【7月21日】脊柱骨盤の評価と介入シリーズ「頚椎の評価と介入」|手技療法・徒手医学講習会セミナー情報

2013年05月31日 | セミナー/講習会

日頃より当ブログをご愛読いただきたいへんありがとうございます。
一般社団法人徒手医療協会事務局より新講習会のご案内をお届けいたします。

【マニュアルメディシンテクニカルセミナー】

脊柱骨盤の評価と介入シリーズ(全4回)

第1回:頚椎の評価と介入(大阪会場)


●開催日時:2013年7月21日(日)10:00~17:00

●セミナー概要

臨床の現場で使うための徒手医学の実際を「体験と発見」とともにお伝えする実践型トレーニングセミナー。
シリーズを通じて「姿勢評価・動作分析」から「脊柱・骨盤部の関節への評価法と治療手技」を実技主体に紹介します。
第1回は、頚椎の評価と介入手技の習得を目的として実技重視の講習会を実施します。
なかでも、頚椎の機能的評価法としても治療法としても活用できる「関節モビリゼーション」を基本とし、さらに応用として「運動併用モビライゼーション」、また講師独自の工夫として「呼吸運動」と「側屈運動」を組み合わせたマニピュレーション、それらを通した技法の併用による「介入の効率化」をお伝えします。

●セミナー内容

○機能解剖と機能的触診法:
 ランドマークの触診及びフライエットの法則(側屈時の運動連鎖)の理解と触知
○評価兼治療手技「関節モビリゼーション」:
 頚椎椎間関節の可動制限への評価法兼介入手技として,関節モビリゼーションの習得
○効果の増幅を導く手技の併用:
 通常のモビリゼーションに呼吸や自動介助運動による反射的筋バランスの変化を織り交ぜることで効果の増幅を導く方法を学ぶ。
 運動併用モビリゼーション/呼吸・運動併用モビリゼーション

   

●講師:古川容司(一般社団法人徒手医療協会 代表理事)

○徒手医療協会ホームページにセミナーの「講師コメント」もございます。
 シリーズ概要、開催に関する詳細のご案内はホームページ

○お申込みはこちら(お申込みフォーム)
 初めて/1年以上前にご参加いただいた方
 リピート受講の方
 QP会員


一般社団法人徒手医療協会では、人々の健康に従事する技術者に役立つ講習会を多数開催。

徒手医学・手技療法の実践と啓蒙を通して、臨床で活躍する人材を育成し社会に貢献しています。
諸先生方のご参加をお待ち申し上げます。 

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 一般社団法人徒手医療協会
 事務局研修会担当係 

 

 


「藤井脩祐 倒す組手テクニック」に出演しました

2013年05月24日 | コンディショニングの話

 

極真館 大井町道場に所属する藤井 脩祐選手のDVDが発売され、

記念の献本(献DVDか!?)を極真館大井町道場の金子 雅弘先生より頂きました。

 

彼の4年間のロシア修行の集大成ともいえるDVD「藤井 脩祐 倒す組手テクニック」

実は私その中で、なんと「骨盤ストレッチ」のパートを務めさせていただきました。

 

早速お昼に拝見したところ、我ながら良いこと言っていなさる!(自画自賛)

 

ご興味をお持ちいただいた方は

極真館 城南品川支部 大井町道場 03‐3771-7121

http://www.kyokushinkan-jyonan.com/

までお問い合わせください。

え?

「とよたま手技治療院」では買えないのかって?

ふふふ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

買えません(T_T)

悪しからず。


最近の工夫

2013年05月23日 | マニュアルメディシンの話

我ながら、治療の手がどんどん!?ころころ!?変わっていってます。

はじめのころはテキストにあるテクニックをものにすることに一生懸命だったのですが、

今ではオリジナルテクニックのオンパレードです。

少し前には「スイッチバックテクニック」なんで命名した技がマイブームでしたが、

最近はまた違った仕組みのテクニックを開発しています。

これのお陰で治療時間が大幅に短縮でき、短くなった時間で更に治療内容を濃くすることができました。

簡単だし、安全だし、切れも良いので同業の皆さんと共有すべく勉強会の準備も進めています。

サンプル的にまとめた動画です。

もしよろしければご覧ください。


<!-- オリジナルテクニック(古川スペシャル) -->


勉強会の模様

2013年05月22日 | セミナー/講習会

診療日はせっせと治療をさせていただき、

休日もせっせと動画を編集しアップする毎日に

いささか過労気味です(笑)

 

勉強会で話す自分を見るのってなんだか恥ずかしいもので、

編集中、なんだかお尻のむずがゆいような居心地の悪さと格闘しつつ作業をしてます。

 

朝もはよからお尻をムズムズさせながらせっせと編集した動画たち。

でき上がってみると、

誰かに見せたくなるのは人情というものなのでしょうか!?

