鶴見總持寺に詣で JR鶴見線に乗る
馬場先生のカリキュラムによれば
お正月です。新年の参賀總持寺を訪ねます。
總持寺は福井の永平寺と共に曹洞宗の大本山。
広大な境内には30数棟の堂宗が甍を連ね圧倒されそうです。
午後はJRミニ路線:鶴見線に乗車、終点の先は海という、
小さな鉄道の旅を楽しみます。
と云うわけで鶴見駅から歩き始めました。 (1月19日)
途中、成願寺へお参りした
境内に十月桜や木瓜が咲いていました。曹洞宗の医王山と号するお寺。
いよいよ總持寺の総門が見えてきました。
扁額には「三樹松関」と總持寺中興の祖とされる石川素童師の揮毫。
参道を少し進むと山門になる。
正面の扁額「諸嶽山」は岩本勝俊禅師の揮毫です。
鉄筋コンクリート造りでは日本一の大きさを誇っています。
余りの大きさにフレームに治まらない位の荘厳な山門です。
三松閣
大きな切妻造り鉄筋コンクリートの堂宇です。
地上四階、地下二階9400平方メートルの広さがあり
壇信徒研修道場、各種セレモニー会場となっています。
香積台
香積とは香気が充満している世界の事です。大正4年に完成。
中には大きなしゃもじとすりこぎ棒、大黒尊天が祀られている。
総受付、売店があります。売店に立ち寄りました。
百閒廊下
長さ164メートル。東西の殿堂群を繋ぎ合わせて外苑と内苑を分ける廊下です。
火災の時の消火移動も考えて作っています。
大祖堂
一般に云われる開山堂と法堂を兼ねた本堂客殿です。
仏殿
七堂伽藍の中心部に配置されている殿堂で「大雄宝殿」とも呼ばれています。
お釈迦様が祀られています。
放光堂
明治44年(1911)に總持寺が能登から移転されて、最初に法要が厳修された
記念すべき建物です。
總持寺境内の敷地約15万坪の広さには感動しました。
平成17年(2005)仏殿など16件が有形文化財に登録されています。
昼食を済ませ午後はJR鶴見線でミニ鉄道の旅です。
鶴見線のホームは京浜東北線が発着する地平ホームとは離れていて、
西口側の手前、高架線上にあります。
鶴見線には支線を含み14の駅がありますが大半の駅名の由来は、
臨海工業地帯と密接な関係をもった駅名だそうです。
…鶴見小野、浅野、安全、武蔵白石、…新芝浦、海芝浦、等、
終点海芝浦に到着。
電車のドアが開いた、そこは海でした。
穏やかな海です。風も無くて長閑です。
時間があったので駅を出て海岸沿いの柵に沿って散歩しました。
遠くに見える橋は“鶴見つばさ橋”です。
空も海もきれいです~眩しい程に海が光っていました。何時まで見ていても飽きない位です。
初春の海を堪能できました。
總持寺も然ることながら、JR鶴見線の旅…そして新春の長閑な海…
寒の最中だと云うのにダウンでは暑い位の快晴のポカポカ日和でした。
来月2月は例年ですとお休みの月ですが、この講座も200回になりましたので
その記念にお食事会を開いて下さるそうです。
場所は「ろくざん亭」です。今から楽しみにしています。