頚の痛い季節!?

2006年09月30日 | Weblog
今日は頚の痛みの相談が多かった。

今日の患者さん達はどの方も、腰部の安定性の悪さから、二次的に頚部に故障を起こしています。

こういった場合、腰椎のグラつきが大元なので、治療の仕上げにお尻と背部の筋肉のトーン(緊張度)を上げる

エクササイズをして終わります。


ある患者さんに「先生、私が痛いの、頚なんですけど」って訝しそうに聞かれました。

「頚、反らせてみて下さい」

「うそ、痛くない

ね、反れるでしょう



この一連の話の中で私が言いたいのは、

言いたいのは…

えーっとですねぇ…

つまりは、そのぅ…













はい、ただの「自慢」です。

以上、「今日の腕自慢」のコーナーでした!

年のせいじゃないよ!

2006年09月29日 | Weblog
自身の症状を「年のせいだから」っていう方、高齢の患者さんにすごく多いんです。。



変だと思いませんか?


腰が痛い・肩が痛い・膝が痛い・痺れるetc

それぞれ皆、いろんな症状を抱えています…


それが全部「年のせいだから」って言うなら、同年代の人はみんな

「腰が痛くて肩が痛くて膝が痛くてあちこち痺れてる」

はずじゃないですか?


そう考えると元気な老人が一人もいなくなっちゃうでしょ。

しかも、痛みの原因が「老化現象」ってんなら、治る人もいないはずでしょ?    いますよッ



みんな、変だと思わないんでしょうか?



確かに、若い頃より治りにくいです。

代謝が落ちてきてるから、傷めた組織の回復も時間がかかる。

筋力が落ちてるから、チョッとした運動でもすぐに疲れちゃう。



でもね、ちょっとした「すり傷」や「切り傷」が全く治らなくって出血多量で死んじゃう老人なんていないでしょう?

それってチャンと組織が回復しているって事なんです。

寝たきりの老人だって、機能訓練って名前の「筋トレ」で立てるようになったり歩けるようになったりって、

チャンと筋力もつくんです。

元気になるチャンスはまだ五万とある




「年だから」治るために「自分で努力すべきことが増える」、ってことはあっても「年だから」全然治らないってことは無い。

「年だから」って、変に納得して心まで「老人らしく」なることの方が問題だと思う。

治るチャンスを逃がしている方、多いと思いますよ














DANCE ふたたび

2006年09月27日 | Weblog
今日は社交ダンスの選手のコンディショニングをしていて気づいたことをお話します。

社交ダンスに限らず、ダンスは未知の領域でしたが大分「勘所」がつかめてきました。


キーワードは『カウンター・アクティビティー』と『カウンター・バランス』




『カウンター・アクティビティー』とは

バランスの崩れを、大きく体勢が崩れる前に立て直す能力のこと。



社交ダンスに当てはめて考えると、女性の動きをリードしながらも男性が常に上体を起こした姿勢を

維持し続けるのに必要とされる能力のこと。


左の写真では、女性を片手で支えながら左に回りながらも男性は体軸を極力垂直に維持しようといています。


後ろに重心を移してバランスを取る方が、身体の操作としては簡単なようにおもえるのですが、

写真の選手は後への体軸の傾きを最小限に抑えて、その代わりに、二人の間(ちょっと女性寄りに…)に

回転軸をつくりだして円の外周を回るように回転していました。


力技ではなく、遠心力を上手く利用しているように思えます。


そうはいっても、女性を支えた上でもなお骨盤をやや後傾させた状態で固定できるだけの強靭な

腹横筋・内外腹斜筋・臀筋の働きがあったればこそ出来る芸当でしょう。



一見、女性のダンサーほど男性のダンサーは体幹部の動きの無いように見えますが、

タキシードの中では、外見では判らない位体幹内部をめまぐるしく働かせているのでしょう。



「静中動有り」ってかんじです。




  

