世の風は巷でさ迷い
決して良い年では無かったが
それでも我が家は夫の病も落ち着いて平穏無事だった
年の瀬の忘れ物のような
寒い寒いの呟きに
来年は経済も安定し良い年になって欲しい
そんな冷めてしまった凍えの中で
早朝の向き合うpc
゛ようこそ゛
ボックスの隅々から陽が射して来て
友(^-^)遠方より来たる
もう今日のメールが届いている
くすんだ心の中に暁
初春が其処迄来ていた
テレビを見ていると青葉城恋唄に
東北地方の復興の切なさがやりきれなくなる
素通りして行く人生の道程で描かれて来る春夏秋冬の招き
あの街角の茶の炒る匂いに暁を抱き
ふと横を見ると湖に描写されている青葉の木立に
暑の癒しを見とれ
路地を歩めばもう秋。。。。か
ナナカマドの俯く赤い実に四季を諭される
白妙の遠くの山々に視線を移すと
スキーヤーの雪山のバンガロ
夜景の炎が
夏の日の甲子園のスタンドの青春の瞳のように燃えていた
そして。。。。。。。
この街の道程が
人々の心の中で美しく生きて行く
振り向けば青葉城恋歌のロマン
忘れていた時の流れのやさしさが
人生の中で立ち止まる
カウントダウンの40時間後
゛あけましておめでとう゛
新しい年の扉が開かれ除夜の鐘が聞こえ
百八ッの煩悩が私にも届いて来る筈だ
私はこんな姿を
齢の数だけ生きて来たが
春夏秋冬を乗り超え
又新しい年への環境に期待をかける意図
初心詞が生まれて来る