色褪せた古新聞

誰よりも早起きし

昨日の゛揉め事゛からりと晴らす
老木のハイビスカ
今朝も、１輪咲いていた

゛夫と涙した口論゛
一夜明けるとカラリと晴れる
本日晴天

新聞で自分の名前をみつけたのは
高校入試の発表と
日曜欄の片隅

いつまでも自分が゛いとおしいく゛

切り抜いて置いた陽焼けした古新聞
整理した書棚の中から春の陽を探しに出て来た

未来の窓
もしもしウインドー

ローマの休日

イタリアのルネツサンス
遊び過ぎた
トリノのお芝居見物も終わり

ガセネタで終止エンドのカラ騒ぎ
ある新聞記者の悪知恵もズバリ暴露
世の中捨てた゛門じゃない゛

まさか、、、がっかりさせた日本中
゛信じられな～い゛

巷の風が騒ぎだす＾ｏ＾
コホン、コホン何の風邪

息吹

伊予柑を二つ割にすると、、、
雪の重圧から開放された
口あたりが、、、

それは
舗装の温もりにごろ寝し目を細めている犬
にゃ～ゴロー、ごろニャー
塀づたいに
隣家のｏｏちゃんにラブコールを送る猫
揚々と背に日浴を浴び雪割り姿の人
ひそひそ寄り添って近況を語る
エプロン姿の隣家のおばさん

゛今日は太陽がいっぱい゛

内から外へ心は動き出す

ほろ苦い地平線

乾ききった郊外を走る車の窓
四方八方広々とした雄大な北の大地

春眠暁を覚えず
処々、目覚めの息吹
所々に去年の秋
置き去りの淡い緑が春風にそよぐ

残雪にぽっかり空を見上げ
顔を出す萌黄の蕗のとう
今朝飲んだコーヒー゛モカ゛
春のほろ苦さ
青春の香り

あの空いっぱいに押し寄せてくる

さくら咲く季節

出窓いっぱいの陽を浴びて
パステルカラーのさくら草が咲きだした

大学発表
高校発表
あ～
お受験発表の季節

日本列島さくらのウエーブ
花満開
らららら
あの雲に乗っかり
じゃんけん、ｇｏｏ－、チョキ、パー
置き去りの青春つかんでみる

未来の窓゛もしもしウインドー゛

陽は昇る

戌年は経済が評価される歳と聞くが

そういえば
まるっきし吠えないポチの魅瑠妃が
日に一度か十日に一度
地は出来たか
種は出来たか
実は出来たか
゛もしもしウインドウ゛未来の表示
゛ここ掘れ゛ワンワン

冥土の土産に
＜ホワイトのじいちゃんが言っていたよ日本の景気は
今、直には良くならないが、其のうちにきっと来るからなー
気を落とすなよー>

あれから１８年の歳月
信じていた゛私の人生辛かった゛

パズルの中に隠れている
方程式の解よりも難
開運をもたらす゛カメハツエ゛さん
゛もしもし゛
ご機嫌いかがでしょう、、、、

変な野心と人は笑うでしょう
ホリエもんのような屈折した馬鹿紋もいたから
気は許せないが、、、

ラブコール

今日のようなラブコールの朝

陽の呼びかけに
じっとしていられず
地球儀を゛ぐるっ゛と廻してみる

止まった場所は愛燦々と
太平洋の孤島゛ハワイ゛
一生に一度ごくごく平凡な私の冒険
文明の力
日本の地から離れた思い出

南の風がさよさよと
首に巻いたハイビスカのロングスカーフ
しなやかに風に笑っていた

弾むまり

孫の置き去りのドッチボール

遊びすぎた去年の置き去りの姿のまま
押入れから
オレンジと黄色
孫二人の玩具

゛じいちゃん゛
゛あの青空の空気で一杯にして゛
玄関前の陽炎に孫の催促

゛よしよ゛と
自転車の空気入れで
まだ浅い春の息吹で満たされた

まりは弾みをつけ未来の表示
白線をおって
富良野の孫の家路迄里心

ころころ
転げていった

春のページ

ばあちゃんの春を探す
家前の一コマ

陽炎が立ち込める
雪解け路の乾いた顔の楽しみも
一夜明けると三寒四温
新雪がドカッと冬の土産を置いていく

゛春゛と言う季節に向かっての孫の成長の
本のページがめくられ
今日の温もりは
明日えと続かない

試行錯誤のストーリー゛春　゛は波乱万丈
軟らかそうな春は曲者

コホンと空咳
春の風邪
辺りが緑に染まる迄
気は許せない

こぼれ炎

世の中は努力でも、忍耐でもだめなんだ
゛つき゛がその人を左右する

人生は
迷い道
廻り道
自己満足の階段を上っていく徒
転びそうな所では
適当に道草

十人十色、人の心を学んで
人生の哲学
急がなくてもサー
人生長～い

道草をしている内に
苦手なマイナス趣向がプラス趣向に変換(なんちゃって、、、)

近道の為に
次のステップの挫折感の教訓ありましたね

゛若い時の苦労は買ってでもしなさい゛

なかなかこの多忙なスピード時代に
いい哲学ではないでしょうか
別な窓から
ひと呼吸ひと呼吸（なんちゃって、、ね)