ペヤングの一平ちゃん

2010年02月27日 | よもやま話
かみさんから聞いた話


六歳になる息子の最近の関心事は「カップ焼きそば」

「ペヤング」や「一平ちゃん夜店の焼きそば」のコマーシャルを

興味津々で食い入るように見ているとか。

あるとき、息子はおもむろに母に言う。

「ぼくね、ペヤング一平ちゃんが食べたいんだ」

と…。


真っすぐな決意を秘めた息子の眼差しに

母は無言で微笑み帰す。

『ペヤングと一平ちゃんは

カップ焼きそばだけど別々の会社なの。

ペヤング一平ちゃんという商品はないの。

一平ちゃん=焼きそば

でも

ペヤング=焼きそば

でもないのよ。

でも、お母さん、そんなコラボも素敵だと思うわ…』

と、

笑いを噛み殺し

心のなかで呟いたのだそうな。

家内曰く

「大人になったら

『あんた真顔でこんなこといってたのよ』

っていってやろ~。

はぁ~、おっかしぃ~(≧∇≦)

思い込みの烈しさはあなた譲りね!」






たしかに(-"-;)

キム・ヨナvs浅田真央

2010年02月26日 | よもやま話
先ほど札幌やさん(女子サッカー:荒川恵理子選手のご実家のラーメン屋さん)で女子フィギュアを見てきました。

キムヨナ選手、実に素晴らしかった。

課題(と私が勝手に思っている)の股関節(屈曲位で)のコントロールも

見事に克服されており、『これは真央ちゃん、厳しいぞ…』と

思わず餃子をつまんだ箸先に力が入る35歳。

一方、浅田真央選手も課題(と私が勝手に思っている)の胸郭の硬さに改善が見られ

『調子良さそう』に見えました。

しかし、現況を見るに(ショートプログラムは見ていないので…)コンディション的には

キム・ヨナ選手が有利に見えました。

それでも、弾けるように氷上で踊る浅田選手に『いける!いけるよ!!』とエールを贈る35歳。

ぼくは、どちらかといえばキムヨナ選手のファンなんですが、

やはり日本人に勝ってほしいのは人情というものでしょうか。

途中、浅田選手がミスをしたときなどは『集中集中!!!最後まで頑張って!!!!!!!』

さめた餃子が二つに千切れるほど箸先に力のこもる35歳。

事実上は先のミスでもう金はなくなったわけですが、その舞台に立つまでの

全ての浅田真央が見たいと強く思ったわけです。

なんだか涙目になってるわけです。

ふと見たら家内も目真っ赤…。



試合がおわり、結果は

キム・ヨナ 金メダル
浅田真央 銀メダル

結果は結果。

次を見据えて更なる成長を遂げた二人の戦いをまた見たいと、

そう思いました。

そして『よし!俺も頑張るぞ!!』と元気になる35歳でありました。

言葉

2010年02月25日 | よもやま話
わたしは、

無理をしてボロボロになった患者さんを診たとき

『そうせざるを得ない事情があったのかもしれないな。。。』

と考えます。

自分がそうだった時もあったので…


しかし、かける言葉は

「無理は続かないから無理って言うんですね。

 これからはもう少しだけ、自分を大切にしてみませんか。」

といった内容です。



言葉には何か「力」があるように思います。

ある時にはその言葉に励まされ

またあるときにはその言葉に縛られ

私たちの行動に大きな影響を及ぼすことが

しばしばあるように思います。


私は思うのです。

言葉は

薬にもなれば

毒にだってなる。

と。



以前、ある先輩から

「いい仕事するって人気の料理屋さんがあったんだけど、

こないだ行って見たら、店お休みだったんだよね。 

 後で聞いたらそこの大将、過労死しちゃったんだって。

 いくら人気があったって、

 人間死んだらなにもならんからね。

 君も気をつけたほうがいいよ。」

という言葉をいただいた。

わたしの身体を気遣っての言葉であったのだろうと思います。


しかし、胸に何かが引っかかる。



その先輩の言うとおり、

主人亡き後の残された家族を考えると

その頑張りも結果的には

「なにもならない」

のかもしれない。

でも、きっとその大将は

「今を頑張って乗り切ろう。

 後もう少しだ。

 歯を食いしばって、家族に楽させてやろう。

 安心させてやろう。」

って、必死だったんではないだろうか。



