花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

「白馬岳に登りました」 ただしそれは6年前のお話です。

2014年09月13日 07時49分24秒 | 山登り
 先日、おばあさんが『山の写真はどこに置いてあるの・・・』と言うので探してみたら、いろいろと出てきました。その中に「夫婦二人で最後に北アルプスに登った写真を見つけたので紹介しておきましょう。



 私たち夫婦が初めて「北アルプス」に挑戦したのは、20年程前のことになりますが、その時最初に選んだのが「白馬岳」、コースは「大雪渓ルート」を選びましたが、今回紹介する6年前は「白馬大池ルート」を登りました。



 広島を出発してから三日目の朝、「白馬大池山荘」を出発して、いよいよこれから白馬岳山頂を目指します。ようやく前方に白馬岳が見えてきました。写真はちょうど小蓮華山を越えた辺りだったったでしょうか?  



 しばらくすると下界から雲が次第に湧き上がってきました。ただ雲はこれ以上は登ってこず、私たちは雲海の上の稜線漫歩を楽しみました。真夏なのに気温は18~20度と低く、とても爽やかでした。



 だいぶ山頂が近くに見えるようになってきました。おばあさんの歩く真正面の山肌に薄い斜めの線が見えますが、これがこれから登る登山道です。そしてこれを登り切った所が「三国境」になります。三国とは越中(富山県)、越後(新潟県)、信濃(長野県)の事です。私も最近知りました。
 三国境から山頂までは、標高差にして180メートルあまり、これからコマクサの群生地もあるので、あと1時間半は掛かりそうです。

最後に、山頂での写真を載せたかったのですが、みな顔が映っていたので諦めました。今回は病室でノートパソコンを使ってこの記事を書いているため、顔にモザイクを掛ける方法が分からなかったからです。


国の天然記念物「天狗シデ」に逢って来ました。

2013年10月02日 23時31分55秒 | 山登り
昨日は山の会の定例登山日、島根との県境に近い北広島町大朝の熊城山(997.5m)に登りました。この山は格別見晴らしが良い訳でもなく、やや特徴に欠けますが登山口に国の天然記念物「天狗シデ」があることで有名です。



テングシデ群落は北広島町田原の熊城山の裾野にあり、標高は約650m。
その幹や枝がねじれたり幾重にも屈曲した独特の樹形の木が約90本あり、最も大きいものは幹の周囲が約約3m,高さ14mである。 イヌシデの一種で、突然変異によって生じた形質が遺伝的に固定しており、種子による世代交代も進み、90本もの群落を形成している。
天を覆うくねくねと曲がった幹や枝が、いかにもテングが出てきそうな雰囲気であり、これだけ多くの群生は世界中でここ1か所であり非常に珍しく。平成12年9月6日「大朝のテングシデ群落」として国の天然記念物に指定される。(最初の写真と説明文は北広島町観光協会のホームページより転載)





この2枚は私が撮った写真です。幾重にも曲がりくねった状態がご覧いただけるでしょうか?
樹形が珍しいと言っても、度々訪れる程のものではありません。私も十数年ぶりの再会でした。



いよいよ山登りの季節を迎えましたが、この日は広島も30度を超す夏日でした。 ただ山間部は着実に秋が忍び寄っていました。これから暑くもなく寒くもない絶好の登山シーズンを迎えます。

山に登ってきました。もうそこは秋でした。

2013年09月17日 22時06分10秒 | 山登り
今日は「山の会」の定例登山日、広島と島根の県境に聳える吾妻山(1238.8m)に登りました。


台風が去った後でもあり雲1つ無い快晴に恵まれ、かつ先日までの暑さが嘘のような清々しい空気の中を山頂目指して歩きました。








登山道の周辺には、ミヤマフウロウ・ツリガネニンジン・リンドウ・マツムシソウ等が咲いていました。


これは吾妻山の中腹からスタート地点のロッジを振り返ったところです。普段はかすんで見えない遠方の山並みまで、今日ははっきり見渡す事ができました。またススキの穂もいよいよ開き始めようとしていました。そしてもうそこは秋でした。

ツツジが満開の葛城山に登ってきました。

2013年05月19日 12時38分49秒 | 山登り
私が所属する「山の会」の、春の遠征登山に参加し1泊2日(5月16日~17日)の日程で奈良の葛城山に登ってきました。この山が選ばれた理由はなんと言っても「一目百万本と言われるツツジ」です。
麓からはロープウェイもありますが、私達は高低差650m近くを、2時間強かけて登りました。登山道はよく整備されてはいますが、急登が多くそれが階段になっているものですたら、とても疲れました。しかし山頂の側の「ツツジ園」は、正に一目百万本のツツジが満開の状態で出迎えてくれ、それまでの苦労はいっぺんに吹き飛んでしまいました。













私達一行は、その夜「葛城高原ロッジ」に一泊し、朝日に照らし出されたツツジ園を再度散策した後、ロープウェイで下山。明日香村周辺(高松塚古墳・甘樫丘・石舞台古墳)を見学して帰路に着きました。


南の島に雪が降る!

