つれづれ 2

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

熱海の海岸散歩する…

2019-03-14 09:43:21 | お出かけ




さすが友達の一押しホテルだけあって相模湾が一望できる高台にあり
素晴らしいロケーションのホテルでした。
食事はもちろん、すべてが素晴らしい内容でした。二日目の3月13日は
熱海の海岸を散歩して帰途に着く事にしました。



循環バスに乗車し程なくして熱海海岸「お宮の松」で下車しました。



今は胴切りにされて展示されている「初代お宮の松」と表示がありました.



写真後方に見えるのが二代目のお宮の松、そして手前は有名な寛一お宮の像です。
寛一の許嫁であるお宮は富豪の富山唯継のところへ嫁いでしまう、それに激怒した
寛一は熱海でお宮を蹴る…(この熱海の場面が有名です)
「ああ、宮さんこうして二人で居るのも今夜限りだ1月17日、来年の今月今夜、
再来年の今月今夜、月が曇ったならばどこかでお前を恨んで泣いていると思ってくれ…」

尾崎紅葉の代表作ですが未完成のまま35才の若さで胃癌のため亡くなっています。
紅葉門下の小栗風葉が後半を執筆しています。



明治時代の新聞連載小説、尾崎紅葉の金色夜叉の主人公 寛一とお宮の
切ない別れを再現した像ですが、二人の心は擦れ逢い、愛情、悲しみが
詰まった象徴的な場面であるため、物語を忠実に再現している像です。

決して暴力を肯定したり助長するものではありません。
二人の心情や当時の世相に想いを馳せなければいけないと思います。



砂浜に降りる、空の青と海の青が実に素晴らしい景観でした。
三人でお喋りをしながら砂浜を歩きました。



砂浜より望む熱海群です。



早咲きの桜がもう咲いていました。





海岸沿いのお花畑… まるで春を謳歌している様な花達でした。



熱海港です。



海岸より望む熱海の街並みです。

昔、乙女の三人で、熱海を楽しんで来ました。
お天気までもが私達に味方してくれている様で、連日暖かい晴天でした。
好奇心旺盛なお二人には吃驚です。もう次の計画もある様です。
私も頑張らなきゃ…いっぱい元気を貰って帰りました。

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