大学生がかわいくて仕方ない今日この頃

2018年11月09日 | よもやま話

私事で恐縮ですが、週に1回、某大学体育会の運動部チームへケアサポートに行っています。

治療兼トレーナーとして、故障の治療や予防、練習効率向上のための取り組みを担当しています。

先月のこと、戯れにある計測器を使ったトレーニングを紹介したんですよ。

バイオフィードバックを応用したトレーニングなんですが、その計測器、50万近くするんです。

とはいえ、

数年前に購入し、もう十分に使ったのでもうどうなろうとOKな代物。

それを前提に聞いてください。

 

先ほど治療を終えて携帯を見るとそこには学生B君からの着信とLINEが…

『めずらしい』

いつもLINEでやり取りをしているので、電話が来るというのはよほどのことがあったのでしょう。

何があったのかといぶかしみつつ、LINEを開くとそこには衝撃の事実が…

 

 

 

 

「機械、壊れました」

とB君からのLINE。

メッセージの下には沈痛な面持ちのA君の写メ。

手には無残な姿の計測器。

メッセージには、重量級のA君が本気を出したところ一発でクラッシュしたとのこと。

まるでクマのような(良い意味です)体格のA君。

いつも豪快なA君。

しかし、写メに写るA君の顔には

『ご・50万が…omg…』

って書いてある。

いつもの豪快さとのギャップに、もう大爆笑!

これを書いている最中も思い出し笑いが止まらない。。

写真、blogに載せられないのが残念だなぁ。

ほんといい顔してる。ありがとうね。

しばらく待ち受けにしようかな。

これを撮ったB君、グッジョブです。

練習場に機材を貸し出したときに、あまり粗末に扱われないよう

「これ、50万近くするんだ… 大事に使ってね(^_-)-☆」

と含ませておいたんですよ。

実際のところは次世代機の購入を検討していたところでしたので壊れても全く問題なかったんですが

そんなこととはつゆ知らぬ学生君たち。

B君がしきりに心配してくれるのもありがたくほほえましく(笑)

いやぁ、久しぶりに屈託なく笑わせていただきました。

Aくんの規格外の怪物ぶりに頼もしさすら感じてしまいました。

気持ちのいい好青年たち、これからの彼らが楽しみです。

=おわり=


ランナーズケア~中殿筋由来の臀部痛~

2018年11月08日 | 治療の話

10月に左臀部痛の相談でいらっしゃったランナーのAさん(男性)。

「中殿筋 トリガー」の画像検索結果

中殿筋の過労(trp2の部分)による臀部痛なのですが、

左の中殿筋が過労に陥る原因は右の寛骨の機能障害にありました。(←よくあることです)

「寛骨」の画像検索結果←右寛骨

Aさんの右寛骨は骨盤底筋右半側の緊張から前傾したまま固定されていました。

寛骨は前傾すると股関節の支点が下方に下がってしまいます。

すると、見かけ上、右脚は左よりも長くなります。

これを機能的長下肢というのですが、

こうしたとき私たちの身体は帳尻を合わせようとするんですね。

Aさんの場合は長くなった脚を左脚の長さに合わせようと、右下肢は膝を内に絞ったニーインという片側のX脚で代償していました。

この状態で走ると右脚での蹴りだしで身体が左へと流れやすくなり、左足の接地が強くなります。

そのブレーキとして働かされるのが左の中殿筋です。

なので、治療としては左の中殿筋の労れを癒やしつつ右の寛骨の働きを正す手立てを講じます。

 

2週毎に治療にいらして本日3回目のご来院。

今は走行中に出ていた臀部痛も落ち着き、治療前の動作分析でもほぼ問題のない状態でした。

わずかに残る骨盤や胸郭の制限(身体の癖)を外し、セルフケアを提案して治療終了。

Aさんも身体に自信ができたようでしたので、あとは症状の再発を抑えるためのセルフケアを自宅で続けていただくことをお約束いただいて、経過観察となりました。

めでたしめでたし。

うん、めでたい…

いつものことなんですが、

故障が治って卒業される患者さんを送り出すのはとってもうれしいものなんです。

ですが、

送り出した後にちょっとした寂しさを覚えたりもするんですよね…

治療に来なくてもいい状態になってとても喜ばしいことなんですけどね。

なんなんでしょうかね、このちょっとした喪失感。

これを○○ロスっていうんでしょうかね。苦笑

困ったもんだ。

冗談はさておき、

ただいまマラソンシーズン真っ盛り。

Aさんが今シーズンめいっぱい楽しまれることを祈っています。


中学生の数学、面白いかも…

2018年11月07日 | つぶやき

息子、ただいま高校受験に向けて猛勉強中。

それはもう、

猛烈に勉強中。

でも、その歩みは牛歩の如し!