 

と、言う訳で、もしよろしければちょっと覗いてみてください。

でも、一般の方は全く楽しめないと思います(^_^;)

 

 


 


テクニカルセミナー2013募集開始します。

2013年05月22日 | セミナー/講習会

もう一年も半ばに近付いてしまいましたが、

ようやく本年度の「テクニカルセミナー」の講義日程と講義内容が決まりました。

今年より

「脊柱・骨盤の評価と介入」

「トリガーポイントの評価と治療(軟部組織の評価と介入)」

「筋膜の繋がりからの姿勢評価と動作分析」

の3本立てになり、更にグレードアップした内容に致しました。

そろそろ告知も始めさせていただきます。

徒手医療協会ホームページ

 

また、こちらはCMとして昨年の「筋膜の繋がりからの姿勢評価と動作分析」

の模様をピックアップした3分ほどの動画です。

頑張って作ったので、もしよかったら観てみてください。(^-^)



「鼠径部痛:グロインペイン」への一手

2013年05月21日 | セミナー/講習会

診療日はせっせと治療をさせていただき、

休日もせっせと動画を編集しアップする毎日に

いささか過労気味です(笑)

 

勉強会で話す自分を見るのってなんだか恥ずかしいもので、

編集中、なんだかお尻のむずがゆいような居心地の悪さと格闘しつつ作業をしてます。

 

朝もはよからお尻をムズムズさせながらせっせと編集した動画たち。

でき上がってみると、

誰かに見せたくなるのは人情というものなのでしょうか!?

 

と、言う訳で、今日から3日に分けて

手塩にかけた動画たちをご紹介してゆこうと思います。

 

え?

 

手を抜くな!?

 

 

 

 

 

ま、

そうおっしゃらずに

ちょっと覗いてみてください。

でも、一般の方は全く楽しめないかも(^_^;)

 


 


肉体労働ですよって…

2013年05月19日 | よもやま話

※ただなんとなく、だらだらと書いてしまいました。

オチも何もありません。

お役立ち情報もありません。

すみません。

 

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「先生は疲れないんですか!?」

「肩とか凝らないんですか!?」

「腰とか痛くならないんですか!?」

 

常日頃から、患者様より頂くお言葉です。

 

皆さん、お気遣いいただき感謝です。

 

「アイドルはトイレに行かない」的な模範解答を意識するならば、

 

「いやいや、効率的な身体の使いかたをしておりますゆえ、ご心配には及びません(笑)」

 

的な答えが正しいのかもしれませんが、

 

疲れるし、肩もこるし、腰も張ります(笑)

 

だって、一日中中腰ですもん(^_^;)

 

実業団のマラソン選手みたいに、ロスなく動くようには心がけていますけど、

彼らだって、ゴールした時にはクタクタでしょ!?

 

さすがに8時間以上、「押し、揉み、伸ばし」と動き回りつづける毎日ですので、

多少の疲労はあります。

 

そんな話をすると今度は、

 

「毎日ストレッチとかしてるんですか?」

 

と…

 

痛いところを突いてくるな、と…

 

 

 

模範解答としては

 

「もちろん、健康をプロデュースする立場ですから毎日寝る間を削ってやってますよ!」

 

ぐらい言うべきなのでしょうが、

 

「うちに帰ったら晩酌で肝臓鍛えてます!(笑)」

 

などと答える自分にちょっと心が痛みます。

 

いやぁ、あらためて文字に起こしてみると

健康運動指導士が聞いてあきれますね(*_*;

 

とはいえ、全く何もやっていないのかというとそうでもないです。

週二回の体操教室「コンディショニング塾」で一緒にストレッチやらバランストレやらを少々。

 

熱心にケアをするのは『これはやばいな』と思われる兆しが現れた時ですね。

そうした時は、実験も兼ねてあれこれと自分で対処してます。

 

近いところでは昨年7月頃、首を痛めて右腕に力が入らない時期が2カ月程ありました。

最初の1月で大分回復していたのですが、

家族でじゃれ合っていた時に再発しまして、もう一月苦しむ羽目に…

 

ふふふ、気付かなかったでしょう!?(←だれにいってんだか)

 

しかし、前述の通り、自分を実験台に色々と試した結果、

新しいセルフケアエクササイズも幾つか見つけることができました。

 

患者様にも好評です。

 

転んでもただでは起きない。

 

目出度し目出度し。

 

ふふふ。

 

さあ、今日も帰ったら肝臓鍛えるぞ!


オーバーユースシンドローム

2013年05月18日 | 治療の話

スポーツに限った話ではないのですが、

「使い過ぎ」のために生じた故障を

「オーバーユースシンドローム」と呼びます。

 

この名前だけだと、ちょっとイメージしずらいと思うので、 

実際の故障を挙げますね。

 

例えば、「ランナー膝」とか「テニス肘」、「投球肩」なども

使い過ぎが原因とされるもので、

オーバーユースシンドロームの一つです。

 

ま、これらのスポーツ傷害のほとんどのケースに

誤った使われ方「誤用」という問題が背景に潜んでたりしますので

単純に「使い過ぎ」でないケースがほとんどですが…

 

それはそれとして、

 

オーバーユースシンドローム患者さんから伺う経過をまとめると、

初期から極期まで下記の経過を聞くことになります。

 

初期:練習後の痛み

 

中期:動作開始時と練習後もしくは練習終盤の痛み

 

