石神井公園にて

2009年06月29日 | Weblog
サイクルボートと格闘中です!

脚が攣りそうです!

息子は途中から「僕はハンドリング専門♪」
なんだそうで…

そんなこんなで

いい汗かいてます。

え?

いいから早く漕げ!?





ぃヨッシャァ~!

しっかりハンドル捕まえとけよぉ~(笑)

カンフー少年、アジア大会優勝!

2009年06月26日 | Weblog
マカオで開催される中国拳法の大会へ出場するというA少年

「蹴りが上がりにくい」と調整のためにご来院されました。

診ると蹴り脚があがらないのではなく、軸足の股関節が伸びていない。

早速ソフトジムボールを使ったエクササイズを試してもらいました。

それだけのことでA少年の蹴りはキレイにあがり出すのだから面白い。(私のほうが楽しんでます)

その後も何度か調整に来るA少年。

あろうことか大会1週間ほど前に腿裏を痛めてしまいました。

調べたところ内出血もなく、筋肉が切れて凹んでる場所もないので

筋膜に炎症を起こしただけなのかもしれません。

しかし、

ひょっとしたら軽い肉離れを起こしているのかもしれません。

そこで、

私「最低3日は痛い動作は避けるようにしてください。そして、しっかりアイシングしましょう。」

と、提案させていただきました。

大きな炎症もきちんと対処すれば3日で落ち着くものです。

筋膜炎であれば一山超えてくれる可能性も高いと踏みました。

大会直前には腿裏も落ち着き、突貫工事でしたがカラダを整えることもできました。

諸々の危機も無事乗り越え、カラダもいい塩梅に整い、いざ出陣!

「行ってきます!」

と、A少年。


帰国後、再度調整に来たときに

「拳法で1位、剣で2位、槍で3位でした!」

と結果を報告してくれました。



すごい!


彼はまだ中学3年生

これからが更に楽しみですね。

何を伝えようか…

2009年06月25日 | Weblog
今週末のとよたまセミナーのお題は、

「四肢の関節モビリゼーションと筋エネルギーテクニック」


広っ!

さて、どう料理したものか



ただいま思案中なのです。(開催3日前にして…)

上肢・下肢、各々の操作で解決しうる疾患を想定してお話しようか

上肢や下肢の制限が体幹に与える影響を背景としてお話しようか

対角上・下肢の仙腸関節をまたぐ筋膜の連続性(ファンクショナルライン)に与える影響を背景としようか

全部話したいけど、時間的に無理だし…

どぉしようかなぁ~

とにかく今は、

もう少し、悩んでみます。


で、今日はもうかえって安いワイン飲んで寝ます。(最近お気に入りの「王様の涙」)

きっと明日には気持ちも固まるでしょう!

走ると痛くなるんです(泣) - 「腸脛靭帯炎」

2009年06月19日 | Weblog
マラソン愛好家のMさん(50代・男性)は走るのが大好きです。

仕事が忙しくても、週に4日は必ず走るのだそうです。(今となっては「走っていた」が正しいのでしょうが…)


マラソン大会にもコンスタントに出場されていたそうですが、

半年ほど前から(不調はもっと前からのようですが…)走りこむと左膝の外側が痛むようになり、

とうとう歩くことも困難なほどの痛みに変わって行ったそうです。

整形外科では「腸脛靭帯炎」との診断が下されました。

以来、走ることを制限し、

痛くなるとシップを張って痛みが過ぎ去るのを待つのですが

痛みが治まっては走り

走ってはまた痛くなり

を繰り返すようになってしまったそうです。

確かに走らずにいるとじきに痛みは落ち着くのですが、

走るとすぐに痛みが舞い戻るようになってしまい

その間隔も痛みの程度も徐々に悪化し(めぐりめぐって)

当院へご来院されたのでした。

(そんなになるまで走るなんて…

走ることの苦手な私にはとてもまねできそうもありません。

でも、そんな私も腸脛靭帯炎は経験済みです♪ 

あれは痛い…)


