もしもしウインドー

僕の前に道は無い
僕の後に道は続く、、、
さ迷い歩む、
未来の窓もしもしウインドー

或る日の夫の夕食を、、、、

2008-06-30 07:03:28 | Weblog
糖尿食なので

カロリーだー
体重だー
たんぱくだー
血糖値だー
偏差値だー、、、?
何んだかんだー
計り責め(^-^)

そんな或るの夫のメニュー

もう何十年もお付合いの夫自分自身の体とて
全て知り尽くしている

魚は焼いた方がいい
肉は膳には出すな~
油は使うな~
旨い物をくわせろ~
野菜はさっと湯に潜せ~
菓子は俺の前で食うな~
それを持ってさっさと二階に行け~
目の毒だ~気の毒だ~

酒も止め
煙草も止めケリをつけた~

どうだー俺も真面目になった~ぞー
その内に歩けるようになるからな~
俺はまだまだ死なんぞ
殺すなよ~
道草をした俺だったが
男の俺が決めたんだー
今に見ておれー

命が惜しいからな~(^0_0^)







素顔、、、、

2008-06-30 06:26:20 | Weblog
゛野の花゛ジュンブライ

六月の花に癒され
クロバーの赤しろつめ草の白にせタンポポの黄色
春は花いっぱいの自然の宝庫

六月は野に遊び
七月は野で働く
花から花へ蜜を求める暑の旅
忙しく忙しく汗を掻く
八月、、、
盆も過ぎた朝冷気が肌をさす
あ~ 淋しく虚しい
季の巡りの早さに
薄手のカーデーガンを一枚羽織った
誕生を終わったばかりの
年金の齢の私の姿

長い歳月を
他人に交わされ消されて来た人生なれど
此処まで命を繋ぐ尊さを
玄の前で゛ブツブツブツ゛
語っているのだろう

自分が自分で有る証明
それが年金
その不安も
八月の風の出会いで
カラリと晴らしてくれるだろう
夫の背にもたれ掛かって来た私が
共に出し合う暮らし
年金の十月が待っている

人生八十余年
あの空の下で後何年命を繋げるか
カウントダウンを数えるような
虚しさが徐徐に徐徐に
孤独の中に追い込んで行く

野の影で元気で咲いていた
一輪の花の行方
それがもしかして
顏の無かった素顔の私だったり、、、


舗装

2008-06-29 06:37:53 | Weblog
この道から見えて来るものは、、、


雪解けが所々に見える
片思いのような春の息吹

雪解けの浮き出た白線を
何処までも追いかけて行きたい初心

激しく舗装に叩く雨は鬱積した
日照り続きのストレス

舗装に貼り付いていたひとひらの
紅葉からは深まり行く季を知らされ

晩秋の空を足早に去っていった冬の使者は
舗装の温もりで解かされてしまった淡雪となり


そっと舗装に手を当てて温もりを確かめて見た
あの日
行きつ戻りつ悩みに打ち勝つ
夫と歩くこの道

この道は眩しい程に輝いて
色々な人との出会い
喜怒哀楽の姿が見えて来る

皆が踏みしめた力強い跡から
病夫はきっと独りで歩く勇気をもらうでしょう
゛がんばれ゛
父ちゃん、、、



後、、、二日で七月夏

2008-06-29 06:00:00 | Weblog
゛六月の空俯きの遣る瀬無さ窓の風鈴あの人を連れ゛

窓を放つとレースのカーテンを揺らし
届いて来る夏の風
゛元気でいのか~~~゛
゛無理するなよ~~゛
そんな労りの声が届く

軒下の風鈴の音に
仰ぐ団扇
七月の暦の中は

盛夏

暑に走り
暑に泳ぎ
暑に踊る
そこには真っ赤な太陽が微笑んでいた





夏物語、、、!(^^)!

2008-06-27 05:34:02 | Weblog
゛夏空を座標もてなす御坊様今夜はモカでコーヒールンバ゛

夏の夜は思い出がゾロゾロと座標軸を埋めて行く

゛クルクルと夜景巡りれし街ネオンビールの泡で夏吹きあがり゛

今夜は夏の座標軸の思い出を一つ語りましょう、、、(^-^)

病院のベットで黙って寝てい父が、急に゛にこり゛
゛爺ちゃんな~死んだら偉い御坊さんになれると真顔でいいだす(・・?
遠い視線はモナコの空を仰いでいたのかな~?

そして時か経って

お盆参りの偉い御坊様に急に実家の嫁さんが
アフリカに言って来たとか、、、?
゛何でこの暑いのにアフリカ゛へ
考えた末に
真夏の夜の夢
旅好きな兄嫁さん
私は゛カンナ゛アフリカがモロッコ
夢は
七夕の流れ星のように

父のあの日の遠い視線から
偉い御坊さんの夏の座標軸は
コーヒールンバに乗せられた
真夏の夜の流れ星
街のネオンのモナコではなかったか
(^-^)

八月墓参り近くなると
偉い御坊様はコーヒーを売りに座標軸を歩きだす




悩み、、、( 一一)

2008-06-24 06:01:39 | Weblog
゛ずいずいと窓を放つと浮気虫窓から連れの鳴き声ぞ聞く゛

元気な夫だったが、、、(・・?

゛ウエルデルあの日の悩みいっぱいで夕陽が吾の背労ゐに来る゛

黄信号を突っ走る夫の癖
するりと抜け切れた定年前だったが
捕まってしまった(=_=)

お酒も煙草免許書も取られ
そしておまけまでつけられ障害手帳
歩行困難の烙印

゛お前は家を守っておれ゛威厳を放った男だったが、、、

゛虚しいな゛

自転車に荷を積んで走る私の背を追い越して行く新車の(^O^)/の涼しい風
こんな筈では、、、、
達磨さん転んだ夫はマンネリ化

それでも夫は
口だけは走る廻る今日も舗装の上を
競って走る