つれづれ 2

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

流域紀行八王子 -風景に歴史を訪ねて

2015-11-22 17:56:20 | 馬場先生の野外講座


城山川をさかのぼる  ①五反田橋から出羽橋まで

前回10月は風邪の為にお休みをしたので
「お久しぶり…」 とか「先月はどうしたの…」と
お仲間から聞かれるので ちょっと浦島気分の様でした。
やっぱりみんなに逢えて一緒に歩くのは楽しいです。
柔らかい陽射しの下で足取りも軽く歩いてきました。(11月21日)

八王子北口から松枝住宅行きのバスに乗り住宅中央で下車して歩き始める。
城山川下方と北浅川上方の合流している辺りから上流を目指して歩き始めた。

田子さんの撮影です。


まるで絵に描いた様な小春日和です。



五反田橋からの眺めです。



城山川をさかのぼる…



陣馬街道に出ると遠くに西連寺が見えてきました。



西連寺の仁王門



西蓮寺境内



薬師堂



特別にお堂の中を拝見させて頂きました。
薬師堂の十二神将像です。
厨子の中には本尊の薬師像が入っています。
(十二神将像は全て一緒に歩いている田子さんが撮影して送ってくださいました)










 











相変わらず素晴らしい写真ですね!


けやき橋です。



けやき橋と云う名前の由来である けやきの森の中を歩いた。
広い面積を占める けやき林の中の木道を歩いて出たところです。



素敵な秋色を眺めながら森を降り…



再び遡ると不動橋が見えてきました



落ち葉を踏みしめながら緩やかな勾配を滝不動尊まで歩いた。


きれいなススキに囲まれて滝不動尊が祀られています。
馬場先生のプリントによれば、
滝と云う語は水が激しく流れる「たぎる」の意で、そこから山腹の急傾斜地・絶壁・崖
などの嶮しい地形を指すようになった。不動は大日如来の化身とされ、大日の種字が
水の意をもつ事から水流との親縁があり、川筋の崖地に臨んで祀る事が多く見られる。



ほどなく歩き馬車道で昼食です。
洋館風の建物で大正ロマン風の内装が落ち着いた店内でした。
パスタやコーヒー、ケーキ、アイスクリームなどの付いた
美味しいランチを頂きました。



午後の最初は日枝山王神社をお詣りする。



出羽橋
かなり凝ったデザインの橋です。
この橋を渡る道筋は鎌倉街道山の道になります。



橋の南に見える出羽山から橋の名前がつけられています。


戦国時代の八王子城主であった北条氏照の重臣、
近藤出羽守の屋敷があった所とされる出羽山公園の中を歩き、
バス停城山手入り口で解散になりました。

穏やかな小春日和、ちょっと急ぐと心地よく汗ばむ位の暖かな一日でした。
ススキの穂が透明な陽光に輝いていたのが印象に残っています。
次回の「出羽橋から御霊谷川へ」のコースもどんな風景に出会えるのか楽しみです。