動画で紹介:膝の痛みのセルフケア

2015年03月31日 | セルフケア

このところ膝の故障の相談が増えてきました。

ランニング障害あり、変形性膝関節症あり、痛めた場所もバラエティに富んでいますが、

関節の働きを正常化するという切り口でエクササイズを組み立てると、

基本的にどの障害にも等しく効果を発揮するエクササイズがあります。

むかし挙げた動画なのですが、お困りの際にお役立て頂ければと思います。

 

膝の痛みのセルフケア:0102

 

なお、エクササイズの適応・非適応はエクササイズ中の痛みの有無を基盤にお考えください。

痛む場合は関節の中のケガがまだ落ち着ききっていない可能性がありますので無理せず身体が傷を治すのを待ってあげましょう。

ケガがまだ落ち着いていない状態であったり、炎症のために熱を持っているような時には急性期の対応が重要です。

3~6日も大事を取ると、多くの場合は動画のエクササイズを痛みなく行えるはずです。

その間、しっかりと安静・アイシング・挙上・軽い圧迫をし、身体が傷を治すのを邪魔しないように心がけましょう。

長引くようでしたら一度ご相談ください。

では、どうぞ!


運動の精神安定効果

2015年03月23日 | コンディショニングの話
すごいアカデミックな話を期待された方、
ごめんなさい(笑)

今日は自分のトレーニングの日。

友人の勤めるジムへ行ってきました。

今日のメニューは、

アップセットにバーピー10レップ10セットを十分間。
メインセットはスナッチ1RM、15分間…だったかな('_'?)

とは言え、スナッチ初挑戦でしたので、フォーム固めで終了(^_^ゞ

ちょっと休憩したところで、
ラストは20分間の息上げ(|| ゜Д゜)

これが毎度キツい!
なのに超~楽しい!

今日は二重跳びを70回、
施設の回りを400mRUN、
腹筋を30回、
これを20分間で何クールできるか
自分との挑戦です。

時間を2分少々オーバーしましたが、3クール出来ました。

終わったあとは暫く放心状態を楽しみます。

で、ここからが本題。

初対面ながら一緒に頑張ってたAさん
(日本語の上手な外人さんで、ギリシャ彫刻にありそうな感じのハンサムIT社長さん)
が話しかけてきました。

A「いつ入会したの?」
私「去年の12月。Aさんは?」
A「1月1日(笑)週3~4回来てるんだ(^ー^)」
私「すごい!僕なんて週1回しかこれない(^_^;)」
A「忙しいね~(* ̄ー ̄)」

なんて他愛ない会話を交わすなかで、
何のために、なんの目的でジムに来ているのか、という話になりました。

Aさんは即答で「ストレスマネジメント!!」と答えました。

その回答に私も納得!

トレーニングの後はスッゴいポジティブになれるんです!

この感覚、精神安定剤の効果の比ではない!!!!

って、飲んだことないけど…(^_^;)

私「トレーニングの後はスッゴいポジティブになれるよね(^_^)」
というと、

Aさん「ィグザクトリ~!!!!(その通り!)」


AさんはIT系の企業の社長さん。

日々難しい選択を迫られる彼は、
常に平らかに、そして前向きに物事の判断をする必要があるのでしょう。

Aさん、運動後の精神状態を経験して
だんだんと回数が増えていったそうです。


もう何が言いたいかわかりますよね!

皆さん、運動しましょう!

見える世界がグッとカラフルになりますよ!



=追記=

無事クラスを終え心拍も戻ったところで、
スナッチの復習、クリーン&ジャークの練習、
フロントスクワットとそこからのフロントランジと
バックワードランジを小一時間。
だらだらやって今日のトレーニング終了。

明日の筋肉痛が楽しみです(笑)

ノンタイトル

2015年03月21日 | ぼやき

酔ってます。
人生は長距離走だと言いますが、
僕の人生は短距離走の繰り返しです。

行き着くところまでガッと出しきったら、は~は~ヒーヒーいいながら次のレースに備えてグダグダしたりもします。

遮二無二走ってみたものの、振り替えって見れば失敗だったな(^_^ゞなんてこともしょっちゅうです。

でも、失敗したら、何度だって走り始めればいいと思ってます。

そんななかで拾った小さな成功がそう思わせてくれてるのかも(^_^;)

