飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

企業献金全面禁止の意義!!第3弾

2009-08-19 08:51:08 | 植草一秀

植草先生、『国策収監』に抗議するブログデモ!!
総選挙が公示された、胎動する落選運動、しかし、何かが起こる....?!



 

 おかしな情報がある。考えられ得る話である。投稿者は、いつも麻生総理の健康を気遣っている。確かに漢字の読み違いは、現在も続いているがそれだけではない。話が支離滅裂なのである。言い間違い、うっかり本音がやたらと多い。表情がうつろである。何かに手繰られている気配さえある。


 その事を指摘する向きが極端に少ない。何かに虞、口をつぐんでいる風情が否定できない。やたらと酒井法子事件ばかりが、かまびすしい。『押尾事件』はどこに行った。酒井は囮だと書いた。しかし、これは自民、悪の巣窟の防御戦術だ。攻撃戦略ではない。


 何かが起こる?? これはなんとしても阻止されなければならない。何が起こってもどうにもならないことを知らしむべきだ。これまで、何度も国民は騙されてきた。しかし、今回はそうはならない。譬え、弔い合戦を画策しても、大平総理の時のようにはならない。それは真実を知り始めた国民が多数になりつつあるからだ。


 しかし、警戒しなければならない。そのためには、真実を多く発信する、あるいは真実を追究姿勢を貫かねばならない。そうすれば、『政権交代』は揺るがない。


 民主党は大きく変化しつつある。それは声が大きくなったからだ。なんとしても選挙には投票に行こう。這ってでも行こう。そして、戦後最大の投票率を記録しよう。自由に投票すればいい。信念に基づいて投票すればいい。


 投稿者は、民主党を絶対視しないが、今回は比例『民主党』、選挙区は落選運動に倣う。当然だ。揺るがない。


 

【転載開始】  

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2009/08/18(火) 選挙区からの雑報

 先日,小生, “落選決定候補” の発表はしない! と約束いたしました.
 この約束は,かたく守っていく所存であります.
 その上で申し上げますが…,
 公明党代表の太田昭宏 (東京12区).
 このシトの当選は,どう考えても,ありえない! …と思うのです.
 そういう情報が,続々と入電されてくるのです.
 太田昭宏は票割でも完敗勘定ですが,最近,学会内でもすこぶる評判が悪い,と.
 「麻生-太田という看板は最悪.与党は勝てない.12区も負ける.」
と,12区に応援に来た学会員が嘆いていたそうです.
太田は12区の事務所でも愛想がまるでなく,日々人気が落ちている,とも.
 12区全体の評判・人気も青木愛に遠く及ばず,応援に入った学会のおばちゃん達も気が滅入って,朝夕の勤行にも力が入らず,昼間も元気が出ない状態だ,と.
 次は,私の大学時代の友人(自民党)の話ですが…,
 「12区での自民党の太田応援態勢は過去最低の組織力! 皆,逃げている….」

 ウシシ,牛死,ウシシ….
 与党党首2名,ともに落選! …未曽有の選挙になりそうです.

 緊急情報 が入りました.
 東京某大手テレビ局内に…,
 1週間以内に,とんでもない事件が発生する!
 …という噂が流れているそうです.
 真偽のほど,ご調査願います.
 (これから,あみや信介候補の応援演説をします!)

2009/08/18(火) 飯山一郎,本日の夕刻は応援弁士.

 ワッハッハッハッハー
 小生,思わず,呵呵大笑してしまった.
 “落選運動” を始めたとたん,なんと,自由民主党がアクセスするようになった.
 私みたいなボケ爺が “落選運動” なんぞ張り切ってみたところで,象皮に蚊…,
痛くも痒くもないだろうに…,
と思っていたら,“真相” を教えてくれる電話が入った.
 「飯山,お前の“落選運動”が気に入らない××が自民党本部に電話した…」 と.

 「飯山という男は恐いもの知らずで,やることが派手だから用心したほうがいい」
とも言ったそうだ.
 そうしたら,自民党の△△から××の携帯に折り返し電話が来て,
 「総務省に調査するように命令した」 だって.

