フルボ酸、あるいは腐植物質、
腐植とは?
分かりやすく説明しよう!!
件のコメント氏に再度、コメントをお願いしたが、未だないので、待っているのも時間の無駄だ。先に進めて、勝手に素人ながら解説していこう。
分かりやすいのは素人説明に限る。
腐植とは、腐食ではない。つまり、腐るという意味ではない。腐植土の腐食で、有り体に言えば、物が土に還ることを意味している。物と言えば、植物、動物のことである。
植物・動物はやはり、土から作られているので、最終的には土に還るのである。その場合、物理学的、生物学的、化学的な作用を受けて土に還る訳である。
これは物質の循環で、この循環を避ける事は出来ない。土とは不思議な物で、単なる鉱物が物理的に粒子が小さくなった状態ではない。それは砂だし、粘土だが、生命を育む土ではない。
土とは度重なる生命の循環を経た宝庫である。
その中に腐植土がある。
ここで土壌学を語るつもりはないが、少し敷衍すれば、腐植を語らずして、土壌学はないとも言える。それほど腐植そして、腐植土は土とは切っても切れないものである。
単なる石の粒子だと、それは無機質の塊で、到底、生命を育む場ではないから、進化して土にならなければ、生命は育たない。所謂、腐植土が肥えた土という事になる。
それには微生物が深く関係している。
微生物も生物であるから、生命は生物から発生するという訳だ。生物の求めるものは有機物である。又、生命から有機物が産生される。
特に高等生物は有機物なくして生きていけない。無機物から有機物を産生するのは微生物と言うことになる。同時に有機物を分解するのも微生物である。
この時、腐植と言うことが行われるのである。そうして出来た土が腐植土であり、腐植物質が多い土は俗に言う肥えた土という事になる。
その腐植物質に注目が集まるのは、腐植物質は有機質の宝庫であるからだ。
これは生命活動に必要不可欠であることが知られている。
腐植をhumusといい、腐植物質をhumic sabstancesと呼んでいる。その中に腐植酸別名フミン酸とフルボ酸がある。大体同数である。
有機質の総称である。酸に溶けるのをフルボ酸、酸で凝固するものをフミン酸大きく分けることが出来る。
これらは微生物によって産生されると書いたが、その過程は複雑な工程がある。そして、多年の時を要する。まあ、熟成するには時間が掛かるという訳だ。又、環境的要因も重要だ。
そうして出来た腐植物質は、
1 土壌の緩衝作用を大きくする
2 イオンの吸着保持力が大きい
3 土壌を団粒構造にする
4 アルミニウムの不活性化とリン酸の移動拡散
5 生理活性効果
が知られている。土壌学的に言えば、豊かな土壌と言うことだ。
今回、注目されるのは、土壌だけでなく、人体や生物に対して上記の作用は極めて有為だと言うことである。
豊かな土壌は豊かな産物を育むが、腐植物質を取り入れた生物・人体は生理活性機能が高まる。ということである。そして、何等副作用や害毒性が見受けられない。
中でもフルボ酸はそれが顕著であると言うことが発見されているという話である。
すでに既報であるが、発毛促進になると言う発見もその切っ掛けで、Dr.ディック・ミヤヤマ博士がその証明を実践をした。
これは素人的にも理解出来る。豊かな土壌は豊かな産物を産出する。なら、生理活性機能が豊であれば、発毛もするはずだ。勿論、これは素人の予想であるが、そう言う話だ。
これは単に発毛に限ったことではない。
生理活性するという機能は、当然、免疫賦活の基本だ。
早とちりしてもらっては困るが、これは生理学の話で、病気がどうのこうの言う話ではない。ガンが治るだの何々病が治るだのと言う臨床的話は一切ないから、そのつもりで読んでほしい。勝手に空想する分は、投稿者としては関知しない。
しかも注目すべきは、キレート作用という化学的作用がある。これは重金属等を錯体を作り封じ込める働きであるが、要するにミネラルを運ぶ働きである。そして、生体内では有害重金属を体外排出する作用ともなる。
これは驚きであると共に、ハタッと閃いた。セシウムもストロンチウムも重金属である。ウランプルトニウムもそうだ。ひょっとして、有毒核種の体外排出に有効ではあるまいか? 誰しも連想するだろう。
しかし、これは単なる連想だ。信じる必要はない。別に空想する分は関知しない。
これも既に既報であるが、実際、放射線量の高い空間、場所にフルボ酸希釈溶液をふりかけると驚くべきスピードで線量が逓減する。これは事実である。
朗報だとは思わないか?
今時、非常時に置いて、何はさておいても重要情報である。
あらゆる病気の予防は免疫賦活が原則であることも、生理学的真理であろう。その役割は大きいと言える。現代の病気の大半は免疫不全、免疫異常によるものが多い。それに必須の物質ではあるまいか? と考えるのも正しい空想である。
生理的活性が保たれれば、健康を維持することが出来る。健康が保たれれば、美容にも貢献する。
事実、フルボ酸を含む腐植物質を農業利用すると、病気のない健康な作物が産出され、しかも収量も飛躍するとの実施事例もある。
このフルボ酸は、抽出が難しい。
これをバイオテクノロジーで世界で初めて成功したと言うから、活用を考えるのは自然な思いであろう。
詳しくは、<コチラも参照>
これが、『フルボ酸、そして、腐植物質に関する基礎』に関する、素人的分かりやすい解説である。何も一言も病気が治るとは言うつもりはないから、あとは自由に調べて、問題があれば指摘して頂いて結構である。一つの重要情報である。