花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

四半世紀前の想い出 -その3- (ロンドン-2)

2013年02月18日 18時15分00秒 | 旅の想い出
第1日目のロンドン市内観光を終えてホテルに到着。一風呂浴びて、大阪を出てから着の身着のままだった衣服を取り替えました。
今夜はこれから、旅行社の行程表によれば「英国エリザベス朝ハットフィールド宮殿の晩餐宴」に出席するのだとか、正装をして参加してくれとの注意もあり、一応その為に用意したスーツとネクタイに着替えて出かけました。



この写真が「ハットフィールド宮殿」の全景(絵葉書から転用)です。エリザベス1世が幼年時代のほとんどを過ごした事でも知られる由緒ある館だそうですが、今では「ハットフィールドハウス」と言う呼び名の方が通用するようです。私たちは夜でしたが、昼間はイングリッシュガーデンでも有名な所のようです。



バスで1時間以上もかかって到着した時には宴もたけなわ、「エリザベス朝風のショー」も始まっていました。今日は機内での昼食以降何も食べていなかったので、ショーはそっちのけで先ずは皆さん食べる事に専念しました。ただ出てきた食事は「晩餐宴」には程遠く、じゃが芋が主体の料理だった様な記憶しか残っていません。





ディナーショーの出し物は「エリザベス朝風」の寸劇や踊りで、あまりストーリーの有るようなものではありませんでした。でも女王様と王女様(?)はとても綺麗だったので、その仕草を見ているだけで満足でした。( この件は家内には内緒です )



帰り際に女王様にツーショットを手振りでお願いしたら、快くOKが出ました。今回「ヨーロッパ10日間の旅」で沢山の写真を撮りましたが、振り返ってみると、この時の顔が一番幸せそうでした。



これは多分、王女様だと思いますが、女王様と比べると、とても若くてとても綺麗な方でした。本当はこの王女様とツーショットが撮りたかったのですが、よォ~言い出せませんでした。そして後で後悔しました。 花咲爺さんもまだ若かった時のお話です。(笑)


次の機会には、ロンドン2日目の様子( バッキンガム宮殿の衛兵の交代式 )を中心にご報告する予定です。

Shayを迎えるための準備

2013年02月17日 19時47分06秒 | 庭園鉄道・Gゲージ

昨日、ウオーキングで裏山に出掛けた時、少し万歩計の歩数を稼ぐ為、峠より少し先まで足を延ばしたところ、山の雑木を切っている作業現場に出くわしました。
そこで直感的に閃いたのはログカーの積荷です。この間久々に元のログカーに仕立て直し走らせて見たら、前進はいいものの後進時に脱輪する事があり、その対策としてウエートを少し増したいと思っていたからです。早速作業をしていた方に『丸太を2本ほど頂けませんか?』と尋ねたら、快くOKが出ました。



そこで今日は鋸とリュックを持って、昨日の場所に出掛けました。この写真は事前に丸太の太さを検討した切り紙です。今まで載っていた丸太風のプラスチックは約75mmですがやや小さく感じる為、少し径を大きくしたいと思っていたので、狙いは90~100mmとしました。



この写真の奥にあるのが今回持ち帰った丸太です。手前がログカーに付属していたプラスチック製の丸太です。一回り大きいのが良くお判りだと思います。重量はプラスチック製の丸太が0.5kgだったのに対し、本物の丸太は1.9kgありました。





上の2枚の写真は各々台車に載せてみた状態です。実際の重量も然ることながら、重量感が全く違う事にお気付きでしょう。これくらい無いとシェイに牽かすには物足らないだろうと考えた結果です。



もう1つ、シェイの為に準備中の物があります。それは連結器です。シェイはバックマン製ですから連結器がLGBとは違う事に気付きましたので、当面牽かす予定のログカーとボックスカーの連結器を取替え中です。ボックスカーは元々バックマン製でしたから取替えは簡単でしたが、ログカーはちょっとばかり細工が必要のようです。この作業はまた明日以降に廻しました。

