内と外の温度の差
玄関の戸を開くとその落差に
鼻の先が痛みます
床暖も入りましだ我が家゛
灯油の値を気にしつつ
夫がトイレに立った間合いを見て
師走の空迄ストーブのメモリが行ったり来たりしていましたが
我が家にも床暖が入り
ゆったりとしたお茶の間のゆるぎ
何時もの年の冬の暮らしが始まりました
昼食の後
窓からの陽ざしに夫は満足し
身を椅子に負かせて舟を漕ぎだします
これからの封韻された長い退屈な暮らし
゛夫の病治る治ると信じつつ窓に雪降る七年目゛
夫も私も未だ若かったのに、、、夫の背中を摩りつつふと思う
通りは凍えていますが
この雪路を踏めばナナカマドの赤い実に慰められます
゛赤き瞳の昭和通りのナナカマドひと冬潜る炎貰ふ゛
今日の窓へ、、、へのへのもへの
気温の温度差に落書きをしてみました(^-^)が
陽の温もりで除々に消えて行きます
朝日の媚に