僕がジャズを聴き始めた頃、
「分かりやす」かったアルバムが2枚あった。
1枚はキャノンボール・アダレイの『イン・シカゴ』であり、
もう1枚がウエス・モンゴメリーの『フル・ハウス』である。
どちらもノリの良い部分では共通しているように思う。
ジャズというと、夜の大人の音楽的イメージがあるが、
この2枚はどことなくはっちゃけたトッチャンボウヤ的ノリがあり、
聴いていて自然と気分が高揚してくるのだから、
スタミナドリンクにも負けちゃいない。
ジャズ聴き始め時期に混乱しやすいのが、
テナーとアルトサックスの音色の違いである。
キャノンボールとコルトレーンの音色に
集中するとそちらに気がいってしまい、ちょっと楽しみも半減だろう。
それに比べて、『フル・ハウス』は、
リズムセッションは同じなれど、
ギターとテナーという絶対に間違えようのない音色である。
しかもテナーはコテコテ派のジョニー・グリフィン!
これは間違えなく盛り上がりまくりである。
ライブ音源でもあり、会場もかなりの盛り上がりがあったことが聴いて取れる。
今日は、4曲目の「キャリバ」から聴いてみた。
いつも1曲目から素直に聴くのは、これまたジャズの楽しみに反する。
レコードでいうB面に耳を向けてみるのもいいもんだ。
グルーブするウエスのギターに、グリフィンのテナーが勢いよく突っ込む。
ウエスのギターは、どこまでも優しく、ほんわりとした感じがある。
リズムセッションもウイントン・ケリー、ポール・チェンバース、ジミー・コブと
当時の最強リズムセッションであるから、文句のつけようがない。
これでノレないなら、不感症もいいところだろう。
しかし、やっぱりタイトル曲である「フル・ハウス」も恋しくなる。
それだけこのアルバムは、名演と名曲が収められている名盤なのだ。
「分かりやす」かったアルバムが2枚あった。
1枚はキャノンボール・アダレイの『イン・シカゴ』であり、
もう1枚がウエス・モンゴメリーの『フル・ハウス』である。
どちらもノリの良い部分では共通しているように思う。
ジャズというと、夜の大人の音楽的イメージがあるが、
この2枚はどことなくはっちゃけたトッチャンボウヤ的ノリがあり、
聴いていて自然と気分が高揚してくるのだから、
スタミナドリンクにも負けちゃいない。
ジャズ聴き始め時期に混乱しやすいのが、
テナーとアルトサックスの音色の違いである。
キャノンボールとコルトレーンの音色に
集中するとそちらに気がいってしまい、ちょっと楽しみも半減だろう。
それに比べて、『フル・ハウス』は、
リズムセッションは同じなれど、
ギターとテナーという絶対に間違えようのない音色である。
しかもテナーはコテコテ派のジョニー・グリフィン!
これは間違えなく盛り上がりまくりである。
ライブ音源でもあり、会場もかなりの盛り上がりがあったことが聴いて取れる。
今日は、4曲目の「キャリバ」から聴いてみた。
いつも1曲目から素直に聴くのは、これまたジャズの楽しみに反する。
レコードでいうB面に耳を向けてみるのもいいもんだ。
グルーブするウエスのギターに、グリフィンのテナーが勢いよく突っ込む。
ウエスのギターは、どこまでも優しく、ほんわりとした感じがある。
リズムセッションもウイントン・ケリー、ポール・チェンバース、ジミー・コブと
当時の最強リズムセッションであるから、文句のつけようがない。
これでノレないなら、不感症もいいところだろう。
しかし、やっぱりタイトル曲である「フル・ハウス」も恋しくなる。
それだけこのアルバムは、名演と名曲が収められている名盤なのだ。