悪魔の囁きに負けて ついに[Shay]に手を・・・

2013年02月16日 18時15分18秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
何時もこのブログを覗いて下さっている F'Trackさんが、ご自身ののブログ(2/14)で Shay(シェイ)の写真を紹介されていました。それを見て、つい『どうすれば手に入るのですか?』風の質問をしたところ、早速「バックマンのホームページ」や「イーベイ(セカイモン)」の情報が、次々と送られて来ました。我が事の様に熱心に調べて頂いた様なのです。
提供頂いた情報を基にいろいろ調べてみた結果、イーベイの「即決落札品」が、新品らしい事、どうにか手の出せる価格である事などが判り、とうとう入札のボタンを押してしまいました。



この写真はバックマンのホームページで扱っている4種類のシェイです。この上2つの機種(#110、#7)がイーベイのオークションに出品されていました。この2つの機種、出品者も価格も同じでしたが、何処が違うのか一見判りませんでした。でも良く見たら煙突の形が違う事に気づきました。



今度はどちらの煙突にしようか迷いました。正直な事を言えば F'Trackさんがお持ちのシェイの煙突形状と大きさが好きでしたが、無いものねだりするわけにもいかず、最終的には上の写真(#7)に決めました。
ちょっと煙突が大きすぎる嫌いはありますが、 F'Trackさんのブログの写真で見た「ヨセミテ・シュガーパイン鉄道のシェイ」も大きかったので、それが決め手となりました。
落札してから手元に届くのは、早くて2週間、普通1ヶ月程は掛かりそうです。入線しましたら、このブログでまた紹介させて頂きますので、時々覗いてみてください。

最後に Railtruckさんから得た煙突の情報を紹介しておきましょう。1枚目の写真の一番上の機種(#110)の煙突を「Cabbage」と呼び、私が落札品した方(#7)の煙突を「Radley Hunter」と呼ぶのだそうです。何でもCabbageの方はその形状からそう呼ばれ、Radley Hunterは、この火の粉止め煙突を発明した2人、J.RadleyとJ.W.hunterの名前から来ているそうです。

その他に、#110のタイプを、やはりその形状から「マッシュルームタイプ」とも呼ぶ事もあると F'Trackさんからのコメントも頂きました。そう言えばマッシュルームに良く似ていますね。

四半世紀前の想い出 -その2- (ロンドン-1)

2013年02月15日 20時02分21秒 | 旅の想い出
序文でも申し上げましたように、私達夫婦は結婚30周年を祝って「ヨーロッパ 10日間に旅」に参加しヨーロッパを旅しました。もう四半世紀も前の事になりますが、当時を懐かしく振り返ってみようと思います。



1987年4月24日9:00に大阪空港を発ち、東京→シンガポール→マレ(モルジブ)→バーレーン→ウイーン→アムステルダムを経由して、ロンドンには25日14:00(現地時間)に到着しました。今でもこんなルートはあるのでしょうか? 長い長い空の旅でした。



ロンドンの空港に着くと、直ぐにバスに乗り込み市内観光へと向かいました。皆さん長旅の疲れも見せず右に左に移り変わる車窓を眺めていました。( 大型バスにツアー客21名と添乗員・ガイドを加えても23名、やや贅沢に席を移動できました。)



郊外の沿道には沢山の民家が立ち並んでいましたが、思ったより敷地が狭いのと、煙突がやけに多いのが印象的でした。そして、つい映画「メリー・ポピンズ」の中で唄われていた「♪チンチムニー チンチムニー チンチームニー♪」の歌を思い出しました。こんなに煙突が多いと煙突掃除屋さんも成り立つ訳だと・・・



ロンドン市内に入るとあの有名な2階建のバスにも出会いました。この2階建のオープンカーは、昨年ロンドンオリンピックに参加した選手達の凱旋パレードに使われたのと同じ物のようです。そう言えば昨年秋には広島サンフレッチェの優勝パレードの際にもこれを見ました。



市内観光で先ず最初に向かったのは、エリザベス女王のロンドンの公邸でもあるバッキンガム宮殿でした。当初の予定では前の広場を散策するだけだったのですが、ここで最も有名なのは「衛兵の交代式」なので、明日出直す事になりました。皆さんの声なき声を感じ取った添乗員とガイドさんの英断(?)でした。