わたしの近くにも、そうして死んでいった人がいました。

その経験から、

そういった生き方は、時に悲しい結末をたどる事は嫌と言うほど知っている。

そのせいか、先輩から投げかけられた一言は、

「世間からの見た目」と、「内から見た実情」を知ってしまっているだけに、

わたしには冷淡に感じられたのです。

知らぬが仏と申しますが、

こういった裏側を知らないということは

幸せなことだと思います。

いささか先輩を羨ましくも思います。





でも、人には外見からは計り知れない

内に秘めた「事情」があったりするものです。

傍からは

『何をシャカリキになってるんだか…』

『バカなことしてるなぁ~』

と見えても、聞けば『なるほど』という

何か納得のゆく理由があったりするものです。






冒頭のわたしの言葉は患者さんに、いったいどう聞こえただろうか。


わたしが感じた「よそよそしさ」を感じさせはしなかっただろうか。


人間はじめて35年

「言葉」って、難しい。

お好み焼き【浪花】

2010年02月22日 | 料理の話
さきほど家族で東池袋の洋食屋さん【UCHOTEN】に行きました。


しかし、本日貸し切りパーティーとのことにて、敢え無く撃沈…(T_T)


しかし、家族の

『美味しい物を食べたい』

との執念を受け、チョイスしたのが、ここ【浪花】

写真はタコ焼き&肉焼き・葱チーズトッピングです。

ハーフ&ハーフ的なオーダーが出来ることを初めて知りました。

ラッキー( ̄∀ ̄)

明日の活力を充電したいとおもいます(`∇´ゞ

ランドセル

2010年02月22日 | よもやま話
今日は家族で御徒町へ

いえね、息子が今年小学校にあがるもので

ランドセルを買いにきたんです。

子供の成長は速いですね(*_*)

ついこの間生まれたと思ったら

もう小学生ですからね( ̄○ ̄;)

不思議です。



御徒町の町並みは、昭和の面影を色濃く残していて

何となく懐かしいような居心地の良さを感じました。

功夫少年

2010年02月21日 | コンディショニングの話
最近「みっちり汗かく系」のコンディショニングを要望される機会もましてきました。

なので、院内のツールも増えてます。

13年物のパンチングミットとキックミットはおニュウを買い揃えました。

なもんで、もう早く使いたくて使いたくて(笑)

この日は女子サッカーのお嬢さん二名(コンディショニング塾へ)と、カンフー少年(パーソナル)のコンディショニングを頂きました。

カンフー少年、身長も伸び盛りですが、技術も高まっているそうでなによりです。

成長期は骨の成長に筋腱の成長が遅れるために、関節の可動性は低くなりがちです。

そのため、この時期にコンディションを崩す選手も多いようです。

時期的な不利を全く感じさせない彼の成長に、日頃の鍛錬への真剣さ

そして彼の功夫への想いの深さがうかがわれます。


さて、本日のカンフー少年。

ここ数日、左の股関節と両肩の痛みに悩んでいるといいます。

調べてみると大腿筋膜張筋という筋肉と、上部僧帽筋という筋肉のスパズム(筋痙攣の一種)による痛みと判明。

痙攣を収める手技による処置(ストレインカウンターストレイン)を施し、

痛みの様子を見ながら運動療法に移行します。

完全に治療でも良かったんですが、

そこはほら、少しでも鍛えてあげたいじゃないですか。

なもんですから、基本的には患者さんが受身になる手技治療ではなく、

能動的に動くことで筋緊張のバランスを整える方法として

運動療法をチョイスしました。

何をしたかと申しますと、左右のストレート(パンチ)をひたすらミットに打ち込んでもらったのでした。

狙いは上部僧帽筋と筋膜張筋の拮抗筋。

パンチの動作の中ではミットに拳が衝突する際に、腋窩の筋群を上肢帯の固定に使います。

切れよく伸びのあるパンチには股関節の大筋群と小筋群の協調性が重要です。

結果として上部僧帽筋と筋膜張筋の過剰な興奮を抑えることができると踏んだのです。


結果は上々。

痛みもなくなり、カンフーでの上肢の動きにも切れを出すことができました。

狙い通りの変化が見られると、やはり嬉しいものです。

彼の今後の成長が、更にたのしみになりました。

UCHOTENでお腹いっぱい!!