だって、全然勉強してこなかったんだもの…( ノД`)

ビリギャルならぬ…





やめとこ、かわいそうだ。

うん。

 


最近の息子、机に向かう顔が試合の時の顔になってるんですよ。

本気の顔。

いい顔してる。


本腰いれて頑張ってる姿が見れて、なんだかうれしい父。

眺めているばかりではなんなんで、ちょっとお手伝いをば、と声を掛けます。

「数学、どんな塩梅だい?」

と聞くと

「文章問題がどうにも…」

どれどれ、と見てみる。

「Σ( ̄皿 ̄;;!」

当然のごとく、お父ちゃんも全くわからんのです。

『これ解けたら東大入れんじゃね⁉️』

ぐらいのインパクトに大いに怯む40代。

仕方がないので回答欄の解説をなぞることに。

「えっと辺APはt秒毎に1cm、AQは3cm動くから…

ん?

ああ!

Aは直角なのね。

でもってX秒後に面積が200平方センチってことでぇ…

ああぁ!

ええぇ!?

おおおおおおお!!

たったこれだけの情報でこんなとこの面積解るってすごくない⁉️

数学ヤバッ!」

なんてやりながら解き方を理解しつつ大いにはしゃぐ40代(野次馬)。

その後、類似問題に挑戦するとなんとか問題を解くことができてまたビックリ。

『今なら東大入れんじゃねぇの⁉️』

なんて勘違いするぐらいの達成感。

ちょっと気を良くして

「なんだかパズル見たいで面白いな!ホクホク」

と正直な感想を述べる父。

「う~ん、まぁ」

と、以前なら「パズルみたい」発言をする父に変態を見るような視線を送ってきたであろう息子もまんざらでもない表情。

受かるかどうかは分かりませんが、

絶対的な壁だと感じていた問題も、

諦めず、丁寧に、そして本気で取り組めばなとかなる

という経験には大きな価値があるなって思います。

そう考えると「受験」という障壁も悪くないなって思います。

そんな感じで、

息子の受験勉強もなんだか面白くなってきた秋の夜の出来事でした。


ウエイトリフティング三昧

2018年11月04日 | つぶやき

今の世の中、一般のトレーニーがウエイトリフティングの練習を積むというのはなかなかに難しいことだなって思います。

だって、練習場が少ないんだもの。

とくに東京は少ない…

昔は国立競技場に広いウエイトリフティング場があったらしいんですけどね。

オリンピックの一件で取り壊されちゃいましたからね。

もったいない。

で、リフティング場が再建される予定もないらしい。

さみしいこってすな…

 

最近の私は、

息子の高校受験のあおりを喰らって休日夜の外出を禁じられてしまい、

ホームジム(日中の利用ができないジムなんです…(;_;))に顔を出せなくなってしまってからというもの

埼玉は浦和や新座の練習場で練習しています。

埼玉はすごいんですよ。

安くてしっかりした練習場があちこちにありますもん。

埼玉生まれの人間としてじつに誇らしい!

正直なところ練馬からだと遠いんですけどね、このさい練習ができるってだけでもありがたい。

 

でも、

遠方のトレーニング場はまとまった時間がないと行けないわけで…

となると、

練習日が稼げないわけで…

仕方なく、近場で補強をするわけです。

 

だって週に一回二回の練習ではなかなか強くはなれませんからね。

前々回のブログ(四頭筋の筋挫傷からのリカバリー<第1話>)にも書きましたが、普通の施設ではバーベルを床に落とすのはご法度。

だもんだから、近所の練習場ではトレーニング場の片隅で、ひっそりこっそりドロップのミスにおびえながら練習せねばならんのです。

もちろん施設の方には同意を得た範囲での練習をしていますし、マナー違反をしているわけじゃないんですけども…

ウエイトリフティングに興味のない方にとっては違和感の塊でしょうからね。

気を遣うんです。

すごく。

うぅ…

ストレスフリーで練習したい…

誰にも気兼ねせずにドッシャンバッシャン落したい…

ああ…

ウエイト三昧の暮らしがしたい…

「すしざんまい」の画像検索結果

練習場で知り合ったUさんなんてウエイト三昧の生活のために浦和に越したって言いますもんね。

じつに恨めしい…

僕も一人もんだったらやっちゃってたかもなぁ

 

理想を言うなら治療とウエイトと温泉のローテーション!

