6/4~6/6は香港で行われるアジアチャンピオンシップ(クロスフィットの大会です)への選手帯同のため休診させていただきます。
毎週のように臨時休診となってしまい心苦しいのですが、どうかご容赦ください。
私の応援する選手はこちら↓
日本語ペラペラのキース選手です。
彼のベストコンディションを引き出すべく、頑張ってきます!
CrossFitの大会の模様(注意:動画元は今回行く大会とは別組織です)
こんな感じの競技です。
6/4~6/6は香港で行われるアジアチャンピオンシップ(クロスフィットの大会です)への選手帯同のため休診させていただきます。
毎週のように臨時休診となってしまい心苦しいのですが、どうかご容赦ください。
私の応援する選手はこちら↓
日本語ペラペラのキース選手です。
彼のベストコンディションを引き出すべく、頑張ってきます!
CrossFitの大会の模様(注意:動画元は今回行く大会とは別組織です)
こんな感じの競技です。
明日29日(日)に徒手医療協会の講義があり、翌30(月)は臨時休診とさせていただきます。
次回の診療は31日(火)からとさせていただきます。
ご不便をおかけいたしますがご容赦ください。m(__)m
5/21~23に開催された「全日本ウエイトリフティング選手権大会」
私は5/22のみの観戦でしたが、
女子も男子も自己の限界に挑戦する姿は感動的でした!
途中選手の調整もさせていただき、楽しい一日でした。
←こちらは会場周辺の桃の木の下でお昼寝中の猫
明日は選手の応援で山梨市民総合体育館で行われる「全日本ウエイトリフティング選手権大会」に行ってきます。
日本のトップ選手たちの試合を生で見るのは初めてなので、めちゃくちゃ楽しみです!
昨日のお休みは国立で行われたLINKくにたち2016というイベントで
家族で東京都ウエイトリフティング協会主催「ウエイトリフティング体験会」のお手伝いをしてきました。
6kgの軽いバーベルと15kgのやや重めのバーベル二つを用意して、
道行く子供たちにウエイトリフティングを楽しんでもらおうというこの企画。
果たして子供たちが食いついてくれるのか⁉
という不安もありましたが、明けてビックリ玉手箱!
けっこうな盛況ぶり!!!
面白いもので、軽いのを挙げるとほとんどの子供たちが15キロに挑戦してゆくんです。
しかも、いったん上げるとかなりの確率でリピーターになっちゃうんですよ。
もう足腰立たなくなるんじゃないか?ってぐらいのヘビーユーザーも多数発生し、
現場としては嬉しい悲鳴も上げさせていただきました。
徒手医療協会の記事でもご紹介しましたが「重量物を頭上に掲げる」というのは人間の本能なのでしょうねぇ。(*´Д`)
国立市のゆるキャラ⁉「くににゃん」もウエイトリフティング体験!
←ユリート君
その後、スポーツ親善大使ユリート君も来てくれたんですが、
「ユリート君もウエイトリフティングやってこうよ!!!」
の大シュフレヒコールにも可愛らしいジェスチャーで「いやいや」と辞退表明。
その決意は固く…
内心『スポーツ親善大使なのに⁉乗り悪くない⁉』なんて思ったんですが、
息子の調査により
・「中の人」が結構ご年配の方で、かつ相当お疲れのご様子だ
ということが判明し、一同反省。
え?
どうやって調べたかって?
ユリート君の目玉からのぞくと中が見えるんですって…
きっと、実行委員のお父さんとかなんでしょうね、中の人。
暑い中、子供たちに全力でじゃれつかれ、引きずり小突き回され…
さぞ大変だったことでしょう。
ほんと、無茶いってすんませんでした…(-_-;)
空いた時間にはちょっとだけ練習もさせていただきました。
グリップと広背筋の動員のタイミングをご指南いただいたところ、
かなり良い手ごたえをゲット!
ほんと、参加してよかった!
もうウエイトリフティングを初めて1年と五か月がたちますが、
毎回ち新たな気付きがあるから面白い。
手前味噌で恐縮ですが、ほんと、ウエイトリフティングっていい!
