花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

車両セット治具(?)を作りました。

2012年05月30日 13時08分19秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
世間一般では何と呼ぶのかは判りませんが、線路に車両を簡単に載せる事の出来る冶具(道具)を今回作りました。


Gゲージを始めてから5年以上、こんな物がなくても何とか成っていましたが、最近は庭園レイアウトとお座敷レイアウトの、行き来の頻度も増しましたし、孫など私以外の者でも容易に操作できるのが良いかなと思いました。


実は作ろうと思ったきっかけは、オークションでその品物の写真を見たからです。写真から推測して大体こんな大きさではないかと方眼紙に書いて見たのがこれです。


早速、100円ショップに行き「ポリプロピレン製のまな板」を2枚買ってきました。


出来上がったのがこの写真です。初めは両側を削いで台形形状にする積りでしたが、強いてその必要も無いので、ベースになる1枚はスリットを入れただけで、ほぼ原型を留めたままにしました。


果たしてうまく機能するか? 1軸ボギー車、2軸ボギー車、そして前台車と従台車の付いた 99 6001 (ブロッケン) でもテストしました。結果は上々、簡単に線路にセットできました。
でもこの冶具がうまく使えない車種がありました。それは機関車の内でも集電シューの付いた物です。集電シューが冶具のガイドレールに干渉してどうにもうまくいかないのです。(我が家ではブロッケン以外は、全て集電シューが付いています)


そこで集電シューの付いた機関車に使える冶具を、ベニヤ板を使って別に作りました。それは上の写真の様にすごくシンプルな物です。


機関車を手に持った段階でこの冶具を車輪間にあてがい、そのままレール上に置くだけです。
この冶具は先程の冶具ほど有り難味はありませんが、目線を線路脇まで下げなくても良く、ややスマートにセットできます。




給水塔(らしきもの)を造りました。

2012年05月28日 09時48分32秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
もう1年以上も前の事になりますが、LGB(ドイツ製)のセェルタンカーを買った積りが「中国製のまがい物」であったお話をしました。


自分の不注意だったとは言え、そのタンカーを見るのも嫌で、足回り等は他に転用したものの、タンク本体は色を塗り替えて、そのまま放置していました。それが1枚目の写真です。
今回、このタンクを使って「ベニヤ1枚のレイアウト」に、給水塔を作ろうと思い立ちました。


ところがタンクの胴体が長すぎて、このレイアウトにはちょっぴり不釣合いだったので、輪切りにして6cm程短縮する事にしました。輪切りには直角/水平の精度の良い卓上丸鋸を使いました。使う頻度が少ないのと、手入れが悪いので鋸刃は真っ赤に錆びていて、見せられた物ではありません。


タンクの胴体を左右3cmずつ短縮する為、五つに分断しました。切り終わって判った事ですが、このタンクは左右と中央が縦割りされた4部品で構成されていました。この構造が事前に判っていたら、もう少しスマートな加工が出来たかも知れません。


五つに分断した左右と中央の部品を接着剤で結合しました。卓上丸鋸を使ったお陰で端面も精度が良く、サンドペーパーでひと擦りするだけで済みました。端面の塗装剥げは後でまた全体を塗り直す積りです。


次にタワーの骨組みです。もう少し細めの物が欲しかったのですが、有り合せのアルミアングルを使いました。結合には爺さん得意のアルミリベットを使いました。


出来上がったので、さっそく機関車の横に置いて見ました。いっその事、もう少し胴体が短くても良かったのではないかと思いました。
タンクの給水口から、機関車の受水口までは何で繋ぐのか? 今のところ未定です。取あえず高さ関係だけはつじつまの合うようにした積りです。

この前の転車台と言い、この給水塔と言い、なんといい加減な物造りでしょうか! でも当の本人が楽しんでやっているのですから、善しとして下さい。

1年の間、花咲鉄道の機関区で野晒しになっていた中国製タンカーも、ようやく居場所を得る事になりました。






九州の山を歩いてきました。

2012年05月24日 13時34分30秒 | 山登り
私の所属する「山の会」では、春と秋に遠征登山と称して2泊3日とか1泊2日の遠出をしていますが、今回は春の遠征登山で、1泊2日の日程で九州の沸蓋山(1500m)に登りました。


