4連休に観賞しようとレンタル店で借りてきた映画1本目は、『ラストレター』でした。だいぶん前に映画館で予告編が流れていて一度観たいなあと思っていた映画でした。岩井俊二原作・監督作品です。岩井俊二さんが今まで書かれてきた本で描かれてきた世界が映像として描かれていたような映画だったなあと感じました。手紙を通して、人と人とが繋がって行き、高校時代の恋が時を超えて、その娘や妹たちの心にその思いが伝えられていたというじーんとくるシーンもあり、最後に流れる今は亡き未咲が読んだ高校時代の卒業式の答辞のシーンと冒頭と最後に出てきた滝のシーンが印象に残りました。心が籠った筆跡と文章から感じる手紙はメールやSNSからだけでは伝わらないものがきっとあるのだろうと思いながら見終えた映画でした。
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