、ちょっと違和感を感じる。もちろん、一人ぐらいのアーティストを聴いたぐらいでは言えない話しなのだが、しかしそれだけに、なにか一つの世界がありそうにも思える。
にしても、やはり、歌というのは言語でけっこう違ってくるものだ、と今回思ってしまった。




張力尹
장리인
Zhang LiYin
チャン・リイン
1989年2月28日生れ

■ Genre
R&B

■ Profile
KBS World Radio
innolife
Nate
Naver

■ Album
1集(성원:星願 I Will) 2008年3月 (18歳)

■ myCollection
1集

■ Released / Audition
Mnet(앨범)
Bugs(전체앨범)

■ Video
Mnet(영상)
Bugs(뮤직비디오)

■ Official/PrivateSite
ZHANG LI YIN




◆ 1集 ◆



01. Intro (初戀) [feat. 한경:ハン・キョン@SuperJunior]
02. 初戀(첫사랑:初恋) First Love
03. A Flame For You
04. 星願(성원:星願) I will
05. 幸福的左岸(연인이여:恋人よ) Lovers
06. 后(후:後) After
07. 交錯的愛(한번 엇갈린 사랑:一度交錯した愛) An Amorous Aong [feat.김종현:キム・ジョンヒョン]
08. 相信愛(사랑을 믿어요:愛を信じます) Believe In Love
09. 純眞的愛 Perfect Love [feat.송병양:ソン・ビョンヤン]
10. One more try [2008年北京オリンピック成功祈願ソング]
11. Y (Why...)
12. Timeless [feat. 시아준수:シア・ジュンス]
13. 星願(성원:星願) I will [Korean Ver.]
14. 幸福的左岸(연인이여:恋人よ) Lovers [Korean Ver.]