今日の「お気に入り」は、「 the 能 .com 」の「能楽用語辞典」に載っていた
「 離見の見 (りけんのけん)」という言葉とその解説です。
「 世阿弥が能楽論書『花鏡』で述べた言葉。
演者が自らの身体を離れた客観的な目線をもち、あらゆる方向から自身の演技を
見る意識のこと。
反対に、自己中心的な狭い見方は『我見(がけん)』といい、これによって自己
満足に陥ることを厳しく戒めている。
現在でも全ての演技にあてはまることとして演者に強く意識されている。」
「 離見の見 (りけんのけん)」は、「見所同見(けんじょどうけん)」とも言われ、
見所は、観客席のことなので、客席で見ている観客の目で自分をみなさい、ということ
だそうです。
もう一つ、
「 君子はこれを己に求め、小人はこれを他人(よそ)に求める 」
( 君子は失敗やうまくいかないことの理由を自分に求め、小人は他人のせいにする。
成功したときに手柄を自分のひとりじめにするのも小人。 )
www.youtube.com/watch?v=dzmHkXiU59U
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