もしもしウインドー

僕の前に道は無い
僕の後に道は続く、、、
さ迷い歩む、
未来の窓もしもしウインドー

昨日も今日も雪が降る

2012-11-24 09:02:39 | Weblog

夏の日のぎゅうぎぅ詰めの陽の乾き

何時の間に

雪の白さに癒されて

季は忙しく春夏秋冬塗り替えて行く

 (降る雪を舌の感覚で味わって見る)

玄関前に立てかけました
新しくひと冬潜る雪掻き棒

今年も雪との戦い。。。。。

体力の無い私に三月弥生

冬の出口迄

雪は惜しげも無く降り続くのです

降る雪を眺めていると

人間の生きる条件の

燃え出る夏の陽炎を握り返してみたくなる

 

 

 

 

 

 


11月22日

2012-11-22 12:38:21 | Weblog

いい夫婦の日とか、、、、、

一年前の私のブログが送られてきました。

冬の入口での雪降る喜び

去年と何も変わっていない

同じような心と情景

平和なのか

喜んでいいのか

夫と一緒に眺める一つ屋根の窓

雪は今年も積もって行きます

 

 


初雪は解ける筈?

2012-11-20 04:23:45 | Weblog

解ける筈の初雪

師走の空を近づける夜明けの外窓は

雪で染まっている

 

雪掻き用にと買って置いた

オニューの長靴を履いて見た

雪やこんこん

子心の嬉しさが届いて来るかと思ったが

夢は遠い深空

現実になっていて

今迄のサイズでは大き重く

雪道を踏む私は今にも脱げそうです

 

雪路に足跡を残こしながら

この長靴で

師走の空に繋ぐ生活費を作って来ました

久しぶりにお札を握る感触に心は動きましたが

それぞれに分けると

2~3枚の福沢諭吉の顔が残るだけ

遠き日の

12月になると12月になると

働いた喜びの

若かった日のボーナスや燃料手当

ふと思い出して虚しくなる

楽しみも無くなった老後の暮らし

慣れてはいるが

それでも、、、、、、、

この寒空で雪を被った園生と同じ

身の上。。。。。。。。

雪を被っても未だ夏の陽を待っている

凍えそうな青葉の雪を払ってやったら

なぜか心が和らいだ

 

 

 

 

 


初雪

2012-11-19 04:35:08 | Weblog

救っても直ぐに手の温もりで解けてしまう初雪

 

朝窓はこのまま根雪かな~

カーテンの外の路面は

白く白く雪で埋もれて行きます

 

雪やこんこん

霙やこんこん

降っても降っても未だ降り止まづ

 

 (コートに張り付いた雪の結晶(^O^)まるでブローチのようです)

 

雪を意識した猫と犬の情景を

オニューの長靴オニューの防寒着、手袋、靴下姿の学童達

歌いながら校門を潜って行く月曜の朝(^O^)

 

 

 

 

 

 


風の抱き

2012-11-18 05:27:14 | Weblog

あの日のピアノに。。。。。。

 

封韻されていた

娘のピアノが

今・孫の手で。。。。。

鍵盤の上を

クルクルと栬の葉調となり

行ったり来たりしながら

季歴となって行く

 

娘に抱く期待感は

丁度水に薄めた12色のパレット

淡いパステルカラーのセレナーデー

 

居間に位置付けた

このピアノに夫と私は

無限大の可能性を

街迄バスに乗り

求めた楽典の表紙は

バッハの大きな手

 

秋の出口のアラベスク

黒い真珠が

この日の為に仕立てた

ビロードの赤いスカートの上を

小さな五本の指が

コロコロと転がって行く

秋の日のビオロンの鐘

 

温めて置いた空間の別窓

振り向くと

ピアノの発表会の孫のバラードが

辺りの電線の上の黒い鴉の音符

一羽はばたき

二羽飛び立ち

あの日の思いが風に運ばれ

忘れてしまっていた淡色のセレナーデー

あの日の初々しさを

゛ギュ゛っと握り返して来る

 

 

 

 

 


11月(霜月)

2012-11-17 05:19:47 | Weblog

今朝の自然はザラメ砂糖をふるいに掛けたように凍え立つ

 

鉛色をした寒国の空を仰ぎながら

北国の家々は

寒風に負けじと佇んでいる

 

22世紀に向かって

世の中も。。。。

自然も。。。。。

色々な問題を抱え込んでしまった日本

 

開放されたメデァから

民衆へ向かって聞こえて来る声は

何時も何時もざわめき立てていたが

これからの良い方向付にと

昨日、衆議院が解散した

 

忙しい忙しいと。。。。。。

雪の来る舗装の目の前

風に揉まれ破れながら

群れから離れ

駆け出してきた栬

 