『カウンター・バランス』とは

大きく体勢を崩した状態でバランスを維持する能力のこと。

  ダンスでは、左の写真のように、女性が後ろに上体を倒したり

(脊柱全体に若干反りを持たせることはあっても、一部分だけを強く反らしてはいない)、

右のように高く脚を上げたりした姿勢を維持する能力のこと。


私見ですが、男性に比べて女性のパートは動きに広がりを求められるようにおもいます。


男性の軸が比較的垂直方向に維持されるのに対し、常に女性は斜め方向。

このため、動きも男性に比べて大きく見えます。


上の「決めポーズ」を見ていると、女性は股関節を基点にして上体を後ろに倒しています。

このとき、片足は倒れた上体のカウンターウエイトとしてシーソーのように前方に差し出されます。



私がはじめて社交ダンスを見たとき(すみません。邦画の「SHALL WE ダンス」です)、

男性側の負担が大きそうにおもいました。

しかし、実際はそうでもなさそうです。

なぜにあらば、女性のカウンターバランスの能力が高ければ、男性は軽く支えるだけで済むのですから。


少なくとも世界レベルの選手を見ている限りでは、男性も女性も、極力自分の姿勢を自力で維持することで

パートナーにかかる負担を軽減し、協調的でスムーズなステップを可能にしているように見えます。

なので、おそらく…

オット、脱線。  話題を戻しましょう。



この女性の動き、股関節に動的な柔軟性(位置的に不利な角度・姿勢でも筋力を発揮できる)を強く求められます。

こういった動きを広く大きく魅せることが出来る能力も、やはり骨盤の安定性があったればこそなのです。



不安定な部分があると、グラつきを抑えようと身体は過度に緊張してしまいます。

つまり、腹が緩んで骨盤が安定していないと、股関節もガチガチに硬く使われてしまい柔らかな動きは

とうてい出来ないということになるのです。



一見、しなやかにそして柔らかな羽衣のように舞う彼女たちではありますが、

その柔らかな動きは、どんな姿勢でもビクともしない「鋼鉄の下っ腹」の賜物だということです。

「動中静有り」ってかんじです。


気づいたことって言うのは、男女で役割が違っても、大切なのは腹部深層の筋による骨盤の安定性だったってこと。

以上!!!


は~

何とかまとまった

でもね…  まだまだあるんですよ。

またそのうちに、気が向いたら書きますね。



めでたいのです。

2006年09月26日 | Weblog
嬉しいことがありました
ウチでコンディショニングを受けていただいた競技ダンスの先生が

優勝だって!!!(当人の実力ですが…)

開院以来、ダンスでは二組目!!

もう今日は飲みます!

かあちゃん、そして俺の肝臓、ごめん!

だって嬉しいもの!

めでたいもの!

昨日もシコタマ飲んだけど…

許してかあちゃん  

うそ!何で無いの?

2006年09月25日 | Weblog
あれ?
昨日の記事が無い。。

「バネ指」の記事が無い!

ちゃんと「投稿」押したのに…

忘れもしない。

たった一人治療院で、「ボヤッキー」の真似して「ポチっとな~!!!」ってやったもの…

 


近々また書きます…

鼻づまりには…

2006年09月20日 | Weblog
ここのところ、鼻づまりの患者さんの多いことといったらもう!

