飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

滝行、その危険性。触らぬ神には祟りなし!!

2009-07-10 14:01:44 | ブログ

意外と、軽視されるスピリチュアリズムの危険性!!
目で確認できる世界と、
感覚が主体の精神世界。
独断と自己満足に陥りがちな精神世界!!
いつの間にか、悪鬼に憑依されているなんてことが......。

 

 精神世界は目に見えない世界である。一体全体、何を基準に判断すればよいのか。下手をすれば、いつの間にかマインドコントロールに嵌っている場合も、少なくない。

 

 

 神懸かり(降霊現象)には、欠かせないものに審神(さにわ)がある。審神(さにわ)とは、神懸かっている霊が、正伸か邪神かを見極めることである。これなくして神懸かりを実施することは危険とされている。

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<別に意味はない>

 

 

 ところが、案外そのことを度外視して、有頂天になっているケースが多い。スピチュアリズム、チャネリングはこうした警戒心をもって臨む必要がある。偉そうなことを言うチャネリングは、大体怪しい。予言めいた話もおかしい。脅しや恐怖心を煽るのは絶対におかしい。もの当てや、運命・家相・宿命をとやかく言うのは、レベルが低いと同時に、マインドコントロールされる虞が高い。

 

 

 本来、人間は肉体(魂)を持った霊であるから、霊だけしかない、精神世界の居住者に頼る必要はない。自らの精神世界は、心の内に備わっている。

 

 

 精神世界は、霊と無関係と思っている人も多いが、それはその人の考え方で、だからと言って、容赦はしてくれないので、一応、注意はして置くに越したことはない。その意味で転載記事は、まことに時期を得た内容である。

 

 

 投稿者は、霊性を信じている者ではあるが、神社、仏閣、墓苑を一概に清浄なエリアとは思わない。彷徨える霊も集中するところであるから、導通しないように注意をする必要があると考えている。導通しないと言うことは、波長を合わさないことである。NHKに同調するとNHKが聴かれるが、平壌放送に同調すると平壌放送が入ってくる。悪鬼に同調するから、悪鬼が憑依するものであると考えている。

 

 

 波長を良からぬものに同調するのは、心で思う念であることは間違いないが、最近は『クスリ』が多く関係していると思う。すなわち、向精神薬である。これが自殺の直接の原因であるし、残虐事件、通り魔事件にはこのことを検証する必要が第一義にある。と、思っている。

 

 

 だから、『触らぬ神』に、『触らぬクスリ』も付け加えなくてはならない。そうすれば、『祟り』もずいぶんと減ることだろう。


 

【転載開始】”『浅川嘉富の世界へ』ようこそ”より転載

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精神世界の落とし穴

 『内在神への道』の著者、伊勢白山道氏のHPの記事が知人から送られてきたので拝読したところ、そこには滝行などの精神修行に対する警告が 記されていた。その記事は、私が普段講演会などでお話ししていることが、霊眼をもった専門的な立場から裏づけられたものであったので、転載させて頂くことにした。

 近年、精神世界を目指す人が増えてきているが、こうした人の中には、滝行に限らず、聖地の巡礼や神社仏閣などを回られることを、ご自分の霊格を高めたり予知能力を 向上させる上で 、重要なことだと考えている人が多いようである。

 そのせいか、滝に打たれたいとか、久高島の聖地や神社仏閣を巡礼したいとおっしゃられる方が最近多くなってき ており、講演会に参加された方からその種の相談を受けることが増えてきている。私はその都度、あまり賛成できませんね、と答えるようにしている。

 それは、 伊勢白山道氏が語っているように、得るものがあるないだけでなく、そうした行為は危険が伴うからである。

 有名な滝行の地を訪ねてみると、周辺の宿泊所には団体で修行に来られた老若男女が、行を終えた後、グループごとに集まって会食をしている姿を良く見かける。そこにはリーダー格の方がいて 、朗々とご自分の滝行の経験を語って聞かせている。