これは「ビッグ・ベン」、ご存知のようにウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)の時計台です。ここではバスから降りて周辺を散策しましたが、「ビッグ・ベン」は余り近くから見上げて首が疲れました。やはりここは対岸の橋の袂から見るのがベストの様です。



これはウエストミンスター寺院です。エリザベス女王の戴冠式も行われた所です。



この一団が、今回一緒に旅をしたツアーの皆さんです。



ここは確か大英博物館です。見て廻ったら丸一日でも足らないでしょうが、今回は車窓から眺めるだけでした。この他にもセントポール寺院にも寄りました。


これはテムズ川の対岸から眺めたロンドン塔です。1078年に征服王ウイリアムによって要塞兼宮殿として建造された物のようですが、その後「血塗られたロンドン塔」とも言われ、明るいイメージはありません。



市内見学の最後にはテムズ川に架かるタワーブリッジでした。

今夜は「英国エリザベス朝ハットフィールド宮殿晩餐会」に出席する為、ここらで市内観光は終わりとなりました。 これからホテルに帰って正装に着替えて出掛ける事になっています。 その「晩餐会」の様子は、また次回にお話し致します。

お願い:カメラの時差修正を忘れていましたので、写真の日時は無視してください。



1つが2つ、2つが3つとなり・・・

2013年02月14日 17時15分13秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
トイトレーンのミニゴンドラに搭載されていた、ミニチュアのクラウスが欲しくて、初めてオークションと言うものに手を出したお話は先日致しましたが、その後立て続けに同じ物を買う羽目になりました。



当初の目的はミニチュアのクラウスでしたが、ミニゴンドラを手にして見たらトイトレーンシリーズとは言え、なかなかしっかりした造りだし、何となく愛らしい感じが気に入りました。同じ物が数台ある方が車両編成もし易いので、再度ヤクオクを調べました。ところが幸いにも同じ出品者から、後2台出品されていました。早速入札しました。
2台同時だと1万円近くになり、会員資格が無いと入札できませんが、1台ずつの出品だったのでその必要はありませんでした。ただ出品者が気を利かせてくれて、送料は1個分で済みました。

ここまでは3年前の出来事ですが、これから先は今日(2013年2月14日)のお話になります。




今日はご存知バレンタインの日でした。今日は外出するからと昨日家内が呉れたプレゼントに加え、今日は日時指定のプレゼントが別の所から届きました。そこでそのプレゼントをお披露目する為、ミニゴンドラを使う事にしました。




皆さんも既にお気付きと思いますが、花咲鉄道ではミニゴンドラに家庭菜園で採れたミニトマトを載せたり、クリスマスシーズンにはサンタやトナカイも良く載ります。そして何時でも最後尾にはスヌーピーが我がもの顔で載っています。




チョコレートを載せた車両を庭に出して走らせようとしたら、先日は蕾だったクロッカスが満開になっていました。私はこの花をクロッカスと紹介していますが、家の花博士は『最近色々改良種が出ているから、そう簡単には言い切れないかも知れません』と慎重でした。でも私はクロッカスだと思います。(花咲爺さん変じて、頑固爺さんです)




最後にブロッケン・ジュニアをバックに記念写真を撮りました。少々もたついていたら日が陰り、満開だった花びらが少し閉じ出していました。

お断り:「四半世紀前の想い出」を予告しながら、未だに掲載していません。既に1回分の写真も用意は出来ているのですが、チョコが届いたりしたものだからつい後回しになりました。

ミニクラウスはこんな所でも活躍!?

2013年02月13日 17時18分18秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
私が初めてオークションで手に入れた「ミニゴンドラ」に、おまけとして搭載されていたクラウスのミニチュアは、花咲鉄道のマスコットとして飾られているだけではなく、意外なところで活躍しています。



その1つが、この「踏切あり」の警戒標識です。花咲鉄道では余り鉄道に興味の無い人種も構内を行き来しますので、注意を喚起する必要があります。そこで誰にでもそれと判る図案を探していましたが、結論的にはミニクラウが最もいい事に気付きました。



