飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

いよいよ、金融メルトダウンの始まりか?

2015-07-01 16:59:01 | 国際・政治

ギリシャデフォルト間近?!
それと、
金融メルトダウンとの関係が、
分からない人々は多いだろう・・・!
だから、分かり易い言葉で論じたい!


ギリシャの負債総額は、約3160億ユーロである。

円換算で、43兆円余りである。

それだけで、どうして金融メルトダウンするのか?

と言う、疑問があるだろう・・・。



問題は、それだけではないのである。

諸悪の根源は、金融派生商品(デリバティブ)にある。

その典型はCDS(クレジット・ディフォルト・スワップ)と言うものがある。


実は、リーマンショックで起こった金融危機は、これだ。

サブプライムローンの破たんが切っ掛けであったことは承知の通りだが、

そのCDSを売り出したリーマン・ブラザーズが破たんしたのである。

それに、追随してAIG、その他住宅金融銀行が破たんした。


その事は、衆知の事であるが、

一体、ギリシャ負債関係のCDSがいくらあるかは知らないが、

膨大である事は推察される。



他にもあるかもしれない。

知れないが、とにかく、金融派生商品は、金融工学で設計された、

2次証券で、リスクヘッジとか何とか理屈を付けても、

所詮は、実体のない証券でペーパー証券と呼ぶべきものだ。

それが、

膨大である。


悪い言い方をすれば、詐欺証券とも呼ぶものが居る。

はっきり言えることは、虚業中の虚業である。

それが、実体経済を凌駕して、化け物化している実態がある。

本体が破たんすれば、一斉に金融派生証券が破たんする。

その額は、天文学的金額になる。

大銀行や、巨大証券でも一瞬に吹っ飛ぶ金額が消えることを意味している。


現代の化け物が、金融派生商品(デリバティブ)なのだが、

多くは知られていない。


【参考資料転載】

今さっきのローターの記事でみてCDSって債務を保証している金額の総額が6200兆円!

アメリカ株式市場の時価総額が2200兆円
アメリカ国債の時価総額が500兆円
アメリカ住宅証券市場が710兆円
日本の東証1部の時価総額が360兆円

ですよ。【転載終了】

それはそうしたCDS証券は、ディバレッジ(テコの原理)で膨大に拡大されているからである。

聞くところによると、ドイツ銀行関係で60兆ユーロ(600兆円以上)以上とも噂されるが、

定かなことは知らない。


勿論、その道に詳しい者も、又少なくないだろう。


結論を言えば、

溶かし合いしかないが、

多くは、詐欺の手段として国際金融資本が、

せしめているから、容易ではなかろう。

その詳細については、割愛するが、

ギリシャ問題も、それをすれば簡単である。

しかし、しないのは馬脚が顕れるからであろう。


ギリシャはこの際、ユーロ圏から脱退するのが取りあえずの策であると、

考える。


WARNING! Contagion, Financial Meltdown, Global Economic Collapse NOW! By Gregory Mannarino

 

【転載開始】

日本や世界や宇宙の動向
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51962641.html
より

http://beforeitsnews.com/alternative/2015/06/warning-contagion-financial-meltdown-global-economic-collapse-now-3177594.html
(ビデオ)
6月29日付け: 

(概要)

(6月29日)今日、世界の株式市場が暴落しました。しかしこれだけでは終わりません。
ギリシャの問題は絶対に解決しません。今度こそ、(ギリシャだけでなく)世界は、Debt Saturation(債務飽和?)の臨界点に達しました。我々は世界史上初の金融フランケンシュタインを目の当りにしています。
今、世界金融システムが崩壊中です。
私はずいぶん前から、債務バブルに穴が開き始めており必ず債務バブルが崩壊するといると皆さんに警告してきました。そして今まさに穴が大きく裂け債務バブルが破裂しました。

金融関連記事では、今回の株式市場の暴落はギリシャのデフォルトが原因であると伝えていますが、そうではありません。ギリシャだけでなく世界中が抱える債務が回収不能、返済不能なのです。
今回の事態は今後長い間、歴史に残る大きな出来事となるでしょう。
2008年に金融メルトダウンが起きたとき、何が原因だったかを思い出してください。つまり、クレジット・デフォルト・スワップが問題だったのです。全ての債務が債権団体によって保証されていました(債務担保証券で?)。

今回、ギリシャはデフォルトします。誰もギリシャの債務を肩代わりすることができません。
そして現在、世界の金融市場が危機的状況です。今回は2008年の時よりも遥かに深刻です。

今回はギリシャが返済できないだけでなく、世界中の債務国が返済不能の状態に陥っています。
現在の金融システムは借金を繰り返すことで現状維持をしている、非常にたちの悪い(自転車操業)システムです。つまり現状維持のためにはさらに多くの借金を重ねなければなりません。借金を重ねることができなくなると金融システムは崩壊します。
ギリシャで起きていることがまさにそれであり、その結果、世界を一掃することになります。
世界の中央銀行はこの問題を解決することはできません。何しろ、これ以上借金ができなくなれば金融システムが崩壊するシステムが存在するからです。
2008年の金融メルトダウンでは中央銀行はその解決策として債務を膨張させ、債務バブルを発生させました。これは単なる金融問題ではなく資源にも影響を及ぼすことになります。

ギ リシャのデフォルト後に、ドミノ式にアメリカを含む他の債務国がデフォルトし、ギリシャのように取り付け騒ぎ、銀行閉鎖、キャピタルコントロールとなるで しょう。しかしそんなことはどうでもよくなります。何しろ、ギリシャがきっかけとなり世界中が一掃されるからです。我々が一生懸命働いて貯めた預金がゼロ になります。

我々は常に最悪のシナリオを覚悟しなければなりません。今回の問題はギリシャだけの問題ではありません。私がずいぶん前から警告してきたとおり、ギリシャは現状維持ができずデフォルトします。そしてその結果、世界が危機的状況になるでしょう。

以下省略
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http://beforeitsnews.com/middle-east/2015/06/eu-chief-feels-betrayed-by-greece-2495788.html

(概要)
6月29日付け:

 Breaking News image

欧州委員会のユンケル委員長は、ギリシャとの協議で利己主義なギリシャに騙されたと述べました。

彼は、金曜日の救済協議が破断した後に「ギリシャと合意に達するためにあらゆる努力をした。しかしギリシャの提案は遅れ、意図的に修正された。」とブリュッセルの記者会見で述べました。
ギリシャは、突然、住民投票を行うと発表し、ギリシャの銀行を1週間閉鎖することにしました。【転載開始】