 その中には、アルコールを口にされてほろ酔い気分の団体もある。これでは霊格を高めたり精神力を鍛えるというより、自己満足の体験ツアーに参加しているようなものである。それはそれで良いにしても、恐ろしいのは その種の体験は、悪霊に憑依される危険性が大きいことである。

 もし滝に打たれて俗世で背負い込んだ邪霊を追い出すことができたとしても、追い出された霊は人に取り憑くことに必死であるため、同じ行に来ている別人に憑(つ)く ことになる。だから全てとは言わないが、一部の滝行の場の中にはまるで「邪霊の交換の場」と化している所もあるようだ。

 滝壺から発散するマイナスイオンが体に良いことは確かであるが、寒さや足場の悪さで体調を壊したり、よからぬ霊に憑依される危険性を考えたら、八ヶ岳山麓でも散策して景色を楽しみながら、樹木が発散する良質のマイナスイオンを取り込んだ方が安全で効果的 かもしれない。

 同じ事が、聖地巡りや神社巡りでも言える。かって聖地と言われた場所や神社仏閣の中には、神々が霊的世界に引き上げてしまって、 本来おるはずの神がそこに留まっていないケースも発生しているようである。

 それゆえ、訪ねる先をしっかり選別しないと、むやみに訪ねてみたところで、祈願が叶(かな)えられないだけでなく、元の主に変わってその地に集まった おかしな霊に憑依され ることになりかねない。それゆえ十分な注意が肝心なのである。

 修行や徳積みには、人それぞれにさまざまな方法があるので、一概に滝行や神社参りを間違いと言うつもりは毛頭ないが、精神世界へ顔を突っ込むのには、 修業先を見極める感性と、それなりの覚悟や強い気構えが必要であることだけは忘れないでおいて欲しいものである。

 

もっとできるのに(伊勢ー白山道より)

昔から滝行をする修行者が多いです。滝に打たれると、自分の悪い物が落ちると錯覚しています。
心身共に凍る様な低温と水圧による苦痛が、憑き物を落とす様なスッキリ感を事後に錯覚させます。
苦しい状態から解放される爽快感を感じているだけの事です。

霊的には、苦痛から来る意識の集中状態において、憑き物の交代が発生しています。苦痛により心の余裕が無くなる隙に、その滝場に居る霊が交代しています。憑依物が変わった違和感を、自分が少し改善したと毎回思う訳です。

同じ滝場に出入りする人達は、同じ様な雰囲気の色に染まって行きます。滝場に集まる霊を憑けたり離したりと、集まる人達の間でキャッチボールをしているからです。滝行を始めると定期的に行くハメに成るものです。憑依した存在が戻りたがるからです。

滝場には、幽界の天狗霊が仕切っている事が多いです。集まる人が多い滝ほど、霊的垢が蓄積しています。中には霊的商売で蓄えた大きな悪い垢を滝場に残し、違う垢を憑けて帰る行者もいます。知らずに軽い気持ちで滝に入る人は、大きな負のハンディを憑けます。

先祖の守護が薄い人は、滝場に近づくだけで憑依状態に成る人もいます。水による浄化は、温かい御風呂が一番です。りラックスした状態が、深からの癒しをもたらします。衣類の洗濯も、低温水よりも御湯の方が汚れが良く落ちる事と同じ事です。 

滝行などの人工的な苦痛感と平常時の感覚の差を修行としては生けません。なんの霊性の向上も本人にもたらしません。50年間、滝に打たれても心境は同じです。

わざわざ滝に打たれなくても、日常生活には修行の場面が沢山有ります。 自分で意識すれば、生活全てが霊性を向上させる場面です。生きる上で自分の心を痛める場面が訪れたならば、心の神様
と共に「明るく」受け止める気持ちが大事です。

沢山の苦労を明るく受け止めた人ほど、良い顔に成って行きます。 苦労を苦痛と受け止める人ほど、寂しい顔に成ります。苦労を明るく受け止めたところで、結果には関係ありません。
現実界での良い結果も、悪い結果も有るでしょう。

