花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

パンケーキには 渋いコーヒーがお似合い!?

2014年05月28日 19時05分42秒 | カメラ・写真
花咲爺さんのブログとしては珍しく、3週間も更新が途絶え、ご心配をお掛けしてすみません。実はこの間、再手術の必要が生じ11日ほど病院に厄介になっていました。
お陰さまで無事退院し、今は平常に生活に復帰しつつありますのでご安心下さい。

さて話は本題に移りますが、皆様は「パンケーキ」と聞いて何を連想されますでしょうか? 小麦粉をフライパンで焼いたお菓子を連想するのは一般的ですが、中には化粧用パフを連想される女性もいらっしゃるでしょう。ところがカメラマニアが第1に連想するのは、厚み(全長)がパンケーキの様に薄いレンズなのです。



実は先日、このパンケーキレンズをネットで見かけ、手持ちのカメラ(ニコンD300)に付けたらかさばらなくて良いかなと、つい手を出してしまいました。外形はパンケーキと言うだけあって、外径63mmに対し全長は30mmと薄いのが特徴です。



早速D300に付けてみました。想像していた通り、とてもコンパクトで、かばん等にも入りやすく、一寸出のときに携帯するのにはとても便利になりました。
ただこのレンズはAFではなく、Ai系レンズの為ピント合せは手動でやる必要があります。その点なんとなく新旧のアンマッチを感じていました。



そんな矢先、またまたネットで「Nikon F3」に遭遇しまし、このブログのタイトルではありませんが「パンケーキには渋いコーヒーがお似合い!?」だと感じました。カメラに合わせてレンズを選ぶのが一般的ですが、今回はレンズに合わせてカメラを選ぶ、主客転倒の結果となりました。そのカメラが昨日届きました。



これが「Nikon F3」とパンケーキの組合せです。どうでしょうか? 時代背景が一致して、とてもしっくりとマッチングしていると思いませんか?? 尚、今回の買物はあまり見栄を張らずに、手頃な値段の物を選びました。( ただ機能面は全て正常に作動します )



序に、「Nikon D300」と「Nikon F3」を並べて大きさを比較してみました。カメラ自体もF3は小さいので、見た目には親子ほどの差が有りました。ちなみに重量は、「Nikon D300」が1500gに対し「Nikon F3」は900gでした。


これで「パンケーキには、渋いコーヒーがお似合い!?」のお話は終わりです。話の内容とタイトルが一致していないかもしれませんが、そんな硬い事は言わないで下さいネ。




プリズムファインダー の「分解修理」

2014年05月01日 10時18分00秒 | カメラ・写真
止せば良いのにまたヤフオクの画面を見ていたら、格安の「プリズムファインダー ( 45度) 」が出ていたのでついついまた手を出してしまった。、
実は、標準装備のウエスとレベルファインダーは、折りたためる為コンパクトで携行するのには重宝ですが、左右逆像のため構図を決めるのに戸惑う事が多く、じっくり三脚に据えて撮影する時ぐらいは、左右上下正像のプリズムファインダーが欲しいなと思っていました。



その為、街に出た時などに、それとなく中古カメラ店を覗いてみたりしていましたが、値段が高く(安い物でも2万円以上)、到底手の届く物ではありませんでした。
ところが、今回ヤフオクに1円スタートで出品されているのを発見し、粘りに粘って落札たのが上の写真の物です。落札価格は中古カメラ店で見た物の1/5程度でした。
何故そんなに安かったのか? それには訳がありました。上の写真をよく見てください。上面と側面に貼られている筈の、俗に言う「貼り革」が剥げて無くなっていたのです。それを承知で落札しました。



貼り革が無くても機能上何ら問題はないのですが、やはりそれでは何となく間が抜けた(?)感じがするので、ネットで「貼り革」を探して貼る事にしました。
その前に、革を貼ったら出来なくなる分解をして、ケースに付いた擦り傷をサンドペーパーで磨き、黒色のアクリル塗装をしました。中には立派なガラスの塊(プリズム)が入っていました。