姿勢の改善をはじめ様々な身体能力の正常化と向上に非常に高い効果を持つことを
もっともっと知ってもらいたいなって思います。
そう、いろんな効果があるんだよなぁ…(*´Д`)
あ、「子供の身長が伸びない」ってのは都市伝説ですからね!
理論上はむしろ伸びる方向の変化を促す運動です。
うちの子もぐいぐい伸びてます。
ともかく、
いつか一般の皆さんにも分かりやすく「ウエイトリフティングの効果」をまとめて発表したいな…(*´з`)
なんて、夢想してしまう今日この頃でした。
=おしまい=
↓子供たちの居ぬ間に練習に明け暮れる私。
肘の返しが遅いですね(^^;)
さて、ちょっと間が空きましたが、「グロインペインシンドロームの治療」の続きです。
前回のお話は、
恥骨の骨膜を痛めた私。
この状態から組織の効率的な治癒を、治療によって機能を正すことで求めるだけに止まらず、
T先生お勧めの「スロートレーニング」を運動療法として取り入れることで
「筋の連携の正常化(リクルートメントパタンの正常化)」に加え、
組織の回復に関与する種々の「ホルモン分泌の促進」を得ることで
積極的に損傷部位の回復と筋肥大を獲得するという試みが効を奏した
というお話でした。
そして今回はその続きとして「もう一つの工夫」のお話。
不利な状態でも競技力の向上を狙うために行った工夫についてお話ししますね。
積極的な回復に結び付いた「スロートレーニング」でしたが、
冷静に考えて、怪我の回復と筋肥大(期間も短いので恐らくはわずかな筋肥大)だけで、
重量挙げの競技動作を全くせずに試合当日を迎えたとしたら、
記録の更新は難しかったでしょう(というか不可能です)。
しかし、頭の片隅には『このどん詰まりの状況にあってもあわよくば…』という邪念も燻っていたわけです。
我ながら諦めが悪いですよね(^^;)
で、これに対する明確な答えはS先生とH先生からいただきました。
何をしたのか?
答えは「出来る範囲(の角度)でウエイトリフティングはする!」というもの。
具体的には「ボックススナッチ」「ボックスクリーン」でした。
これらを自分にとっての85~90%の強度で行いました。
え?
全然わからない!?
そりゃそうですよね(^^;)
スナッチやクリーン&ジャークは下記をご参照ください。
これを「ボックス」という木製の台の上にバーベルを乗せたところから行うのが「ボックススナッチ」「ボックスクリーン」です。
なんとなくイメージが付いたでしょ!?
この時の私は、下までしゃがみ切ると股関節が痛んでしまう状態だったので
バーベルを台の上にのせて、深くしゃがまなくていい状況を作って練習をしたということです。
これだったら痛まない角度での運動で「瞬間的な筋力発揮」に関する運動要素を安全に補うことができます。
さすがはS先生とH先生です。
こうして、ケガを負った最中であっても消極的にならずに「攻めの姿勢」で試合に向けた練習をすることができたことが自己ベスト更新の勝因でした。
この経験から、普段から患者さんに言い続けていたことの正しさを身をもって体験することができたのも収穫でした。
この仕事を始めたきっかけが自身の故障でしたから、
故障で苦しむ方の助けになる仕事をしようと、精進してきたわけです。
それがケガに負けてたら話になりませんからね。
どんな事からでも前向きな学びを、と常々考えて臨床に当たってきましたのでね。
あらためて、故障で苦しんでいる患者さんに言いたいですね。
どんなに暗くて寂しい夜にあっても、明けぬ夜というものはありません。
どん底でも諦めることはない。
と。
痛めた時には以下のルールを守りましょう。
・痛めてしまったら、痛む運動は避ける
・患部の強化は患部の状況に沿って痛まない運動の中で行うこと
・患部への刺激は腹7分目にとどめる
・十分に回復のための休養を取る
・元気な部分は元気な部分に合わせてしっかり追い込む
と、いうわけで、
今回の経験で今までの引き出しに「ホルモン分泌の促進」という新たな引き出しが加わりまして
これからの臨床がまた楽しみになりました。
やはり現場から、そして自身の体験を通して得る学びは深くて濃いですね。
ホンや活字からのお勉強ではこうはいきませんからね。
以上、「グロインペインシンドローム」を通じて気付いた事でした!