結果よりも、その過程で自分が何を思い、どんな行動をしたのかが大事なのです。結果が重要では無い事の証明は簡単です。どんな結果も、あの世には持参できないからです。悪い結果も良い結果も、この世に必ず置いて行く事に成ります。 心だけが移動して行くのです。

心さえ健康ならば、この世の出来事の全てが大成功の結果であり、成長の為の神様からのプレゼントなのです。あの世に帰ると、全員が後悔する事が1つだけあります。「もっと頑張れたのに・・・」と思う事です。

生かして頂いて ありがとう御座位ます 【転載終了】


橋下徹大阪府知事 [似顔絵]-久しぶりのちたま研究所-

2009-07-10 12:15:51 | 国際・政治

傑作である!!
本質を衝いている!!
溜飲が下がる.......。別に橋下知事を嫌っている訳ではない。
言っていることの矛盾を見事に衝いている!!


 橋下知事が、大阪府の再建に熱意を持って取り組む姿勢は、多少の独断と偏見があっても、ぬるま湯に陥りがちな官僚制度に、新風を入れる効果は評価されるべきだ。


 それが、管財人の体質が紛々としていても、清涼剤として見て取ることが可能である。

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 しかし、道州制はおかしい。道州制によって何が変わるか。地方分権とどう関わるか。その意味は不明である。この狭い日本。何故道州制が必要か?何故、行政改革に繋がるか、これははなはだ疑問である。寧ろ、行政組織が巨大化し、行政サービスが希薄になる可能性がある。


 必要とされているのは、分割統治しやすいという、中央権力の思惑以外の何物でもない。そして、予算の一元化と廃れゆく末端地方の切り捨てに繋がる。つまり、過半のふるさとは埋没する。


 道州制は、地方分権の間逆の関係にある。そのことがどうして分からないのか。それは、『宮崎をどげんかせないかん。』として、宮崎県知事になった某知事が、結局踏み台にしかしていなかったと言う本音と瓜二つの矛盾した行動である。

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 偽善とは、いかなる弁明を持ってしてもいい訳にはならない。行動をもって判断されるからである。知と行は一致しなければならない。言葉はいかに巧みであっても、空虚である。


【転載開始】橋下徹大阪府知事 [似顔絵]

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このとっちゃん坊やは何を目指すのか
赤字を減らすのはいいけどその先には道州制などとよくわからない事をやるのだという
そもそも大阪が好きなんです!と府民に訴えておいて
道州制です!大阪は消えてなくなりますという。正気なのだろうか?
最近、そのまんま東と横浜の悪人顔の市長たちと結託して何か企んでるようですが
究極の地域リストラ!それが道州制だ!(あなたの県は無くなるかもしれない!)
だいたいが道州制なんてのは外資族グループ筆頭の中川秀直が一生懸命主張してた事では?
道州制へ移行するドサクサにまぎれてあらゆる公的資産が外資に
底値で買収されるなんて事は容易に想像がつく
また地方分権も行き過ぎると国家が解体してしまうだろう。【転載終了】

不思議な少年!! その50

2009-07-10 11:48:54 | 物語

イエス、公正なる第二の称号を授けられる!!


 娑婆が騒がしくなると、連載がストップする。


 イエスの積極的な試練は続く。第一弾で説明したように、本物語りはアカシックレコードを読み取ったものとされている。しかし、誰もその存在を確かめることは出来ない。投稿者も立証は出来ない。だから、単なる物語である。

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<水晶雲か?:記事に無関係


 しかしながら、読み手にとっては、読む態度によって意味は違ってくる。全く、荒唐無稽として嘲笑するのも自由である。来歴はどうであれ、その言葉から、教訓を学ぶことも出来る。教訓とまで行かなくても、参考書ぐらいにはなる物語とすることも出来る。投稿者は本物語りで、聖書は一層輝きを増し、理解を深くすることが出来た。良書である。


