
昨日、梅田の映画館で映画『パディントン2』を観賞しました。少し前にレンタル店でDVDを借りて観た『パディントン』にはまってしまったので、『2』は映画館で是非観賞したいと思っていた映画でした。朝一の回は日本語吹き替え版でした。前から二番目の大きなスクリーンを一望できる席で楽しく観ることができました。子どもさんもたくさん観ておられましたが、子どもさんから大人まで楽しめる映画だと思います。子ども心をいつまでも忘れていない大人の方には特にオススメの映画です。いろいろなメッセージがところどころに含まれていたり、夢がいっぱい詰まっている、超ハートフルな映画でした。つっこみたくなるシーンもところどころに出てきますが、気にしなかったらいいだけでイギリス風のユーモアもたっぷり出てきてました。ストーリーは、ペルーから出てきてロンドンのブラウンさん一家とともに過ごしているクマのパディントンがロンドンの街でいろいろな人と仲良く、幸せそうに過ごしている日常の中で、ある日、故郷のペルーに残してきた命の恩人のルーシーおばさんの100歳の誕生日プレゼントに、ロンドンの観光名所が書かれた素敵な飛び出す絵本をプレゼントしようと考えるところから始まります。その絵本は高価なものでした。そこで、パディントンはお金を稼ぐために床屋さんや窓ふきなどのバイトをします。そのバイトは、失敗の連続なのですが、一生懸命、働こうと頑張ります。そんな中、その飛び出す絵本がヒュー・グラントさんが演じる俳優のブキャナンの手によって、盗み出されてしまいます。たまたま通りかかったパディントンが犯人にされ、刑務所に入らないといけないことに・・・・。刑務所では囚人たちと友達になり、マーマーレードを作ったり、ほのぼのするシーンもあり、おもしろかったですよ。最後のSLで争うシーンやSLからSLに飛び移るシーンも見ごたえがありました。吹き替え版だったので、パディントンの声は松坂桃李さんで、ブキャナンの声は斎藤工さんが担当されてました。ヒュー・グラントさんは、この映画では悪役でしたが、どんな役も上手にこなせる素敵で格好いい俳優さんだなあと改めて感じる名演技でした。悪役でも光ってました。最後のところで刑務所で歌って踊っておられるシーンがあるのですが、その歌も齋藤工さんの吹き替えでしたので、生の歌声が聴けずにちょっと残念でした。全編において、温かい気持ちにさせてくれる醍醐味を味わうことができるこんな楽しい映画は優れた映画だと私は思います。たくさんの方々にぜひ観ていただきたい映画です。