前日の宿泊地筋湯温泉から歩いて1時間、ようやく今日の目的地「涌蓋山」が見えてきました。これから大きく左に旋回して左側の斜面を稜線沿いに登る事になりますが、まだ山頂まではここから2時間掛かります。

今回は幸いな事に天候に恵まれ、とても楽しい山行きが出来ました。ただ今日は疲れが出て体がだるく、何もする気になれず朝からゴロゴロしています。やはり歳の性でしょうか?




3年目に向けてのリニューアル - その6

2012年05月19日 08時53分34秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
庭園鉄道のリニューアルもいよいよ大詰めを迎え、今回はティンバートレッスルを含めた高架橋(?)の番です。


先ず木製の橋脚を全て分解して取り払い、水洗いした後に天日で乾燥です。


次は2年間のあいだに脱落した部材の再組付けを行いました。その作業は数日前に新しく敷き買えた人工芝の上で行いました。
今後もこのスペースが花咲爺さんの取って置きの息抜きスペースになる予定です。


ティンバートレッスルの有った場所には、雑草も生えていましたが、今回綺麗に整地されました。


次の作業は、ティンバートレッスルの再組立てと、防腐剤の塗布です。匂いがきついので家内には評判は良くないのですが、この際目と鼻をつむって貰いました。


レールを敷き終えた後で、上空(2階のベランダ)から撮影してみました。木製橋からS字カーブへと綺麗な曲線(?)が描かれています。


防腐剤もほぼ乾燥してから、ブロッケンに客車を牽かせて記念撮影をしました。



今回の3年目を迎えるに当ってのニューアルも、10日掛かってようやく予定の作業は完了です。これで6月10日の開業記念日が気持ち良く迎えられそうです。




3年目に向けてのリニューアル - その5

2012年05月17日 22時24分48秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
今日は庭園鉄道西部地区のS字カーブ部分を、基礎からやり直しました。一番雑草が生えやすい場所だけに 防草対策をしっかりやりました。


松の木の枝の下である事もあって、作業は手間取り、ここだけで丸1日を費やしました。整備が終わった後は例によって試験運転です。今回はS字カーブを印象付ける為、超ロングの車両編成にしました。





ディーゼル機関車の前照灯が大きくなりました

2012年05月17日 08時38分16秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
先日入線したディーゼル機関車の、前照灯(ヘッドライト)があまりにも小さくて貧弱だったので、作り変えてみました。


この写真は、大きくなった前照灯を付けたものです。この前照灯をどうやって作ったかを少し説明しておきましょう。


先ず,100円ショップでLEDの懐中電灯を買ってきました。左側が商品の姿、右側はそれを分解した物です。


その灯体を輪切りにしたり、穴を開けたりして出来たのがこの部品です。


できあがった前照灯と、元から付いていた前照灯を比べてみました。いかに小さかったかが良くお判りでしょう。


前照灯として大き過ぎなかったかどうか?、他の機関車と並べて比較しました。結果はちょうど良い大きさだと感じました。


3年目に向けてのリニューアル - その4

2012年05月16日 06時35分11秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
3年目に向けてのリニューアルも、いよいよ今日は西部地区へと進んでまいりました。


もともとこの部分は川だった所です。オーバルエンドレスだけでは物足らず、川越の西部地区に進出すべく造成工事で造り上げたました。今回この部分も基礎からやり直しです。


先ず防草用のシートを敷き、その上に線路を置いた後、線路両端に道床用のアルミアングルを固定し、バラストを撒布ます。この部分は良く撮影ポイントして使うので、特に直線を気遣って作業しました。