 さて、イエスが、好んで立ち向かった試練は、様々な実用的な示唆を与えてくれる。人間には、常に判断力が備えられていると言うことだ。それを信ずるのは、信仰心と何ら矛盾しない。投稿者が考えるに、宗教、就中(なかんづく)、熱心な宗教者にこの自己検証、自己判断力を放棄している人々が多いと言うことである。それをあたかも忠実なる信仰と誤解している。



 これは誤りである。それを肯定すると言うことは、単なる奴隷にすぎない。宗教の鎧をかぶった奴隷である。信仰の源は、魂にある。魂にの中の既に備えられた各機能をフルに活用して、真理に触れることが正道である。書かれていること、言われていること、ましてや、強制されたマインドコントロールに左右される話ではない。

 それでは、真理から遠ざかり、迷妄・独断・盲信の世界に踏み込む危険がある。 


 

イエス兄弟団の第二のテストに合格し、公正なる第二の称号を授けられる。



ロゴス(logos=言葉、思想)は休む気にはなれなかつた。彼は言った、


  「何故このようなぜいたくな室内で待つのか。別に休む必要はない。わが父の仕事はいたくわたしに迫って来ている。わたしは進んで課業をすっかり学ぼう。試練が来るなら来るがよい。自我に勝つたびごとに力がわたしに加わってくる。」


 それから案内者が案内して、夜のように暗い室内にイエスを入れて独り残して去った。幾日かがこの深いさびしさのなかで過ぎ去った。そしてイエスは眠った。さ夜中に隠し戸が開き、僧服をつけた二人の人々が入って来た。彼らはめいめいゆらめく小さな灯火(ともしび)を手にしていた。


 そのひとりはイエスに近よって来て言った。「若い人よ、あなたがこの恐ろしい地下室でどんなに苦しむか心配でたまらない。それでわたしどもは、友人として、あなたに光を差し出して自由に行く道を示そうとして来た。

 わたしたちもこの不思議な気味の悪い道を通って、祝福と力に到達すると思っていた。しかし、よい時に迷いがさめ、全身の力を振るい起して、束縛の鎖を断ち切った。そしててこの役目はすべて堕落の変装したものなることが分かった。ここの僧侶は逃亡中の犯罪人です。

 彼らは犠牲の儀式を自漫し、神々に捧げるものをそなえ、可哀想にも、生きたままで、鳥獣を焼く。いや、それどころか、子供、女、男も犠牲に供します。

 今彼らはあなたを引き留めておくが、時が来ればあなたを犠牲に供する。

 兄弟よ、どうか鎖を解くんだ。さあ、一緒に出よう。今のできる間に自由になりなさい。」


 イエス、「君たちの小さな灯火(ともしび)は君たちの持つ光を示している。全体、君たちは何者か。人間の言葉はこれを言う人間以上の価値はない。この神殿の壁は頑丈で高いが、どうしてここに入って来たか。」


 人々は答えた、「壁の下に多くの間道がある。.わたしたちは嘗つて僧侶であって、この地下室に幾月も幾年も過ごしたから、みんなよく知っている。


 イエス、「それでは君たちは裏切者だ。裏切者は悪鬼だ。人を裏切る者は決して信用できる人間じゃない。人間がひとたび反逆の段階に達すれば、許欺の味を覚え、自分の利已的自我のためには、友人をも裏切るだろう。

 さあ、君たち、何者かは知らないが、君たちの言葉はわたしの耳には一向にひびかない。


 君たちが自分で裏切者であると告白しているのを聞いた以上、わたしは多くの僧侶たちを疑い、彼らと自分を裏切ることができるか。誰もわだしのために判断することはできない。そして、もしわたしが十分証拠がそろわないうちに判断するなら、わたしの判断は正しくない。

 さあ、君たち、どんな道から来たか知らないが、帰るんだ。わたしの魂は君たちの持っているゆらゆらする明かりよりは、寧ろ墓の暗黒の方が好きだ。

 わたしは良心に支配されて居る。わが兄弟たちよ、君たちの言うべきことは聞こう。そして、証拠が十分そろったら、自分で決心する。君たちかわたしのために判断することも、わたしが君たちのために判断することもできない。

