梅田のステーションシネマで、映画『くちびるに歌を』を見ました。長崎県の五島の中五島中学校に音楽の産休代替講師として着任した新垣結衣さんが演じる柏木先生と合唱部の生徒たちとの心温まる交流が描かれた映画でした。東京でピアニストとして活躍していた柏木が頑なにピアノを引かない理由となっていたわだかまりや合唱部の部長のなずなや部員のさとるの悩みが歌うことを通してそれぞれの抱えた現実を受け入れ、その想いから解放されていく姿が感動的でした。15歳の生徒たちの青春が見事に描かれていて、自分の15歳のときのことを思い出しました。合唱部の生徒たちの歌声も美しく聞き惚れました。五島の自然も美しく素晴らしかったですね。久々に自然に感動できた映画でした。中学校が舞台の映画ですが、老若男女誰でも楽しめる映画だと思います。


梅田のステーションシネマの近くの風の広場に咲いていたチューリップ


梅田のステーションシネマの近くの風の広場に咲いていたチューリップ