シルエット作りのため、先ず真横からのの写真を撮りました。出来れば無限大に近い遠方から撮りたいところですがそうもいかず、手持ちの望遠レンズで妥協しました。



その写真を白黒に落として切り抜きました。それと同じ様にクラウスの絵(赤色)も切り抜いてみましたが、シルエットとしたらゴチャゴチャして様になりませんでした。改めてミニクラウスが究極のデフォルメされた形だと再認識し、あわせてLGBのデザイナーのセンスの良さを認める結果となりました。



これが警戒標識「踏切あり」に使った図案です。この図案を見たら幼児から高齢者まで、誰とて見間違う人はいないはずです。私が総理大臣だったら、いや運輸大臣だったら、日本中の踏み切りの標識をこの図案に変える事でしょう。(笑)



これはシルエットを作ったついでに、花咲鉄道のワッペンも作って見ました。市販されている「ステッカー用紙」も買ってはきましたが、余りぺたぺた貼るのも大人気ないので、今のところは控えています。(笑)

追記:「踏切あり」は案内標識ではなく警戒標識でしたので、文中の記述を訂正しました。




私がオークションに手を染めた経緯

2013年02月12日 17時57分13秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
私が「オークション」と言うものに、初めて手を出したのはちょうど3年前の事になります。これといった目的の品物もなしに「Yahoo!オークション(略してヤクオク)」の画面を覗いて見たら、トイトレィンのゴンドラが出品されていました。



その画面を見た時、私はそのゴンドラより、その上に載っているミニチュアのクラウス(?)に目が留まりました。私がGゲージを始めた頃、何方かのHPでトップを飾っていて、私も1つマスコットに欲しいなと探していたからです。



早速入札しようとしたところ、会員登録が必要で月々の会費も納めなくてはならない事が分かりました。そこで一旦は諦めようと思いましたが、よくよく調べてみたら、幸いな事に5,000円以下は会員資格が無くても良く、このミニゴンドラはその価格を少しだけ下回っていました。そこで直ぐに入札したところ、競り合う人も無く落札となりました。
そして数日後届いたのが、このゴンドラです。目的の機関車(ミニクラウス)の他にも、ナベトロとボックスカーも付いていました。その他、ゴンドラの付属品として椅子も同梱されていました。全く使用歴のない新品でした。



これが今回購入の切っ掛けとなったミニクラウスです。極限までショーティー化したこの形がたまらなく好きなのです。今では花咲鉄道のマスコットになっています。



ナベトロとボックスカーを繋ぐとこんな編成になりました。そうそう、このボックスカーの色は当初茶色でしたが、どうしても私の好みに合わないため、有り合わせのスプレーでグリーンに変えました。

これは生まれて初めて「オークション」と言うものに手を出した記念すべき物件でしたが、それ以降は高額な物も欲しくなり、とうとう Yahoo!の会員登録もする羽目になりました。






四半世紀前の想い出 -その1- (序文)

2013年02月11日 20時05分09秒 | 旅の想い出
この記事を書くに至った経緯
このブログを良く訪ねて来て下さり、コメントや助言を頂いている F'Trackさんが、最近フランス旅行から帰られ、自身のブログで紹介されていました。そのブログの記事や写真を拝見していたら、私達夫婦も四半世紀前にヨーロッパ旅行をした事を想い出し、色々コメントを取り交わさせてもらいました。
その結果、同じ25年前に F'Trackさんもパリに滞在しておられたと言う事も知りました。そんな奇遇もあって、F'Trackさんから『当時の旅の様子を紹介して欲しい』と懇願(?)され、とうとう受諾する気になったのです。
何となく恩着せがましく書きましたが、私もこんなチャンスを与えて頂いたのを機に、四半世紀前を懐かしく振り返れるのは満更でもありません。これを機会にまた夫婦の絆がより強くなるかもしれません。(笑)




先ず私達夫婦のヨーロッパ旅行ですが、結婚30周年記念を祝って、ツアー「ヨーロッパ10日間の旅」に参加しました。まだ現役の時でしたから休む事がはばかられ、5月の連休に掛かる様にして、非難の目を和らげた様な記憶があります。
今回このブログで紹介するに当たって、先ずアルバムを探してみました。そして出てきたのがこのアルバムです。No.1~No.8までと総集編を合わせて9冊有りました。よくも小まめに撮ったものです。