 さあ、君たち、行ってくれ、行ってくれ。そしてわたしをこの心地よい光のなかに残しておいてほしい。日の照らぬまも、わたしの魂のなかには、日月にも勝れる光があるから。」 


 すると、今にも危害を加えよう烈しいおどし文句を吐いていた陰険な誘惑者たちは立ち去り、イエスは再びひとりになった。


 再び白衣の僧侶が現れて案内した。再びイエスは導師にの前に立った。

 聖師は一言も発せずに、公正(ジャスティス)という暗示的な言葉を配した巻物を彼の両手に渡した。


 かくしてイエスは偏見、反逆の幻影の勝利者となった。

 


【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】

             

  第十一部 エジプトでのイエスの生活と行動 

 

第四十九章 イエス兄弟団の第二のテストに合格し、公正なる第二の称号を授けられる。


1)ロゴス(logos=言葉、思想)は休む気にはなれなかつた。彼は言った、「何故このようなぜいたくな室内で待つのか。別に休む必要はない。わが父の仕事はいたくわたしに迫って来ている。

2)わたしは進んで課業をすっかり学ぼう。試練が来るなら来るがよい。自我に勝つたびごとに力がわたしに加わってくる。

3)それから案内者が案内して、夜のように暗い室内にイエスを入れて独り残して去った。幾日かがこの深いさびしさのなかで過ぎ去った。

4)そしてイエスは眠った。さ夜中に隠し戸が開き、僧服をつけた二人の人々が入って来た。彼らはめいめいゆらめく小さな灯火(ともしび)を手にしていた。

5)そのひとりはイエスに近よって来て言った。「若い人よ、あなたがこの恐ろしい地下室でどんなに苦しむか心配でたまらない。それでわたしどもは、友人として、あなたに光を差し出して自由に行く道を示そうとして来た。

6)わたしたちもこの不思議な気味の悪い道を通って、祝福と力に到達すると思っていた。

7)しかし、よい時に迷いがさめ、全身の力を振るい起して、束縛の鎖を断ち切った。そしててこの役目はすべて堕落の変装したものなることが分かった。ここの僧侶は逃亡中の犯罪人です。

8)彼らは犠牲の儀式を自漫し、神々に捧げるものをそなえ、可哀想にも、生きたままで、鳥獣を焼く。いや、それどころか、子供、女、男も犠牲に供します。

9)今彼らはあなたを引き留めておくが、時が来ればあなたを犠牲に供する。

10)兄弟よ、どうか鎖を解くんだ。さあ、一緒に出よう。今のできる間に自由になりなさい。」

11)イエス、「君たちの小さな灯火(ともしび)は君たちの持つ光を示している。全体、君たちは何者か。人間の言葉はこれを言う人間以上の価値はない。

12)この神殿の壁は頑丈で高いが、どうしてここに入って来たか。」

13)人々は答えた、「壁の下に多くの間道がある。.わたしたちは嘗つて僧侶であって、この地下室に幾月も幾年も過ごしたから、みんなよく知っている。

14)イエス、「それでは君たちは裏切者だ。裏切者は悪鬼だ。人を裏切る者は決して信用できる人間じゃない。

15)人間がひとたび反逆の段階に達すれば、許欺の味を覚え、自分の利已的自我のためには、友人をも裏切るだろう。

16)さあ、君たち、何者かは知らないが、君たちの言葉はわたしの耳には一向にひびかない。

17)君たちが自分で裏切者であると告白しているのを聞いた以上、わたしは多くの僧侶たちを疑い、彼らと自分を裏切ることができるか。

18)誰もわだしのために判断することはできない。そして、もしわたしが十分証拠がそろわないうちに判断するなら、わたしの判断は正しくない。

19)さあ、君たち、どんな道から来たか知らないが、帰るんだ。わたしの魂は君たちの持っているゆらゆらする明かりよりは、寧ろ墓の暗黒の方が好きだ。

20)わたしは良心に支配されて居る。わが兄弟たちよ、君たちの言うべきことは聞こう。そして、証拠が十分そろったら、自分で決心する。君たちかわたしのために判断することも、わたしが君たちのために判断することもできない。