2010年02月17日 | 料理の話


先日のお休み(月曜日)に、東池袋にある「UCHOTEN」という洋食屋さんにいってきました!

ハンバーグを食べるならこのお店!と、

グルメハンターのY氏一押しのUCHOTEN。

席に座るとメニューはすでにY氏の手の中、

注文は任せてもらいます!とはY氏。

満を持して出された

和牛のハンバーグ(デミソース)&シーフードコロッケ


箸を入れたとたんに肉汁があふれるハンバーグ…

肉汁と溶け合ったデミソースが奏でるハーモニー…

『ここ北海道!?』と、錯覚してしまいそうなほど

海老とホタテがゴロッゴロつまったシーフードコロッケ…





さすが道場六三郎を呻らせた味!(これは今さっきネットで知りました)

最高でした!!!

こんどは家族を連れて、行きたいと思います。

ご馳走様でした!

↓向かって右奥がシェフ、左が奥さん、中央がグルメハンターY氏

新春キャンペーン[70歳以上は15分500円!!]

2010年02月16日 | 治療の話
雨にも負けず、雪にも負けず

不況にも負けず…

東にサービス残業をする方あれば、その疲れを癒し

西に膝を引きずる方があれば、その痛みを癒し

今の世の中、いろんな意味で寒いけど(この宮沢賢治のパクリ方も寒いっちゃ寒いが…)

みんなで元気になりましょう!


そんな者に、私はなりたい(←まだ言うか!)


と、言うことで


とよたま手技治療院では明日より、

新春(!?)キャンペーンを行います!!(水・土・日曜日限定です)

膝の痛み応援コース

肩こり応援コース
15分のコース1,000円にてお受けいただけます!

初見料も頂きません!

1,000円ポッキリ!(←いったい何屋さん!?

しかも!

70歳以上の方は

なんと!

500円!!(当院は自由診療ですので保険証などはいりません)

どうぞお気軽にお立ち寄りください。

ご来院お待ち申し上げます♪

女子モーグル

2010年02月14日 | よもやま話
いま、テレビで上村選手のインタビューをみました。

いつの滑走の映像かわかりませんが、

右のこぶを越えるさいに腰部から右斜め後方へと上体が振られています。

右の腰方形筋の緊張が強いのでしょうか。

インタビューでは顔が右斜め下に引かれているように見えるのも気にかかります。

右の斜角筋の緊張が疑われます。

アナトミートレインの観点を借りて考えると、二つの筋は、

ディープフロントライン↓として繋がりを持っています。


ひょとしたら右脚の屈曲(曲げる動作)に難があるのかもしれません。

先の動きの狂いは、右脚を曲げきれない分を右腰を引き上げ、

体幹部を伸展・右側屈させることで代償している表れではないでしょうか。

決勝戦はお昼からのようです。

しっかり調整して、万全の状態で試合に臨むことが出来るよう祈っています。

がんばれ上村選手!

2/20のクローズドセミナー

2010年02月13日 | マニュアルメディシンの話
C3-6 MP/JM/MET/HVLA/switch back

↑これは前回のテーマの「中部頚椎の操作」の動画です。

次回のテーマは「下部頚椎」の操作です。

こちらの動画は近日中にUPしますね…

下位頚椎の操作は、そのまま上位2胸椎への介入へも応用が可能です。

この下位頚椎から上位胸椎にかけては

頚部痛や上肢痛に対する治療において非常に重要なポイントとなります。

また、上位胸椎(特に2番)の脊髄レベルには心臓へと続く交感神経の胸髄節が位置し、

この部位の機能障害が、時に不整脈や高血圧を引き起こすこともあり

これらの部位への介入は、臨床上高い意義をもつことが知られています。


当日はC6~T2椎間関節への操作に加え、軟部組織の操作として

頭板状筋へのSWICH BACKを併せてご紹介いたします。

臨床研修

2010年02月09日 | コンディショニングの話
徒手医学臨床技術研究会(クローズドセミナー)の、臨床実習先が一つ決まりました!!

7/24(土)荒川総合スポーツセンターにて、

礼和流柳心舘空手道の試合会場で参加選手への体験コンディショニングを行います。

土曜日ですが、参加希望されるクローズド会員の方は事務局までご一報ください。


写真は今回ご協力いただきます、吉川貴光教士(礼和流柳心館・空手道・六段)です。

この角度、すごいでしょ!?

