飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

A320「ブラックボックス」一部解読、公開

2015-03-30 08:52:34 | ミステリー

精神的に追い込まれた副操縦士が、
咄嗟的機会を捉えて、
操縦権を手にし自殺願望を実行した!
そういう構造が浮かび上がってくる・・・!
それが事実とすれば、
何とも悔やみきれない結末となる。

 

何とも不運な事故である・・・。

これが真実であるとすれば、それ以上の追及は必要ないだろう。

公開される情報を、逐一、掲載するのみである。

 

 

生々しいボイスレコーダーの解析内容・・・。

一部であるが、その様子は伝わる。

何か他に手立てがなかったものか? そう感じる者は一人ではないだろう。

 

上掲載の風刺漫画ではないが、

コックピット管理システムが強化されるだろう。

 

【転載開始】

A320「ブラックボックス」一部解読、公開

2015年03月29日 22:21(アップデート 2015年03月29日 22:30)

ビルド・アム・ゾンターク紙が墜落したA320機の最初のブラックボックスに記録されていた内容の概要を公開した。

コックピットボイスレコーダー(CVR)が発見され、1時間半の音声記録が得られた。記録の全体は厳秘されているが、同紙の手にした断片だけでも、事故の全体像がつかめる。

事故機は

10時1分、26分遅れで離陸した。フライトの初っ端、機長が乗客に遅延を詫びている。遅れは取り戻せる、とも。

すこし後で機長、副操縦士アンドレアス・ルビツ氏に、「バルセロナでトイレに寄りそこなった」とぼやく。副操縦士、「いつでも操縦を代わる」と提案するも、機長はこの時点では提案を退ける。

10時27分:同機は高度11600mに達する。ほぼ時を同じくして、副操縦士、機長に対し、「もう(トイレに)行っていいよ」。機長はなお2分ほど操縦室にとどまり、のち「替わってくれ」と頼んで立つ。座席が動く音、ドアが閉まる音。

10時29分:このとき初めて、レーダーが高度の落下をとらえる。

10時30分には100m落下。一分後には600m落下した。

10時32分:管制塔が地上から操縦室との連絡を試みるが、応答なし。自動警報装置が作動する。直後、大きな打撃音が聞こえる。誰かが操縦室へのドアを破ろうしているようだ。

機長の声も聞こえる。「頼むからドアを開けてくれ!」背後からは乗客が大声で叫んでいるのが聞こえる。

10時35分:再びドアを叩く大きな金属音。高度は既に7000mまで落ちていた。90秒後、また自動警報。英語で「Terrain — Pull up — Pull up」と聞こえる。このとき高度は5000m。機長叫ぶ。「ドアを開けろ、この野郎!」

10時38分:同機は全速力でフランス・アルプスに接近。高度は4000m。アンドレアス・ルビツ副操縦士の呼吸音が聞こえる。

10時40分:右翼が山肌に触れる。衝撃音。乗客の悲鳴。これがCVRに記録された最後の音声となった。【転載終了】


 

【転載開始】

副操縦士、網膜剥離の可能性 独紙報道 6月の健康診断で不適格の恐れ?


2009年9月、ドイツ北部ハンブルクのランニング大会に参加したアンドレアス・ルビッツ副操縦士(ゲッティ=共同)

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツ格安航空会社ジャーマンウイングスのエアバスA320機の墜落で、独大衆紙ビルトは30日までに、アンドレアス・ ルビッツ副操縦士(27)が網膜剥(はく)離(り)を患い、6月に予定されている勤務先の健康診断で、操縦士として不適格と判断される可能性があったと報 じた。

 同紙は独当局が家宅捜索で押収した診断書には、墜落が起きた24日を含む今月9~26日が「勤務不可」とされていたとしている。診断書は西部ケルンの病院が発行したもので、捜索時には破られていた。

  また、独西部の地方紙が報じたところでは、副操縦士は西部の別の大学病院の眼科も訪れていた。治療目的ではなく、診察のためだったとしている。これまで副 操縦士がこの病院を2月と3月10日に訪れていたことが明らかになっていたが、病院側は精神疾患との関連ではないと説明していた。

 一方、フランス南東部の墜落現場で乗員乗客の遺体の捜索作業を進める仏当局関係者は29日、DPA通信に対し、作業は早ければ週内に完了するとの見通しを示した。当局はその後、捜査のため、機体の回収を進める考えとしている。 

【転載終了】