おしまい。
いつも「とよたま手技治療院」にご相談をお寄せいただいている皆様へ。
もうご存知の方も多いと思いますが、来週から当院の休院日が従来の月・木曜日から日・木曜日に変わります。
日曜日にご用命いただいていた皆様におかれましては、ご迷惑をおかけしてしまいますが、ご理解を賜れましたら幸いです。
月曜診療の開始は5月16日からとなります。
今後とも、当院をよろしくお願いいたします。
院長 古川容司
先日もグロインペインについて書いたと思いますが、もう一度。
サッカー選手に多い故障として知られるグロインペイン。
腿の付け根や睾丸の裏や会陰部やその奥の痛みが特徴とされ、
一度こじらせるとなかなか治りにくい故障です。
なかなか画一された治療法もないと言われていますが、
それは痛みの原因が単一の組織の損傷によるものではなく、
複数の組織の損傷が絡み合って一つの症状として現れているからだと考えられます。
私的には、原因として内転筋群や腸腰筋遠位部の故障を考えています。
なぜならば、これらの筋肉が故障した際に現れる筋膜性の痛みのエリアが、
グロインペインで診られる痛みのエリアに合致していますし、
実際に治療してみるとそれらの筋膜性の故障が見つかることが多いからなんです。
図版引用:トラベル&サイモンズ トリガーポイントフリップチャート
そして「なかなか治らない」とされるのは、その損傷部位に理由があると考えます。
臨床で見る限り、遷延化するケースでは腱骨移行部から骨膜に損傷を負っているケースが多いように感じます。
治りやすいのは腱や骨膜の損傷を伴わないケース。
筋膜組織の損傷に由来しているものは治りも速いもので、これはシンスプリントにも言えることですね。
一般的に、血行の乏しい組織の再生は遅いものなのです。
骨膜組織は筋膜組織に比べ血流が少ないので、治りが遅いわけです。
また、骨膜表面は知覚神経も多いので、痛めると治ってからも痛みが長く続きやすいのです。
なので、腱や骨膜の損傷に発展していない初期の状態であれば筋膜への介入だけでも十分痛みを除くことができます。
ですが、腱や骨膜のダメージが累積し、それらの組織の肥厚や圧痛が出てきているときには治るのに手間も時間もかかります。(*_*;
と、ここまでは前回の解説とさほど変わらないと思います(前回なにかいたか覚えていませんが…)。
なのに、つい最近書いたテーマをまた書くということは、ちょっとした発見があったからなんですよ。( *´艸`)ムフフ
さて、今日の話。
「前出の治りにくい状態、そこまで行っちゃったら運動療法もいいですよ」という話です。
では、どうぞ!
今回は練馬区在住のF君の話。
F君…
そう、私です。
やってしまいましたグロインペイン!
