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日々の思い、記憶のゴミ箱に行く前に。

僕が(一部の)IT系ヤングが苦手な訳

2011年05月06日 | 気になるコトバたち

だいたい「IT系ヤング」って、なんやねん!
……という突っ込み、ごもっともなお言葉です。
ざっくりし過ぎであることは、重々承知でございます。

ま、その根っこにあるものを解いてみれば、
「若くて頭が良くて元気なお方々」とでも申しましょうか。
ブログやツイッター、最近はフェイスブックなど、
オンライン上でご活躍の人たちのイメージです。

いや、ひとりひとりに文句があるわけじゃござんせん。
ちゃんと読んでみると、いろいろ共感できることも多々。
むしろモノの感じ方は、自分に近い気もしたりします。
でもなんか喉に引っかかる、小骨のような違和感も覚えるのです。

「多くの人は、こう思っているでしょう」
「皆はこう言うけれど」
「40代以上の大人は」

ときおり目にするこういった言い方に、
何か忘れている、見えてない(あるいは見ようとしていない)
ものがあるんじゃないか、みたいな。

いったん自分をマイノリティとしておいて、
そこから上げていく巧みな話法。

インディペンデントを謳いつつ、
「大企業の」「有名人が」みたいなフレーズを用いる両面性。

オープンで平等な世の中への展望を語りながら、
情報やネットワーク力とかで人々を仕分けする冷静さ。

……そんな印象を持ってしまうことが、ときどきあるのですよ。
なんか思いだすな、と考えていたら、
学業優秀な学生運動家とか、エリート校出身のヒッピーとか、
そんな大昔の話がふと甦ってきました。

でも、期待はしています。
誰かひとりくらい、面白いことやってくれるんじゃないかと。

ま、その前にオイラ自身がやること山積みではあるのですが。
人の文句言ってる場合じゃないよな。


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