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TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

飛行機

2018年05月26日 | ひとりごと
キューバで旅客機が墜落したニュースが先日流れていました。日本でも、日航機から部品がたくさん落下していたという恐いニュースも昨日新聞に掲載されていたのを読みました。空の安全、人の命を一番に考えて整備などしっかりとしていただきたいと思います。私が、一番最初に飛行機に乗ったのは30代の初めでした。10人のいろいろな職場の一人参加の方々を集めた小さなツアーで、初めてアメリカ東海岸と西海岸に訪れたときでした。当時、24~25時間くらいの所要時間でケネディ国際空港に到着するはずが、航空機事故があったらしく、この空港が閉鎖されてしまっていて、違う空港に30時間後に到着したことがありました。予定外のその空港に無事に着陸したときに、乗客の方々の拍手が一斉に起こっていました。着陸したら乗客はみんな拍手するのがマナーなのかなあと飛行機に乗ったことがなかった私はそう思っていました。これを同じツアーで行かれていた方に話すと到着しても拍手することはほとんどなくて、普通は衝撃なく静かに降りるらしいのですが、ちょっとリバウンドして着陸時に衝撃があったような感じの着陸だったので、みんな無事に着いてよかったという拍手だったようです。それまで国内でも飛行機に乗ったことがなかった私の初フライトがそんな感じでした。帰りの飛行機も、整備に時間が相当掛かり、朝の早い時間の離陸予定が、夕方遅くの離陸になりました。そのときに一緒のツアーでしゅっちゅう海外旅行に出かけられていた方が、整備をちゃんとしてもらったほうが安全なんだよと教えてくださいました。そして、飛行機は墜落したら、まず死ぬと思っていたほうがいいよということも教えていただきました。このときの旅では、アメリカ国内の移動で、約30回ほど飛行機に乗ったので、最後に帰る便のときには飛行機馴れしてきていました。今度、久しぶりに飛行機に乗ることになるので、空の安全、ちょっと心配しています。乗る前に身辺整理しておいたほうがいいかなあなどと考えています。
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詩集大阪

2018年05月26日 | 読書日記
詩集大阪 小野十三郎 著 創元社
この詩集の作者は、卒業した中学と高校の校歌の作詞をされた方だったということだけはしっかり覚えていました。作者の方の読み方ですが、ずっと『じゅうざぶろう』と読むと勝手に思っていたのですが、『とおざぶろう』と読むということも今回初めて知りました。図書館でこの本をたまたま発見し、少し読んでみました。作者は、当時、大阪を代表されていた詩人でおられたということも初めて知りました。中学の校歌と高校の校歌は作曲された方がそれぞれ違う方だったので曲調は全く違うのですが、全く同じ歌詞が何箇所かあって、ところどころ少しだけ変えてあったりする歌詞もあって、音楽の授業で校歌を歌う授業が頻繁にあった高校時代にこの校歌を歌う度に、同じ歌詞の校歌を作っておられたのだろうと思っていました。この詩集は昭和28年に発行された本で、相当傷んでいる本でした。この本の中に掲載されている詩は、校歌からは想像できない独特の言いまわしで、当時の荒廃した大阪の現実や風景を直視して書かれている、どちらかというと黒のイメージの詩がたくさん掲載されていました。大阪の重工業地帯を取材し、工場・煙・高圧線・濃硫酸やマグネシウムなどの薬品類の言葉が詩の中にたくさん使用されていて、その詩の中に一緒に表現されている自然の植物・鳥・背景などの描写が、常にダークなものの中に存在しているものとしてのイメージを想像させるような独特の作法の詩でした。戦前と戦後の大阪を知る上でも貴重な詩集ひとつなのかもしれません。
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