右腿の付け根が痛いの痛くないのって( ノД`)シクシク…
ま、これ書いている時点では1/10程度の痛みに回復したんですがね(^^;)
事の経過を書いてみると以下の通り。
・3月上旬にデッドリフトの自己ベストに挑戦し、挙がったは良いものの、無茶なフォームで腰と頚を痛める。
・数日後、腰椎および頸椎症による根性痛=神経痛発症。
・自分で治療をしながら4月のミニコンペで無事スナッチもジャークも自己ベスト更新(SN60/CJ80)。この時、意地で挙げたは良いものの、無茶なフォームで今度は右内転筋と腸骨筋を痛める。
・2日のアイシングと内転筋および腸骨筋の緊張緩和で痛みは3/10に落ち着く。ここで、止せばいいのに軽めのトレーニング実施し再燃。(←我慢のできない子供のようですな(-ω-))
・翌日、結構な痛みに襲われる。触察により恥骨骨膜の肥厚を見つけ『これ、あかんやつやぁ~(゜Д゜;)』と大いにビビる。
・治癒に専念し三日で痛みは2/3に。
・念のために更に二日治療をしながら様子を見て、痛みは1/2まで落ち着き、受傷後6日目ではあるが5/1に試合を控えているため軽めのスクワットに挑戦。
さあ、ここからが本題です。
この時、50kgの重量でも痛みなくしゃがめるのはハーフスクワットが良いところでした。
それを超えると鋭い痛みが股間を貫きます(*_*;
『さて、どうしたものか…』
と宙を仰いだその時です。
T先生「どうされました?」
私「実は、股関節を痛めまして…(^^;)」
T先生は迷わずにこう言いました。
「スロートレーニングをしましょう!(゜Д゜)ノ」
と。
スロートレーニングとは、一回の動作をゆっくりと行うことで筋肥大に有効な成長ホルモンや男性ホルモンの分泌を引き出すトレーニング法です。
効果も作用機序も加圧トレーニングと同じです。
扱う重量も少なくて済みますから再受傷のリスクも低く抑えることができますし、上述のホルモンの分泌促進は損傷した組織の積極的な回復にも役立つはずです。
『なるほど、その手があったか!!!!!』と心の中で叫ぶ私。
T先生「痛めたからって成長をあきらめるのはまだ早い!痛めた時には痛めた時の攻め方があるんです。( ̄ー ̄)
動ける範囲で筋肥大を狙って行きましょう!」
ということで、50kgでゆっくりとスクワット再開。
「おろすのに5秒、止めて3秒、挙げるのに5秒」で3レップ10セット、レストは1分で実施。
この時、ホルモン分泌の促進以外にもう一つ利点があることに気が付きました。
バーを担ぎ、ゆっくりとしゃがんでゆくと、件の痛みがうっすらと顔を出してきます。
でも、殿筋やハムを締めることで痛みが消せることに気が付いたんです。
上手に周囲の筋を運動に参加させることで故障部位の負担をうまく分散させることができたのでしょう。
痛みなく通常のスピードでは下せなかった角度までしゃがむことができました。
そして、3秒を数え立とうとした時です。
今度は重心がつま先に乗ってしまうことに気が付きました。
しかも、重心が前に泳ぐとお股が痛む…(+o+)
このまま立とうとすると、お辞儀した分だけ担いだバーの重さが支持面の中心から離れてしまいます。
すると、テコの腕(レバーアーム)が長くなり、腰にかかる負荷が強くなってしまいますし、前かがみになる分メインに鍛えたい殿筋も上手に使えません。
このことから、股関節の故障はアクシデントだけではなく、筋の動員順序の誤りによる代償運動としての内転筋の過用があったんだということが判りました。
これに気付いた後は、ゆっくり動く中で丁寧に重心の位置と動作を修正し、痛みなく、しっかりと殿筋を使って立ち上がることができました。
正しい動作で行えば怪我はしない、といいますが、まさにその通り。
そして翌日。
いつもなら起きてから治療院に付くころまで固く強張り、かつ痛みを発していた股関節ですが、
この日は強張りも痛みも大きく減じていました。
患部を触察してみると圧痛も大きく減じ、肥厚していた腱骨移行部もいくぶん薄くなっています。
なるほど、ホルモン分泌の促進効果は確かにありそうです。
その後、スローで行うことに馴れてきたのもあり、
最終的には「おろす」「止める」「あげる」を各5秒で4~5レップ×5~6セット※行う様になりました。
※ホルモン分泌を促すには50~75秒間の緊張維持が必要とされます。
と、ここまでで、この「スロートレーニング」を通じて解ったことをちょっとまとめますね。
○「スロートレーニング」を行う利点
1、関節の安定に関与する筋群の協調性を高めることができる
⇒動作に伴う負荷を上手に分散し主動作筋の過用を緩和させることができる
2、組織の回復に関与するホルモンの分泌を促すことができる
「1,2,」より、
安全に、かつ積極的に組織の回復を狙うことができる。
以上。
そうこうして迎えた5/1。
調布で行われたウエイトリフティング大会では、自己ベストタイ記録を怪我前よりも綺麗に、そして楽に挙げることができました。
その間、スクワットやデッドリフトで扱った重量は最高でも50㎏まででしたので
まさかスナッチ60㎏/クリーン&ジャーク80㎏を挙げられるとは思ってもいませんでした。
この結果は治療を生業とする者としてはとても興味深いものです。
もちろん『試合に出るからにはあわよくば…』と考え、今できる最大の努力として他にも準備はしました。
T先生に勧められたスロートレーニングの他にS先生とH先生に助言を頂いて行ってきたちょっとした工夫があったのも、勝因だったと思います。
これに関してはまた後日書かせていただきますね。
故障を引きずりながらの競技生活。
ジリジリと下がるスコア。
反してジリジリと強まる痛み。
競技者としてのピークから離れて数年。
募る焦りから休養⇔再受傷のループから抜けられなくなる…
私のブログを見てくれている方の中にも、
長引く(繰り返される)故障に悩まされ、
『もう「あのころ」に戻ることはできないのか⁉』
と苦しい日々を送っている方もいらっしゃるでしょう。
そんな方に聞いていただきたい。
大丈夫!