21)さあ、君たち、行ってくれ、行ってくれ。そしてわたしをこの心地よい光のなかに残しておいてほしい。日の照らぬまも、わたしの魂のなかには、日月にも勝れる光があるから。」.一

22)すると、今にも危害を加えよう烈しいおどし文句を吐いていた陰険な誘惑者たちは立ち去り、イエスは再びひとりになった。

23)再び白衣の僧侶が現れて案内した。再びイエスは導師にの前に立った。

24)聖師は一言も発せずに、公正(ジャスティス)という暗示的な言葉を配した巻物を彼の両手に渡した。

25)かくしてイエスは偏見、反逆の幻影の勝利者となった。

 

【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling  

SECTION XI<o:p></o:p>

CAPH<o:p></o:p>

Life and Works of Jesus in Egypt<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

CHAPTER 49<o:p></o:p>

Jesus passes the second brotherhood test, and receives the second degree, JUSTICE.<o:p></o:p>

THE Logos did not care to rest; he said,
Why wait in this luxurious room? I need not rest; my Father's work upon me presses hard.
2) I would go on and learn my lessons all. If there are trials, let them come, for every victory over self gives added strength.
3) And then the guide led on, and in a chamber, dark as night, was Jesus placed and left alone; and days were spent in this deep solitude.
4) And Jesus slept, and in the dead of night a secret door was opened, and, in priest's attire, two men came in; each carried in his hand a little flickering lamp.
5) Approaching Jesus, one spoke out and said,
Young man, our hearts are grieved because of what you suffer in these fearful dens, and we have come as friends to bring you light, and show the way to liberty.
6) We once, like you, were in these dens confined, and thought that through these weird, uncanny ways we could attain to blessedness and power;
7) But in a luckful moment we were undeceived, and, making use of all our strength, we broke our chains, and then we learned that all this service is corruption in disguise. These priests are criminals just hid away.
8) They boast in sacrificial rites; they offer to their gods, and burn them while alive poor birds, and beasts; yea, children, women, men.
9) And now they keep you here, and, at a certain time, may offer you in sacrifice.
10) We pray you, brother, break your chains; come, go with us; accept of freedom while you may.
11) And Jesus said,
Your little tapers show the light you bring. Pray, who are you? The words of man are worth no more than is the man himself.
12) These temple walls are strong and high; how gained you entrance to this place?

13) The men replied,
Beneath these walls are many hidden ways, and we who have been priests, spent months and years within these dens, know all of them.
14) Then you are traitors,
Jesus said.
A traitor is a fiend; he who betrays another man is never man to trust.
15) If one has only reached the plane of treachery, he is a lover of deceit, and will betray a friend to serve his selfish self.
16) Behold, you men, or whatsoe'er you be, your words fall lightly on my ears,
17) Could I prejudge these hundred priests, turn traitor to myself and them, because of what you say when you confess your treachery?
18) No man can judge for me; and if I judge till testimony all is in I might not judge aright.
19) Nay, men; by whatsoever way you came, return. My soul prefers the darkness of the grave to little flickering lights like these you bring.
20) My conscience rules; what these, my brothers, have to say I'll hear, and when the testimony all is in I will decide. You cannot judge for me, nor I for you,
21) Be gone, you men, be gone, and leave me to this charming light; for while the sun shines not, within my soul there is a light surpassing that of sun or moon.
22) Then, with an angry threat that they would do him harm, the wily tempters left, and Jesus was again alone.
23) Again the white-robed priest appeared, and led the way, and Jesus stood again before the hierophant;
24) And not a word was said, but in his hands the master placed a scroll on which the word suggestive, JUSTICE, was inscribed.
25) And Jesus was the master of the phantom forms of prejudice and of treachery. <o:p></o:p>

.【続く】