なんにせよ、でかいハリボテみたいなスカスカな仕事よりも、
小さくてもギッチギチに身の詰まった職人の仕事がしたいです。

何かを効率化するなら、よりギッチギチに中身を詰めるための効率化がしたいです。

いきなりなんだ?と思われるでしょうねf(^_^;

はい、酔っ払っているんです。

同業の若人へ。

楽しようと思うなよ(笑)

胸を張って胸を張れる仕事しなさいよ(笑)


今日も東京都障害者スポーツセンターへ

2015年03月20日 | コンディショニングの話
今日も(19日)東京都障害者スポーツセンターで選手のトレーニングをサポート。
今日からいつもの北村亮太さんに加え、弱視のスプリンター鈴木祐二さんの練習も木曜日になり、
にわかに木曜日が忙しくなってきました(^_^)

今日はあいにくの雨模様。

鈴木「僕、雨男なんですf(^_^;」
と、はにかむ鈴木さん。

私「僕もです( ̄∇ ̄*)」

鈴木・私「あはははは( ☆∀☆)( ☆∀☆)」

そんな冗談をいいながら、そぼ降る雨も何のその!
2時間みっちり、濃いめの練習を完遂(^_^)v


続いて北村君の登場です。

北村君は強力な晴れ男。
僕一人の雨力では対抗しきれなかったようで、曇天ながらも雨が止みました。
亮太スマイル、恐るべし!( ; ゜Д゜)



そんなこんなで、
今日の木曜日も充実した一日でした!

手をつくと手首が痛む=TFCC損傷=

2015年03月18日 | 治療の話

すみません。

今日は(も?)時間がなくて、乱暴な書き方になってしまいますがご容赦を(*_*;

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手首が痛むといらっしゃったAさん。

痛む場所は手首の甲側、小指寄り。

手首自体も軽く腫れてむくんでいます。

レントゲンでは異常なし。

でも、手首を圧縮すると痛がる…

名前を付けるならば「TFCC損傷」となるでしょう。

あ、TFCCというのは手首の外半分の関節にあるクッションです。

その部分が傷ついて痛みを持った状態ということです。

もちろん、MRIでAさんのTFCCの状態を確認してみないことには

正確な話にはなりませんが…

治療としては、TFCCに無理がかかる状況を変えるための手を打ってゆきます。

Aさんの場合(に限りませんが…)、「手」が前腕に対して掌側にずれ込んでいます。

それを見ただけでも、前腕の屈筋の短縮がうかがえます。

この状況では、遠近二列並ぶ手の根っこの骨=手根骨の内、

近い側の近位手根配列は手の甲側へと押しやられてしまいます。

手首を反らせるときにはこれらの骨は手首の腹側へと滑り動かなくてはならないんです。

でも、縮んだ前腕屈筋によってとうせんぼを食らっているわけです。

すると、前腕の骨と手の根っこの骨との境目で、骨同士の衝突が繰り返されることになるわけです。

そうした状況が続くと、間に挟まったTFCCというクッション材はヘタレて傷がついてしまうわけなんですね。

ならどうする?

先ずは前腕の筋肉の長さを取り戻そうとなるわけです。

長い間かかって縮んだ組織は時に、必要な長さを取り戻すのに時間がかかることがあります。

なので、一発の治療でどうこうではなく、計画的にコツコツ変化を積み上げてゆく必要が出てきます。

なので、毎日通っていただく…なんてことはなく、

セルフケアをしっかりと続けていただくことが大事なんです。

Aさんにはファーストステップとして前腕屈筋のテニスボールマッサージを覚えていただきました。

え?

普通のストレッチでいいじゃん!?

とんでもない!

普通のストレッチはこの場合、関節が引っ掛かっていて痛いばかりで効果が期待できません。

ですので、関節の動きを必要としないテニスボールマッサージを選んだんです。

テニスボールマッサージの後、手首を治療台についてみると

幸いなことに、反らせられる角度が広がってきました。

次に、長年ずれ込んだまま癖づいた手首と手首の根っこの骨(拘縮に陥った舟状骨・月状骨対、橈骨および尺骨遠位)

のこわばりを丹念に取ります。

するとさらに手首の可動域は広がりました。

でも、行き着くところまで反らせると痛い。

このことから、Aさんの手首の痛みはケガが落ち着ききっていない急性期にあることがわかります。

痛めたところが筋肉よりも血流の少ない組織ですから、回復にも時間がかかります。

 