人生の楽しみを奪われ、虚ろな表情のMさんを調べてみると、

なるほど腸脛靭帯(膝の外側にあり、骨盤と脛をつないでいる靭帯です。)の緊張が強く

その下の外側広筋と大腿骨の外果の間に癒着も生じているようです。

治療としては、手技療法の技術で癒着を剥がし、腸脛靭帯の緊張をとり

正しい動き方を膝に(下肢に… 骨盤も… 体幹も… 腕も…って全部ですね…)覚えこませるための運動療法を行いました。


私の治療院の名前は「とよたま手技治療院」と申しまして

「手技療法」が売りなわけですが、

この手の故障(スポーツ障害やRSI)の治療では、この運動療法がミソなのです。


と、申しますのも、

この腸脛靭帯炎、走っている際に膝が外にグラつく人に起こりやすいのです。

どういうことかって言うと


↑上の写真では左膝が足首と腰よりも外にあるのが判ると思います。

このとき腸脛靭帯は引き伸ばされ、腿の骨(大腿骨)の外側の出っ張り(外果)との間で摩擦を生じます。

走るたんびにゴシゴシこすれるわけです。

間に挟まれた組織(滑液胞であったり筋肉であったり)が炎症を起こせば

立派な「腸脛靭帯炎」の出来上がりです。

走る時の「フォームの狂い」が原因のひとつにあるものですから

運動療法による「ランニングフォーム」へのテコ入れが

再発予防にとても重要な意味を持つのです。


写真の姿勢になる理由として、

痛んだ膝(写真では左膝)に染み付いた癖:関節を取り巻く筋肉や靭帯のアンバランスな固さやゆるさ

が悪さをしている方もいますが、

意外や意外、

右膝が内に入りやすくなったせいで左膝が外に押しがされていたり

固く縮みこんだ右胸が、走る際に上半身を左へと押し込むように動く結果であったり

と、

同じ症状でも千差万別です。

手技治療での介入は個々の状況に合わせて行う必要がありますが、

運動療法による介入は基本的には同じになるのがこれまたミソ!


なぜでしょうか?


手技療法では主に、

意識しても正しく動くことを邪魔する固くなった組織を和らげ、

「そうしようと思えばそう動ける」

といった土台を用意することがその目的となります。

なので、「正しい動きが出来ない要因はなにか?」を個別に判断することから始まります。


運動療法は、正しい動きを出来るようにすることが目的となります。

正しい動きとは、その関節が持つ構造上、一番支えやすい位置で使うということです。

であれば、その方法はターゲットとなる関節の、構造上一番無理のない動き方を繰り返すこととなります。


私が行う運動療法では「介助運動:正しい方向に動けるように手を添えながら動いてもらう」

から始まります。

そうすることで、たとえ多少の固さが残っていても取れてしまいますし

その後に続く機能訓練にスムースに移行することが出来るのです。


Mさんのケースをとっても、正しく動こうにもカチコチに縮んだ筋肉や靭帯、

へばりついてしまった筋肉と靭帯(もしくは滑液胞や骨)が

正しくも何も、動くに動けない状況を作っていたわけです。


なので、手技療法の技法を利用して「動ける」ための下準備をしてあげる必要があったのですね。

でも、あちこちの強張りのせいでいままで使われることのなかった筋肉は弱っているわけですし、

膝をかばった使い方が染み付いてしまっていた場合、

「動ける下準備」だけでは足りない場合が多いのです。

間違った(腸脛靭帯に無理をかける)走り方で走ればまたじきに症状が顔を出してくるのは明白です。

そこで、運動療法。

弱った筋肉に手を貸しつつ、二人三脚で「正しい動き」をもう一度思い出してもらうわけです。

詳しくは6/27にセミナーを致します。

ご興味のある方はこちらをご覧下さい。





さて、話は戻ってMさん。

週1回の間隔で治療し、3回目の治療のあと(私に何の相談もなしに)2時間ほど走ってみたそうです。

(走るのが好きな人って、だいたい3回目あたりで走っちゃう人が多いんですよね… 

ね、Nさん♪)


1時間ほど走ったところで若干痛みが出てきたそうですが、

今までのような強い痛みではなかったそうで、2時間走りきることが出来たと

GOKIGENでした。

4回目の治療では走り方の修正に着手しました。

って、

何を変えようとしたのでしょうか!?

