つれづれ 2

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

瑞穂の街を歩いてきました

2019-03-26 18:58:19 | お出かけ


友達と 狭山カタクリの里とエコパークの花を見に瑞穂へ行って来ました。
八高線の箱根ヶ崎で下車、
残堀川。狭山池から多摩川に合流する14,5kmの一級河川です。



狭山池です。



真新しいウッドデッキを渡ると山の斜面にカタクリが咲いています。
ボランティアの方の話によりますと
カタクリの種に付着している「エライオソーム」と云う成分に
蟻が誘発され種は蟻の巣がある遠くまで運ばれ増えていくそうです。
ここには幻の白いカタクリもある様ですが今日は見られませんでした。



薄紫色の花が茎の先に一つ下向きに咲きます。
カタクリはユリ科です。



武蔵野の旧家の佇まいを残す憩いの場、耕心館が見えてきました。
豪農の醤油醸造業を営んでいた細渕家の壮大な母屋と二棟の土蔵が
社会教育施設として開放されています。



耕心館の一階では食事も出来、
二階はコンサートなどに利用できる大広間になっています。
天皇陛下や皇后様がお見えになった時に、お使いになられたと云う
お手洗い も拝見して来ました。立派でお部屋の様でした。



庭園では100種類以上の山野草を見ることが出来ました。
タンチョウ草、ミスミソウ、ハッカクレンなど、
山野草に心が和むひと時でした。



そして蔵の中に飾ってあったお雛様、吊るし雛も沢山飾ってありました。



そしてこれが「希少なラン、瑞穂に開花」と 新聞に載っていた
カクチョウランです。草丈は70センチ位



日本国内で自生するランの中では最も大きな花を付けると云う
カクチョウランは4年位の歳月をかけて今年初めて開花したのだそうです。
今回の花は花弁の先が淡い赤紫で 色合いも珍しいと云います。



耕心館を後に円福寺にお参りしました。
臨済宗 建長寺派 このお寺には室町時代末期作の「紙本若色観心十界図」
(仏教的なものを解り易く説明したもの)が所蔵されています。
日本では13点残されている貴重なものだそうです。
1月にはダルマ市、6月にはホウズキ市で賑わうお寺です。



エコパークでは木瓜が見頃を迎えていました。



これは高さが5mもあるジャンボ木瓜、
大きすぎてトリミングしてやっと載せました。



ハクモクレンもまだ綺麗に咲いていました。



でもアップで見ると少しお疲れの様です。



ハクモクレンと枝垂れ桜が美しい景観を醸し出していました。

瑞穂のシクラメンは都内で最大の生産量を誇り農家直売形式なので
晩秋には沢山のファンが買いに来るそうです。

遠くには里山の風景が望め、豊かな自然が沢山残っていて町全体が
大きな公園の様な感じがしました。