 それで先程,なにげにアクセス記録を見てみたら…,
なんと,総務省が私のサイトに何度もアクセスしてきている.
 うっそー! と私は思った.
総務省が,近々政権の座から転落する自民党の命令なんぞに従うわけない! とも.
 「ま,どっちでもEわい」
 と思いつつ,なぜか…,
 ワッハッハッハッハー と大声で笑ってしまった次第.

 ところで…,
小生,間もなく,曽於市に行き…,
あみや信介候補の曽於事務所での出陣式で,応援演説をブチあげます.
曽於市の皆様には,大勢様の御参集を賜わりますよう御願いを申し上げます m(__)m

2009/08/18(火) “落選運動”=公示日の檄!

 本日,第45回衆院選挙が公示された.
 ところが今回の選挙,すでに結果が見えている.
 すなわち,自民党の壊滅的大敗と,民主党の歴史的大躍進だ.
 生活を破壊された“激怒する浮動層”が,激烈な反自民の投票行動に出るからだ.
 彼らの怒りは,小選挙区制のレバレッジ(てこ)効果で倍増し,大爆発! となる.
 これが自民党と既存の支配層にどれほどの壊滅的打撃を与えるか?
 自民党も,マスコミも,高級(高給)官僚も,まるで分かってない.
 これほど先見性に欠け,往生際の悪い支配層は,歴史的にも珍しい.

 さぁ,いよいよ歴史が動く!
 大政奉還以来の無血革命がはじまる.平成の御維新だ.
 最後の最後の最後まで気を抜かず,大攻勢をかけていこう!
 心強いことに,我々には,ネットという強力な武器がある.
 今回の総選挙.この大戦(おおいくさ)は,ネットが強力な武器になる.
 知恵と工夫をこらせば,ネットはさらに強烈な破壊力を獲得する.
 歴史をつくり,時代を動かすネット!
 いま,そのネットのなかに,私がいて,あなたがいる.これはバーチャルではない.
 我々は,リアルでパワフルなポリティカル・パワーなのだ!

 全国のネットブロガー,ネットワーカー,ネットサーファーに告ぐ!
 時は来た! 躊躇せず参戦せよ! 最前線に出でよ! 闘え! 殉死せよ!

 目標を設定する.
 国民の敵,反動・亡国の自民党を100議席以下までブチ落とすまで闘え!
 最終目標は,自民党壊滅の79議席だ!
 再度言う…,
 目標! 自民党79議席! ジミン泣く! 泣く泣く79議席! ジ・END

 ジ・END! …これだけでは面白くない.
 “激怒する浮動層”も,もっともっと愉快で痛快な結果を求めている.
 いま,有権者の興味は,どんな “大物” が落選するか? …これだ.
 だから,どうせ落とすなら,超大物を落とせ! それも大量に落とせ! …これだ.
 …となると,ターゲットは決まってくる.
 すなわち,歴代総理経験者,以下の候補者だ.

1.森喜朗 (石川2区)
2.小泉進次郎 (神奈川11区)
3.安倍晋三 (山口4区)
4.福田康夫 (群馬4区)
5.麻生太郎 (福岡8区)

 『森-小泉-阿倍-福田-麻生』 と過去5人の元総理(含・息子)を落とす!
 これで“無血革命”は,より輝きを増す.光輝く “大政変” となる!
 新しい日本! 光輝く日本! …すべては,“大政変” から始まる!