先ずは3~6日間、アイシングをしつつ、痛む使い方を極力避けるよう伝えました。

その間も、積極的に前腕のテニスボールマッサージを続けることを伝え、

初回の治療は終了です。

 

よく、TFCC損傷はそもそも尺骨が長すぎるから起こる。

だから手術しかない。

というような言われようを耳にします。

でも、手術を受けたのにやっぱり痛い、なんて話もよく聞きます。

また一方で、手術が必要といわれているのに痛まず使えるようになったケースも見ています。

そうしたケースで私がやったことはいたってシンプル。

それぞれの組織が、本来の働きを取り戻し、収まるべきところに収まれるように手を掛ける。

それだけです。

あ、あとはセルフケアをきちんとお伝えする。これも大事です。

どうしても、魔法のように一瞬で治す…なんて期待をされてしまうことが多いのですが、

現実には、荒れた身体の組織の回復は時間を要します。

必要なのは、本来の回復の道筋をたどりやすい環境をどれだけ整えられるかなんですね。

それには、日常での注意やセルフケアが欠かせない要件となるんです。

こじれた故障であればあるほど、患者さん自身も治療に積極的に参加していただく必要が出てくるものなんです。

治療は患者さんとの連携が欠かせないんです。

二人三脚で進めるものだと考えていただきたい。

ああ、時間がない。

尻切れトンボですが、これにて!

 

=おしまい=


痛みが消えただけでは「治った」とは言えないのです

2015年03月17日 | 治療の話

ゴルフでぎっくり腰を起こしたAさん。

受傷後4日で日常の動作が痛みなくできるまでになりました。

症状の大きさの割に素早い回復でしたので、Aさんも私もホッと一息。

きっと嬉しかったんでしょうね。

Aさん「来週のゴルフ、もう大丈夫ですよね♪」とおっしゃる。

Aさんの腰の痛みはおそらく軽い捻挫です。

あと2週間は大事を取ってもらいたい。

その間も、やるべきトレーニングがある。

と告げると、しょんぼりと肩を落とすA さん(-_-;)

でもね、ここは大事に行ったほうがいいですよ。

私にとってはこういう治り端が一番気を使うところなんです。

 

と、いうことで(どういうこと?(^^;))

今日は身体が「治る」ということについてお話ししたいと思います。

捻挫も骨折も、筋膜炎も関節炎も、筋や神経の過労も、

条件がそろえばきちんと治る力が身体にはあります。

その条件をそろえる方法の一つが、治療なのです。

しかしながら、「治ることのできる条件」が揃っただけではまだ足りない要素があるんです。

ひとつは「身体が治す」までの時間を待ってあげること。

そして、元の強さを取り戻すためのトレーニング期間を設けること。

皆さんも「自然治癒力」「リハビリ」なんて言葉をご存知でしょう!?

身体が元の元気な状態に戻るには、「組織の回復を待つ」ことと

「元の力を取り戻す」ための取り組みが欠かせないんです。

再発予防には時期を見て、この二つの段階をしっかりと踏むことがとっても大事!

私の経験では、痛みが消えた頃が実は一番危ないんですよ。(; ・`д・´)

「もう普通に動かしても痛くなぁーい( ̄▽ ̄)」

なんつってケガで休んでいた期間なんてなかったように、

趣味のスポーツなどを急にやりだすと手痛いしっぺ返しが待っているかもしれません。(いや、手ぐすね引いて待ってます…)

ケガや故障からの回復の段階には、

日常の動作では痛みなく動かせるまで回復していてもまだ強い動きには耐えられない状態、

というものがあります。

そんな時に、「もう痛くないし~♪」「ちょっと痛いけどもういっかぁ~♪」と患部を使いだすと、

運動による負荷に耐えられずに再びケガを負ってしまうことがあるんです。

二度目のケガは、患部が故障自体と回復までの間に生じた萎縮によって弱くなってますので、

場合によっては一度目よりも大きなケガになりやすい。

ケガからの回復期、痛みが引いても以前の強さには程遠い状態であることにご注意を。(´・ω・`)

ケガからの回復期には、風邪で寝込んだ後、お粥さんから食べるように、

軽い運動から少しずつ患部を慣らすことを忘れないでくださいね。

遠足はお家につくまでが遠足だ。

なんて言うでしょう!?

