飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

資本主義は拡大再生産のねずみ講!!

2009-07-01 16:14:01 | 社会・経済

見えている人は見えている!!
資本主義が、元来、ある手段であることを.......。
ある手段とは何か?
物質文明を高揚する手段である。
それが行き詰まっているというのに.......!


 

 必要でもないものも作らなければいけない。作ったものは売らなければならない。売れなければ、壊してでも需要を喚起しなくてはならない。この繰り返しであった。


 

 その最たるものは、大量破壊、つまり戦争だ。

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<超音速の壁、衝撃波:記事に無関係>


 その繰り返しがなければ、無限連鎖講は成り立たない。結果、限られた地球は環境破壊で泣いている。人々が生きるためにその必要があるとは言えない、際限のない欲望がそうさせるのだ。資本主義の一面の害毒である。


 共産主義が捨てられたが、これは対極に据えられたアンチテーゼであった。そして、本体が揺らいでいる。それは架空の金融取引が極大化し崩壊したからだ。実体経済もそれに引きずられて、架空部分が崩壊する。ドバイがそうである。これから、資本主義の宗家アメリカが崩壊する。


 新たに起こる経済は、必要不可欠経済である。大量生産、大量消費は終わった。それを早く、広く識ることは、大量破壊を防止することに繋がる。


 新型インフルエンザは、タミフル・ワクチンの大量販売の一面が、確かにある。




【転載開始】■ ビッグ3は「バカ3」

<藪睨み会社員さんより>ビッグ3とは三馬鹿大将のこと??? いえいえ、それを救おうとするアメリカ大統領こそが究極の大馬鹿なのですよ。

 クライスラーもGMも、国が救済したところでどうにもならない。なぜなら、ビッグ3の凋落は単に彼らが省エネの技術開発に遅れを取ったせいではないから だ。それは地球規模で供給能力が需要を上回った結果の自然の調整にすぎない。アメリカの自動車業界は既に過去の産業となっているのだ。これは資本主義の終 わりの始まりなのである。

 資本主義は拡大再生産のねずみ講。この無限連鎖は購買力の限界でもろくも崩れる。これまで世界は文明の発達と共に民衆の購買力が増し、資本主義は フル回転を続けてきた。資本主義は少品種大量生産がもっとも効率が良い。なので、先進国でモノが行き渡ってくると資本主義は発展途上国をターゲットとして 自ら発展してきた。

 大量生産の次には多品種少量生産で適応してきたように見えるが、実はまだ地球上に大量生産が通用する未開の地域があったればこその話なのだ。そこ でしっかり利益を稼ぎながら先進国に対して適応しようとしていたのである。しかし大量生産が通用したのは白人社会と日本などごく一部の有色人でしかなかっ た。アジアとアフリカでは大量生産が通用しないことを誰も予測しなかった。いや、正確には「先進国の大量生産」が通用しなかったというべきだ。

 では「後進国の大量生産」というものがあるのか?あったんですよ。「安かろう、悪かろう」という大量生産が。その象徴がインドのタタ自動車。なん と普通乗用車がタタの20万円ですよ!中国や東南アジアはパクリ天国。「TOYODA」「HOGDA]「SONI」なんでもあり。

 民衆は悪かろう承知のうえでまがい物を買う。品質が悪くても誰も文句を言わない。壊れりゃ直すだけのこと。で、この直す技術を彼らは持っている。 なので安けりゃなんでもOK。これが中国からインドにいたる「アジアの大量生産」なのだ。悪貨は良貨を駆逐するが、先進国の大量生産は後進国の大量生産に 歯が立たなかったということなのである。

 その一方でアラブからアフリカ諸国はどうなのよ?彼らの共通項は「部族主義」
詳細は省くが、まぁ民主主義とは相容れない。ところで現代では民主主義は人命尊重と一緒に疑うべくも無い金科玉条のように思われているが、それはいわゆる「先進国」での話。

 チャーチルに言わせると
「民主主義?ふん!、最悪だよ。ただこれまでよりちょっとましなだけさ」

 資本主義を支えるのは民衆の購買力。説明は省略するが、要は民主主義は資本主義が拡大するためのねずみ講に過ぎないのだ。共産主義は民主主義の同胞(ハラカラ)、同床異夢。

 話を元に戻す。白人の資本主義が民主主義を世界に押し売りして歩いてきたのが近代の歴史。アジアではある程度民主主義が受け入れられたが、「後進国の大量生産」に阻まれた。で、アラブとアフリカでは「部族主義」阻まれて民主主義は根付かない。白人の資本主義は地球規模で限界に来た。ここからねずみ講の破綻が始まるのだ。

 資本主義の象徴産業が「自動車」。アメリカがこれからいくらコンパクトカーを作ろうがEVを開発しようが、せいぜい国内の失地を少し挽回できる程度。日本もヨーロッパもその土地のメーカーががっちりシェアを取っていて付け入る隙はほとんど無い。後進国はご覧の通り。

 かくてビッグ3は消え行くしかない。日本のメーカーが同じ徹を踏まないことを願うばかりだ。

(コメント)新しい利権「エコ利権」は誰のものになるんですかね。エコだからいいなんて誰が決めたのか。 石油燃料の使用がもっとも激しかったのは1980年代のはずですが・・・ところで、石油燃料を使いたくないのならばオススメは原子力ですね。発電所は全部 原子力発電所にするべきでしょう。エコなんて言って、行き着くところは原発の建設、なんて話のような気がします。【転載終了】


東国原英夫知事、底の浅さを露呈!!

2009-07-01 15:18:41 | 動画

論より証拠!!
心ある諸氏は下載の動画をみれば分かる。
彼は、人気を不動のものと勘違いしている.....!
残念!!


 東国原知事は、初心に帰るべきである。そうでなければ、禍根を残すであろう。川上和雄氏の正論に、落ち着いて聞く耳も持たない。それは、いつの間にか天狗になっているからだ。

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 一体、知事として何の功績があったかは、とんと知らない。一般論として、メディア出演が突出した知事である以外、何もない。宮崎の宣伝マンとしての評価は、否定しない。それだけでないのか。それ以外の功績があれば、是非、教えていただきたいものだ。


 それをも捨てて、猟官したところでなんになろう。すべてを捨てて、たった一人で再び総選挙に臨むというのであれば、その勇気、志は買う有権者も出てくるであろう。しかし、そうではない。メディアの突出の人気故に、単に利用されていると言うことを気づく方が先だ。それをいみじくも川上和雄氏は諫言した。それを一笑した。嘲笑を受けるのは、残念ながら知事、東国原君の方だよ。


 分かるものには、分かる。


 



河上和雄氏 東国原英夫知事に生放送で 苦言

http://www.youtube.com/watch?v=MR6SbjscdII
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 このことは、飯山一郎さんのサイトでも詳しい。橋下大阪府知事にも同様のことが言える。メディアで作られたタレント性を脱ぎ捨てて、初心に立ち返らないと晩節を汚すことは間違いがない。


 だいたい地方分権は、辺境の宮崎県に果たして有利か、大局的に考えたことがあるのか? 地方は中央の交付金で息をついているのが現状であるというのに........。


【転載開始】(前略)

 古賀のハラは,東と橋下を比例区に立たせて,ツインタワー型広告塔としてテレビに極大露出! させ,“地方分権” だけを徹底連呼するポピュリズム選挙のようだ.
 そして,その前の “東国原入閣工作!” を古賀は “命を賭けて” 行っている.(後略)
【転載終了】