ウォーキングでカラダをいためる方にも多いのですが、

地面に踵を強く叩きつけ、次いで跳ねるように蹴る走り方を変えることを目標にしました。

一週間後に5回目の治療をし、現在は2週に1度に治療間隔をあけています。

今のところは順調に回復しているようです。

次回に会うとき、「いやぁ~、ちょっと無理しちゃって…」

なんてことがないことを祈っています。

【セミナー】初歩から学ぶ、カラダの読み方・整え方-姿勢と動作からのアライメント評価と修正法-

2009年06月18日 | Weblog
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
       事務局より新セミナー開催のご案内
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

┌┬─────────────────────────┐
├┤ 初歩から学ぶ、カラダの読み方・整え方
││~姿勢と動作からのアライメント評価と修正法~
│└─────────────────────────┤
│◇ 日時:7月12日(日) 10:00~17:30(途中休憩あり)
│◇ 講師:古川容司
│◇ 会場:とよたま手技治療院
│◇ 受講費:10,000円
│◇ お申込み・詳細は
│  とよたまコンディショニングセミナーのサイトへ
└──────────────────────────┘

▼ セミナー内容のご紹介 ▼


故障に対する治療も、競技力向上や健康のための運動指導も、

その介入は「目の前のクライアントの抱える問題点は何か?」を

見極めることから始まります。


本セミナーでは、姿勢の静的な観察に加え、

【前屈・後屈・側屈・回旋】といった全身の協調された運動と

姿勢の観察から「問題点」を見つけ出す「スクリーニング検査法」を

実技を交えてお伝えします。


また、「手技療法」と「運動療法」による修正法として、

マッスルエナジーテクニックや関節モビリゼーション(手技療法)と、

スタビライゼーションやバランスツールエクササイズ(運動療法)を、

こちらも実技を交えてご紹介します。

─────────────────────────────

みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

■とよたまコンディショニングセミナー事務局■

時には常識を疑うことも大切なのではないでしょうか

2009年06月16日 | Weblog
脳出血による半身麻痺で来院される40代のYさん。

昨年の秋から月に3~4回の治療と訓練を続けています。



初めていらした時は、麻痺のある足を外から振り回しながら歩き、

同じく麻痺のある側の腕は固く曲げられたままでした。


初診時すでに脳出血をされてからは3年が経過していました。

脳の障害は一年半から二年までが大きく回復を見る期間として知られていますが

逆にそれを過ぎると「症状固定」、つまり「もうこれ以上は変わりそうもありません」と烙印を押されることが多いようです。

しかし、今やYさんの歩く姿は、棒切れの様だった膝と股関節が動きを取り戻し始め、

ぐんと滑らかに、そしてぐんと早く歩くことが出来るようになってきています。

どれぐらい早くなったのかというと、今までより30~40%ほど早く歩くことができるようになっています。





来院時、Yさんの麻痺側の手の指はかすかに動く程度でした。

脳にダメージを負うと、回復しにくく後遺症が強く残りやすいのが腕なのですが、

Yさんの手はここ最近、大きく回復してきています。

ほとんど動かなかった指は物を握れるほどに大きく開き、

また「握力」と呼べる力で握ることが出来るようになっています。

また、親指と人差し指(外側を使って)でのつまみ動作もできるようになりました。

そして今日、手首を中間位(曲げも反らしもしない位置)で固定すると

残っていた薬指と小指も開くことが出来るようになることが解かりました。

以前同じことを試したときには不発でしたが、最近の登り調子に『今なら行けるかも!?』

と、試してみたら思惑通りの変化が得られたのでした。

この変化、施術者としては嬉しいものです。


何が言いたいのか。


Yさんは障害を負われてから4年近くたっても、

症状固定どころか日に日に回復されているのです。


「常識」の枠を超えた変化を見せてくれています。


こういった例は他にもあります。

病院からは「あとは良く歩くように」と言われ、リハビリを終了した30代のSさんは、

麻痺した足を棒切れのように振り回しながら「歩ける」ようにしかなっていませんでした。


ですが、

いまはサイドステップやジャンプも出来るようになりましたし、

小学生低学年の息子さんとサッカーボールを使ってパス練習(当然脚で)が出来るようにもなりました。



私は特別なことはしていません。

ただ、いつもどおり普通に治療し、普通に訓練しただけです。


なので、この変化は患者さん自身の努力の賜物

あきらめないで頑張ったことへの当然の対価

なのだと思います。



「私にかかれば誰でも魔法のように治る」

なんてことは言いませんし、

考えてもいませんし、

そもそもそんなことは有り得ません。



唯一、「ふつうじゃない」ところといえば

「常識」に順ずることをしなかったということでしょうか。


ご本人の意気込みと、現状を見極め、

試行錯誤しながら目標に向かって変化を積み重ねる。

共に悩み、共に汗をかき、共に喜ぶ。

いつもの治療と一緒です。



私は、

時には常識を疑うことも大切なのではないかと

そう思うのです。


ここにあげた2つの症例は、

常識に盲従するあまりに、

目の前の可能性を見落としてしまった可能性があったのではないか

と言うことを示唆していると

そう思うのです。


Drのカルテや指示書は文字の情報です。

言葉の情報です。

言葉は現実の一部を切り取ることしか出来ません。

言葉や文字での説明は、

正確に、相手のことを1/1に伝えてはくれないものだと

そう考えています。



ですので、目の前の患者さんを(完璧な指示書があったとしても)