これで暮らせたら最高ですね。

治療して~、ウエイトして~、〆に温泉浸かってぇ~

いいっすなぁ~♪(*´Д`)ウットリ

 

いや、子育て中の親としてNGか!

いかんいかん。

でも、

子育てが終わったらそんな生活もいいかもなぁ。

ハァ…

仕事しよう…(苦手な事務仕事のほう)


外側大腿皮神経痛の治療

2018年11月02日 | 治療の話

【外側大腿皮神経痛とは】

外側大腿皮神経痛という故障は外側大腿皮神経という末梢神経の傷害です。

この神経は腰椎の2・3番から始まって、股関節の全面を鼠径靭帯という靭帯のトンネルの下をくぐって腿の外側の皮膚へ伸びる知覚をつかさどる神経です。

腰椎や鼠径靭帯部(図の〇の部分)で締め付けられることで知覚鈍麻や異常知覚(チクチクと痛む)といった症状が現れます。

鼠経靭帯直下での傷害はきつくベルトを締め続けたケースや極度の肥満を呈しているケースで生じやすいと考えられています。

治療としては神経の締め付けを開放し、傷ついた神経線維に正常な回復に導いてゆきます。

 

【症例】

5年以上左ももの外側の皮膚がチクチクと痛み続けると相談にいらっしゃった細身のAさん。

病院では心身症を疑われ、整骨院では腰椎の故障だといわれたとのこと。

しかし、なかなか改善が見られず…

そんな時にとよたま日記の「腿の外側がピリピリと痛む:外側大腿皮神経痛」の記事を見つけ

自身の症状は『まさにこれだ!』とご来院を決心されたとのこと。

もう3年も前の記事なんですが、残しておくものですね、文章に。

書いた甲斐があろうってもんですよ。

でも、ですね…

発症から5年以上続いているとなると『後遺障害なのかもなぁ…(-_-;)』と残念なケースが頭をよぎったりもます。

Aさんの期待が大きく見えるだけに、思った結果につながらなかった場合のガッカリした顔を想像すると

ちょっとだけ気が重くなったりもしますが、症状が後遺障害であるかどうかは治療してみなければ分かりません。

やることは一緒。

当たり前にできることを当たり前にやるのみです。

ということで、いつものように全身の機能評価を始めます。

まずは腰椎の故障なはないのかと診てみます

でも、脊柱をどんなに動かしても症状に変化はないようです。

腰椎部の動きもいいですし、どうやらこの部分の問題ではないようです。

つづいて鼡径部(上前腸骨棘という骨盤のでっぱりの内側あたり)との交差部位(図の〇の部分)を調べます。

するとAさん眉間にしわを寄せて痛がります。

「腿に痺れが広がったりしますか?」

と聞いてみると首を縦に振るAさん。

鼠経靭帯でのチネルサイン陽性(外側皮神経痛のサイン)です。

『なんだ、フツーの外側大腿皮神経痛か…』

と拍子抜けする私。

ここで見る限りごく教科書的な状態です。

これがなんで5年以上も見過ごされたのかどうも釈然としませんでしたが、ともあれ原因部位は特定できました。

あと問題となるのは、治療にたいして傷害された神経組織がどの程度のリアクションを返せるか、です。

後遺障害なのか、あるいは回復の余地があるのか、答え合わせに治療を掘り下げてゆきます。

まず、神経と靭帯の癒着を調べます。

『うん、いい感じにへばりついとるね。(^_^;)』

『これって、実に教科書的な大腿外側皮神経痛なんじゃない!?』

と、また拍子抜け。

さっそくDTMという手法で癒着をはがしてみたところ、どうやら症状も軽くなるようです。

5年以上続いた症状のわりに治療への反応はフレッシュなAさんの外側皮神経。

どこに行っても打つ手が見つからなかったと聞いていたので、

いささか拍子抜けな感もありましたが、回復の兆しを見出すことができてよかった。

セルフケアとしてDTMをお伝えして初回の治療は終了です。

あとは経過を追ってゆくことになるのですが、お会計の際にちょっとしたおまけを見つけました。

Aさん、タイトなジーンズを履いていたんです。

ご本人もうすうす気が付いていたのかもしれません。

「このジーンズが悪かったんでしょうか?」

とAさん。

曰く、いつもタイトなパンツをはいているのだとか。

そのズボンをはいたまま足を組んで座り続けでもすれば、確かに。

ベルトラインの締め付けを少し緩める工夫をしてもらうよう付け加え、今回の治療を終えました。

=おわり=


おすすめ動画