「貼り革」はネットで見つけたカメラの補修部品を扱う店に注文しました。八セルブラッド用で頼んだのですが、送られて来た物は「 革シボ(模様)」が小さすぎました。再度送ってもらったものは大き過ぎ、結局はやや大きめな革シボで妥協する事にしました。



先ず型紙を採り、その型紙を張り革に接着。先の尖ったデザインナイフで慎重に切り取りました。この作業が今回の工作(?)の最大の見せ場なのです。



完成です、如何でしょうか? 革シボが大き過ぎてボデーとの対比ではバランスを崩しましたが、まずまずの仕上がりではないでしょうか? (また例によって花咲爺さんの自慢話が始まりました)



性懲りも無く また手を出してしまいました。

2014年03月14日 20時39分47秒 | カメラ・写真
昨年の暮、今では骨董的価値しか無さそうな、八セルブラッドを手に入れたかと思ったら、今年になってから又もや二眼レフのローライフレックスを競り落としました。そして、もうそろそろここらで骨董品集めは終わりにしようと思いながら、また1つ大きな買い物をしてしまいました。


今回の買い物はカメラではなく、八セルブラッド用交換レンズです。正式名称はカールツァイス製「マクロプラナー CF120mm F4」と言います。 八セルブラッドの交換レンズの中で唯一の「マクロレンズ」なのです。


何故このレンズが欲しくなったかと言いますと、1つには草花などの接写がしたい事。もう1つの動機は教科書代わりに購入した藤田一咲氏の著書「八セルブラッドの日々」の影響です。氏はその著書の中で『八セルブラッドの定番レンズといえば、プラナー80mmの標準レンズと、広角レンズのディスタゴン50mm(中略)それに中望遠のゾナー150mmの3本。だが僕はこのラインナップの150mmレンズを持っていない。そのかわりに、撮りたいモノにグッと近寄れるところが気に入っている、このマクロプラナー120mmレンズを愛用している。そのため、この本の写真はほとんど120mmレンズで撮影したものだ。』 そこで改めて本の中の写真を見てみると、ポートレートも風景写真もその大半が、この「マクロプラナー120mm」によるものでした。
そんなに万能(?)なレンズなら、是非手に入れたいとヤフオクを調べて見ました。そうすると開始価格が6万円台が1本、そして7万円台のものが3本ほど出品されていました。しかしそんなに高くては手が出せませんので、半ば諦めていました。
ところが最近になって、1円スタートの商品が出品されたので、さっそく応募しました。そして終了時間より1時間も延長して競り合い、とうとう落札したのがこのレンズなのです。ちなみに落札価格は一般的な指値より約1.5万円ほど安くて済みました。




上の2枚の写真は80mmの標準レンズと比べたものです。胴の長さが2倍以上も長く、重量も230g重たいです。


これは「マクロプラナー CF120mm 」をカメラ本体に取り付けた状態です。とてもでかく重いので、果たして手持ちで撮影が出来るのか? 心配になり2~3枚試し撮りしてみましたが、その結果はまだ未確認です。

今回の散財で蓄財(?)も底を突いたので、これから少なくとも半年は耐乏生活を強いられそうです。(寂しい!)




ローライフレックスの使い方を特訓中

2014年02月24日 11時22分52秒 | カメラ・写真
昔、二眼レフを使った覚えはあるものの半世紀も前の事だったし、第一その機種たるや国産の安物だったので、今回ローライフレックスについては一から勉強する事にしました。
幸いな事にローライフレックスに関する情報は、ネット上にとても沢山有り、とても助かりました。その中で初めて知った使い方について2~3紹介しておきましょう。



先ずフィルムの装填方法です。裏蓋を明け下のロールから上のロールにフィルムを巻きつける事ぐらいは知っていましたが、ローライフレックス特有の方法として、初めのローラーの下を潜らす必要があることを知りました。こうすることでフィルムのスタート位置を感知し「オートマット機構」が働くようになっているのです。この方法を間違えると、フィルム送りの自動化は働かず、一齣ずつの送りは出来なくなります。