痛みが消えただけでは「治った」とは言えないのです。

必要な強度を取り戻してようやく「治った」と言えるんですね。

 

と、いうことで

油断大敵ですよAさん(^^;)

=おしまい=


動画:手技を複合的に組み合わせることで、相乗効果を引き出そう

2015年03月13日 | マニュアルメディシンの話

 もう2年ほどたちますでしょうか…

当時、マニュアルメディシンの各技法や

それらの効果的組み合わせ方、

そしてオリジナル技法のそれまた複合技法化、

などなど、個人的に「これは使えるよね(*´ω`*)」な手法を

動画で紹介しようという企画を考えておりました。

一般社団法人 徒手医療協会(私、一応代表です(^^;))のイケメンな会員さんにモデルを頼んで撮影したんです。

でも、何やかやと忙しくなってしまい、そのままお蔵入りに…(;´∀`)オダクンゴメンネ

youtubeのページで限定公開にしていたのですが、

私のページの登録もありがたいことに1040を数え、

さらに日ごと増え続けておりまして、

折角なので、「公開」にさせていただきました。

どうぞご覧ください。


4年

2015年03月11日 | よもやま話

もうすぐ、震災から4年が経とうとしています。

しかし、あの震災から4年が経つという実感がありません。

大きく揺れる高層マンション。

トランポリンのようにうねる仙川通り。

まるで、つい先日のことのように感じます。

自宅前のコンビニには、池袋から歩いてきたというお父さん方がへたり込み、

通りは会社に取り残された家族を迎えに行く車、車、車…

TVからは津波にさらわれる人々が映し出され、

その後は皆さんもご存知の通り。

心が凍りつきそうなことが、繰り広げられてゆきました。

 

昨日、TVに出てきた被災された学生さんの言葉。

「ヒトは簡単に死んでしまうのだな」

心に突き刺さる言葉でした。

できることを、日々精一杯しよう。

こうしたい、こうなりたい、と思うことがあるならば、いま、その一歩を踏み出そう。

日々を大切に生きよう。

あらためて、そう思いました。

 

震災で亡くなられた方へ、深く、哀悼の意を表します。

そして、ご遺族の方へ、お悔やみを申し上げます。

まだ行方が判らないままになっている大切な人をずっと待っている方へ、

一日も早く再会できることを祈っています。 


動画で紹介:続・再発予防からより速く走るために上半身を鍛えよう!

2015年03月06日 | コンディショニングの話

お待たせしました!

2月28日の記事「再発予防からより速く走るために上半身を鍛えよう!」の続きです。

いや、動画を張り付けて、すぐ挙げようと思ったんですが、

一日治療した後に動画撮影する気力がなかなか持てなくて…(^^;)

ようやくとった動画も元気がないのはご愛嬌ですよ(;´∀`)

それはそうと、Aさんの膝の痛みの話。

結果からいえば、度々悩まされていた膝の痛みも、今のところ再発もなく

集中して練習ができているとのこと。

しかも!

タイムの方もいい感じ!

ま、これはオプティクロスの効果も大きいと思いますがねぇ~( ̄ー ̄)

 

動画で紹介しているエクササイズは、腕と脚の連動性を高めつつ、

結果として上下半身の捻転中心を身体の重心点となる

骨盤(正しくは第二仙骨孔前方≒下丹田)に収めるのに役立ちます。

それが何の役に立つのか?

その心は!?

速く走るのに役立つ!です。

ほら、長い棒の端をもって持ち上げると重いけど、真ん中をもって持ち上げると軽く持ち上げることができるでしょう!?

物体をより少ない力でより大きく動かしたいと考えるならば、

与える力は重心に近ければ近いほどいいでしょう!?

いかに発揮した筋力を効率的に推進力に変えてゆくか。

そうしたテーマで考えても、機能するエクササイズだと思います。

スポーツする人もしない人もぜひ、是非ご活用ください!

あ、

蛇足ではありますが、「腕を振る」と速く走れるっていうアドバイスについて。

これって、皆さんも子供のころによく聞いた話だと思いますし、

実際そう感じた方もおいことでしょう。

その仕組みって何でしょうね!?

私は、腕から対角の脚までをつなぐ筋肉のユニットが同期して働くことで、

脚の回転に参加する筋を増やす(というか正しく参加させる)ことができるから

だと考えています。

もう一つは、左右の腕が振子となって、身体の縦軸の回転の切り替えしを速めることにつながるから

というのもありそうです。

 

面白いもので、身体はよどみなく正しく使われると故障しにくいものなんです。

では何をもって正しい動きと考えるのでしょうか?