これが旅の経路です。ウイーンとアムステルダムは給油や乗り換えの為の経由地です。よって次回からのお話はロンドンからスタートする事になります。


このブログをご覧になる方へのお願いとお断り
★出来るだけ綺麗な写真を掲載しようと、当時のフィルムを探しましたが見当たりませんでした。よってここで掲載する写真は、アルバムの写真を今一度カメラで撮り直したものです。画質が悪いのは大目に見てください。中でも車中からの写真は手ブレもあり荒れています。
★このブログは不特定多数の方がご覧になる事を前提に、個人のプライバシーに関わるような写真は、極力避けています。ですがそんな写真にこそ、自慢したくなるようなベストショットが多いんですよね。(残念です)
★なにせ四半世紀前の事ですから、写真の説明などで、勘違いによる誤った記述をするかもしれません。お気付きの方は遠慮なくご指摘下さい。
★カメラに時差調整がなされてなく、厳密な日時で無い恐れがありますので、日付けは無視してください。
★このブログ「花咲爺さんの独り言」は、鉄道模型(Gゲージ)を主体としていますので、「旅行記」の掲載は途切れ途切れになるかも知れませんが、その点はご容赦下さい。
★このブログをご覧頂いた方は、出来るだけコメント欄で感想をお聞かせ下さい。励みになります。


保線作業 その地味な作業が・・・

2013年02月10日 19時37分11秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
今日は、鉄は鉄でも線路の鉄のお話。最近ポイントなどをメンテナンスした性か、線路が少し乱れ、蛇行しているのに気付いたので保線作業をしました。ここ花咲鉄道のオーナーは変なところが完璧主義で、真直ぐであるべき所が真直ぐでないと気が休まらないのだそうです。





先ず直線部分にスケールを当て、その後ついでに水準器(レベル)で傾きを調べる徹底振りです。





最後にカメラのファインダーで覗いて、もう一度直線を確認します。なんでも肉眼で見るよりカメラを通して見るのがごまかしが効かなくて良いのだそうです。 今日は久々に機関車の姿が全く無い「鉄」のお話でした。



うぅ~ん? SONY製の転車台ですか??

2013年02月09日 17時35分26秒 | 庭園鉄道・Gゲージ

突然こんな写真が出てくると、一瞬うぅ~ん? と首を傾げたくなりませんでしょうか? 花咲爺さんとしては、それが狙いなのです。これはタイトル通り「SONY製の転車台」です。(笑)



これはSONYのカセットデッキです。主の家内が台所仕事をしながら聞く為に、20年前に購入したものです。とても音が良く家内も満足していましたが、何年か前にテープも聴けなくなり、CDも動かなくなりました。そこで新しい物を買って、この器械はまさにお蔵入りしていました。
ところが今日、新しいデッキの操作方法が調べたくて取扱説明書を出そうとしたら、この古い取扱説明書も一緒に出てきました。そこで壊れたものを捨てずに残していたのに気付き、引っ張り出してみたのです。そして、あれでも使えないかとチェックして見ましだが、やはり駄目でした。



ただその時目に留まったのが、デッキが乗っかっていたこの回転台です。正式には「スウィーベルスタンド」と言うらしいのですが、スイッチを押すと電動で左右15度ずつ首を振るようになっていました。



本体はいずれ廃棄するとしても、この回転台は何かに使えそうだと思い分解してみました。中にはモーターや減速用歯車と、大げさな基板が2枚も入っていました。



一応モーターの動きもチェックしましたが、スイッチを押分ける事により、左回転・右回転と正確に動く事を確認しました。さてこのモーターを何に使うか? 迷わず浮かんできたのが「ベニヤ1枚、折りたたみレイアウト」の転車台の動力源です。今は手動ですが、将来はこのモーターを使って是非電動にしたいものです。ただ花咲爺さんも歳なので、実現の可能性は5分5分です。いや実現性は2割にも満たないでしょう。



ついでと言っては何ですが、これは花咲爺さんが廃棄処分するプリンターや何やかを分解した折、残しておいたモーター類です。爺さんとしては手作りの機関車にでも使いたい様ですが、多分これも未完に終わる事でしょう。