これはローライフレックスの特徴の1つ、「巻き上げクランク」です。先のフィルム装填方法を間違えさえしなければ、フィルムを一齣ずつ確実に送ってくれます。



また普段は巻き上げクランクの陰になって、見落としがちな位置に多重露出用リングがあり、矢印方向に少し回転するだけでロックが外れ、フィルムは巻き取らずにシャッターだけチャージする事ができます。



次のからくり(?)は、ファインダーフードがフレームファインダー(スポーツファインダー)に早変わりするところです。ファインダーフードの前面にあるフラップを中に押し下げ(写真左)、後面の接眼孔(写真右)から覗くのだそうです。
ただこのカメラは、シャッタースピードが最高1/500秒と遅いので、余り動きのある被写体には適しておらず、多分私は一生使う事はないでしょう。





次は露出機構です。ティクレンズとビューレンズ間の左右に位置するのが、シャッタースピードダイヤル(左側)と絞りダイヤル(右側)です。このダイヤル、各々外側と内側が単独で動くようになっていますが、絞りダイヤルが上の写真の状態だと左右のダイヤルは単独で動き、シャッタースピードと絞りをセットする事ができます。
次に下の写真のように絞りダイヤルの内外を合わせると、左右のダイヤルはロックされ連動する仕組みになっています。写真ではEV値が10の状態で、シャッタースピードと絞りが固定されているので、左右どちらのダイヤルを動かしても、EV値は一定でシャッタースピードと絞りの組み合わせを選択できるようになります。



これはビューレンズ上部のシャッタースピードと絞り値の確認窓です。フィルム感度ISO100で、EV値10の場合はシャッタースピードが1/30だと、絞り値は5.6になるようです。

以上、ローライフレックスの使い方で、特徴的な点を2~3紹介しました。ただ自分でも「説明が下手だな~ァ」と感じながらの説明でしたので、旨く皆様に伝わりましたでしょうか・・・?? はなはだ疑問です。(笑)




何故2.8Aでも2.8Fでもなく、3.5Dを選んだのか!?

2014年02月17日 16時25分22秒 | カメラ・写真
ローライフレックスは年代によって、デザインや機能が微妙に変遷しており、その識別にはレンズの明るさの後にAから始るアルハベットが付けられているようです。今回私がヤフオクで物色した時には、2.8Aと3.5Dと2.8Fが出品されていました。レンズの明るさは別として、私はその中間のD型を選びました。何故D型なのか? その理由は、皆さんでは取るに足りない些細な事かもしれませんが、次のような「こだわり」が有ったからです。


先ずこの真正面から見た「面構え」が気に入りました。レンズを挟んで左右に配置されたシャッタースピードと絞りのダイヤル、下部に有るシャッターボタンとフラッシュ接点、何れも左右対称形に配置されているのが堪りません。


次に「ROLLEIFLEX」の文字、我こそは二眼レフの元祖だと言わんばかりに堂々としていますが、2.8Fになるとこの文字の下に露出計の受光部が配置され、文字の存在感が損なわれ(?)ています。
加えてこの露出計、余り役に立ちそうに無く、先に「ミノルタスポットメーター」を手にした私には不要の機能でした。


先に紹介もしたとシャッタースピードと絞りのダイヤル、シャッタースピードダイヤルに刻まれた文字はEV値を示し、SECとfが連動もする仕組みです。このEV値の文字が2.8Aや2.8Fには有りません。


これはピント調整ダイヤル、2.8Aまでは小さかったものが、2.8Bより大型化され操作が格段(?)に改善されています。これも選択肢の1つになりました。


話は少し逸れますが、次は「巻上げクランク」です。この部分は機種が変わっても一貫して貫かれているローライフレックスの特徴の1つです。ただ廉価版として発売された「ローライコード」にはこのレバーは無くダイヤルとなっており、オークション市場でも安値でしたが、どうも手を出す気のはなりませんでした。

以上、機種選定に当たり留意した点でした。他人様から見たら、何てたわいない事かも知れませんが、これが花咲爺さんの感性(?)だから仕方ありません。(笑)


何故今更ローライフレックスなのか??

