こだわりの名店「カフェ・ド・フロール」

2006年12月19日 | Weblog
ふと、本格的な、そしてまじめなコーヒーが飲みたくなり、

昼休みに事務長と二人で、以前より気になっていた「カフェ・ド・フロール」に行ってきました。





落ち着いた店内に一歩足を踏み入れると芳しいコーヒーの香りが鼻腔をくすぐる。。

おぉ!?これは『アタリ』かも!?

自然と期待に胸が膨らむ。


カウンターに腰かけ、私はブレンドとパンプディング。

事務長(家内)はブルマンと豆乳のチーズケーキ。


手馴れた手つきでやおら「豆」を挽きだすマスター。

家内が二言三言声をかけても、マスターには届かない。

マスターの眼は、コーヒーに釘付け。

真剣な眼差し。

一杯450円のコーヒーに賭ける並々ならぬこだわり。


荒く挽かれた豆に、熱湯とともにマスターの魂がそそがれる。

「はい、ブレンド。お待たせしました。」


ブラックのまま一口。

「ハラショー」とこころの中で歓喜の雄たけびを上げる私。

家内の横顔も、驚きと幸せに満ちている。

これで450円は安い!!!


続いてケーキが出てくる。

皿に出来合いのケーキがぽつんと乗って出てくるものと思っていたのだが、

予想だにしない光景にしばし呆然。


大ぶりでスクウェアな白いお皿に、薄い琥珀色のソースをまとったケーキが二つ並ぶ。


二つ? 

そう、二つである。

マスターのサービスだろうか。。。



まるで絵画のような仕上がりに「マスターはパティシエなのか?」と、当然ともいえる疑問が湧いてくる。




パンプディングをひと口…

甘みを抑えた上品な味わいに「やられた」と心の中でつぶやいた。


お店を出る際のマスターの人懐っこい笑顔に「また来ようね」と家内。

すっかりファンになってしまったようだ。



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