「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

ナンジャラホーイ Long Good-bye 2021・09・16

2021-09-16 05:06:07 | Weblog


  今日の「 お気に入り 」は 、民謡の 「 木曽節 」。

  インターネットのフリー百科事典「 ウィキペディア( Wikipedia )」に 、解説記事が掲載されています 。


  「 木曽節(きそぶし)は、長野県木曽地域の民謡である。

   概要

    木曽地域に近世から伝わる民謡で、木曽の材木を河川に流して運ぶ「川流し」を

    モチーフに、木曽川や周囲の山々と人情を歌い上げている。

   歌詞中の『 中乗りさん 』( なかのりさん )は諸説あるが 、材木を筏に組んで木曽川を

   下り運搬する人たちで 、先頭を『 舳乗り 』( へのり )、後ろを『 艫乗り 』( とものり )、

    真ん中を『 中乗り 』といったというのが一般的である 。また 、歌詞中に『 木曽五木 』

   ( 江戸時代に尾張藩から伐採が禁止された木曽谷の五木 、ヒノキ・アスナロ・コウヤマキ・

   ネズコ( クロベ )・サワラの五種類の常緑針葉樹林 )が歌いこまれている 。

   『 木曽の御岳さん 』は木曽地域の最高峰( 標高 3,067 メートル )である大きな山容の御嶽山である 。

   木曽節と木曽踊りはいまでは日本全国に知られているが 、これには大正から昭和戦前にかけて

   福島町( のち木曽福島町を経て現・木曽町 )の町長を務めた伊東淳( いとう すなお 、

   1876 年 - 1942 年 )の尽力が大きかったといわれている 。伊東は木曽の旧・福島村生まれで 、

   地元自治体吏員から後に福島町長に就任 、12年間在職した 。観光客誘致・地元振興の手段として

   早くから木曽節に着目 、自ら歌い 、踊りも指導して 、木曽節と木曽踊りを広く紹介した 。

   『 木曽のなかのりさん 』( 1917年 )という冊子も発行 、1925 年には地元酒蔵・中善酒造店に

   薦めて酒の銘柄を『 中乗さん 』と改めさせるなどあらゆるPRに努め 、『 なかのりさん町長 』と呼ばれた 。

   昭和に入ると 、木曽節はラジオやレコード等の新メディアで一般に普及するに至り 、全国的な知名度を得た。

   木曽福島駅前には功績を称えて伊東の銅像が立っている 。


   歌詞

    民謡なのでさまざまな歌詞があるが 、次のものが一般的だといわれている 。

   ♬ 木曽のナー 中乗りさん
    木曽の御岳( おんたけ )さんは ナンジャラホーイ
    夏でも寒い ヨイヨイヨイ
    合唱:ハー ヨイヨイヨイノ ヨイヨイヨイ

    袷ょ( あわしょ )ナー 中乗りさん
    あわしょやりたや ナンジャラホーイ
    足袋もそえて ヨイヨイヨイ
    合唱:ハー ヨイヨイヨイノ ヨイヨイヨイ

    人はナー 中乗りさん
    人は見目( みめ )より ナンジャラホーイ
    ただ心 ヨイヨイヨイ
    合唱:ハー ヨイヨイヨイノ ヨイヨイヨイ

    心ナー 中乗りさん
    心細いよ ナンジャラホーイ
    木曽路の旅は ヨイヨイヨイ
    合唱:ハー ヨイヨイヨイノ ヨイヨイヨイイ

    笠にナー 中乗りさん
    笠に木の葉が ナンジャラホーイ
    舞いかかるよ ヨイヨイヨイ
    合唱:ハー ヨイヨイヨイノ ヨイヨイヨイ

    木曽のナー 中乗りさん
    木曽の名木 ナンジャラホーイ
    ヒノキにサワラ  ヨイヨイヨイ
    合唱:ハー ヨイヨイヨイノ ヨイヨイヨイ

    ネズコにー 中乗りさん
    ネズにアスヒに ナンジャラホーイ
    コウヤマキ ヨイヨイヨイ
    合唱:ハー ヨイヨイヨイノ ヨイヨイヨイ  ♬

  みんなのうた

   NHKの『みんなのうた』で、1963年8月に紹介された 。編曲は宮川泰 、歌はザ・ピーナッツ 、

   映像は横山隆一主催のアニメプロ『 おとぎプロダクション 』製作によるアニメだった 。

  『みんなのうた』での放送後 、視聴者からの楽譜の希望が多かった曲の一つである 。 」

   ( 引用 、ここまで 。)

   昔 、小学校の学芸会で、衣装と振りを付けて「 木曽節 」をいやいや歌わされた記憶があります 。

  人前で歌うことが苦手になるきっかけとなった歌で 、長じて 、カラオケ嫌いになりました 。

   歌詞を覚えているのは 、一番と二番のみ 、三番以降は教わっていません 。染みついた記憶 、60年以上

  経っても消えません 。





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