2014年02月15日 23時41分52秒 | カメラ・写真
昨年の暮に八セルブラッドを手に入れ、まだそれを使いこなしもしないのに、またここに来てローライフレックスなのか? 爺さんの骨董趣味と言って終えばそれだけですが、実はちょっとした訳があるのです。
実は今年(?)になってだったと思いますが、NHKのテレビを見ていたら、「四国八十八箇所巡り」を小冊子にまとめて、母国に紹介している2人のアメリカ人女性の話が流されていました。
2人は日本で働きながら休暇を利用して「四国八十八箇所巡り」をし、自分で体験した見聞録を、英文とスケッチでまとめて小冊子にしている様子でした。
そのスケッチも紹介されていましたが、とても素晴らしいスケッチでした。どうもこのスケッチ、その場で描くのではなく一旦写真に収め後で、スケッチに落としている模様でした。

前置きが長くなりましたが、私の言いたいのはこれからなのです。実は主役の2人の娘さん、揃って首にをぶら下げていたのが二眼レフだったのです。機種は定かではありませんでしたが、ローライだったでしょうか? それともマミヤだったかもしれません。
その光景を見てから私の脳裏に二眼レフが焼き付いて離れなくなったのです。





そしてとうとうヤフオクを探す事になりました。そしてゲットしたのが「ローライフレックス3.5D」と言う訳です。 何故「ローライフレックス3.5D」なのか? その訳はまた別の機会に・・・・・


花咲爺さん 性懲りも無くまた変な物に・・・

2014年02月11日 16時07分12秒 | カメラ・写真
昨年の暮「八セルブラッド」を手に入れ、フィルムを入れたものの、これと言った写真の撮らないままになっているのに、今度は「ローライフレックス」に、性懲りも無く手を出してしまいました。


「ローライフレックス」と言えば、カメラ好きの方なら何方でもご存知、二眼レフの元祖とも言うべき6×6判のカメラです。今回手に入れたのは「ローライフレックス3.5D」と言う機種のようです。機種選定に当たっては色々検討しましたが、内臓露出計は頼り無さそうなので、意識して露出計の付く前の機種を選びました。よって製造年は1955年前後の古いものです。
60年近く経ったものとは言え、写真でご覧いただけるように外観はとても綺麗で、かつ操作機能もテストフィルムを入れて確認しましたが、結果は全て健在でした。

何故このデジタル全盛の時代に「八セルブラッド」に続いて「ローライフレックス」にまで手を出してしまったのか?? その理由はまたの機会に報告させて頂きます。


お出かけの準備が整いました

2014年01月30日 17時07分33秒 | カメラ・写真
このところ相次いで、ヤクオクで競り落とした八セルブラッドの用品が手元に届きました。
1つはレンズフード、も1つはストラップです。この2つとも写真を撮る為には必需品とは言えないかも知れませんが、実際に撮影現場に出かけた時は無くてはならない物(?)なのです。( 例によって、花咲爺さんのイメージ先行かも知れません。)


このレンズフード、FOR HASSELBLAD と書かれています。「これは八セルブラッド用ですが純正では有りません」と断っている訳で、そこは割り切って選びました。純正の程度の良い物なら今でも1万円以上はするようですが、これはその半値以下でした。



こちらのストラップも FOR HASSELBLAD 製品です。ストラップ自体は世の中にとても沢山存在していますが、八セルブラッド特有の取付金具に合うものはそうザラには無く、結局はこれを選ぶ事になりました。


これで準備万端、何時でも街に飛び出せる準備は出来ました。後は健康が回復するだけです。
もし街中で、こんな恰好で八セルブラッドをぶら下げている者がいたら、キットそれは花咲爺さんです。遠慮無しに声を掛けてください。(笑)


