飄(つむじ風)

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富山市とロックフェラー財団が意見交換・・・

2015-07-14 14:01:29 | 国際・政治

表題に直接関係ないが、
とにかく、
実体を伴わない詐欺的金融集団が、
ギリシャ問題を始め、
崩壊を怖れて焦りまくっているという図式だな?!


なんで焦るのだろう・・・?

それは、

CDS(クレジット・ディフォルト・スワップ)などの金融派生商品(デリバティブ)の、

ネタを失う事になるからだ・・・。



金融派生商品という名の証券類が、

一体どれほどあるのであろうか?

別名デリバティブとも言われるが、たくさんある。

証拠金という、言わば、参加資金(掛金)で、

その数倍、数十倍、数百倍の架空の取引を行う金融取引である。

 

ギリシャ国債は、

これに連動しているから、

金融会社(銀行・証券会社・投資会社)が戦々恐々としているのである。

ネタになる負債が、ディフォルトを起こせば、

連動する証券市場が大混乱を来たし、

中には、崩壊する証券会社が出てくる。

銀行もその中に含まれる。


 

 

リーマンショックは、サブプライムローンという、

普通考えれば、必ず破綻する住宅ローンを証券化しして、破綻した。

それを担保するCDS(クレジット・ディフォルト・スワップ)をデリバティブ証券化して、

傷口を大きく広げた。



ギリシャという地中海の楽園国家を、

EUという経済連合に誘い込み、莫大な資金を投入し、

それをCDS(クレジット・ディフォルト・スワップ)化して、世界に売りさばいたのだろう・・・。

その額は天文額的なのだろう。

潰すに潰せない状況が、金融会社(国際金融資本)にあるのだろう。


この事は、簡単に書けばこうである。

通常、実体経済に関わる金融は、

精々高くても金利数パーセントの債権債務である。

国債などは、コンマ%である。

しかし、

それでは収まらないのが、高利貸したちの存在だ。

更には、闇金融業者が居る。



体験なのだが、

多重債務者の相談を受けたことが嘗てある。

その整理時にある闇金融の最大金利は1500%/年を超えていた。

犯罪である。

自己破産で対処したが、国際経済ではディフォルトだ。

こうした闇金融は、当時、つるんでいいた。

今は一掃されたが、バブル以後はそれは酷いものであった。


つまり、

国家経済を負債に導き、その債権をデリバティブという闇金融に導く・・・

という恐るべき国際闇金融グループが存在する。

これを闇金融とは呼ばれないが、

国際金融資本の実態である。


思い起こしてほしい。

サブプライローンでリーマン証券は破綻した。

そのCDS(クレジット・ディフォルト・スワップ)で、

AIGは破綻しかけたが、公的資金で復活した。

公的資金でゴールドマンサックスは一人儲けしたのである。



米国は、その為に天文学的国家負債を積んだ。

米国は、戦争による負債もあることながら、その負債が大きのである。

ほとんど破綻したも同じである。


翻って、

多くの銀行・証券会社は莫大な損失を被った。

アイスランドは、

その為に破綻しかけた。

しかし、

アイスランドは公的資金を投じなかったのである。

銀行は破綻し、

諸外国の反発を受けたが、

復活した。


公的資金ということは、

国民の税金を投入することを意味する。

デリバティブという投機経済の破綻を税金で賄う。

つまり、

諸国民から収奪を最終目的としているのが、

国際闇金融(国際金融資本)であると考えれば、

一切の謎が解ける。



<独自通貨で、再建すればV字回復が期待できる・・・>


ギリシャがそれをするかしないか?

まだ予断を許さないが、一応、国民投票では拒否した。

ギリシャがEUに加盟させて、その国民性を無視して、

多大の投資を促した。

つまり、

ギリシャに借金を迫ったのである。

その上、その債権をデリバティブに乗せて、運用した。

挙句、その付けをギリシャの国民の税金に負担させて、

ディフォルトを避けようとしている。


そうしないと、デリバティブが破綻するからである。


ギリシャに自己破産を許さない!

こういう構えだと解すれば、わかり易いだろう。

さっさと自己破産(ディフォルト)して、

やり直せば、ギリシャはそれなりに復活できる・・・。

これが結論である。


富山市とロックフェラー財団が意見交換【NET TV ニュース.報道】国家非常事態対策委員会 2015/07/11