鼻の穴の粘膜が充血して狭くなってるんですね。

粘液の分泌も活発になるから鼻水も出てくる。

穴が狭い上に鼻水もでるもんだから、鼻の穴もたまりません



ってことで、今日はカンタンに鼻の通りを良くする方法をご紹介します

1、まず鼻の頭から鼻筋を撫であげてみてください。

2、軟骨から骨に変わるところが判ると思います。

3、その部分の皮膚を軽くつまみ上げてみてください。

そのまま1分

どうです?うまく通りましたか

うまくできた方、困ってる人がいたら教えてあげてくださいね

まじめにDANCEを語る

2006年09月19日 | Weblog
「2005 THE WORLD SUPER ST☆RS DANCE FESTIVAL」

先日、社交ダンスの世界トップ選手のDANCEを見る機会に恵まれました。

あっ、実際に生で観たのではなくて、DVDを患者様にお借りしてみて見たんですけどね…



しかし、もの凄くハードな競技だったんですね、社交ダンスって。

改めて知りました、彼らは「一流のアスリート」だということを。。。

どのあたりが「一流」なのかといいますと…

☆「体幹の安定性」と「骨盤のコントロール」がバツグンに上手い。

他にも深部感覚が鋭いとか、股関節の動的安定性が高いとか色々ありますが、
先ずは☆でしょう。



長くなるので細かい話はすっ飛ばしますが、

ふつうヒールのある靴を履いて立つと骨盤は前に倒れ、下腹部の力が入りにくくなります。

下腹部の力が緩めば上半身と下半身をつないでいる体幹の安定性も低下してしまいます。

そうなると上半身と下半身の動きにつながりを保てず、全身をすみずみまでコントロールすることが

難しくなるので、滑らかな動きや素早く切れのある動作を生み出せなくなります。

また、骨盤の傾きに背骨も影響を受けて、お尻を突き出し背中を反らした姿勢になります。

結果、全体の姿勢が上から圧縮されたように縮みこんだものになってしまいます。

こうなると伸びやかな姿勢・動きが非常に難しくなってしまいます。



ヒールが高い靴をはくことで発生する数々の障壁。

世界の舞台に上がるほとんどの選手が見事にクリアしている。

どのペアも腹横筋や内腹斜筋といった腹部の深層にある筋肉を上手に使い、骨盤の前傾を抑え、

脊柱を常にニュートラルな位置に安定させています。

彼らの、鋭い回転にも揺らぐことのない「体軸」、フロアを滑るように移動する際のしなやかな「四肢の動き」を

可能にしているのは、腹部の深層にある筋群の働きによる体幹の安定性の高さによるといっても過言ではないでしょう。


しかし、観れば観るほど身体能力の高さに驚かされます。

そして、競技・芸術としての完成度の高さに感動を覚えてやみません。

私としては、なぜ、オリンピックの種目に選ばれないのか不思議ですらありますね。


オットット、熱く語りすぎました。

異論・反論・オブジェクションなどなど、お持ちの方もあるやも知れませんが、笑って許していただきたい


なにぶんDANCEのDの字も知らない、未経験者の意見ですから

もう、どうにも止まらない

2006年09月16日 | Weblog
ここ数日雨が続きましたねぇ。
雨が降ると、予約の患者様だけになるんで暇なんです。
飛び込みZEROです。
セールスマンですら来ません
でも、変わりに電話のセールスは増える。

そして待ちに待った今日の晴れ何もないはずがない!!!

朝一番の患者さまの施術中、不意に舞い込む予約
「2時にお願いします」

-うちは13~15時は休み時間、すでに13:00も埋まってる。どうする俺!!

当然「はい、よろこんで~」

だってほらっ、ここ数日分取り戻さないと…
大丈夫、どっか空くって。そん時飯食えば無問題

なんて言ってるうちにもう一件。
「3時って空いてますか?」

大丈夫!朝飯はシッカリ食った。
それに、17:30からはノーマーク。
きても「18:00~」って感じで、30分は空くだろう。。
早めの夕食と思えばなんちゃない。

なんてほくそ笑んで居たのもつかの間。
「5時半からって空いてます?」


出来すぎだろぉ~
で、その後も続いて20:10、ようやく終~了~
お疲れーっ、がんばったね俺!!
さぁ~て、「元祖札幌や」で生BEERでも…

「先生、月曜試合なんですけど見に来ません?」
「行きます×2。で、●●●の調子どうです?痛みは?」
「痛いんですよ。今日トレーナーにお灸してもらったんですけどねぇ…」
「…診ましょうか?」
「えっ?いいんですか?」

はい、よろこんで~
















ブログはじめました

2006年09月12日 | Weblog
はじめまして、とよたま手技治療院の院長を務めております、古川です。

じつは、パソコン・作文、苦手なんですよね
極力避けて通りたかったのですが、家内に強く薦められて「よしやるぞ!」っと。

で、何を書くのでしょうか、僕

ブログの説明書きには「好きなことについて書く」
好きなこと…

広いな…

いや、まさかねぇ。
仮にも治療家ですからねぇ… 
なんでもって訳にはねぇ…
「元祖札幌や」の生ビールと餃子・味噌つけソバにメロメロだとか、
ウチの息子(3歳)が初めて読んだ文字が「ホッピー」だったとかでも良いんでしょうか?

     

そういうのも僕らしくて良いかも。
で、たまには「身体」の話なんかもしてみたり。

なにぶんブログ初心者ですから、徒然なるままに、その時々に感じた
ものを感じたままに書いてみようかな…


と、言うことで、あまりジャンルに縛られずに書いて行こうと思いますので、
応援、宜しくお願い申します。

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