西部地区の川沿いが完成したので,ブロッケンにタンカー編成の車両を牽かせて見ました。見慣れた光景ですが、心なしかスッキリと新鮮さを感じました。


今日はここまでで終わりです。明日以降いよいよS字カーブに取り掛かる予定です。




初めてのディーゼル機関車が入線しました。

2012年05月14日 16時43分17秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
我が花咲鉄道には今まで9台の機関車が有りましたが、電気機関車「オンデコ」1台を除けば、後は全て蒸気機関車でした。
最近になって、出来たら1台はディーゼル機関車が欲しいなと思っていたら、イーベイに手ごろな出物があったので1台購入する事にしました。


実はそのディーゼル機関車が3日前に届きましたが、開梱して見たら部品が2点ほど欠落していました。1点は前後に2個ずつ付いている筈のバキュームホース(私はそう理解していますが違うかも知れません)が1個有りませんでした。もう1点は車台中央部に付いている筈の黒い箱状の物(?)が左側に無いのです。
こんなぶざまな姿を皆様に公開するのは、どうしても許せなくて今日まで公開を控えていました。


何とか手作りできそうなので挑戦してみる事にしました。この写真の右側に有るのが、車体右側に付いていた「黒い箱状の物」です。これと対称形状の「黒い箱状の物」を作ろうと用意したのが左側の5点のプラスチック片です。糊代を考えてアングル状の部材を使いました。このプラスチック片は全て壊れたプリンターから、廃棄前にもぎ取っておいた物から切り出しました。


「黒い箱状の物」の出来上がりです。左側が正規の部品で、右側が今回製作した物です。少なくとも外観については、まずまずの出来ではないかと思います。(例によって花咲爺さんの自画自賛が始まりました)


早速取り付けて見ました。これだと手作りしたかどうか判らない状態になったと思います。
そこでようやく、皆さんの前に写真を公開する気になれました。


LGBの数あるディーゼル機関車の中でも、この機種は安い方の部類に入る物だと思いますが、車体の赤色がとても気に入っています。難を言えば、ヘッドライトが小さすぎる事、手摺がフニャフニャで気に入りません。何時かまた改造する事になるかも知れません。


ちなみに、欠落していたバキュームホースは、幸いな事にストックが有ったので助かりました。



3年目に向けてのリニューアル - その3 

2012年05月13日 22時15分28秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
前回までで人工芝の貼り付け、道床両端のアルミアングルの設置を終わったので、いよいよ最後にバラストの埋設です。


2年も経つと、バラストに落葉などが混入すだけではなく、青カビ(?)も生え出します。そこでカビキラーを少量入れて水洗いする事にしました。洗った後は「ふるい」にかけて泥や砂を取り除きました。


水洗の終わった砂利は直ぐに線路に埋設です。砂利をレールの上に置き、レールを持ち上げれば終わりです。


オーバルエンドレス部分の工事が全て終わったので、花咲鉄道で最年長のクラウスに初乗りをさせることにしました。





これでリニューアルの第1次工事は完了です。引続き第2次・第3次も考えてはいますが、取りあえずはここで一段落したいと思います。



3年目に向けてのリニューアル - その2 

2012年05月11日 18時21分24秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
昨日に引続きオーバルエンドレス部分のリニューアルを行いました。


先ず定規代わりに木材を一本置き、それを基準にして厚紙を貼り付けていきました。ほぼ全周が石組みになっているため直線部分が全くないような型紙になりました。


その型紙を使って、人工芝の裏面にクレヨンで罫書き線を入れ、ハサミで切り取りました。円形花壇の部分は作業を容易にする為、一番目立ちにくい部分を切って開放しています。
早速敷いて見ました。多少の現地施工はありましたが、ほぼドンピシャリと合いました。続いてレールを敷き、枕木から3cm離してアルミアングルを打ち付けました。
解体前に、以前のレールの位置を周辺の石にマーキングしておいたので、新たにレールを敷くのにとても役立ち、作業が効率よく進みました。


まだ全体の道床は出来上がっていませんが,駅舎前だけはバラストも入れて完成状態の確認をしました。今回からアルミアングルの取り付けを、地面に釘付けする事にしたので、家内が不注意に足を引っ掛けても、容易には壊れなくなりましたし、汚れも落としましたので、これからまた2年間は持ち堪えてくれるでしょう。