2013年02月19日 22時23分14秒 | 山登り
今日は「山の会」の定例登山日でした。この季節、中国山地は積雪があるため、それを避けて瀬戸内海周辺の山が企画されています。今回も瀬戸内海に浮かぶ生口島の観音山に登ることになっていました。



ところが昨夜から降り出した雨が、しだいに雪に変わり出しました。そこで暫らく様子を見るため、因島にある水軍城を見学する事になりました。暫らくすると雪も止んで来たので、予定通り登る事になりました。



ただ雪は止んだものの、一面雪景色です。こんな瀬戸内の島で、こんなに雪が降るなんて年に一度も無い事です。誰かだ叫びました『南の島に雪が降る!』と・・・





おまけに山頂付近ではガスが掛かり、普段だと楽しめる瀬戸内の多島美も全く台無しでした。山登りは自然との闘いです。遭難しなくて良かったと喜ぶべきでしょうか!??



晩秋の終着駅!?

2012年11月20日 17時52分02秒 | 山登り
今日は「山の会」の定例登山日。国の特別名勝「三段峡」を上流から下流に向けて走破(?)しました。計画時点では紅葉真っ盛りの予定でしたが、今年は既にその季節は過ぎ、木々もすっかり葉を落とし、明るくなった遊歩道を歩く結果になりました。


あれでも時折、私たちを待っていてくれたのかの様に、赤や黄色の紅葉が出迎えてくれました。



ここ三段峡の名前の由来になった「三段滝」です。数日前に降った雨のせいか、普段より水量は多く見事でしたが、周囲の紅葉は残念ながら既に散っていました。



今回のコースの終点「三段峡正面口」は、かってはJR可部線の終着駅「三段峡駅」が有った所です。ただ2003年に廃線となり、今は10数メートルの線路と車止め、そして駅の表示板だけが、モニュメントとして寂しく残っていました。

そこはもう秋を通り越して冬でした。

2012年11月06日 18時09分04秒 | 山登り
今日は「山の会」の定例の登山日。今日登ったのは広島と鳥取の県境に聳える道後山(1268.9m)でした。



標高も1000m付近になるとブナの葉っぱもほとんど落ちて、登山道は落葉の絨毯を敷き詰めたようでした。



ここは山頂間近、県境に沿って最後の登りです。昔放牧していたせいか、立木は無く一面笹原となっているため、白い物が混じった強風に、体感温度がぐんぐん下がり手がかじかんできました。。もうそこは秋ではなく冬そのものでした。
よって山頂での昼食の時間も短縮して、早々と下山する事になりました。ところが皮肉なもので、下山を終えた頃には陽も差し出してきました。




九州の山を歩いてきました。

2012年05月24日 13時34分30秒 | 山登り
私の所属する「山の会」では、春と秋に遠征登山と称して2泊3日とか1泊2日の遠出をしていますが、今回は春の遠征登山で、1泊2日の日程で九州の沸蓋山(1500m)に登りました。


前日の宿泊地筋湯温泉から歩いて1時間、ようやく今日の目的地「涌蓋山」が見えてきました。これから大きく左に旋回して左側の斜面を稜線沿いに登る事になりますが、まだ山頂まではここから2時間掛かります。

今回は幸いな事に天候に恵まれ、とても楽しい山行きが出来ました。ただ今日は疲れが出て体がだるく、何もする気になれず朝からゴロゴロしています。やはり歳の性でしょうか?




秋晴れの下、秋色の山に登りました。

2011年11月02日 17時19分37秒 | 山登り
11月1日は「山の会」の定例登山日でした。今回は広島と島根の県境に聳える「大万木山」と言う山に登りました。標高は1218mとそう高くもありませんが、堂々とした山容の山です。


天候は快晴、気温は平年よりやや高めでしたが、木立が適度の日陰を作ってくれましたし、落ち葉の敷き詰められた登山道は足に優しく、とても快適な山登りが出来ました。


山頂付近まで来ると気温も下がり、時折吹く北風も冷たさを感じましたが。山頂付近に茂るブナはほぼ完全に落葉しており、暖かい日差しを運んでくれました。よって山頂で過ごした1時間はとても快適でした。


中腹まで下山して目に飛び込んできたのは、今度は今真っ盛りの紅葉でした。会員たちから何度も何度も歓声が挙がるほど見事なものでした。
よって何時もに増して充実した山行きとなりました。


山に行ったので、工作は一休みです。

2011年08月30日 20時01分51秒 | 山登り

今日、久しぶりに「山の会」の行事がありました。まだまだ暑さが厳しいので、山登りは避け、広島と山口の県境近くの渓流沿いを歩きました。
よってここ数日間続いていた「凸電の着せ替え」工作は一休みすることになりました。


ただ、まだ明るいうちに山から帰れたので、久々に庭にブロッケンを出して走らせました。


この前紹介したサルスベリの花が、今だ庭の主役を演じていました。


ただ困った事に、枯れた花びらが所かまわず落ちて、丁度真下にある牧場などは惨憺たるものでした。これから先、保線作業が思いやられます。