もしもしウインドー

僕の前に道は無い
僕の後に道は続く、、、
さ迷い歩む、
未来の窓もしもしウインドー

大晦日

2010-12-31 06:42:53 | Weblog
夜明けを待てば
新しい年が待っている





喜びも悲しみも一つ屋根




゛喜びも悲しみもひと纏めにし記憶の中で蕎麦を啜りぬ゛


一つ屋根
夫が脳梗塞の病を抱え
六年目の新しい年を
迎える事が出来ました
あの日の
夜空を救急車で走る音は
私の人生の
悩みを抱える出発点になった
着ていたコートを幾度も畳み直し
平常心に戻しながら
孤独での待合室での
夫の容態

喜びも悲しみも
あれから
六年目の
新しい年を迎える事が出来ました
今年も一年の労いの蕎麦を
味が薄いの濃いのを語り会い
夫婦して除夜の鐘の音を聞きながら
啜られる幸せ


゛喜びも悲しみもひと纏めにし記憶の中で蕎麦を啜りぬ゛


ツーと言えばカーッと答える
夫の言葉への妻の相槌は
病の中で無くしてしまったが
苦楽を共にしてきた同志
病になっても夫の心の方きは
よく解かっている(^-^)

喜びも悲しみも
蕎麦のような長い人生
飽きもせずに
今年も新しい年に向かって
この家を守って行こう(^-^)




今年は
残暑が長引く
暑く燃えた年で
太陽族
雷族
暴走族
蜜蜂族と
意識した年でしたが
その裏で
悩みを抱えた
夫のような
陽の当らない斜傾族

車輪の下の
夫のような
ちゃらんぽらんな
屈折だらけの陽にも
新しい年に向かって
迷いや欲望に負けづに
一歩でも前進させてあげたい(^-^)






息吹

2010-12-30 04:18:18 | Weblog
今年も後一日
音も無く姿も見えずに
何時もと変わりが無いが
何かしら届い来る
新しい年

゛目に青葉地平線から息吹の束が届かれる2011゛

青菜ひと束からも届いて来る新しい年



゛月見ると過ぎし記憶がぽつかりとムーンライトの旭川゛


凍えた夜は
窓辺に寄れば
ムーライに照らされた街の夜景が模索する
あの月の中で私へのひと握り程の記憶
充電されていたのだろうか


吐息をかけた窓は
たちまち雲の中へと凍えて行く




2011年思い出を春夏秋冬季節の中に残し去って行く
ショパンの別れのメロディーは確か
私達の学びの窓からも聞いた記憶が有る




来る年に向かって

2010-12-29 05:27:02 | Weblog
カウントダウン




年こし蕎麦を啜る音は未だ
途絶途絶えの余裕の音




今夜は来る年に向かって
゛たった一つの花゛に
はしゃいでいる
テレビを見て
私もボエムの花が出来ました


蕾を持った枝に
時が来ればそれぞれの個性の花は咲くでしょう
2010年の時は刻んで行く
世紀を築く年輪




たった一ッの花に


今年も72時間の
秒読みのカウントダウン
師走の空のハイライトは、、、
夏の夜
一ッの星となった人工衛星
はやぶさのロマン

凍えた冬の空に
今夜も私達の住んでいる地球を見守り続けている
爆破した破片の流転は
恋の片道切符
夜空に貼り付いて戻って来ない
キラキラと輝く星の美しい語り草

俯いた花にも蕾があるように
過ぎて行く年に
ひと花咲かせたいと
冥途行きの超特急急行切符
一枚300円のジャンボ宝くじ
2011年に乗り遅れない様に
しっかり握っている

凍えた空に貼りついた
無限大の生きる欲望
手に触れてみると
2011年の緊張した
心臓の鼓動へと変わって行く








整いました

2010-12-28 06:06:38 | Weblog
青菜の魅力



そこそこの家のお雑煮
元旦の日が楽しみ




゛てぐすのよふなかひわれは元旦の雑煮の中で天狗になれぬ゛


元旦の雑煮の中で
カイワレは手ぐすねを引く待ち心


゛餅食めば閃く煩悩遠くからゴーンと除夜の鐘が耳゛


12月28日
正月も整いました奥座敷(^-^)


゛サラダ菜に夏の面影溢れ出し若さいつぱひ握りて返す゛


雪道を潜った店頭で
買い主を待っている
若さいっぱいのサラダ菜の媚得る微笑み

私の寒さに凍えたハートを
゛ギュ゛っと握り返してくれる
水々しき菜

***********************************************

カイワレは何んと言われようと
救ッてくれたご恩を
忘れられない、、、、゛あ夏の野人の眼差し(^_-)-☆

ロマンは無限大

2010-12-27 05:50:26 | Weblog
女神様の微笑は(^-^)