角度だけでなく、そのスピードたるや

まさに「電光石火」

初めてお目にかかったときには

『世の中には凄い人っているもんなんだなぁ』

と、心底驚いたのを覚えています。

【吉川先生へ】

幣会の活動にご理解を頂きましてありがとうございます。

1月31日の腰痛セミナーの模様

2010年02月05日 | マニュアルメディシンの話


以下の写真は先日(1/31)の腰痛症の徒手的臨床の講義風景です。

腰痛をヘルニアとか狭窄症といった傷病名で考えるのではなく

痛みの出る運動方向で分類し、対処する方法をお伝えしました。

後ろに反ると腰が痛んだとしますと、

その周辺に(時に遠隔部)反ることを拒んでいる関節がいるんです。

傷めた部分は、動きを失った隣の関節の仕事を引き受けて

無理な動きをさせられ続けたせいで壊れていると考えます。

治療は、障害を負った関節に無理をかけている関節に動きを取り戻し

傷ついた組織が正常に回復しやすい状況を整えることを目的に行われるわけです。

もちろん、痛みの原因が怪我ではなく強張った筋膜や、

あらぬところにへばりついた(癒着した)靭帯などが

運動時に痛覚受容器を刺激して認識されているものであれば、

その組織の緊張を取り除き、疼痛の解除も行います。

この日は非常にシンプルかつ効果の高い方法(うちのハニーでもできて効果もでる)を

お伝えしました。


↑腰椎骨盤リズムをお伝えしているところ。

全身の協調した屈曲では頭側から運動が始まり、伸展では股関節から運動が始まります。

その理由は解かりますか?

両足で作られた土台(支持基底面)から重心が、その中心から遠ざかると

姿勢の保持に必要な筋力が増します(仕事量の増加)。

体感するには、お辞儀の際に背中をまっすぐに伸ばして行うのと

頭から順次丸めるようにお辞儀するのと、

どちらが楽かを比べてみれば解かります。



↑姿勢評価をお伝えしているところ。

さて、どこが動きを失っているのかな?


これは筋の連続性を知るための実験です。

腓腹筋の筋溝を分け入ってゆくと、後脛骨筋にあたります。

この後脛骨筋は内転筋-腸腰筋・腰方形筋へと連続性を持っているので、

股関節の伸展制限を伴った伸展型腰痛の治療ポイントとなります。

立位で伸展し、次いで伏臥位で股関節を伸展し

可動域を確かめたら…


正座の姿勢で後脛骨筋めがけて、テニスボールをはさみます。

痛い場所を見つけたらしばらくじっくりと緩むのを待ちましょう。

これ、かなり痛いので、手を床に添えて圧力を加減して行ってください。

痛みが半減したら次の場所を探します。

ふくらはぎの上から順にテニスボールマッサージを終えたら、

再び伏臥位で股関節を伸展してみると、面白いことがおこるはずです(笑)

立位で伸展もし、伸展時の腰椎のストレスが減っていれば、

その腰の痛みの原因がまさしく股関節(後脛骨筋つながりで)の

伸展制限にあったということが言えるのではないでしょうか。



これはハム(近位)の短縮に対するテニスボールマッサージです。

前屈時に生じる腰仙部の痛みの原因となる部位です。

このハムの問題は股関節のインピンジメント(衝突)の原因ともなります。

長く走ると股関節の前面・深部が痛むなんて症状が見られるのが特徴です。


これは股関節の外転筋群のテニスボールマッサージ。

小臀筋のトリガーポイントでは大腿側面や後面に、

あたかも坐骨神経痛のような鈍痛を生じます。

とよたま手技治療院へ「坐骨神経痛といわれた」と来院される患者様のほとんどが

この「小臀筋のトリガーポイント」だったりします。

セルフケアとしてお伝えすると、治療に要する通院回数が減るため

患者様には非常に喜ばれる方法です。

(ただし、院の収入は減るわけです…。)


次いで、この部位を手技療法で対処する方法をお伝えしているシーン。


これは、腰椎の制限を解除する方法。

神経根症状があってもこれをすると落ち着くケースはとても多いので重宝しています。

腰椎の正常な運動を再学習させる方法であることを申し添えます。



次回は2月21日

多くの先生方に手技療法に興味を持っていただけるよう、今年も頑張ります!

おすすめ動画