それは、身体の構造に則った運動であることでしょう。

そうした意味でも理にかなった方法です。

と、小理屈はどうでもいいですね。(^^;)

動画、お役立て下さいm(__)m

 


ぎっくり腰にご注意を!

2015年03月04日 | 治療の話

ここ1週間ほど、ぎっくり腰(急性腰痛)の相談がやけに多いですね。(^^;)

その多くは腸腰筋という筋肉の痙攣によるぎっくり腰でしたが、

中には関節の故障の方もちらほら。

昨日はゴルフ中の腰椎捻挫の患者さんがいらっしゃったし、

一昨日は頭のゆがみが原因した(頭蓋由来)と思われる腰痛(仙腸関節のロッキング)の患者さんがいらっしゃった。

総じて、不安定な天気や気温が関係しているように思います。(あと「不安」)

 

ともかく、腸腰筋の痙攣によるぎっくり腰は実に多い。

次いで腰方形筋や中殿筋の痙攣もよく出会います。

他にも腰椎部の捻挫や関節炎のケースもありますが…

筋肉の痙攣が原因している場合であれば、ちょっとした工夫でやり過ごすことも可能なんです。

と、いうことで

今日は筋痙攣によるぎっくり腰を前提に

「ギクッといきそうになった時の対処法」についてお話しします。 ( ・`д・´)キリッ!

あ、今日はですね、

サクッと短くいきますからね。

仕舞いまで読んでくださいね。(^^;)

 

さて、痙攣。

腰に限らず痙攣は、つりそうになった時が分かれ道なんです。(寝違いなんかもそう)

『あっ!やばい!!』

と感じたら、そっと元の姿勢に戻して深呼吸してください。

呼吸を整えて、気持ちを落ち着けたら、

ホッと息を吐いて止め、

肛門締めて、

ゆっくりと動き出しましょう。

 

心を落ち着けると、痙攣の引き金となる筋紡錘というセンサーの過敏性を和らげるのに役立ちます。

軽く息を吐いて肛門を閉めると、インナーユニットという背骨の支えが目を覚ましますので、

腸腰筋に無理をさせない環境が整います。

ゆっくりと動くことで前出の筋紡錘の反応をやり過ごすことができます。

 

いったん痙攣をおこさずに動き出せれば一先ずは大丈夫。

ただし、痙攣をおこしそうになるほどの緊張がすでに出来上がっているわけですから、

念入りに股関節のストレッチはしてください。

股関節を後ろに伸ばし、股関節の前側を伸ばすようなストレッチであればOkです。

 

『ちょっと腰が持たなそう…(*_*;』

な方は、動画のテニスボールマッサージをお勧めします。

この動画の方法であれば、「ぎっくり腰」の最中でもやって大丈夫です。

腸腰筋由来のぎっくり腰(これが実に多い!)の予防にもおすすめです!

どうぞご覧あれ(^_-)-☆

※1分あたりから「本題」に入ります…(^^;)


骨盤に現れた問題の原因が頭蓋骨にあることも…

2015年03月02日 | マニュアルメディシンの話

ご来院いただいているみなさんはご存じのことと思いますが、

僭越ながら治療以外にも講師活動をさせて頂いております。

なものですので、日曜日が臨時休院になることもあるのです。

その…

ほんとに、

ご迷惑おかけしております(-_-;)

 

さて、そんなこんななので、勉強会関連の動画を作ることもしばしばあるわけでして、

今回はそんな講義のワンシーンから、ちょっと面白いシーンの動画ができたので、

この場でもお披露目させていただきたいとおもいます(*^_^*)

患者さんには一見『だから何?』的な動画に見えるかもしれません。

注目していただきたい点は、

仙骨という骨盤と脊柱をつなぐ要石のような骨の動きの悪さの原因が頭蓋骨にありましたよ

という場面だということなんですね。

時折、骨盤の問題が頭の関節の問題が原因していて、

その頭の関節の問題が「肩こり」に代表される筋膜が背景となっている

と、思われるものに出会うことがあるんです。

そんなケースでは、腰を何とかしてくれ!と言われつつも

頭や肩ばかり手入れしている私がいるわけです。

当然、不思議に思われてしまうこともございます。

でも、今回の動画は

ちゃんと相談の中身は分かっていますよ。

というメッセージにもなるんではなかろうかと、

こちらのブログにもアップさせていただきました。

 

人の身体って面白いですよね(^^)


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