飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

「エアフォースワン」~空飛ぶホワイトハウス

2016-05-21 08:13:53 | 国際・政治

まさに「天気晴朗なれど波高し・・・」状況である。
何のことか?
伊勢志摩サミットが行われる・・・。
これは毎度のことであるが、
オバマ大統領が広島を訪問する!
これは画期的な事である。

 

にも拘らず、

国際世情は波が高い。

その中でも直接的に飛沫をかぶってしまう事件は、

何といっても「沖縄うるま市の島袋里奈さん殺人事件」だろう・・・。

 

事件は、余りにも哀しいが、

それはひとまず置いて措いて、

オバマ大統領の広島訪問の意義について書いて置きたい。

事件について一言触れるなら、

これまで米軍関係者に依る事件は5000件を超えている・・・。

凶悪事件はその一割程度であるが、

日米地位協定がある。

今回はどうなるかは分からないが、

身柄引き渡しなどなく、裁判管轄の日本側で行われることが望ましい。

 

不幸な事件ではあるが、単純犯罪である。

 

広島・長崎に原爆が落とされた。

一瞬にして、30万人の民間人が死んだ。

これを正真正銘の「ホロコースト」という。

いろいろ議論があって、

アメリカでは必要悪論が強く、

正当化されているが厳然たる事実は消えない。

 

それを正面から現職のアメリカ大統領が訪問し、

事実を見分することの意義は大きい。

「厳然たる事実」であるから、

今更、謝って済む話ではないし、

正当化しているアメリカが謝ることも無いだろう・・・。

それでも仕方がない。


 

寧ろ、

「謝罪を求めない日本側の態度」が重要である。

どこかの2か国とは違う・・・。

在りもしない歴史認識を求めて執拗に迫る必要などないのだ。

厳然たる歴史事実があるのであるから、

その事を共有することの方が重要である。


 

沖縄の事件はまことに不幸で、

悲しむべきことではあるが、

オバマ大統領の広島訪問は、別の次元で重要である。

又、

アメリカにとってよりも、

日本にとって重要であるとの認識が必要だ。

 

実質上、

日本はアメリカの属国であることは議論を待たないところである。

アメリカ大統領の広島訪問が契機となって、

大きく変容する可能性を秘めている。

その事を認識すれば、

その重要性が理解されると思う。


 

アメリカ大統領が如何に凄いか?

それは、

大統領専用機と歴国訪問の実情を知れば、

まざまざと知ることが出来るだろう。

何と、

専用車、専用ヘリさえも別途輸送されるという話である。

では、どうぞ!

 

【転載開始】

Apr 12, 2016

アメリカ大統領のシンボルとして最も広く知られているものの1つに、大統領専用機「エアフォースワン」があります。世界各地を訪れる大統領を目的地に送り届けるこの飛行機は、移動する司令部であり、執務室であり、そしてホテルでもあります。

 

エアフォースワンの中で談笑するオバマ大統領とパトリック・レイヒー上院議員夫妻 (White House)

エアフォースワンの中で談笑するオバマ大統領とパトリック・レイヒー上院議員夫妻 (White House)

エアフォースワンに初めて乗った大統領はジョン・F・ケネディ大統領で、1962年のことでした。現在、オバマ大統領が使用している機体は、ワイド ボディ機のボーイング747-200B型2機で、ジョージ・H・W・ブッシュ大統領の時代から使用しています。2機はどちらを使っても機能は同じなので、 常に予備の機体が存在していることになります。専用機には、有事の際に大統領の執務に必要なものが全て備えつけられています。

エアフォースワンの窓から外を見るオバマ大統領と側近の息子たち(White House)

エアフォースワンの窓から外を見るオバマ大統領と側近の息子たち(White House)

エアフォースワンは3階建てで、総面積は約370平方メートルです。手術室にもなる医務室があり、医師が常に搭乗しています。一度に100人分の食事を用意できる調理室もあります。広い会議室は食堂としても使用できます。

(3)機内でミシェル・オバマ大統領夫人、ヒラリー・クリントン前国務長官、オバマ大統領のスタッフ、閣僚、ローラ・ブッシュ前大統領夫人に、自らが描いた絵を見せるジョージ・W・ブッシュ前大統領 (White House)

機内でミシェル・オバマ大統領夫人、ヒラリー・クリントン前国務長官、オバマ大統領のスタッフ、閣僚、ローラ・ブッシュ前大統領夫人に、自らが描いた絵を見せるジョージ・W・ブッシュ前大統領 (White House)

機内には、補佐官をはじめシークレットサービス、記者、ゲスト用のスペースもあります。空中給油も可能で、先進的な通信機器が装備されています。

(4)ジョン・ケリー国務長官、スーザン・ライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)らとエアフォースワン内の執務室で会議をするオバマ大統領 (White House)

ジョン・ケリー国務長官、スーザン・ライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)らとエアフォースワン内の執務室で会議をするオバマ大統領 (White House)

大統領専用室には、寝室、浴室、トレーニング室や執務室などがあります。

 

専用機を整備しているのは、ホワイトハウスから16キロメートルほど離れた場所に配備された第89空輸航空団の整備士たちです。セキュリティーの厳しい格納庫で最低でも週に一度、手作業でワックスがけをするため、いつも機体には汚れが見当たりません。

機内で愛犬「ボー」と遊ぶオバマ大統領 (White House)

機内で愛犬「ボー」と遊ぶオバマ大統領 (White House)

通常、エアフォースワンが目的地に到着する前に、複数の輸送機が大統領専用車や警護車両、時には解体した大統領専用ヘリコプター「マリーンワン」を運びます。

オハイオ州ノースカントンでエアフォースワンに搭乗するオバマ大統領 (White House)

オハイオ州ノースカントンでエアフォースワンに搭乗するオバマ大統領 (White House)【転載終了】