後期:練習開始時から増悪する痛み

 

極期:安静時にも痛みが続き、日常生活にも支障が生じる

 

初期には、運動後(作業後)に痛みを覚える程度で、

その痛みも、さほど時間もかからないで数時間~数日のうちに消えてゆきます。

しかし、悪化するに従い、

運動開始時の痛み(途中痛みが消えるか軽減する)も覚えるようになり、

更には、運動開始時から徐々に悪化する痛みに襲われるようになります。

 

こうした故障では先ず、

痛みを覚える動作を中止してもらわなくてはなりません。 

痛みを乗り越えようと更に痛めつけると患部の「怪我」は深刻さを増して言ってしまう訳です。

これは根性でどうこうなるものではありません。

現実を受け入れ、その対処に全力で取り組むことが大切です。

 

極期にまで行ってしまうと、場合によっては後遺障害を負うことにもなりかねませんので、

これはホント、口を酸っぱくして言いたいです。

 

 

 

残念ながら、この時期に来ての「一発逆転」は通常ありません。

先ずは傷付いた組織が治癒することを待たなくてはなりません。

とはいえ、ただほっておけばよいわけでもなく、

回復がつつがなく進むように環境を整える必要があります。

 

例えば、患部が傷付いて脹れているわけですから、

アイシングや固定(テープなど)を行います。(あと場合により患部の挙上)

それから、患部の負担を減らすためのエクササイズがあれば

それをご提案します。

使い過ぎによって壊れたとされる患部も、

「ただ単に使い過ぎ」だけではないのです。

 

・となりの関節が硬いために、代わりに大きく動いて故障している

・姿勢の崩れによって無理な位置に押しやられている

 

など、無理が祟る背景があるもので、

背景の問題に対して手を打つことで患部に無理がかからず、

むしろ患部の負担が軽くなる場合は、

治療の初期から積極的にエクササイズを進めます。

 

つづく(…と、思う)


「変形性股関節症の徒手的臨床」より2013年4月29日東京

2013年05月13日 | セミナー/講習会

最近、講義の締めに、

「セミナー活動を通じて、なにを伝えたいのか」についてお話しするよう努めています。

ただ、毎回一緒のパターンでは面白くないので、

最近感動した言葉をそえてお話ししてみたのが下の動画です。

気が向いたら、のぞいてみてください。


<!-- 「道」 -->


中臀筋症候群の治療:骨盤と頭蓋骨の関係

2013年05月12日 | マニュアルメディシンの話

<はじめに>

骨盤は頭蓋骨と硬膜という組織でつながっています。

なので、骨盤の機能障害(ゆがみ)が頭蓋骨へ影響したり

その逆に頭蓋骨の機能障害(ゆがみ)が骨盤へ影響したりするのです。

なので、「骨盤のゆがみ」を取るために

「頭のゆがみ」を取らなくてはならなかったり

その逆だったり、といったことがあるのです。

 

<症例の話>

たびたび右の臀部がはってきて腰の付け根が痛むとお困りのAさん。

患部を調べると中殿筋の緊張が強く、

痛みの原因は中殿筋の故障のようだ、と考えました。

(中臀筋による痛みの領域)

しかし、骨盤の変位を見ると

仙骨という骨を中心に骨盤全体は左に倒れ、

仙骨の動きが周辺の関節の中でも際立って窮屈になっています。



この状況では、股関節を中心に中殿筋が

引き伸ばされる位置にあることになります。

中殿筋が縮んでいるのなら中殿筋に引き込まれるように

骨盤は右へと傾斜するはずなのにその逆なのです。

ということは、中殿筋は『何か』に引かれ負けるように

働いていることになります。

その『何か』の緊張を解かない限り、

中殿筋はリラックスすることはできません。

わたしの治療では、その『何か』を探すことを大切にしています。


Aさんの場合は、頭蓋骨に問題がありました。

なぜ「頭」と断じたのかと申しますと

Aさんの場合、

お顔の向きを向きやすい方向に向けていただくと中殿筋の緊張がかるくなり、

骨盤から股関節の動きがスムースになることから、そう考えたわけです。


もうすこし細かく言うと、

蝶形骨と後頭骨による関節(蝶形後頭関節、ってそのままか)の右半分が

屈曲位(上方へ折れ曲がった状態)で固定され、

硬膜伝いに右側の仙骨を引き上げ、

右の寛骨がお辞儀をし、

見せ掛け上の脚の長さが長くなり、

立った時に左脚の長さと帳尻を合わせるために、

骨盤を左に傾斜させて膝を内輪(下腿外反)にしていました。

この状況では、股関節を境に

外転筋である中殿筋が引き伸ばされる位置に追い込まれてしまうわけです。

幸いAさんの臀部痛は頭蓋への治療で一先ずは解消されました。

(頭蓋から仙骨への操作の動画⇒コチラ

 

ここまでの話は直後効果でしかないので、その後の経過を診て行く必要があります。

ですので、Aさんには次回のご予約を頂き、この回の治療は終了となりました。

次回、経過を伺うのが今から楽しみです。


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