もう一度、自分の尺度で評価することが、

大切なのではないかと思うのです。



痛みの原因は

「ヘルニアだって言われた」

「変形してるせいだって言われた」

「気のせいだって言われた」

と相談を受けたとき、

私は自分の手でもう一度今の患者さんの状態を確認するようにしています。

そして、手技治療で何がしかの役に立てる可能性を見つけたときには

最大限の努力をもって治療にあたります。


このスタンスは、これからもきっと変わらないと思います。


患者さんがあきらめない限り、私もあきらめません。


常識もときには疑いながら、これからもこのスタンスで治療し続けたいと思います。

地球よ、ゆっくり回ってくれ

2009年06月14日 | Weblog
1日がやけに短く感じられる。

1日が短いのか、やりたいことや、やらなきゃいけないことが多いのか…

とにかく時間が足りない。


思うに1日が24時間しかないのがいけない。

そう、自転の速さがもっとゆっくりだったら

1日が36時間ぐらいあったら





地球よ、もっとゆっくり回ってくれ。

野球肩(肩峰下インピンジメント症候群)

2009年06月13日 | Weblog
中学生の野球少年が肩の痛みの相談にいらっしゃいました。

付き添いのお母さんいわく

投球練習のあと、肩が痛むので病院にいったら肩の関節に「骨棘」がでている

といわれたそうです。



中学生で骨棘…

『先天的な問題だろうか?』といぶかしむ私。


先ずは手技療法による治療が可能な状態なのかを調べます。


本人の訴える痛む場所は漠然としており、痛みは肩の外側からやや前方にかけて。

左右の肩を触り比べてみると、腫れによる熱はない様子です。

手を前からと横から頭上に上げてもらっても今は痛まないといいます。

(肩の関節に腕の骨(上腕骨)を押さえ込んでいる回旋腱板という部分があるのですが、

手を上げてもらうのはこの部分の怪我が無いのか調べているのです。)

他にも諸々調べてみましたが、今のところ故障らしい故障はないことがわかりました。  ほっ


しかし、よく調べてみると肩のソケットに対して腕の骨の位置が痛めている側だけ前にせり出しています。

肩の裏側にある筋肉を調べてみると、

外にねじる筋肉(外旋筋:棘下筋/小円筋/三角筋の後部)がだいぶ縮んでいることがわかりました。

腕を上げる際の骨の動きを指で追ってみると、

腕の骨が肩関節のソケットから前にせり出すような動きが確認できます。

これも外にねじる筋肉(外旋筋:棘下筋/小円筋/三角筋の後部)が縮んでいるサインです。

こういった条件のまま腕を上げる動作をすると、

外にねじる筋肉のスジ(腱)が集まった回旋腱板や

肩峰下滑液包という関節のクッションを痛めてしまいやすいのです。(←いためる順序としては滑液胞が先です)



