私が若造だった頃、世の中では、まだ嘘をついたり、人を騙したりすることは、「恥ずかしいことである」という考え方があったように思います。けれども、最近では、嘘をついたり、人を騙したりすることは当たり前で、むしろ「騙された方が悪い」というような風潮があるように思います。昔も今も、同じようなものだったのかもしれませんが、今はインターネットなどで色々と情報が拡散し易くなっていますので、そう思ってしまうのかもしれません。そういう意味では、確かに印象操作もあるでしょうから、騙されないように気をつけないといけない世の中なのでしょう。
そんなことを思う自分は、古い人間なのかなぁ、と思ったりしていると、ふと「傷だらけの人生」という歌を思い起こしました。
古い奴だとお思いでしょうが、古い奴こそ新しいものを欲しがるもんでございます。
どこに新しいものがございましょう。
生れた土地は荒れ放題、今の世の中、右も左も真っ暗闇じゃござんせんか・・・
名曲だ!
鶴田浩二 傷だらけの人生