昨日の産経新聞から。
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【 産経抄 】10月14日
2012.10.14 03:03
チベット文化研究所名誉所長のペマ・ギャルポ氏が月刊誌『教育再生』に
巻頭言を寄せている。「中国の侵略主義に対抗する政策」という、領土問
題での日本人へのアドバイスである。中でも興味深いのは、領土や主権
に対する日本人と中国人の意識の違いだ。
▼中国では徹底した領土拡張主義の教育が浸透し、自信を持って自国
の理屈を唱える。これに対し日本は、専門家でさえも他人事のように自国
の主権に関わる問題を語る。しかも「恥ずかしくなるくらいに地球市民を気
取っているのが情けない」と述べる。
▼見事なご指摘と感心ばかりしてはおれない。専門家どころか、外相経験
者の前原誠司国家戦略担当相までが領土問題を「他人事」と見ているよう
だからだ。民放の番組収録で、石原慎太郎東京都知事の尖閣購入計画を
批判したという発言からそう思えた。
▼前原氏は「石原氏が(購入を)言い出さなかったら問題は起きていない」
と述べた。中国の反日はそのせいだというのだ。だが中国はそれ以前か
ら尖閣への攻勢を強めていた。これに対する政府の無策を見かねて購入
計画を打ちだしたのだ。
▼前原氏は、石原氏と野田佳彦首相の会談で石原氏が「戦争も辞せず」
みたいな話をしたことを明かしたそうだ。だがそれを批判するなら戦争の
代わりにどうやって尖閣を守るかを語るべきだ。そうしないなら「他人事」
であることを露呈したにすぎない。
▼日露戦争前夜、黒岩涙香は主宰する新聞で、けんかの最中に賊に入ら
れた夫婦が力を合わせて退ける話を例に存亡の機の不毛な論争を戒め
た。領土が脅かされているとき、政府要人が相手国ではなく国内に批判の
矛先を向ける。中国の思うツボである。
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「徹底した領土拡張主義の教育が浸透し」ている中国については、かの国
を訪問する都度、必ず体感させて貰っています。
ペマ・ギャルポ氏がおっしゃっているとの「恥ずかしくなるくらいに地球市民
を気取っているのが情けない」との言、巷マスコミが言う「双方が冷静にな
れば~云々」に通ずるものです。
第二次大戦後の70年近く、我が国は米国の核の傘の下で「一国平和主
義」に浸りつつ、近隣諸国に無防備サイン・軟弱者サインを出し過ぎまし
た。国防の要点について隣国と軋轢がある度に先送りし過ぎました。今、
その矛盾が一気に噴出しています。
前にも書きましたが、我々は我が国・我が国土に対する矜持を他者より問
われているのです。
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