『自公を落とそうネット連』
↑(名称を短縮しました)↑
事務局長:飯山 一郎
↑(いま,少々躁病気味)↑
【転載終了】



【転載開始】2009年7月27日 (月)

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鬼頭弁護士寄稿「植草氏の収監を前にして(3)」

 弁護士の鬼頭栄美子氏が、私の収監を前にして、企業献金全面禁止の意義についての論文 を本ブログに寄稿下さったので、3回に分けて掲載させていただく。鬼頭弁護士にはココログによる本ブログに対するアクセス禁止に際しても、貴重な専門論考を寄稿下さった。再度、ご多忙の中で重要問題について専門的視点から寄稿論考を執筆下さったことに対して、この場を借りて深く感謝申し上げる。

 本ブログで記述してきたように、「企業献金全面禁止の是非」は次期総選挙の最大の争点のひとつでもある。大資本の利益を追求する政治が存続し続けた最大の背景に巨大な企業献金の存在がある。

 「政治とカネ」の問題に対する究極の解決策が「企業献金の全面禁止提案」である。鬼頭氏が専門的視点から、問題に対する的確な考察をまとめて下さった。総選挙に向けての最重要論点のひとつとして、3回にわたる寄稿論文をじっくりとご高覧賜りたい。

 

(その1)(その2)と併せてご高覧下さい。

 

植草一秀氏の収監を目前にして(その3)

―企業献金全面禁止の意義-

選挙権を持たない企業が、金の力で、政治を左右してよいのか!

 

            弁 護 士  鬼 頭  栄 美 子

 

元最高裁長官が、八幡製鉄献金事件昭和45年最高裁判決は、政治的配慮から、「助けた判決」であると、意見表明

 

平成5年(1993年)112日、岡原昌男元最高裁判所長官が、衆議院「政治改革に関する調査特別委員会」にて、参考人として意見表明した。退官後のことである。

その意見表明をご紹介する(太字、赤字、アンダーラインは、引用者による)。

 

(なお、岡原昌男元最高裁判所長官は、八幡製鉄事件昭和45年最高裁判決(1970624日)の約4ヶ月後である19701028日に、最高裁判事に就任しているため、この裁判に、判事として関与してはいない。)

 

・・・(ここから、岡原昌男元最高裁判所長官の意見表明)・・・

21発言から)

「企業献金の問題につきまして、例の昭和四十五年の最高裁判決=八幡製鉄献金事件を指す-引用者)がございますけれども、あの読み方について自民党の中で非常にあれをルーズに読みまして、その一部だけを読んで企業献金差し支えない、何ぼでもいい、こう解釈しておりますが、あれは違います。

我々の立場からいいますと、我々といいますか私の立場から申しますと、あの企業献金というのは、法人がその定款に基づかずして、しかも株主の相当多数が反対する金の使い方でございまして、これは非常に問題がある。

・・・・・(略)・・・・・

本来営利団体である会社でございますから、非取引行為、つまりもうけにならぬこと、これをやることは株主に対する背任になります。もし見返りを要求するような献金でございますと涜職罪になるおそれがある、そういう性質を持ったものでございます。・・・・・(略)・・・・・

 

40発言から)

企業献金そのものが悪とか善とかということよりも、法律的に余り理屈は通らないものであるということだけば申し上げたい・・・・・(略)・・・・・つまり適法性がない・・・・・。・・・・・(略)・・・・・企業献金というものが現在のような形で数百万、数千万あるいは億といったような単位で入ってくるというのは、これは悪です・・・・・(略)・・・・・これはあるべからざることである。だから、これを何とか直してもらわなきゃいかぬ

 

49発言から―吉井秀勝氏の質問)

「・・・この企業・団体献金の全面禁止ということについてはどういうふうなお考えでしょうか。」

 

50発言から)

できればそういう方向(=企業・団体献金の全面禁止の方向―引用者)に行きたいと思います。・・・・・(略)・・・・・これだけ企業献金がその当時、あれは昭和三十五年の事件でございます、行き渡っておったのでは、最高裁があれをやれるわけがないです、違憲であるとか違反であるというふうなことに。全部の候補者がひっかかるような、そういうことは実際上としてやれない。したがって、あれは助けた判決、俗に我々助けた判決というものでございます。・・・」

・・・・(岡原昌男元最高裁判所長官の意見表明引用、ここまで)・・・・

(以上、平成5(1993)112日 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 会議録より)

「国会検索議事録システム」で検索し、トップ画面から「簡単検索」あるいは「詳細検索」に入り、日付、発言者名などを指定すれば、上記発言の全文を読むことができる。

 

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