氷盤のスケート靴



追いかけて追いかけて


゛はやぶさが夜空に燃へて金河銀河の星のロマンの夢になる゛

人工で作った星
翔ける夢は無限大
宇宙を追いかける人工衛星


゛あの日の星のかけらの妖精飛んで来て氷盤の上で踊りだす゛


あの感激の星の妖精が氷場の上で
飛んで廻って
ワルツの曲にはしゃぎだし
今夜はテレビ
ぐっと近づける


゛氷盤の精の背中に描く重圧の美を意識したコスチューム゛


妖精達は
あでやかな後ろ姿にも孤独な重圧を背負っている



゛あの夏のドライフラーワー俯きて浪漫も乾く写真のページ゛

陽も褪せてカサカサに乾ききったドライフラーワー
あの日の夏は雪の中


゛二センチ程の浅き雪日暦を捲くれしょふな朝の雪掻き゛

今日の朝を
キラキラと新雪は輝いて
幸せな冬の暮らしを届けてくれる










お正月お迎えの準備

2010-12-26 06:17:41 | Weblog
来年の干支は兎
うさぎの餅をつく姿が
今夜の月の中にまさぐりて来る





何も無くてもお正月
一つ屋根のお餅付きは29は避けて
27.28.30とピーク
二日前から
もち米をうるかすと物心


゛正月を待つ陽の差す窓でゆつくりと餅米を吾れは洗ひぬ゛

汲み上げる水は冷たくて
赤くかじかんだ母の手を吾が手に変えて米を磨ぐ



゛米ひと粒に感謝を込めて正月の餅つく米の水は澄み゛

餅つきの米を洗う水が澄んで来る迄
美味しく仕上がるように願いを込めて
力を入れて水を取り替え取り替え磨ぐ


゛生き行く身にもお正月何が無くてもお年玉だけは用意する゛

老いの身で孫達にあげるられる年金のお裾分け
その温もりをポケットから微笑みながらのお年玉


゛哀れともカーンと凍へし電線の塒のカラス餌に鳴く゛

住みついたカラスが遠方から生塵の日を待っている
私達とその意図は違ってはいるが
待つ日は同じ
人間と生き物のエコロジー



あの人の背であやされた温もり

゛あの人は赤木の山に貼りつきて旅の深雪に逢ふ事も無き゛

有明の月を見ていると
ふと思い出す
母の帰宅を待つ
あの人にあやされた背の温もり



冬休みに入り
お正月を待ちながらの子供達のわらべ歌















フルネーム

2010-12-25 06:30:16 | Weblog
クリスマスイブ
聖者が街にやって来て
娘が届けてくれたクリスマスケーキに
我が家でも
蝋燭の炎が点りました(^-^)







時を悪戯に真面目に受けた日


゛宅急便でず
゛お荷物が届きました゛
゛フルネームでサインを願います゛
録音のような音声がして
改まって
フルネームと言われても、、、
判断が出来ず
少し間をおいて
゛昔の名前で呼ばれていた゛
゛旧姓でしょぅか゛

せわしげな宅配人さんも
急に笑顔に戻って行く

大掃除後だったので
頭の手垢の塵が
新旧絡んで混線していた
時を悪戯に
真面目に受けた日









忙しい主婦へのプレゼント

2010-12-24 05:46:31 | Weblog




ボッサ.ボッサの
ボサノバの婆あサン
あの日の曲をプレゼント

目を擦れば
バナナを積んだ荷が
船から忙しく下ろされて行く

あの日が懐かしく
バナナを買ってみた
゛デ~オ゛
゛イデデ.イデデ゛
゛イデデ~オ゛
遠く迄歩いたので
足が痛むが
雪の日はこんなリズムも生まれて来る


もしもし臆病な亀が心配をして
キヨロキョロ
床を歩き出す
この道は何時か来た道
りんごにレモン苺にバナナの代わりに
もしもしウインドーの中の犬と亀それに孫二人と
隠遁生活の爺さんがいる筈だ

逆光の陽が微笑みながら
今日はクリスマス
愛は燦々として
亀の歩く床を温めて行く

万年生きる命に
邪魔だと捨てられた亀のひとりごと(^-^)




シックスティー.セブンティー.エイティーポッ







明日はクリスマス

2010-12-23 06:59:06 | Weblog

雪空から近づいて来たクリスマス


娘が作ってくれたの(^-^)


とんとんとん゛おらぁサンタだ、、、違ったか?




残してあった一個の南瓜も
昨日の冬至で使い切りました

明日はクリスマス
サイレントナイト
ホーリーナイト
長い夜の雪国のロマン
蝋燭の炎が点されて行くのでしょう

キリスト様の恩恵を受けて
私達も楽しんでみましょう(^-^)

拙いポエムが出来ました


゛二人だけのクリスマス゛


大地は雪に包まれて
娘の残していった
青春の思い出がいっぱいの
カセットテープ
夫と私の暮す一つ屋根の下で
静かに流れて行く

ひとり娘を狭間に
ケーキを囲み
灯した蝋燭の炎はロマンに変わり
時は流れ出す
とりの照り焼きをお皿に盛り
夫の好物の缶ビールの蓋を開けると
発泡酒が噴き出して
あの日の情景がおどけだす

買いもの帰り
コートに付いて離れない雪のひら片
手袋で払っても払っても
クリスマスを意識して、、、
街のイルミネーションの花やぎが
雪の通りを行き来する

今年も元気で迎える
二人だけのクリスマス
今まで眠っていた
娘の残して行った
長く伸びきったテープは
私達の暮らしの過程

雪は降る
雪は降る
思い出は雪の中
曲は静かに流れて行く
二人たけのクリスマス















今日は冬至

2010-12-22 06:26:45 | Weblog





冬至の日
意識してか店頭には南瓜の姿が目に触れる
今日は夜の長い日と死に近い日ですとか
習わしの行事も一つ一つクリアして行く
ふと冬空を仰ぐと
翼を付けて飛んでいきたい現実





゛馬鹿だ馬鹿だとそれも愛受け止められて七坂八坂手を繫ぐ゛

夫の口癖
馬鹿だ馬鹿だと
それも妻への愛と受け止める
今日この頃なり
羯諦羯諦
杖を仲間に夫の手を繫ぐ


゛匂ひ立つ娘盛りを玄関に飾りて年賀待つ暮らし゛


殺風景な老の暮らしの玄関に
花を添えてみる
生花の束が匂い立ち
新年のご挨拶






゛掃除後忘れもの残こり無きかと箪笥の中の吾が身を覗く゛


掃除後に何時果てるとも、、、、
自分の身辺整理に箪笥の中を覗いてみる