拾って晩秋の陽に翳して見る

゛いろはにほへと゛

ひと夏過ごして来た道程が

葉形に繋がって来る

 

ディーサービスから帰宅して来る病夫を待ちながら

冬の入口は寒く冷たい

朱赤と篝炎をたいている栬に

 お正月用にと窓辺りで

父が羊毛を紡ぎ母が編んでくれた

幼き頃の私のセーターのひと色

繋がって行く

あぁ。。。。。。あの頃は

歳月の流れを意識

確かあの頃の暮らし、、、、、、、

忍耐忍耐

それでも人々のバックには大きな自然が有った

季節を育み乗り越えて

花も実も木の葉も

そして夫も私も元気だった筈

視線は白妙の山々を潜りながら

里の方にと向きを返えてみると

そこはもう冬になっていた

 

 

 

 

 

 

 


平成24年11月16日

2012-11-16 04:24:26 | Weblog

 

今朝の気温は-3度

玄関の支柱は冬に傾きかけて

迷路のような凍えの跡

陽に返されキラキラと輝いている

 

 

救っても手の温もりの中で直ぐに

溶けてしまう淡雪の玉が

玄前に転げ込んで来た

今年の雪は未だ来ないが、、、、、、

あと14日で師走

見上げれば

ふと哀愁を覚える寒空は

物寂しい

 

ワイワイ、、、ガヤガヤ

どうの、、、こうのと世の政治

偉い賢い人ばかりで

前進が見えて来ない

゛お前達には任せられない゛

何時もの解散時の捨て台詞

゛俺でなくては、、、、゛

゛俺でなくては、、、、゛

英雄のつわ者達

明治大正昭和平成と

築き上げてきた先輩たちの

日本の政治が分裂し壊れて行く

 

憲法第9条をどうのこうのと同じように

新しい時代に向かっての流れか、、、、、、

国民の心境は方向性を失い

オロオロ

哀愁の漂いを理解して貰えているだろうか

戻ってくる春の陽の芽を待ちなから

見送る。。。。。。

裸木になって行く並木径

 

因み11月16日

日本の国会は解散となる

 

 

 


今冬の灯油の値

2012-11-15 04:13:18 | Weblog

灯油タンクに落ち葉を被り

寒く冷たく

木枯らしが吹き付けて来ます

冬の入口の

持ち越し用のポリタンクも空になって行く

 

雪が来れば

床暖やストーブの炎の勢いで

雪国の居間は寒さに負けじと

常夏気分になりすます(^-^)

今朝の寒さを意識して

窓に近寄り

ホットなコーヒー椀に両手を囲み温もりを確かめながら

我が家の外のタンクに視線を替す

 

家事を預かる主婦にとって

気がかりな灯油の値は

春闘の戦いのような気分です(^-^)

満タンで一回で4万円の強弱

ひと冬潜るには5回入れなければ

我が家の春の温もりは届いて来ない

今年も遣り繰りの季が来ました

 

 

 

 

市民文芸54号が届きました

(^-^)(^-^)(^-^)

じっと表紙を眺めるイメージに

暑さ寒さの労い

捲るページに花の十色を添えてくれますね

 

ページを捲って行くと。。。。。

封韻されてしまった

向こう側の青春の扉がノックして来る

その初々しさを゛ギュ゛っと握り返してくる感動

この世の暮らしから別世界へ

旅立つような喜びを覚えます

 

この本の宝庫を

見様見真似の耕やしであやされて行く

今年も新たな無限大の空を見上げる私です

 

゛ありがとうございます゛

 

 

 

 

 


並木径

2012-11-14 04:57:42 | Weblog

小春陽を浴びた並木径

無風の中の

濃淡の銀杏の葉が

楽しんだ一年を意識して

通りの人に花を添えている

銀杏を形どった

一片を近寄せると

透明な自然のコラボレーション

あの日の葉脈の扉が

過去現在未来に飛躍して

何気なく通った一年のエンデング

終演の美景に見とれてしまった

 

今迄暮らしていた大家族

主の大樹は裸木に成り

この十字路で

それぞれを送り出す

゛さようなら゛゛さようなら゛

元気でな~

大樹に呼び止められても

自由になったチルドレン

後ろも見ず走り出す

 

赤信号の交差点

気を付けてな~

未だ見送ってくれていた

あの声。。。。。。。。

初めて手を振った

大人への脱皮

あの日を脳裏の中でじっと温める

 

 

 

 

日毎抜けていく毛髪

あの日の銀杏の葉に置き換えて苦笑した

゛厚毛は苦毛だよ゛

私の頭に櫛を入れながら母の言葉

人生を省みると

図星だったな。。。。。。

しみじみ抜け毛を集めながら

再び若毛に戻る

歓びの道程だと信じた