明けぬ夜はありません!
※いま現在が50歳とか60歳とかで、20代の頃のスコアに戻りたい!ってのはまた別の話(^^;)
治らないには治らないなりの理由があるものです。
そして、治るには治る道筋というものもある。
なかなか治らないで困っている方の相談に共通するのは、早く元の力を取り戻したいがために患部の耐久性を無視した強度の運動を繰り返しているということ。
長引く故障に悩まされるようなケースでは、
傷が癒え、日常の動作では痛みがなくなったとしても、
怪我を負った後の患部は競技動作に耐え得るほどの強度を持ち合わせていないという事実が見落とされています。
また、傷が治りきらないうちに再受傷を繰り返しているケースもありますね。(数年間経っていたとしても、です)
傷が癒えていないままならば、先ずはしっかりと治るための条件を整えることから始めましょう。
こういった時には治療の専門家の手を借りることも大切です。
上のどちらも共通した注意点は「決して痛みと勝負しないように!」ということです。
故障を負ってしまったら、メモ帳に「痛みを伴わずにできるトレーニング」を書き出して整理してみましょう。
痛まずにできることの多くは「どんどん攻めてOk」なもの。
そうした種目まで自粛する必要はありません。
痛みを伴うけども競技上外せないトレーニングは、痛みなくできる範囲を探りましょう。
できれば「痛まず動ける範囲がどの程度であるか?」「痛みなくできる反復回数は?」といったことをメモしておきましょう。
これは今後の回復の基準にもなります。
ところで、
なぜ「痛みと勝負」してはいけないのでしょうか?
答えは簡単です。
痛めた個所は周囲の元気な組織と違って弱くて脆くなっています。
いってみれば、痛めた個所だけ寝たきりのお爺ちゃんやお婆ちゃんがいるようなもの。
元気な部位と同じ強度のトレーニングを繰り返せばオーバートレーニングですぐに故障してしまいます。
しかし、故障個所(お爺ちゃんやお婆ちゃん)が受け入れられる負荷の中で、
かつオーバーロードの法則にのっとってトレーニングを積みあげることができれば、
故障個所の強度が周囲の組織に追いつくことがちゃんとできるんです。
そして回復期のトレーニングについてもう一つ知っていてほしいことは、
再受傷のループを断ち切るためには「正しいフォームで行うことが大切だ」ということ。
『こっちのほうがそれらしくできるから…』
と我流のフォームに流れてゆくいうのは陥りやすい過ちで要注意です。
大切なことは正確なフォームをたどれる範囲内でたどること!
繰り返しますが、
患部に痛みを起こさない範囲で、
かつ、正しいフォームで行うこと。
これを尊守しましょう。
それから、焦らないこと。
競技者への復帰を登山に例えますと、8合目に差し掛かるころに魔がさすことが多いので要注意です。
『ああ、だいぶ落ち着いたなぁ(*´з`)』からしばらくすると
『むむ、あと2~3割で足踏みが続くなぁ(;一_一)』
『これぐらいなら、我慢できるし…』
で、無茶して『振出しへ戻る』(T_T)
経験上、焦りを感じてから3週間は堪えどころ。
治り際が一番の山場だってことをお忘れなく。