花咲爺さん またも衝動的にドジな買物をしました。

2014年01月19日 14時47分25秒 | カメラ・写真
数年前自分の意に反して、Gゲージの同じ機関車(99-6001)を3台も競り落としてしまったお話は、以前このブログで紹介しましたが、今回またそれに似たドジな事をやってしまいました。


その対象物がこの写真に写っている3個の露出計です。先ず最初に手に入れたのが中央にある「セコニック スタジオデラックスⅢ」でした。昨年の秋に購入した八セルブラッドには露出計が付いて無いので、別売りの露出計を探していたら、たまたまヤフオクで馴染みの深い露出計を見つけ競り落としました。


ただこの「セコニック スタジオデラックスⅢ」は、その名の通り、スタジオ等で良く使われる「入射光式」がメインな造り(ただし受光部を外せば反射光式としても使える)だった事と、測定値がアナログ(指針式)で示され、その数値をダイヤルを回してEV値や、絞り値とシャッタースピードに置き換える手間がいりました。


そこで最近になって、ダイレクトにEV値や、絞り値とシャッタースピードが読み取れるデジタルの「反射光式」を探していたら、「ミノルタ スポットメーターF」(1枚目の写真の右側)が目に留まりました。早速入札に参加しましたが、どんどん値がつりあがり10,000円を超えたところで断念しました。初めに買った「セコニック スタジオデラックスⅢ」が3,000円程だったのでその倍程度までは予測していましたが、10,000円を超えるとは考えてもいませんでした。終値は約18,000円でした。( ただ、新品の価格は、当時60,000円以上していたようです。)


一応「ミノルタ スポットメーターF」に見切りをつけ、次に狙ったのが「ミノルタ オートメーターⅢ」(1枚目の写真の左側)です。この露出計は「セコニック スタジオデラックスⅢ」と同じ様に「入射光/反射光兼用」ですが、測定値がデジタル表示なのが魅力でした。機能が良い分「セコニック スタジオデラックスⅢ」より高いだろうと見積もっていましたが、結果はほぼ同じ値段で競り落とす事ができました。

これで露出計が2台揃ったわけですから、もう別の露出計には用は無いはずなのですが、どうしても「ミノルタ スポットメーターF」に対する未練がが断ち切れず、またヤフオクの画面を覗いて見ました。
ところが、また新たに出品されていました。それは即決価格約が約18,000円で、1円からのスタートでした。今度は10,000を多少越えてもいい覚悟で挑戦し、最後まで強烈な駆け引きの結果とうとう競り落としました。落札価格は前回見送った時の終値より約5,000円ほど安くてすみました。瞬間とても良い買物が出来たと思いました。
しかし後でよく考えてみると、必要でも無い物に大枚をはたいた事になり、後悔しきりです。この衝動的な買物のクセは死ぬまで直らないかもしれません。(笑)

ちなみに「反射光』での測定では、みな同じ値を示しました。もし2番目に「ミノルタ スポットメーターF」を手に入れていたら、「ミノルタ オートメーターⅢ」には手を出さずに済んでいたでしょう。(残念!)



「カッコいい!」と言う理由で・・・・・を手にした。

2014年01月14日 20時39分29秒 | カメラ・写真

このカメラは、昨年の10月末にオークションで競り落とした物で、30数年前に製造されたスエーデン製のフィルム式中盤カメラです。(既報)
このカメラを会う人毎に自慢そうに見せると、決まったように『何故そんな古いものを買ったの?』とか、『何処がいいの?』とかよく言われます。その答えをなかなか説明出来ずにいたら、私の気持ちを代弁するような記事に出会いました。


それはこの、写真家藤田一咲さんの本の一節でした。


要は『カッコいい!という理由で、ぼくは八セルブラッドを手にした』と言うのです。この写真では複写技術が悪くて文章までは読みづらいでしょうが、この文章を読んだ時、私も「これだ!」と共感しました。

理由はともあれ惚れ抜いて手にした物だけに、私は3日に一度は撫で回すだけで満足しています。(笑)