次に、投球フォームを診てみると、

肘を曲げたまま、肩から腕を振り回すようにあまり股関節を使わずに投げています。

ようは「手投げ」状態なんです…


聞けば小学生時代に肘を痛めたのだとか。

ひょっとしたら痛めた肘をかばいながら、徐々にフォームが崩れていったのかもしれません。


今回の騒動(故障)はこの崩れたフォームで投げ込むことで、

肩先に一時的な炎症を起こしたのでしょう。


今のところは落ち着いていますが、

少年の持つカラダの条件(関節の可動制限/運動パターン)が変わっていなければ

練習再開後、再発する可能性は高いでしょう…


少年には、肩裏の筋肉のストレッチを次回の治療まで続けるよう伝えました。

次回は肩のソケットへ腕の骨がしっかりと収まるための機能訓練を伝える予定です。

その次は対角の股関節の使い方を直して

フォームを修正して…

と、

やることいっぱいです。

が、

一通り条件が揃ったら、ゴッツイことになるでしょうね~(うひひ

楽しみです

ヘルニア(L4-5)内視鏡手術の後療

2009年06月12日 | Weblog
お母さんに連れられてやってきた高校生の男の子

「ヘルニアだったんです」

とお母さん。

『だった!?』

といぶかしむ私。


この青年、長い間腰の痛みをだましだまし部活動をしてたそうですが、

今年に入って悪化の一途をたどり、とうとう下肢の痺れを伴うようになり

病院でのリハビリでいったんは改善しかけたそうですが頑張りすぎたのか先月入院し、

内視鏡を使って飛び出した椎間板の髄核を取り除く手術をしたとのことでした。


術後強い痺れはなくなったそうですが、

術後も残る下肢の強い強張りと、身体を前後に倒した際の下肢痛を何とかしたいとご来院されました。

私「手術はいつ受けたのですか?」

青年「先週です。」


拝見するとそこにはまだ真新しい術創が…

治療の前に

・患部を動かすようなことはまだ出来ないこと

・治療としては周辺部の過度な緊張をソフトな方法で取り除くことになること

・治療によって過度な緊張が抜けることで、傷ついた組織の修復に必要な循環が回復し、正しい治癒反応を引き出す効果が期待できること。

を告げて、いざ治療開始!


はじめに出来る範囲で前屈をしてもらうとハムストリングスがとても硬く

股関節をほとんど使わずに腰椎だけで大きくうごいているのが解かりました。

次いで後ろに反ってもらうと、これまた股関節は動かない…

腸腰筋がカッチカチになっているようです。


きっと彼は、腰を痛める前から股関節が動かないために代わりに腰椎で大きく動くような癖があったのでしょう。


こういった動き方が続くと腰椎を支える靭帯は引き伸ばされて緩んでゆきます。

そうなると関節の支えが弱くなるので運動時に関節がグラつきます。

関節がグラつくと、クッションとなる椎間板や軟骨などなどに磨り潰すような力が加わります。

で、行き着く先は「ヘルニア」⇒「変形性腰椎症」となるそうです。


青年の「これから」を考えると痛みの治療だけでなく、

身体が無意識におこなっている運動プログラムの修正まで段階を追ってみてゆきたいと考えました。


治療は力が抜けなくなった(筋スパズム)腸腰筋をカウンターストレインという技術で、

ハムストリングスの緊張を運動療法で解除しました。

施術後、前後に身体を倒してもらうと

母・子「おおぉ~~~~!!」

とナイスなりアクションが返ってきました。

セルフケアとしてテニスボールを使ったハムストリングスのストレッチを伝えて

初回の治療は終了しました。



手術後1週間でも、きちんと患者さんの状態を見極めれば出来ることがあるんです。




何が言いたいかって言うと



大切なのは「評価する眼」なんだと、





そういうことなのです。

では!

(またオチがつかなかったなぁ…

switch back

2009年06月09日 | Weblog
switch back


体幹と腕の筋の連続性を実感できる方法です。

はじめに左右へ回旋し、エクササイズ後に再度確認してみてください。

体幹前面の硬さのせいで動けない方であれば変わるでしょう。

(つまり後面の硬さの方には効かないということです)


ゆうげ

2009年06月08日 | Weblog
今日も朝から料理三昧でした(*^_^*)

写真は

海鮮カレー

マカロニサラダ

餅のみぞれ納豆和え(大根オロシ+納豆+餅+ワケギ)

肉じゃが

です。


肉じゃがは家内がつくりましたが、他は私のお手製です。


う~ん

またふとっちゃうかな…

命名「スイッチバック」

2009年06月03日 | Weblog
いつから使い始めたのか定かではありませんが、

「アナトミートレイン」をヒントに創り出したオリジナル技があります。

「アナトミートレイン」は筋肉や筋膜の機能的な連続性を列車の線路と駅にたとえて書いた本です。

なので、列車にちなんだ用語で「スイッチバック」と名付けました!



最近では治療後のセルフケアとしてお伝えすることもあり

患者様から

「複雑で覚えられない」

とのご意見をいただき

「じゃあブログに動画を載せておきますね!」

とお答えしてもうすぐ1週間…


すみません。

最近忙しくて…


そのうちUPしますので、

「載せておきますね」とお伝えした皆様、

しばしお待ち下さいませ。

おすすめ動画